【学生バイト】就職前はいつまで働ける?失敗しない退職時期と注意点を解説!
内定後は思い出作りや時間のあるこの時期だからこそ、やりたいことに励んでいる学生の方も多いのではないでしょうか。
しかし、遊ぶにも旅行に行くにも新生活の準備にも必要になってくるのがお金です。
そのために、せっせとバイトに勤しむ学生も多いでしょう。
そんな中、気になるのが企業に就職する前のバイトの退職時期。
ぎりぎりまで働きたい人もいれば、就職先の準備のために余裕を持って退職したい人もいるでしょう。
こちらの記事を事前に読んで、就職前に失敗しないバイト退職時期と退職時のマナー、おすすめのバイトを学んでおきましょう。
✓ 入社前1月から3月のバイト代は年末調整または確定申告の必要がある
✓ 必ず社会人になる前の準備期間を確保しよう
就職前はいつまでバイトしても大丈夫?
就職前、どのくらいの時期にバイトを退職をするのがベストか就職前の学生ならば気になるところ。
おそらく以下の2パターンに分かれるでしょう。
- ギリギリまでバイトをしたい場合
- 余裕を持って退職し、就職先への準備をしたい場合
ではさっそく、ケース別にみていきたいと思います。
ぎりぎりまでバイトをしたい場合
ぎりぎりまでバイトをして、できるだけ就職前までにお金を稼いでおきたい! そういう学生もいますよね。
この場合のメリットとしては
- 家でダラダラして過ごす時間が減るため、気持ちの落差はない(働くということへのモチベーションの維持)
- その分、お金は稼げるため、人によっては金銭的に余裕を持って準備ができる
- 遊びに使うお金に困らない
- バイト先から退職の際に引き止めにあうことはほぼない
結論から言えば、3月ぎりぎりまでバイトをすることがダメではありません。
しかし、それにはデメリットも出てきます。
就職ぎりぎりまでバイトをすることへのデメリットは以下。
- 学生生活から就職への気持ち的な切り替え期間が短くなる
- 体調を崩した場合、体調管理のための期間がしっかり取れず、体調を崩したまま就職初日を迎える
- 就職初日に向けての準備期間が減り、急いで必要なものを揃えなくてはいけない事態になりかねない
- 1月〜3月まで働いたバイトの収入は就職先での年末調整または自ら確定申告を行う必要がある
そうでなくとも、入社式当日から目の下にクマがあるなんてことがないようにしたいですよね。
バイトが忙しすぎて、美容室に行く暇がなく髪の毛が伸び放題ということも避けたいところ。
就職先によっては、就職前に内定者研修を行う企業もありますので、就職先への確認はしっかりしておいた方が賢明でしょう。
ぎりぎりまでバイトをするとしても、身だしなみも含めてしっかり就職先の準備をする日を確保し、シフトを提出することをおすすめします。
余裕を持って退職し、就職先への準備をしたい場合
「今までたくさんバイトしてきたし、就職前くらいは余裕をもって退職しておきたい!」という場合もありますよね。
その場合にはいつごろ退職するのが良いのか、気になる人もいるのでは?
この場合のメリットとしては
- 時間的に余裕ができるため、焦ることなくやり残したことができる
- もし仮に体調を崩してもしっかり休養がとれる
- 新生活で引越しを考えている人は余裕を持っておこなえる
しかし、デメリットとしては
- 早期に辞める場合はバイト先から引き止めにあう場合もある
- 金銭的には貯金がないときつい場合もある
金銭的に余裕がある場合は12月末の退職がおすすめ!
