正社員になりたいのになれない人の5つの特徴!シンプルな対策も紹介します

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「正社員を目指したことがあるけど、結局なれなかった…」という方はいませんか?

どうして自分が面接や審査に落ちたかわからずモヤモヤしますよね。

では、正社員になりたくてもなれない人には、どのような特徴があるのでしょうか。

この記事では、以下の内容をご紹介します。

  • 正社員になるメリット・デメリット
  • 正社員になりたいけどなれない人の5つの特徴
  • 正社員として採用されやすい求人の3つの特徴

この記事を読めば、フリーターから正社員になれる意外とかんたんな方法もわかります。

ぜひ、最後まで読んでください。

このバイトをざっくり言うと

✓ 正社員になることはメリット・デメリットの両方がある

✓ 正社員を目指す人におすすめの特徴は、未経験歓迎・試用期間がある・小規模企業やベンチャー企業

✓ フリーターから正社員登用制度を使う方法もある

目次

正社員になることの3つのメリット

正社員になると以下の3つのメリットがあります。

  1. 雇用や収入が安定している
  2. 福利厚生が充実している
  3. 老後の資金が安心

正社員になって安定した生活がしたい人は、上記のようなメリットを求めていますよね。

それでは、以下で詳しく見ていきましょう。

1.雇用や収入が安定している

正社員雇用と非正規雇用でもっとも異なる点は、雇用と収入が安定していることです。

正社員として働いていれば、会社が倒産するようなことがない限りクビになることはありません。

また、正社員と非正規雇用者が同じ労働時間で働いた場合には、収入額に大幅な差がうまれます。

厚生労働省の「正社員と非正社員の賃金差の推移」によると、2016年度時点での収入の差は、時給換算で1200円ほど差があります。

非正規雇用の方は歳を取るほど、生涯年収が減っていきます。

2.福利厚生が充実している

正社員は企業からさまざまな福利厚生を受けられます。

正社員が受けられる福利厚生は、以下のとおりです。

  • 特別休暇
  • 賞与や手当
  • 社宅の利用
  • 交通費の支給
  • セミナーの参加

一企業の正社員であれば、その企業は成果を上げられるような手厚い環境を整えてくれます。

しかし、非正規雇用者は正社員ほどの待遇を受けられません。もし会社を辞められたとしても、すぐに代わりを見つけられるからです。

正社員は期待されているからこそ、給与や休暇をしっかり与えてもらえます。

3.老後の資金が安心

正社員は厚生年金の制度があるため、非正規雇用でいるより老後の資金に余裕があります。

厚生労働省が出した「令和元年度の年金受給額の推移」のデータによると、国民年金のみを納めた人と厚生年金も納めた人の年金受給額の差は、以下のとおりです。

  • 国民年金のみ: 56,049円 / 月
  • 厚生年金込み:146,162円 / 月

年金受給額に約10万円ほどの差が生まれるため、老後の資金の安定感は全然違いますね。

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正社員になることの3つのデメリット

正社員になりたい人も、以下の3つのデメリットを把握しましょう。

  1. 仕事の責任が増える
  2. 残業や休日出勤が増える
  3. 転勤や異動の可能性がある

正社員のデメリットを知らずに就職すると、ギャップを感じる可能性があります。

以下で詳しい内容を確認しておきましょう。

1.仕事の責任が増える

正社員になると給料が増える反面、仕事の責任は増えます。

仕事の責任が増えると、以下のようなことが起こります。

  • 成果を出さないといけないプレッシャーがある
