コールセンターの面接で聞かれることは?志望動機の書き方や自己PRのポイントについて
コールセンターで働きたいけど、面接や履歴書の対策がわからないですよね。この記事では、面接や履歴書の中でももっとも重要な志望動機の書き方についてご紹介します。
答える機会が多いということは、会社側もそれだけ志望動機を重視しているということです。あらかじめわかっている重要なポイントなので、しっかり志望動機の答え方を準備しておきましょう。
✓ インバウンド・アウトバウンド、どちらの仕事をしたいのかを明確にする
✓ 活かせる経験・職歴をまとめておく
コールセンターは未経験でも大丈夫!
コールセンターは未経験の方を募集している会社が多いです。コールセンターが未経験者でも働ける理由は、以下が挙げられます。
・顔が見えないため接客の中でも簡単 ・研修がしっかり用意されている会社が多い ・なにかあっても保留をすればすぐに先輩に聞ける |
未経験なのにコールセンターで働けるか不安な方もいると思いますが、むしろ手厚い教育があり未経験におすすめなお仕事です。
また、新人には知識がいらない簡単なお問い合わせから担当させてくれることが多いです。仮に難しい対応があれば「担当に代わります」と言って、先輩に引継げます。
コールセンターは新人から少しずつステップアップして仕事を覚える仕組みができており、未経験の方でも働きやすいお仕事です。
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コールセンターの仕事内容を簡単に解説
コールセンターの仕事内容には、インバウンドとアウトバウンドの2種類あります。
以下では、インバウンドとアウトバウンドがどのような業務内容かをわかりやすく解説しました。それでは見ていきましょう。
インバウンドの仕事内容
インバウンドのコールセンターは、お客様からのお問い合わせを受ける立場のお仕事です。
基本的にはコールセンター内の自分のデスクで待機して、お客様から電話がかかってきたら対応をします。
主な対応内容は以下のとおりです。
・商品やサービスを購入する前のお問い合わせ ・商品の予約受け付けの対応 ・サービス購入後のフォローやクレーム対応 |
会社によっては、自社で取り扱っている商品を売り込むために自分から電話をかけることもあります。
未経験の方が最初に担当するお仕事は、インバウンドが多いでしょう。
アウトバウンドの仕事内容
アウトバウンドのコールセンターでは、こちらからお客様に電話をかけます。本来、購入予定がない人に対して電話をかけて、商品やサービスの申し込みのためにセールスの電話をかける仕事です。
例えば、電気やガス、保険会社の乗り換えなどの商品を扱うことが多いです。
インバウンドより難しいといわれる理由は、相手には購入予定がないという点です。購入予定がないのに電話でいきなりセールスされると、警戒されます。
アウトバウンドのコールセンターは難しいといわれますが、研修が用意されていたり、初めのうちは簡単なアンケート調査の電話などから始まるため、未経験の方でも安心して取り組めます。
コールセンターの仕事に向いている人は?
コールセンターが向いている人には、どのような特徴があると思いますか?
・トークスキルが高い人 ・クレームに対応できるメンタルの人 ・受け答えや言葉遣いがきちんとしている人 |
特別なスキルがないとコールセンターに向いていないと思っている方が多いです。しかし、上記のスキルがなくてもコールセンターの仕事はできます。
以下では、インバウンドとアウトバウンドに分けて、具体的にコールセンターはどんな人に向いているかを解説します。
インバウンドに向いている人
お客様から電話を受けるインバウンドのコールセンターでは「お客様のお話をしっかりと聞けるスキル」が求められます。お客様のご質問や要望、言葉の裏に隠された真意を的確に汲み取る必要があるからです。
お客様がなにを求めているかを汲み取って、納得してもらえる回答を返すことがインバウンドのコールセンターの重要なポイントです。なので「セールストークがうまい」などのスキルがなくても、最低限の会話が嫌いという方でなければ問題ありません。
また、直接お客様と顔を合わせて話すわけではないので「普段は話すのが苦手だけど、電話越しなら大丈夫」という方もいます。
インバウンドのコールセンターではよほど会話が苦手という方でなければ、誰にでもおすすめできる仕事です。
アウトバウンドに向いている人
