『シェアフル』スキマバイトリサーチ 、はたらく頻度・タイミングに関する実態調査を実施

〜学生の80%以上が「土〜日曜日にはたらきたい」と回答〜
「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのスキマバイトアプリ『シェアフル』やSaaSシフト管理サービス『シェアフルシフト』、就業実績を活用した人材紹介サービス『シェアフルエージェント』などを提供するシェアフル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:横井 聡)は、『シェアフル』ユーザーを対象に、はたらく頻度・タイミングに関する実態調査を実施しました。

◾️背景
近年、ライフスタイルや価値観の多様化に伴い、従来のフルタイム・シフト制にとらわれない柔軟なはたらき方へのニーズが高まっています。「副業元年」と呼ばれた2018年1月に、厚生労働省はモデル就業規則を改定し、副業・兼業についての規定を新設しました(※1)。また直近では、2025年1月24日に行われた石破内閣総理大臣施政方針演説にて、「地方公務員の兼業・副業の弾力化」に触れられる(※2)など、行政機関から柔軟なはたらき方への後押しがなされています。そうした中、スキマ時間を活用してはたらくことができる「スキマバイト」は、学生や主婦、副業希望者など幅広い層から注目を集めています。本調査では、スキマバイトサービス『シェアフル』のユーザーが、どのような時間帯・曜日にはたらくことを選んでいるのか、その背景にはどのような理由があるのかを明らかにし、目的や背景を踏まえたサービス向上を目指すために本調査を実施しました。
※1 出典:厚生労働省「副業・兼業」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html
※2 出典:首相官邸「第217回国会における石破内閣総理大臣施政方針演説」
https://www.kantei.go.jp/jp/103/statement/2025/0124shiseihoshin.html
◾️調査内容
『シェアフル』アプリをインストールしているユーザーを対象に、「シェアフルmembers」を使用したアンケートを実施しました。「はたらく頻度・タイミング」に関するアンケートを取った結果、36,189件の回答がありました。
◾️サマリー
1. 学生の就業希望曜日
学生のうち、月〜金曜日にはたらきたいと回答した方の割合はいずれも50%〜60%程度であった一方で、土〜日曜日にはたらきたいと回答した方の割合はいずれも80%以上であった。
2. 主婦・主夫の就業希望曜日
主婦・主夫のうち、月〜金曜日にはたらきたいと回答した方の割合(60~75%程度)は、土〜日曜日にはたらきたいと回答した方の割合(35~45%程度)を大きく上回り、学生とは対照的な結果となった。
3.希望の就業曜日と実際の就業曜日の乖離
首都圏エリアとそれ以外では求人数に大きな差があるものの、希望するはたらき方と実際の就業曜日について「あまり乖離がない」または「乖離がない」と回答した方はいずれの地域でも55%前後で、地域ごとの差は見られなかった。
◾️調査結果(抜粋)

学生のうち、月〜金曜日にはたらきたいと回答した方の割合はいずれも50%〜60%程度であった一方で、土〜日曜日にはたらきたいと回答した方の割合はいずれも80%以上であった。また、いずれの曜日でも昼または午後にはたらきたいと回答した方の割合が高い結果となった。

学生とは対照的に、月〜金曜日にはたらきたいと回答した方の割合が、土〜日曜日にはたらきたいと回答した方の割合を大きく上回った。また、月〜金曜日にはたらきたいと回答した方のうち、いずれの曜日でも半数以上の方が昼頃にはたらきたいと回答した。

首都圏エリアとそれ以外では求人数に大きな差があるものの、希望するはたらき方と実際の就業曜日について「あまり乖離がない」または「乖離がない」と回答した方はいずれの地域でも55%前後で、地域ごとの差は見られなかった。
◾️考察
今回の調査では、職業によってはたらきたい曜日や時間帯に大きな違いがあることがわかりました。学生のうち、月〜金曜日にはたらきたいと回答した方の割合は、いずれも50%〜60%程度、一方で土〜日曜日にはたらきたいと回答した方の割合はいずれも80%以上でした。また、いずれの曜日でも昼または午後にはたらきたいと回答した方の割合が高い結果となりました。主婦・主夫の場合、学生とは対照的に、月〜金曜日にはたらきたいと回答した方の割合(60~75%程度)が、土〜日曜日にはたらきたいと回答した方の割合(35~45%程度)を大きく上回りました。また、月〜金曜日にはたらきたいと回答した主婦・主夫のうち、いずれの曜日でも半数以上の方が昼頃にはたらきたいと回答しました。これらの結果から、企業がスキマバイトで人材を募集する際には、「土〜日曜日×昼〜午後」では学生をターゲットにして募集し、「月〜金曜日×昼」では主婦・主夫をターゲットにして募集すると効果的であるということが明らかになりました。