  • 大きなミスをすると減給される可能性もある
  • 納期が近い仕事があると、何とかしないといけない

非正規雇用なら言われた作業をこなすだけでよかったのですが、正社員の仕事は達成難易度があがります。

それに、自分にしかできない仕事が与えられるため、わからなくても自分で解決しなければいけません。

また、経験や実績が認められて、課長や部長になり部下をもつ可能性もあります。部下ができるとさらに責任は増します。

給料や雇用を保証されている分、きっちり働くことが求められるでしょう。

2.残業や休日出勤がある

正社員には残業や休日出勤をしなければいけない日があります。

正社員には責任があるため、与えられた仕事が納期までに間に合わなければ残業が必要です。

また、営業職やサービス業で働く場合、お客さんに合わせて休日出勤を強いられることもあります。

残業や休日出勤によってプライベートの時間が減る点は、正社員と非正規雇用の違いです。

3.転勤や異動の可能性がある

正社員として働いていると、企業によっては転勤や異動をする可能性があります。

企業としてはキャリアアップのために、正社員にさまざまな経験をさせようとするからです。

そのため、よほどの理由がない限りは転勤や異動の指示がでると断れません。

家族や友人から離れたり新しい職場を転々とすることに抵抗がある人は、転勤や異動を苦に感じますよね。

正社員になりたいのになれない人の5つの特徴

正社員を目指してもなかなかなれない人には、以下の5つの特徴があります。

  1. 主体性がない
  2. スキルや経験が足りない
  3. 自己分析ができていない
  4. コミュニケーションが苦手
  5. 仕事よりプライベートを優先しすぎている

あなたが正社員を目指したけどなれなかったという場合は、上記に当てはまらないか確認してみましょう。

それでは詳しく解説していきます。

1.主体性がない

面接や履歴書で主体性がないと判断された場合は、正社員になれません。

企業は「自分の頭で考え、成長できる人」を一番ほしがっているからです。

企業が新しい人材を雇うときには、必ず教育コストがかかります。

そこで、就業時間以外でも積極的に学んでくれそうな人は重宝されます。

逆に以下のような人は、企業からは必要とされません。

  • 言われたことしかしない
  • 自分から仕事を探さない
  • 問題を解決しようとしない

上記の特徴がある人を、企業側は正社員として雇う理由がありません。

謙虚なことはいいことですが、それが行き過ぎてしまうと正社員として採用したいと思う企業は減ってしまいます。

2.スキルや経験が足りない

あなたが目指している業界によっては、スキルや経験不足で正社員採用を見送られている場合があります。

例えば、以下のような専門職ならスキルや経験を求められます。

  • 営業
  • 介護士
  • 看護師
  • エンジニア

新卒で正社員を目指している場合は、今後の伸び代も含めて評価されます。

しかし、中途採用は即戦力となる人材を募集していることがほとんどです。

また、介護士や看護師のような仕事なら、資格を持っていないと働けない仕事の場合もあります。

落とされた企業がスキルや経験が必要な職種では、力不足と判断されている可能性が高いです。

3.自己分析ができていない

面接のときに自己分析ができていないことがバレて、正社員になれないこともあります。

面接では必ず聞かれるような質問がありますが、それすら準備できていなければ「ちゃんとしていないかも」と思われるからです。

面接では以下の質問が多いです。

  • 自己PRをお願いします
  • 長所と短所を教えて下さい
  • 学生時代に頑張ったことは?
  • これまでに熱中したことは?
  • 5年後にはどうなっていたいか

