「仕事が辛い、もう逃げたい」そんなあなたへ。原因と乗り越え方を解説します。
多くの人が1日8時間、週5日。1週間で40時間を仕事に捧げています。(もちろんそれ以上働いているという方もいるでしょう。)
そう考えると、人生の限られた時間のなかで、働く時間が多いからこそ、仕事に振り回されるより、仕事を楽しみたいですよね。
しかし、実際は仕事が辛く感じていて、人生そのものにしんどさを抱いている方も多いのです。
この記事では、仕事が辛いと感じているあなたに向けて、どうして仕事が辛いと感じるのか?また、辛いと感じてしまったとき、どうすればいいのかを解説します。
✓仕事が辛い原因は何種類もある
✓原因にあった対処法がわかる
✓転職によって働き方を変えるコツがわかる
仕事が辛いと感じるのは、甘えではない。
仕事が辛いと感じているあなたに、大前提としてお伝えしなければならないことがあります。
それは、仕事が辛いと感じるのは、甘えではないということ。辛いと、甘えは全くの別物です。
人それぞれ、価値観も違えば体力も異なります。長時間、仕事に関わっているので、職場での常識が世界の常識かのように思ってしまうこともあるでしょうが、あなたの職場の常識は、世界の全てではありません。
そして、一番恐ろしいのが、「仕事が辛いのは甘えだ!」と決めつけて、辛いと感じる原因を特定できないことです。
仕事が辛いと感じたらまずやるべきことは、以下の通りです。
- 仕事が辛いと感じる原因を探す
- 対処できる原因か判断する
- 改善がなければ転職も視野に入れる
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仕事が辛いと感じる原因を探して対処しよう。
一口に仕事が辛いと言っても、その原因は人それぞれ異なります。そして辛いと感じる原因がわかれば、どう対処すればいいのかが見えてきます。
仕事が辛いと感じる原因によくあるのが以下のものです。
- 休日がない。残業時間が多い
- 人間関係が上手くいっていない
- 仕事量と給与が見合っていない
- 職場でパワーハラスメントを受けている
- 自分の環境と仕事の環境がミスマッチしている
- やりがいを感じられない
その原因と、対処法について解説します。
休日がない。残業時間が多い。
仕事に対して、精神的にも体力的にも疲れやすくなる大きな原因として、勤務時間が長く、休日がないというものです。
厚生労働省は労働時間に対して以下のような原則を設けています。
- 1日8時間、週に40時間を超えてはならない
- 労働時間が6時間を超える場合、45分の休憩
- 労働時間が8時間を超える場合、1時間の休憩
- 4週間を通じて4日以上の休日が必要
そして時間外労働(残業時間)にも、このような規定があります。
残業時間の上限は、原則として月45時間・年360時間とし、
臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません。
法律上、残業時間の上限がなかったものの、法改正後に残業時間の上限が定められた背景には、過労による弊害があったからです。
もしも今、あなたの職場が上限を超えている場合は、使用者が罰則の対象にもなります。
社内で疑問視されており、社内の窓口や労働基準監督署などに相談しても改善されない(もしくは相談できない)という場合は、自分の命を守るためにも、ホワイト企業への転職を検討しましょう。
職場の人間関係が上手くいっていない
プライベートで性格が合わない人とは、無理して仲良くする必要はありませんが、仕事となると、そうはいきませんよね。
この場合、信頼できる上司や先輩や同僚に相談することで、人間関係の解決案が見えてくることもありますし、配属を考慮してくれることもあるでしょう。
仕事内容と給与や待遇が見合っていない
仕事内容と給与や待遇が見合っていない場合は、一度、給与アップや昇給についての条件を確認してみましょう。
昇給の条件に当てはまっているのに、なかなか給料が上がらない。もしくは、そういった制度がない場合は、交渉するのも一つの手段です。
- 現状の業務に対する問題、作業量
- 社内での成果や実績
これを踏まえて権限のある人、もしくは上司と相談してみましょう。
こういったエビデンスになる部分がないと、不満が多い人という印象を与えてしまう危険性があるので、現状と結果を踏まえて交渉することをおすすめします。
もしも、聞く耳を持ってもらえない、状況が変わらないというのであれば、転職という選択肢を持っておきましょう。
上司や先輩からパワーハラスメントを受けている
上司や先輩からのパワーハラスメントで退職を余儀なくする方も実は珍しくありません。
パワハラに関しては、一人で戦おうとしないでください。なぜならパワハラをする人は相手を選んでいるからです。
もしも職場でパワハラ被害に遭っているのならば、パワハラの証拠を集めて、人事部や相談窓口に伝えてみましょう。
パワハラ上司とのメールのやりとり、電話のやりとりであったり、第三者の証言があると、相談窓口となる部署も対応せざるおえない状況となります。
それでも、社内での改善に動きがないと感じたのならば、社外の機関に報告しましょう。
以下のような相談窓口ではパワハラの相談を受け付けています。
自分の環境と仕事の環境がミスマッチしている
