マーケティングインターンとは?気になる【特徴】や【仕事内容】をご紹介
大学生で、短期や長期のインターンに行くという方は多くなっています。
中でも、最近注目されているのが『マーケティングインターン』。
将来マーケティング職に就きたいという学生や、マーケティングに興味がある学生が参加しています。
しかし、そもそもマーケティング職について知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回の記事ではマーケティング職の基本的な内容から、インターンにおける仕事内容やメリット・デメリットなどを紹介していきます。
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マーケティングとは
そもそもマーケティングとは、一体どのような意味を指すのでしょうか。
マーケティングの仕事は、簡単に表すと『世の中のニーズを探り、商品やサービスが売れるよう試行錯誤する』ことです。
流れとしては、
- 市場調査・企画
- 実行(商品・サービスの宣伝)
- 効果の分析
の3ステップ。
そしてマーケティングの中でも、大きく『リアルマーケティング』と『Webマーケティング』の2種類に分かれます。
それぞれについて、以下で確認してみましょう。
リアルマーケティング
リアルマーケティングは、名前から想像がつく通り、『リアルな現場』を重視したマーケティングです。
- 街頭でのサンプリング
- ポスティング
- 宣伝カーを走らせる
- 実演販売
- セミナーの開催
このように、顧客に対し直接的な販促を行うのがリアルマーケティングの特徴でしょう。
Webマーケティング
時代の流れとともに、老若男女を問わず、パソコンやスマホといった情報通信機器が浸透してきました。何か気になることがあるとき、まずはインターネットで調べるという方も多いでしょう。
そのことを利用し、影響力の大きい Webを活用して商品やサービスが売れるようにしよう、というのがWebマーケティングの考え方です。
具体的に
- オウンドメディアの運用
- SEO対策
- ウェブ広告を出す
- SNSの運用
- メルマガ配信
- YouTubeでの動画投稿
などの方法で、集客を狙います。
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マーケティングインターンとは
マーケティングインターンとは、簡単に言うと『マーケティング職の就業体験』です。
短期のものと長期のものがあり、大企業では短期インターン、中小企業やベンチャー企業では長期インターンが開催される傾向に。それぞれの特徴について、紹介していきます。
短期のマーケティングインターン
短期のマーケティングインターンは、マーケティング職や企業・業界についての説明をセミナー形式で受けたり、グループ形式で課題解決に取り組むといったものがほとんどです。
マーケティング職に特化しているというよりも、『企業のアピール』に特化したものが多いでしょう。
いずれも1日〜5日程度で終わり、マーケティング職について広く浅く学ぶことができます。
長期のマーケティングインターン
長期のマーケティングインターンは、主に『企画』『広告』『Webマーケティング』の職種に分かれています。
それぞれの職種について、実務を通して学べるというのが特徴でしょう。
企画
企画とは、ユーザーのニーズを基に、商品やサービス、またそれらを販売するためのマーケティング施策を考える仕事です。
ニーズや競合他社を調査して『需要があるもの』は何かを見つけ、そのコンセプトや販売価格・販売手段を考える。商品が見事ヒットしたときは、その喜びもひとしおです。
インターンでは、以下のような業務にあたるでしょう。
- 市場リサーチ
- コンセプトの設定
- マーケティング施策・キャンペーンの企画立案〜実行
- ユーザーへのインタビュー
- セミナーの運営
広告
広告は、企業や商品・サービスの魅力を多くの人に伝えるための施策を練り、実行に移す仕事です。
広告戦略を練り、いかに認知度を拡大させるかがポイントとなる仕事で、インターンでは以下のような業務を行います。
- 商品コンセプトに沿った広告制作
- 広告の配信設計〜運用
- チラシ・ランディングページの制作
Webマーケティング
Webマーケティングの仕事は、上記でも説明した通り、Webを活用して商品やサービスを宣伝、売り込むというのが目的です。
具体的に、以下のような業務を担当することになるでしょう。
- オウンドメディア・SNS・メルマガの運用
- コンテンツ(記事)の制作・ディレクション
- サイト改善
- ニーズの調査
- コンテンツの効果測定・分析
- 競合他社との比較・分析
時給
長期インターンであれば、時給が発生します。
マーケティングインターンにおける時給平均は『1,173円』であり、一般的なインターンの時給としては妥当と言えるでしょう。