上記の質問はよく聞かれるため、スムーズに答えられるようにしましょう。

企業は上記のような「常連の質問」の受け答えで、準備ができる人かもみています。

4.コミュニケーションが苦手

面接時にコミュニケーションが苦手だと判断されると、正社員になれません。

人事担当は、個人の能力やスキルだけでなく「一緒に働きたいと思うか」を評価することも多いからです。

当然、コミュニケーションを上手くとれない人と働きたいとは思っていません。報告・連絡・相談ができなければ仕事でミスにも繋がります。

緊張は誰でもするので仕方ないですが、明らかにコミュニケーションをとる努力が見られない場合は、面接で落とされます。

5.仕事よりプライベートを優先しすぎている

プライベートを楽しむことも大切ですが、優先しすぎる人は正社員にはなれません。

正社員になれば、トラブルなどのやむを得ない理由で残業や休日出勤をする場面が必ず出てきます。

そのような場面で拒否し続けていると、職場での評価を下げる可能性があります。

明らかに無駄な残業や100時間を超えるほどの過労働に応じる必要はありません。

しかし、正社員になりたいと考えている人は、残業や休日出勤には積極的な姿勢をみせることは重要です。

正社員に採用されやすい求人の3つの特徴

正社員を目指している人は、以下の3つの特徴がある求人に応募すると採用される確率が上がります。

  1. 未経験歓迎
  2. 試用期間がある
  3. 小規模企業やベンチャー企業

正社員になれない理由は、難易度の高い求人を求めすぎている可能性もあります。

とりあえず正社員になりたいという方は、以下の求人をチェックしてみてください。

1.未経験歓迎

求人情報に「未経験歓迎」と書いてあれば、スキルや経験がなくても正社員として採用されやすいです。

「未経験歓迎」と募集している企業には、以下の特徴があります。

  • 専門知識が必要ない
  • これからでもスキルが身につく
  • 事業拡大に伴い人手が足りない

しかし、誰でもできる仕事の中には「拘束時間が長い」「体力的にきつい」という仕事もあるので注意が必要です。

「未経験歓迎」の求人の中で、あなたにあった仕事内容や給与、労働時間などを選びましょう。

2.試用期間がある

試用期間が設けられている企業は、正社員として採用されやすいです。

試用期間とは、半年程度の実務を通して会社に必要な人材かを判断する期間です。

実際に一定期間働くことで、就職後に「思っていた仕事と違う」というミスマッチを防ぐこともできます。

正社員になりたい人としては、これまでの経歴は関係なく実際の働きをアピールできるチャンスです。

やる気があって働きに自信がある方は、試用期間がある企業に応募しましょう。

3.小規模企業やベンチャー企業

小規模企業やベンチャー企業は、常に新しい人材を求めています。

企業として新しいことに挑戦している最中だからです。

ベンチャー企業は、好奇心があり企業と一緒に成長していけそうな人材を求めています。

さまざまな経験をしていれば当然アドバンテージにはなりますが「やる気は誰にも負けない」という気持ちがあれば、採用される確率は高いです。

正社員になるための方法を雇用形態別に解説

非正規雇用から正社員になる方法は、雇用形態によって異なります。

  1. フリーターから正社員になりたい場合
  2. 派遣社員から正社員になりたい場合
  3. 派遣社員から正社員になりたい場合

以下でご紹介する中から、あなたの状況に合う方法を参考にしてみてください。

1. フリーターから正社員になりたい場合

フリーターが正社員になる方法は、以下の2つです。

  • 「転職サイト」や「転職エージェント」を利用する
  • 「正社員登用制度」を利用して、今の職場で正社員を目指す

「転職サイト」や「転職エージェント」を利用すれば、あなたが働きたい企業を選んで自由に応募することができます。

また、転職エージェントなら面接対策や提出書類の添削などのサポートもしてくれるため、転職活動が不安な方におすすめです。

ほかの企業で働くのではなく、今の職場で正社員雇用を目指したい方は「正社員登用制度」を利用しましょう。

正社員登用してもらえれば職場を変えなくていいため「新しい仕事を覚えなくてもよい」「人間関係がリセットされない」というメリットがあります。

2. 派遣社員から正社員になりたい場合

派遣社員が正社員になりたい場合は、以下の3つの方法があります。

  • 「紹介予定派遣」を利用して正社員を目指す
  • 「転職サイト」や「転職エージェント」を利用する
  • 「正社員登用制度」を利用して、今の職場で正社員を目指す

派遣社員の場合は「紹介予定派遣」という制度を使う、という選択肢が増えます。

紹介予定派遣とは、派遣の契約期間が修了した後にそのまま直接雇用されるという契約のことです。

派遣先の企業に直接雇用される前に職場の雰囲気を体感できるため「企業とのミスマッチを防げる」というメリットがあります。

しかし、直接雇用とは「正社員」としての雇用だけでなく契約社員として雇用される場合もあるため、その点は注意しましょう。

3. 契約社員から正社員になりたい場合

正社員になりたい契約社員は、以下の3つの方法で正社員を目指せます。

  • 契約更新時に企業に交渉して、正社員にしてもらう
  • 「転職サイト」や「転職エージェント」を利用する
  • 「正社員登用制」を利用して、今の職場で正社員を目指す

