【スーパー】品出しバイトはきつい?仕事内容・時給・志望動機例を解説【力仕事?】
スーパーやドラッグストアなどの店舗において、店員が商品を店頭に並べていく様子を目にしたことはありませんか。このように商品を店頭へ並べていく作業は『品出し』と呼ばれます。
品出しはレジ業務と比べ接客の機会が少なく、接客が苦手という方でも取り組みやすい 仕事です。一人で黙々と作業を進めるのが得意という方にとって、品出しバイトはぴったりと言えます。
今回は品出しバイトの仕事内容や時給、メリット、デメリットなどを詳しく解説していきます。新たにバイトを始めようと思っている方は、ぜひチェックしてみてください。
✓ 立ち仕事が多いので痩せる可能性がある
✓ 店によっては検便などの提出が定期的に必要なところも
品出しバイトの仕事内容
品出しは、主にスーパーで募集されることが多いバイトです。また、他にもドラッグストアや運送会社の倉庫、大型バラエティショップなど、様々な店舗で募集されています。
どのような業務があるのか、以下で確認していきましょう。
在庫チェック
店頭に商品がどれくらい並んでいるか、目視で確認する作業です。どの商品をどれくらい補充しなければならないのか、自分で チェックしてリストアップしなければいけません。
なお、店舗によってはコンピュータシステムで在庫を管理しているところもあります。そのような店舗では、目視での確認が必要ありません。
商品陳列
補充しなければならない商品をバックヤード(倉庫)から集め、店頭に並べていく作業です。
箱を持ち上げたり積み下ろしたりという作業は大変ですが、店頭までは台車を使って商品を運びます。
箱買いするような商品であれば段ボール箱ごと棚に並べ、そうでない商品は段ボールから1つ1つ取り出して並べていきます。
前出し
お客さんが商品を買っていったことにより空いたスペースを詰めていくという作業です。
多くのお客さんは商品を手前側から取っていくため、どんどん商品棚の前方にスペースが生まれてしまいます。前方にスペースがあると奥の商品が取りにくかったり、見えなくなってしまったりするため、定期的に商品を前に詰めなければいけません。
なお、食品の場合は賞味期限や消費期限をチェックし、期限の早いものから前に並べていきます。
期限の確認・割引
決められた時間になると食品の賞味期限や消費期限を確認し、 期限に応じて廃棄処分や割引対応 を行います。主にお惣菜やお弁当、おにぎり、パンなど、期限が短いような食品が対象です。
店舗や食品によって基準は異なりますが、多くの店舗では夕方に期限を確認して割引シールを貼り、営業後に売れ残った食品が廃棄処分となります。
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品出しバイトの時給
都内における品出しバイトの時給をチェックしたところ、品出しバイトの平均時給は『1,127円』であることがわかりました。
深夜・早朝スタッフの場合は深夜手当により時給が高く、1,300円以上になるところも多いようです。
また、品出しバイトの多くでは交通費が支給されます。ただし、店舗によっては支給額の上限が規定されていることもあるため、求人情報や面接の場で確認するようにしましょう。
(平均時給は厚生労働省:「職業安定業務統計の求人賃金を基準値とした一般基本給・賞与等の額(時給換算)」より2024年7月に引用)
品出しバイトのメリット
品出しバイトの魅力はどんなところにあるのでしょうか。
ここからは、品出しバイトをするメリットを紹介していきます。
仕事内容が単純
作業自体はシンプルで、複雑な工程がほとんどありません。仕事内容が覚えやすいので、気持ち的には楽に働くことができるでしょう。
また、お客さんの数が少ないときは作業が少ないというのも特徴のひとつです。そのため、忙しすぎる仕事が苦手という人にもおすすめのバイトと言えるでしょう。
立ち仕事が多く痩せることができる
品出しバイトは基本的に立ち仕事なので、体力を使う分、消費カロリーも多く痩せやすいバイトです。
運動不足の方や、ダイエットしたい方にはおすすめです。
接客が苦手でも働きやすい
基本的に、品出しバイトでは 接客をすることがありません。
商品陳列や割引作業を行うタイミングでお客さんに話しかけられることはあるものの、商品の場所について尋ねられる程度です。品出しの作業を続けるうちに、商品の場所や扱っている商品の種類は自然と頭に入ってくるので安心してください。
品出しバイトであれば、ほとんどお客さんと接することがなく、接客が苦手でも無理なく働けます。
品出しバイトのデメリット