自分のライフステージが変化していく中で、仕事の環境がミスマッチを起こし、辛いと感じる原因になるケースもあります。
たとえば、結婚をして、家庭と両立を考えると今の仕事が辛く感じてしまったり、お子さんが生まれてから厳しさを感じてしまったりなど…。
自分のライフステージに合わせて、対応可能な体制が整っている職場かどうかは、いざ、自分のライフステージに変化があったときにしか判断できないものです。
やりがいを感じられない(ワーク・エンゲージメント)
仕事がつらいと思っているのに、決定的な原因が見当たらないという方は、仕事に対してのやりがい(ワーク・エンゲージメント)が感じられない状態にあるかもしれません。
本当はやりたくない、けれど、生活のために働かなくてはいけない。そういった「やらされている」感覚を抱き続けながら働いていると、仕事がつらい、めんどくさいと感じやすくなる精神状態になることも。
ワーク・エンゲージメントを高めるためには、「自分のために達成したいこと」を業務の中で見つける必要があります。
どうしてもやりがいを見つけられない場合は、仕事をすることで自分が成長できる部分や、リターンなどに目を向けてみましょう!
仕事がつらいと感じたときに、やってはいけないこと
仕事がつらいのは甘えではありません。大切なのは原因を深掘りして対処することです。
そして、仕事がつらいという状況を変えたいと思ったとき、逆効果となる行動があります。
次に仕事がつらいと感じたときに逆効果となる行動について解説します!
自分を責める
責任感の強い人こそ、仕事がつらいのは自分に責任があると考えがちです。
しかし、業務フロー的に効率化を測ったり、人材確保をしたりしない限りは、どうしても片付かない仕事が出てくる状態もあります。あなたの力不足で仕事が回らない、常に忙しいと決めつけるのは危険です。
自分を責めるのではなく、自分にできること、自分一人の力ではどうにもできないことに対して分別をつけておきましょう。
無断欠勤、無断早退をする
仕事に対するつらい気持ちがあっても、無断で仕事を休んだり、早退してしまったりすると、職場へのしんどさがますます悪循環となります。
心と体が限界で休みたいというときは、あなたの現状をしっかり伝えて休暇を取りましょう。
休むことも、仕事のストレスを緩和するために必要な作業です。素直に「休みたい」という気持ちを伝えられるようになることも、社会人には必須のスキルかもしれませんね。
限界まで我慢する癖を治し、自分らしく働くポイント
仕事がつらいという感情の原因がわかって、社内改善や効率化や転職などで働くことへのストレスがフリーになったとしても、限界まで我慢をしてしまう癖を治す必要もあります。
「もう辛くて逃げ出したい!」と感じてしまうほどのストレスには、その手前にも前兆があったはずです。
仕事に対する小さなストレスを日頃から気づいて、ガス抜きする作業も、あなたがあなたらしく働くためのポイントとなります。
自分だけのことを考える時間があなたを守る
忙しい現代社会において、仕事をこなすことが最優先となり、ついつい自分の気持ちに向き合う時間を忘れてしまいますよね。
どうせ時間があるなら、自分のことより、仕事を進めたい!と思ってしまうでしょうが、自分だけのことを考える時間は、あなたの心を守ってくれます。
- 今日感じたことを書き出してみる
- ストレスを感じた瞬間をまとめてみる
自分の気持ちを書き出す作業は、ストレス発散に繋がります。
また、書き出したものを振り返ってみると、自分自身がどんなストレスに弱いのか?どんな場面でしんどさを感じるのか?パターンが見えてくるでしょう。
ストレスを感じる瞬間のパターンが見えてくると、解決策も浮かんできます。
自分にコントロールできないものも存在する
仕事の悩みだけでなく、全ての問題解決において共通する考え方ですが、自分にコントロールできるもの、できないものを分類しましょう。
たとえば嫌な上司の気分は、あなたにコントロールすることはできません。
しかし、上司となるべく話さないようにしたり、相手の気分は相手の気分と割り切るように思考をコントロールしたりすることはできます。
悩んでいるときこそ、「私が悪いんだ…私が変わらないとダメなんだ…」と気負ってしまいますが、「相手の機嫌を受け取るか、受け取らないかは自分で決めても大丈夫」という考え方に変えるだけで、余計な攻撃から身を守ることができます。
会社の習慣や規則を“疑う習慣”を持とう
郷に入れば郷に従えという言葉もありますが、今いる会社が世界の全てとは限りません。
社会人になると、人生の大半を会社で過ごすようになるので、会社の習慣や規則こそが正しいと思い込んでしまいがちですが、労働基準に反したブラック企業もまだまだ存在します。
客観的に見ると、悪しき習慣や規則であるのに、過酷な労働環境の中、プレッシャーをかけられる状態が続くと、正常な判断ができず、自分の会社がブラック企業であることを認識できないこともあるのです。
会社の規則や習慣に疑問を抱いたとしても…
と、思い込んで、辛い気持ちや疑問を押さえ込んでしまっているのならば、社外の友達や知人に、一度話を聞いてもらいましょう。
自分の会社がどうなのか、客観的な意見を聞くことで、正常な判断を取り戻せる可能性があります。
周りがどうであれ、会社の習慣や規則に疑問を抱く習慣が、自分の心を守ることにつながるのです。
仕事が辛いと感じるブラック企業からホワイト企業へ転職しよう!
