【例文あり】介護職に就きたい人必見!志望動機の書き方やコツについて解説!

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世話好きの方や、お年寄りが好きな人の中には介護職に就きたいと考える人も少なくありません。

介護職は大変な職業ではありますが、お年寄りから日々感謝される仕事です。

非常にやりがいがあります。

しかし、一般企業と同じように介護職に就くためにも履歴書の提出や面接をおこなう必要があります。

介護職に就くためにはどのような志望動機を書けば良いのでしょうか。

そこで今回は、介護職に就くための志望動機の書き方や書くときのポイント、志望動機の例文などを紹介していきます。

これから介護職で働きたいと思っているのであれば、参考となる内容なので是非最後までご覧ください。

この記事をざっくり言うと
✓ どうして働きたいのかを考えて、言語化しよう

✓ やる気や熱意ももちろん大切

✓ 志望動機は抽象的ではなく、具体的にしよう

目次

介護職とは

介護職とは、高齢者に対して身の回りの世話をしたり生活的補助をおこなう職種のことです。

介護職のことを介護士と呼ぶこともありますが、厳密には少し異なります。

介護業界の中でも、介護士だけではなく、ホームヘルパーやケアマネージャーなど様々な職種があります。

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介護業界の職種

介護業界の職種について紹介します。

介護士

介護士は、介護職の中でも最も知られている職種です。

業務内容としては、現場での生活補助や日常生活を支援する身体介護がメインです。

身体介護には介護職員初任者研修以上の資格が必要ですが、調理や洗濯などの身体に触れない業務に関しては、資格がなくてもおこなうことができます。

介護職員初任者研修以上の資格は働きながらでも取得できるので、未経験からであっても問題ありません。

ホームヘルパー

ホームヘルパーは、要介護を必要とする利用者の自宅を訪問して介護する介護士です。

身体介護などの他に、病院までの移動や受診手続きなどの通院介助をおこなうことができます。

介護士同様に、介護職員初任者研修以上の資格を取得していることが条件です。

また、ホームヘルパーは病院までの移動で車を運転します。

そのため、普通自動車免許も取得しなければいけません。

あくまでもホームヘルパーは、要介護を必要とする利用者の生活をサポートします。

家政婦ではないので注意しましょう。

ケアマネージャー

ケアマネージャーは、老人ホーム施設などを利用している人に対してのケアプランの作成などをおこないます。

その他にも、利用者の家族や医療関係者との連絡をおこなったりするので、現場よりもデスクワークでの業務がほとんどです。

ケアマネージャーになるためには、介護支援専門員の資格が必要です。

非常に難易度が高いので、介護経験が長いベテランの人が多い職種と言えます。

サービス提供責任者

サービス提供責任者は、訪問介護サービスのリーダーとしてホームヘルパーの管理や指導をおこなう職種です。

ケアマネージャーが作成したケアプランを参考に、訪問介護サービスを提供する際に必ず必要な「訪問介護計画書」と言われる書類を作成します。

また、イレギュラーな対応やトラブルが発生した場合の対処や人材の管理なども幅広くおこないます。

サービス提供責任者になるためには、介護福祉士の資格を取得して3年以上の実務経験などが必要です。

施設長

施設長とは老人ホームを管理する責任者です。

施設の管理はもちろん、従業員の採用や育成など、施設を利用する人が少しでも満足できるような環境作りをおこないます。

施設長になるための条件は施設によって様々です。

そのため、特別な資格を取得しなくても施設長になることができるケースもあります。

介護事務

介護事務は、お問い合わせ対応や受付業務、データの入力や介護報酬請求業務などをおこないます。

取得しなければいけない資格などはありませんが、介護の専門知識が必須です。

また、パソコンを使用した業務が多いので、ある程度のパソコンスキルが要求されます。

受付業務もあるので、コミュニケーション力も欠かせません。

志望動機の書き方

志望動機は主に5つの内容に区切って考えると、非常にわかりやすい文章になります。

1つずつ紹介していきます。

介護職を選んだ理由や動機

「なぜ介護職を選んで働こうと思ったのか」理由や動機を考えましょう。

人によってきっかけは様々です。

そのため、あなた自身の具体的なエピソードを交えて書きましょう。

介護施設を選んだ理由

多くの介護施設がある中で、なぜこの介護施設に応募したのか、理由を書きましょう。

「家に近かったから」などの自分にしかメリットがないことを書いてはいけません。

従業員の指導強化や施設の環境整備の充実など、施設によってそれぞれ特徴があります。

思いつかない場合には、応募する介護施設のホームページから探してみましょう。

就職したら貢献できること

働く上で、自分が貢献できることについても書きましょう。

学生時代や前職で培ったスキルなどがあれば、紐付けて書くのがおすすめです。

将来の目標

自分が働く上でどんなキャリアアップを望むのか、将来の目標を書きましょう。

イメージとしては、3〜5年後くらいの目標を設定しておくと現実的です。