大学4年生のアルバイトでよく聞く退職時期としては就活前、もしくは2月末です。そのため、4月の就職前まで続けていたとなると、2月末が多くなります。
しかし、この時期の学生は就活も終わり、旅行に行ったり、遊んだり、就職先への準備など何かとお金を使うことが多くなります。
また、新生活で引っ越しを考えている人は引っ越しにもある程度のお金が必要になります。
一方で、2月末退職となれば就職までの期間が1ヶ月ほどあるため、事前に準備したいことや旅行、実家帰省といったことが時間的には余裕を持って計画立てられます。
2月末であればアルバイト先の退職への対応としても、就職することを前提として学生バイトを雇っている点で退職を相談しても話はスムーズに進むことが多いですよ。
金銭的に余裕があるのであれば、年内(12月31日まで)に退職するということも一つ案として挙げられます。
なぜかというと、就職前のバイト代は就職先で年末調整が必要となります。
また、就職先で年末調整をしない場合は自分で確定申告をする必要が出てくるのです。
確定申告や年末調整というのは1月から12月までの所得を計算するものなので、4月に入社するとしたらそれ以前の1月から3月を含めた1年の所得にかかる正確な所得税を計算します。
バイト代の確定申告や年末調整のために源泉徴収を提出することが「面倒だ」、「忘れてしまいそうだ」という場合に1月になる前にバイトを退職することも視野に入れると良いでしょう。
ただ、この場合だと、バイト先から引き止めにあう可能性も大きいです。
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直前までバイトをする際の就職先への影響と注意点
入社前までにバイトをすることによって出る影響としては1月〜3月まで働いた給与(バイト代)の年末調整が必要ということです。
また、バイトをしながら入社前に必要なものを準備する時間は必要になってきます。
1月〜3月までのバイト代については先ほども少し触れましたが、以下でどういうことなのかを詳しく見ていきます。
入社前1月から3月のバイト代は年末調整または確定申告の必要がある
大学生として1月〜3月にバイトで得た給与に関しては確定申告または就職先の会社で年末調整をする必要があることは覚えておいたほうが良いです。
税金を計算するのは1月から12月までの1年です。
入社前に働いていた期間を含め、1年間の年末調整を会社が行わなければいけない、もしくは就職先が行わない場合は自ら確定申告をする必要があります。
そのため、もしかしたら就職先から「アルバイト先からもらった源泉徴収を持ってきてほしい」と言われる場合があるかもしれません。
または、言われない場合には、それをもって次の年に自分で確定申告をする必要があります。
もらった源泉徴収票は必ずなくさずに取っておきましょう。
また、会社から催促されない場合や自分が源泉徴収を持ってきてほしいと言われていながら提出しなかった場合にも確定申告が必要になってきますのでそれも合わせて覚えておきましょう。
もし、バイト先のから源泉徴収がもらえないという場合は税法律上、必ず発行することになっていますので、理由を話せば無くしてしまった際の再発行であっても対応してもらえるはずです。
なんらかの理由で源泉徴収が発行できないと言われてしまった場合は最終手段として税務署に相談することになります。
必ず社会人になる前の準備期間を確保しよう
バイトに勤しむことも大切ですが、入社前の準備も大切。
社会人になることで一人暮らしを始めるという方もいるでしょう。そうすると引越しや新生活にも準備やお金がかかります。
実家から通う、または今いる住まいから通勤するという人も必要な準備がありますので以下で見ていきましょう。
入社前に準備するもの
- スーツ
- ワイシャツ
- ネクタイ
- ベルト
- 腕時計
- ビジネスシューズ
- ビジネスバッグ
- 名刺入れ
- 手帳
- 印鑑
- 定期入れ
- 給与振込口座作成
自分にあったサイズを確認し、買う必要があるスーツやワイシャツなどやその職業に応じたサイズのビジネスバックなど吟味が必要なものがあります。
内定先の会社が指定した銀行口座を作ることや人によってはこれを機にクレジットカードを作る人もいます。
また、
- ヘアスタイルを整える
- 規則正しい生活を送る
- ビジネスマナーの予習
と言ったことも必要になってきます。
出社初日からヘアスタイルが整っていないのはNGです。
当たり前ですが第一印象というのは非常に重要で、仕事ぶりをみる前にまずはその人の見た目で一緒に仕事をする上司や先輩への印象が変わってきます。
社会人として、まずは見た目が整っていることが大前提なのです。
新入社員として顧客先へ出向くことはまだ先ではありますが、先々で取引先や顧客への印象も大切になってきます。
バイトを退職する上でのマナー
バイト先も大学生ということを理解した上であなたを雇ってはいますが、バイトを退職する上での最低限のマナーを理解しておくことは大切です。
- やめる1ヶ月以上前に申し出る
- 店長や責任者へ必ず伝える
- (LINEやメール、電話より)直接、話をする
やめる1ヶ月以上前に申し出ることが暗黙のルールではありますが、正確にはそれぞれのバイト先に就業規則があり、退職について独自ルールがあります。
あやふやな場合はしっかり就業規則を見返して、その記載に則って申し出ることが一番です。
急な退職への意向を言われたとしても、シフトを組むようなバイト先ではシフト変更などの手間がかかってしまいます。
また、人員ぎりぎりで回しているバイトは人手が足りないという事態になりかねません。
円満に退職するためにも、わかり次第、早めに申し出をすることが大切です。
盲点になりやすいのが、勤務年数が長い場合はバイトでも有給休暇がつく場合があるということです。
わからない場合は念のためバイト先の責任者へ確認しましょう。
有給休暇がある場合は退職日(最終出勤日)までに取得する必要が出てくるということも覚えておきましょうね。
入社前でも働けるおすすめバイト
今まで継続していたアルバイトであれば、ギリギリであっても入社直前まで勤務することは可能です。
しかし、就活前にバイトをやめてしまって、「就活後になかなかバイトが決まらない」という方も多いのではないでしょうか?