(平均時給は厚生労働省:「職業安定業務統計の求人賃金を基準値とした一般基本給・賞与等の額(時給換算)」より2024年7月に引用)
マーケインターンのメリット
ここからは、マーケティングインターンに参加するメリットを紹介していきます。
マーケティングの知識・スキルが身につく
就業体験を通してマーケティングの知識を得られるのは、インターンならではのメリットでしょう。大学の講義や本だけでは学べない、実際の現場でのマーケティングを学ぶことができます。
特に長期のインターンでは、マーケティングに関する知識だけでなく、
- ビジネスマナー
- 課題解決能力
- 数値の分析能力
- ユーザーの視点に立った物事の考え方
なども身につけることができるでしょう。
こうしたスキル・経験があることは、就職活動の自己PRにおいても役立ちます。
仕事の進め方がイメージできる
長期インターンであれば、社会人と同様と言っていい内容の仕事が任せられます。
- 一日のスケジューリング
- 優先順位の付け方
- 報連相
- タイムマネジメント
このように、仕事の進め方を学生のうちから知れるというのは、インターンならではのメリットでしょう。
マーケインターンのデメリット
短期インターンの場合、拘束時間が短いため、あまりデメリットを感じることがないでしょう。
しかし、長期インターンではある程度の期間出勤しなければならず、デメリットもいくつか発生します。
仕事のレベルが高すぎることがある
学生にとって、マーケティングの仕事は初めて経験するものばかり。特に数字が苦手という方にとって、様々な数値の変化を分析するといった作業は難しく感じられます。
そのため、振られた仕事のレベルが高いと感じてしまうことも出てくるでしょう。
難しい課題をクリアしていくことに喜びを感じるのであれば、それほど問題ではありません。しかし、中には心が折れて辞めてしまうという方も。
スケジュール調整がしにくい
長期インターンの場合、ほとんどの会社で『週3〜4出社』と規定されています。
かなりのコミットが求められるため、学校が忙しかったり、バイトをしていたりすると、自分の時間が取れなくなってしまうのは難点でしょう。
特に、バイトとの掛け持ちはなかなか難しいものです。
なお、少数ではあるものの、『週1〜2出社』でOKな会社もあります。
忙しい方は、そういった会社を選ぶのがおすすめでしょう。
マーケインターンの気になるポイント
最後に、マーケティングインターンにおいて、多くの方が気になるポイントを紹介していきます。
髪型や服装は自由?
マーケティング職の場合、基本的に内勤で、お客さんと接することがありません。そのため、髪型や服装は自由とされることが多いでしょう。
しかし、オフィスで働く以上、社会人としての身だしなみを意識することは大切です。
髪型はあまり顔を隠さないように、髪色は明るくても茶髪で8〜9トーン程度が無難でしょう。
服装は、露出が控えめで落ち着いたものを。オフィスカジュアルを意識するのがおすすめです。
短期と長期のどっちがいいの?
それぞれ学べる内容が異なるため、一概にどちらがおすすめとは言い切れません。自分の状況や、インターンに求める内容に応じて、どちらに参加するかを選ぶようにしましょう。
『行きたい企業が決まっている』『マーケティング全般について知識を得たい』『あまりインターンに時間を取れない』という方は短期インターンを。
『実務を通してマーケティングを学びたい』『社会人としての働き方を体験したい』『比較的時間に余裕がある』という方は、長期インターンに参加するのがおすすめです。
また、日程が被らなければ両方に参加することも可能です。スケジュールに余裕があるのであれば、短期と長期の両方を体験してみるのもおすすめでしょう。
リモートワークはできる?
マーケティング職の中でも、リモートしやすい職種とそうでない職種があります。
『Webマーケティング』の場合、データ分析やコンテンツ作成など、1人で進める作業も多いです。そのため、比較的リモートワークがしやすいでしょう。
対して『企画』や『広告』の場合、人とコミュニケーションをとる機会が多いため、なかなかリモートワークがしにくいと言えます。
いずれも、最初のうちは出社して仕事に慣れ、1人である程度仕事をこなせるようになったら週に数回リモート、という形が一般的でしょう。
こんな方にマーケティングインターンがおすすめ
今回の記事では、マーケティング職やそのインターンについて詳しく紹介してきました。記事の内容を踏まえて、以下のような方におすすめのインターンと言えるでしょう。
- 将来マーケティング職に就きたい
- 社会の様々なサービスや商品に興味がある
- 会社の売り上げをアップさせる手段を学びたい
馴染みのない単語を使うことも多く、学生にとって難易度が高めのマーケティング。
しかし、マーケティングはビジネスの基礎。学生のうちからマーケティングについて学ぶことで、社会全体の仕組みを理解することにも繋がります。
どのインターンに参加するか悩んでいるという方は、ぜひマーケティングインターンに参加してみてください。