「こちらからお客様に電話をかけるアウトバウンドのコールセンターこそセールストークが必要だ!」と思いますよね。しかし、アウトバウンドでも「お客様の話を聞けるスキル」が求められます。
商品やサービスを売るときでも人の話を聞くスキルが必要な理由は、相手の悩みを聞いて「それではこの商品が必要です」と売り込むためです。
一方的に商品の魅力をお話ししても、具体的な悩みを解決できそうになければ興味を持ってもらえません。そのため、こちらから電話をかけたとしてもお客様の話を聞いて、悩みを引き出すことが重要です。
なので、アウトバウンドでも「極端に人と話すことが苦手」という方でなければ、誰でもできるお仕事です。
コールセンターの面接に受かるためのポイント
それでは、コールセンターで働きたい方が面接で受かるために準備すべきポイントを紹介します。以下の5つのポイントに注意しましょう。
インバウンド・アウトバウンドのどちらの仕事か把握する
一言でコールセンターといっても、インバウンドとアウトバウンドでは仕事の内容が異なります。なので、あなたがこれから面接を受けに行くコールセンターがどちらの仕事をするのか把握しましょう。
例えば、インバウンドの仕事をする会社の面接で「セールスをするのが得意です」とアピールしても、会社の仕事とマッチングしません。会社からしても「自社の仕事内容を把握していない」と判断されて、面接の評価が下がります。コールセンターの面接を受ける前に、必ずインバウンドかアウトバウンドかを確認しましょう。
活かせる経験・職歴をまとめておく
コールセンターの仕事で活かせる経験・職歴をまとめておきましょう。コールセンターで必須のスキルは人の話を聞けることだけですが、他にも武器になる経験やスキルがある場合は積極的にアピールするべきです。
コールセンターに活かせる経験や職歴は、以下のものがあります。
・発表会など人前で話した経験がある ・コンビニやアパレルなど接客業の経験がある ・事務職をやっていて電話対応に慣れている |
コールセンターは、お客様と電話でお話をするのがメインのお仕事です。すでに経験があるなら、会社側も「この人なら安心」と思って仕事を任せてくれるようになります。
「これはプラスになるかな?」と悩んだ経験でも、とりあえず書くのがおすすめです。必要なスキルだと判断するのは相手ですし、書いてマイナスになる経験はめったにありません。
自己分析を行い、伝わる自己PRを用意する
面接でもっとも重要なことは自己PRです。そして、魅力的な自己PRをするためには自己分析をする必要があります。
自己分析をするときは、以下ポイントを考えましょう。
・自分の強みは? ・熱中したことは? ・嬉しかったことは? ・最近苦労したことは? ・一番悲しかったことは? |
上記の項目を自問自答して、自分はどういう存在か自己分析します。そして、会社から「この人は必要な人材だ」「他の会社に取られなくない」と思わせる自己PRを用意しましょう。
説得力のある内容であれば、お仕事が始まってからも一目置かれる存在になることは間違いありません。
基本的な言葉遣いに注意する
コールセンターのお仕事をするうえで、最低限の言葉遣いのマナーは必要です。言葉遣いは面接のときからチェックされるため注意しましょう。
コールセンターは顔が見えないという特性上、他の会社以上に丁寧な言葉遣いが求められます。なので、すでに完璧な敬語を使いこなしている人などはかなり評価が高い状態からスタートできます。
しかし、初めから完璧な言葉遣いができている必要はありません。重要なのは対人スキルが問題ないかです。つまり、基本的な会話の受け答えができていれば問題ありません。
採用されれば必ず研修があるため、電話でのマナーを改めて学び直すことになります。言葉遣いに自身がなくても、最低限失礼がなければ問題ありません。
出勤日数・曜日・通勤方法をまとめておく
面接で話が進めば、そのまま出勤日数や曜日、通勤方法の話をする可能性があります。そんなときに、あらかじめ通勤方法などをまとめておけば「準備がいい人」として好印象を与えられます。
準備していなくても選考に影響することは少ないですが、ほかの方と差をつけるために細かい準備は重要です。
また、基本的に会社はたくさんシフトに入ってくれる人を求めています。なぜなら新人が多いほど教育コストがかかるからです。
なので、会社としてはなるべく同じ人に長く続けてほしいと考えています。逆にいえば、あなたがたくさん出勤したいと考えている場合は積極的にアピールすべきポイントになります。