大学4年生からバイトを始めるということは、雇う側からすれば4月には卒業し、就職してしまうことをわかっているため、就活後で新しいバイト先を探すのに苦戦する方も多いです。
そんな方におすすめなバイトを5つご紹介します。
- コールセンターバイト
- 事務・データ入力のバイト
- 引越しのバイト
- 試験監督のバイト
- 巫女さんのバイト
以下で詳しく解説していきます。
コールセンターのバイト
コールセンターのバイトはアウトバンドという電話やチャットなどでお客様からの問合せに対応するものやインバウンドと言ったいわゆる「テレアポ」で商品を売り込む電話の仕事があります。
大体がマニュアルに沿って対応するため、初心者にとっても安心です。単発バイトでも募集があり、1月から3月だけでも働きたいという方にもおすすめですよ。
トークスキルや電話をかける際のマナーを身につけることもできるので入社前にできるバイトとしておすすめです。
最近では在宅でできるコールセンターの求人もあるようですので、より取り組みやすくなっています。気になる方はこちらを参考にしてみてください。
PCスキルが身につく「事務・データ入力のバイト」
税理士事務所などの事務仕事や企業のデータ入力仕事の仕事も入社前にとても役立つスキルを身につけられるバイトです。PC作業は一般企業に勤めるにあたっても重要になってきます。
繁忙期で重宝される「引越しバイト」
1月から3月にかけては新生活の準備をする人が多くなるため、仕事が増える引越しバイト。大学生のバイトは重宝されます。
体力が必要なため、男性が多いと思われる引越しバイトですが、事務作業などもあり、女性も応募可能です。
体力がいらない「試験監督」
試験監督とは、資格や検定、塾の模試などにおいて不正行為がないかどうかを監督する仕事です。試験中の巡回はもちろん、会場のセッティング、解答用紙の配布・回収などを行います。
大体が単発バイトになりますが時給も良く、座っている時間も多いため体力がない方にもおすすめです。
年末年始に「巫女さんのバイト」
女性の学生に人気が高い巫女さんのバイトですが、主に忙しいのが初詣。
就活が終わった学生が働くのであれば、可能な時期にあたります。
長期バイトもありますが大体が繁忙期となる初詣の短期のバイトになります。
実際に働くとなると厳しい条件はないですが、未婚の女性であることが大きな条件として挙げれますのでその点は注意しましょう。
まとめ| 退職の際はマナーを守ろう
大学生の就職前はいつまで働くことができるのか?ギリギリまで働く際の注意点やおすすめのバイトを紹介してきました。
大学生活もあとわずかとなり、たくさんバイトしたい人も余裕を持ってバイトを退職したい人も退職の際のマナーはしっかり守りましょう。
また、盲点となりがちなのが就職前の1月から3月に働いた分の年末調整や確定申告です。
あらかじめ把握しておくことが今後の選択肢を決める上で重要になってくるかと思います。
長期で働いている人も退職前にしっかり有給があるのかというのを確認することもポイントですよ。
これらを知った上で、残り少ない大学生生活を楽しみつつ、心置きなくバイトに励むことができたらいいなと思います。
ぜひ、こちらの記事が参考に、悔いのない学生生活、そして素晴らしい新生活のスタートがきれるように過ごしてくださいね。