具体的な目標が思い浮かばないときには、「周りからどういう風に思われたいか」などの抽象的な表現でも大丈夫です。

やる気や熱意

やる気や熱意は大事です。

「御社の一員として働きたい!」ということを最後にアピールしましょう。

介護職の志望動機を書くときのポイント

志望動機を書くときのポイントを3つ紹介します。

抽象的ではなく具体的に志望動機を書く

 採用担当者は応募者を採用する上で、志望動機を一番重要視しています。 

そのため、まずは「自分がなぜ介護業界で働きたいのか」整理しておきましょう。

志望動機を考えるときには抽象的ではなく、具体的に書くことが大事です。

例えば、介護業界に興味を持って介護職を目指そうと思ったのであれば、「いつのタイミングでどういうエピソードがあったから、介護業界に興味を持ち始めたのか」 などを具体的に書き出すことで、採用担当者を納得させることができます。

ポジティブな志望動機にする

介護職に就こうとしている人の中には、前職での職場環境や人間関係、給与などの待遇面が合わなかったなどの理由で目指す人も少なくありません。

ネガティブな内容であっても、不満があったことを正直に志望動機として書くのではなく、ポジティブな志望動機にしましょう。

「不満があったから別の業種である介護職に就こうと思った」ではなく、「新しいことに挑戦したかったから介護職に就こうと思った」という表現に修正するだけでポジティブに聞こえて、採用担当者から好印象を持たれます。

なるべくポジティブな表現を心がけましょう。

人間性をアピールする

介護職という職業にも職種が様々ありますが、メインは介護を必要とする高齢者のサポートです。

そのため、これまで取得した資格や部活動などの実績よりも、自分という人間がどのような人柄であるかを伝えることが肝心です。

自己分析した上で、コミュニケーション力や協調性、思いやりなど、介護職に合うと思う人間性をアピールしましょう。

志望動機の例文

未経験から看護業界になりたい人と、介護経験者が別の介護施設に転職する場合の志望動機の例文を紹介します。

未経験から介護士になりたい

私が介護士になりたい理由としては祖父の介護がきっかけです。

私の祖父は認知症を患っており、介護するのが大変でした。

しかし、老人ホームで働く介護士の方は嫌な顔せず笑顔で祖父をサポートしている姿を見て、強い憧れを持ちました。

祖父に会いに行くと、いつも介護士の方が利用者から頼られていました。

そんな介護士の方の姿を見てやりがいのある仕事だと感じ、働きたいと思いました。

貴施設では設備も充実しており、利用者に対して最大限のサポートができると伺いました。

私は飲食店でアルバイトをしていたので、笑顔とコミュニケーション力には自信があります。

将来的には、周りから頼られるような介護士になれるよう尽力致します。

自分自身のエピソードを踏まえた上で志望理由を書くことで、文章に説得力があります。

別の介護施設から転職したい

私はこれまで特別老人ホームで介護職として3年間勤務して、現場では様々な業務に携わってきました。

特に、利用者が施設を楽しく安心して利用できるよう、定期的なイベントの企画・運営に携わったり、現場のリーダーとしてマネジメント経験もあります。

貴施設は、市内で最も大きいと言われる介護施設と伺っております。

これまで積み上げてきた経験を生かして、貴施設でも活躍できるように尽力します。

経験者の場合は、以前勤務した現場で実際におこなったことなどをより具体的に書くと、採用担当者もどういう人物であるかイメージしやすくなります。

志望動機を書くときの注意点

志望動機を書くときの注意点を紹介します。

福利厚生については書かない

多くの方が福利厚生や給料面が気になると思いますが、志望動機ではなるべく書かないようにしましょう。

介護職に限らず、多くの企業は仕事に熱意を持って取り組める人材を採用したいと考えています。

その為、「福利厚生が良いから入社したい」という理由では、仕事よりも福利厚生を優先していると判断されかねません。

また、自分たちの施設よりも待遇の良いところを見つけたら、すぐにやめてしまうかもしれないと思われかねません。

志望動機は自分の言葉で書く

志望動機が上手く書けず、友人などに書いてもらう人もいますが、自分の言葉で書くようにしましょう。

仮に、書類面接が合格したとしても面接があります。

面接では志望動機のことを更に深堀されて、その質問に答えなければいけません。

面接官もこれまでに多くの応募者と面接をした経験があるので、すぐに嘘だとバレてしまい面接に落ちてしまう原因にもつながります。

文章を書くのが苦手でも、自分の言葉で志望動機をしっかりと書くようにしましょう。

まとめ

今回は介護職に就くための志望動機の書き方や書くときのポイント、志望動機の例文を紹介しました。

志望動機は面接でほとんど聞かれるほど、重要度が高いです。

そのため、志望動機が曖昧だと採用担当者の印象に残りづらく、書類で落とされてしまうこともあります。

書類で落とされないためにも、今回の記事を参考に自分自身のエピソードを踏まえた説得力のある志望動機を書いてみましょう。

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この記事を書いた人

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