今回ご紹介した他にも面接で気をつけるべきポイントが知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
コールセンターの志望動機でチェックされるポイント
コールセンターの志望動機では以下の2つのポイントがチェックされやすいです。
やる気が感じられるか
どんな仕事においても、仕事に対して前向きな姿勢は重要です。意欲的な姿勢が見られれば、スキルがない初心者でもきちんと学んでくれると判断されます。
コールセンターは電話越しとはいえ接客業です。やる気のないスタッフがお客様と対応すれば会社のイメージが下がる可能性があります。また、やる気がない人がクレーム対応など大変な業務にあたると、辛い業務が嫌ですぐに仕事を辞めることもあるでしょう。
採用担当は志望動機からも「長期間このコールセンターで働いてくれるか」をチェックしています。
仕事内容を理解しているか
志望動機から、コールセンターで行っている仕事内容を理解しているかチェックしています。
例えば、インバウンドのコールセンターとして、携帯会社のお問い合わせサポートの志望動機を考えましょう。
仕事内容が「お客様のトラブル内容を聞いて対応すること」という会社に対して「私はアパレル系の接客をやっていたので、ものを売ることが得意です」とアピールしても意味がありません。
上記のように、仕事内容を理解していない人を採用すると、会社に入ってから「イメージと違った」と辞めるリスクもあるため採用するメリットがありません。
これから受ける会社が最低限インバウンドかアウトバウンドかは把握して、自分の強みをアピールしましょう。
例文あり!採用されやすい志望動機の書き方
それでは実際にコールセンターの志望動機として書ける例文をご紹介していきます。例をご紹介しつつ、その志望動機のポイントまで解説していきます。
インバウンドの志望動機の例文
困っている人を助ける仕事がしたいという想いがあり、貴社に応募しました。
私は〇〇で困っていたことがあります。そこで、〇〇という人に助けられました。その時に湧いた想いが「自分も人助けがしたい」という感情です。
私は昔から△△が得意だったこともあり、△△のサポートができる貴社のコールセンターに応募しました。私が貴社に入れば、幼少期から培ってきた△△の知識と情熱で困っている人を助けられます。
わからないことがあっても先輩方から知識を吸収して、会社からもお客様からも頼られる存在になれるよう頑張ります。
とにかく人の話を聞くのが得意だ、という点をアピールしましょう。
また「人助けがしたい」という気持ちもインバウンドのコールセンターには重要です。
アウトバウンドの志望動機の例文
貴社の〇〇サービスに魅力を感じており、多くの人にその魅力を伝えたいと思ったため貴社を志望しました。
〇〇サービスは私自身も昔から利用しており、現在も愛用しています。また、〇〇サービスを使ったことによって、毎日の生活が180度変わりました。
〇〇サービスを使えば、体の調子も良くなり毎朝起きるのが楽しくなりました。
〇〇サービスの魅力を一番良く知っているファンの私だからこそ、他の人にも魅力を伝えることができます。貴社に入社してからも◯◯サービスのファンとして、全力で他の人に紹介するお仕事に取り組みたいと思っています。
人と話すことが好きで、積極的に質問できることをアピールしましょう。
もし、応募する会社の商品やサービスを利用したことがあるなら、積極的にアピールしましょう。
コールセンター未経験者の志望動機の例文
以前から、会話を中心とした接客業であるコールセンターに興味がありました。私は人と話をすることが好きなため、積極的にお電話をかけてお仕事に取り組めます。
貴社では研修も充実していて未経験でも安心して始められるとのこともあり、応募しました。
相手の顔が見えない中でも笑顔を忘れずに、お客様との誠実なコミュニケーションを心がけようと思います。そして、お客様からも会社の方からも信頼される存在に慣れるよう頑張ります。
未経験でもコールセンターのお仕事を通して自分がどうなりたいのかをアピールしましょう。
また、コールセンターというお仕事の性質を理解している点もアピールできると「この人はちゃんと働いてくれる」と判断されやすいです。
まとめ
この記事では、コールセンターの求人に応募する人に向けて、志望動機の書き方や気をつけるポイントをご紹介しました。
面接や履歴書に志望動機を書く前に、自己分析をして自分の強みをアピールできる準備をしましょう。言葉遣いに自身がなくても、あなたの熱意が伝われば必ず採用担当の方に響くはずです。