契約社員が正社員を目指す場合は上記の3つですが、2018年4月より実施された「無期転換ルール(厚生労働省)」という制度によって「無期労働契約」が結べるようになりました。

無期転換ルールとは「企業は5年以上働いた非正規雇用労働者を「無期労働契約」に転換しなければいけない」という制度です。

この制度により、同じ企業で働き続けることで「契約満期で仕事がなくなる」というリスクはなくなります。

ただし、無期労働契約されても「正社員になるわけではない」という点は理解しておきましょう。

正社員になるには「正社員登用制度」を利用するのがおすすめ

バイト・派遣社員・契約社員に共通して「正社員登用制度」を利用して正社員になる方法もおすすめです。

正社員登用制度を利用すれば今の職場で働き続けられるため、新しい仕事を覚えたり人間関係をやり直す必要がないというメリットがあるからです。

しかし、誰でも正社員登用制度を利用して正社員になれるわけではありません。

そこで、以下では正社員登用制度を利用するために知っておくべき「概要」や「注意点」をご紹介します。

正社員登用制度は転職より選考期間が短い

非正規雇用の労働者が正社員になる方法は、大きくわけて「転職する」か「正社員登用される」かの2つです。

上記の2つのうち、正社員登用は「選考期間が短く正社員になるまでの工数が少ない」という特徴があります。

2つの選考の進め方を比較してみましょう。

  • 転職   :求人を探す→応募→選考(筆記試験・面接)→内定→入社
  • 正社員登用:応募(上司に相談)→選考(筆記試験・面接)→採用

正社員登用されても同じ職場で働くことになるため、採用が決まるとすぐに正社員として雇用されることになります。

一方転職の場合、求人を探す手間がかかることや内定が決まってからも入社まで期間が空くなどの理由から、正社員として働くまでに期間がかかります。

そのため、短期間で正社員を目指したい場合は正社員登用制度を利用することがおすすめです。

正社員登用されやすい人の特徴

正社員登用の採用基準は企業によって異なるため、それぞれの企業で確認する必要があります。

しかし、採用担当の方が「どんな人と一緒に働きたいか」「どんな人に仕事を任せたいか」を考えると、正社員登用されるためには以下の5つの要素が必要です。

  • 勤続年数が長い
  • 仕事で成果を出している
  • 社員との信頼関係がある
  • 専門的なスキルを持っている
  • コミュニケーション能力が高い

例えば、アルバイトとしてコールセンターで働いている「フリーターA」がいる場合を考えましょう。

もし、フリーターAが毎月のように売上の20%を出している場合、企業にとっては「絶対に手放したくない存在」となりますよね。

上記のように、企業から「必要な存在」になることで、正社員として登用されやすい人材になれます

上記の5つの特徴の中からあなたの長所をアピールし、正社員を目指しましょう。

正社員登用制度を利用する際の注意点

実際に正社員登用制度を利用したいと思った方は、その会社で「実際に正社員登用した実績があるか」を確認しましょう。

なぜなら、表向きでは「正社員登用制度あり」と書いていても、制度を使って正社員に上がった人が少ない場合があるからです。

正社員登用制度があるのに正社員に上がる人が少ない理由は、以下の2つ考えられます。

  • 正社員登用の基準が高すぎる
  • そもそも正社員に上げる気がない

あなたの会社がもし後者だった場合、特別なスキルを持っていたり仕事で成果を出したりしても正社員に上がることは難しいです。

正社員登用の実績を確認する際は「今までどんな方が正社員登用されなのですか?」という質問をしてみましょう。

まとめ| まずは応募してみよう

この記事では、正社員になりたくてもなれない人の特徴をご紹介しました。

主体性やコミュニケーション能力がない人は、正社員として採用されることは難しいです。

しかし、正社員として働きたいというやる気があるなら、ベンチャー企業や未経験歓迎の企業に応募してみましょう。

スキルや経験がなくても、これから企業と成長していきたい人材を求めている企業もあります。

もし、フリーターから正社員を目指しているなら、まずは「正社員登用制度」がある職場を探すのもおすすめです。

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