ここまで、仕事が辛いと感じる原因や対処法をご紹介しましたが、今あなたが働いている会社そのものがブラック企業である場合、あなたの努力だけでは、仕事が辛い気持ちを手放す事は難しいです。
また、日本には500万社を超える企業が存在します。ということは、今の労働環境よりも仕事が辛くないと感じるホワイト企業も存在するということ。
あらゆる対処法を探しても、仕事が辛いと感じる気持ちが抑えられないのならば、あなたの心を守るためにも、ホワイト企業への転職を検討しましょう!
次に、ホワイト企業へ転職するためのポイントを解説します。
仕事がつらいと感じる原因と理想の働き方を書き出す
まずはあなたにとって「働きやすい!」と感じるための条件を明確化しましょう!
仕事がつらいと感じる原因も、理想の働き方も人それぞれです。
労働時間よりも給与を重視する人もいれば、残業の少なさを重視する人もいます。
だからこそ、まずはどんな時に仕事が辛いと感じるのか?そして、どういう条件があれば理想の働き方と言えるのか?
あなたの気持ちを書き出して、理想の働き方の条件を見える化しましょう!
退職届を出す前に転職活動をしよう!
転職活動スタートと同時に退職届を出したいと思っているかもしれませんが、転職先が決まるまでは、退職届を出さずに転職活動を行うことをおすすめします。
転職先が決まるまでの生活費を持っていたり、実家暮らしなどで、生活に困らなかったりする場合は問題ないものの、退職したことで、生活が苦しくなってしまうと本末転倒です。
退職代行サービスや、転職エージェントといったサービスを活用すると、退職届を出す前の転職活動のプランが明確になります。
企業クチコミサイトで評判をリサーチする
求人サイトや自社サイトの求人内容には、企業の良い点にフォーカスされた情報が掲載されています。その情報だけを頼りにエントリーしてしまうと、いざ入社したあと、働き方のギャップを感じてしまう危険性があります。
そこで活用したいのが企業クチコミサイトです。
企業クチコミサイトでは、退職者や現職者のリアルなクチコミが寄せられています。
求人内容だけでなく、クチコミサイトの情報を参考にしながら、エントリー先候補を選んでみてください。
こちらの記事でも、クチコミサイトを上手に活用する方法について解説しています。
転職エージェントを活用する
転職エージェントとは、転職を検討している人と採用したい企業を繋ぎ、転職を支援するサービスです。転職希望者にとっても、企業にとっても、ミスマッチが起きないように、ヒアリングやアドバイスを行なって、転職成功をサポートしてくれます。
専任カウンセラーがヒアリングをしながら、あなたの強みや特性を引き出してくれるので、今まで気づけなかった自分の価値を発見できることも。
また、転職サイトには掲載されていない非公開求人もあるので、今まで出会えなかった条件の求人が見つけられる可能性もあります。
まとめ|辛い気持ちを処理する勇気も大切
社会人として働いている限り、弱音を吐いてはダメ!甘えてはダメ!とついつい、自分の気持ちに蓋をしてしまいがちですが、ストレスは小さなうちに処理するためにも、ネガティブな感情にも素直に向き合いましょう。
あなたの職場の常識は、世界の全てではありません。
違和感を抱いたとき、ネガティブな感情を抱いたとき、どうしてそう思ったのか?どうすれば、自分の心が軽くなるのか?めいいっぱい自分のことを考えてあげましょう。