上記では、品出しバイトのメリットを紹介してきました。しかし、いくつかのデメリットも存在しています。
力仕事が大変そうというイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。
以下で確認していきましょう。
力仕事がきつい
上記でも述べた通り、基本的に品出しバイトは立ち仕事です。長時間立ちっぱなしになるのは痩せやすい分、体力的には辛いポイントでもあります。
また、重たい商品も持ち上げたり降ろしたりという作業を繰り返さなけばいけません。体力のない方や、足腰の弱い方はきついと感じることもあります。
仕事内容に飽きる
品出しの仕事は、単純すぎる分飽きやすいのがデメリットです。何回か出勤したらすぐに仕事内容を覚えることができます。また、お客さんが少ないときはあまりやることがないのも飽きやすい理由と言えます。
空いた時間はできるだけ効率よく作業できる方法を考えたり、どんな商品を扱っているか頭に入れたりして、飽きない工夫が必要になります。
店舗によっては検便がある
スーパーのように食品を扱う店舗の場合、バイトでも定期的に検便を行わなければいけません。
衛生面を考えると必要なことであるものの、検便の作業や容器を持ち歩くのが嫌だと感じる人は多いでしょう。
また、便秘の方にとってはタイミングが合わないと辛い作業です。
品出しバイトの志望動機はこう書く
面接を通過する志望動機のポイントとして、『理由を2つ以上組み合わせる』ということが大切になってきます。
『自宅から近いから』『時給が良かったから』など、1つの理由だけを述べるのではどうしても志望動機が薄く感じられるでしょう。自分の強みも盛り込みつつ、複数の理由を述べるようにすると志望動機に説得力が増します。
以下で志望動機例を2つ紹介しますので、志望動機を考えるときの参考にしてみてください。
志望動機例①
『私は作業をコツコツ進めることが好きで、品出しの仕事内容が自分の得意分野と合っていると思い応募いたしました。効率よく作業を進めることには自信があります。
また、こちらのバイトは早朝の時間帯で募集されていたことも理由のひとつです。大学の講義前は時間があるので、たくさんシフトに入って働きたいと思っています。』
志望動機例②
『私は中学・高校と運動部に所属していて、今でもバドミントンサークルに入っており体力には自信があります。身体を動かすことが好きなので、移動が多かったり重たいものを運んだりする品出しのバイトに興味があり応募いたしました。
こちらの店舗は自宅から近いので、たくさんシフトに入って働きたいと思っています。よろしくお願いいたします。』
※志望動機に関する過去記事
「バイトの志望動機がないときに読む!受かる志望動機の書き方」
品出しバイトについて気になるポイント
最後に、品出しバイトにおいて多くの方が気になるポイントにお答えしていきます。
シフトの日数や勤務時間はどれくらい?
品出しバイトにおけるシフトの平均日数は『週3〜5日』、平均勤務時間は『4〜6時間』となっています。
週3日から働ける店舗も多く、学校やサークルなどで忙しい学生もバイトと学校を両立しやすいでしょう。
なお、深夜・早朝のみのシフトだと勤務時間は3時間程度と短めな傾向です。どうしても時間が取れない方は、深夜・早朝のみで行う品出しバイトに絞って求人を探してみるといいでしょう。
面接では何を聞かれる?
品出しバイトの面接では、主に以下のような内容について質問されます。
- 志望動機
- 交通手段・通勤時間
- 長所・短所
- 品出しバイトの経験有無
- 自己PR
- シフトに入ることができる日数・時間・曜日
- 勤務期間
これらは特に面接で聞かれることが多い内容なので、事前に答える内容を考えておくと安心です。
面接に行くときの服装は?
バイト中は制服やエプロンを着用する場合がほとんどですが、第一印象が決まる面接では『清潔感』を意識した服装選びが大切でしょう。バイトの面接に行くときは、以下の服装を参考にしてみてください。
男性の場合、
- 襟付きシャツ、ポロシャツ
- チノパン、きれい目のデニム
- 革靴、清潔感のあるスニーカー
女性の場合、
- 襟付きシャツ、ブラウス、カットソー
- 膝丈スカート、きれい目のデニム
- パンプス、ローファー、清潔感のあるスニーカー
また、いずれも 目立つ色や柄は避けるようにして、できるだけシンプルなものだと好印象につながります。
こんな方に品出しバイトがおすすめ
記事の内容を踏まえて、以下のような方に品出しバイトが向いていると言えるでしょう。
- 立ち仕事が苦にならない
- 接客が苦手
- 黙々と作業を進めるのが得意
体力面でややきついポイントはありますが、あまり厳しいバイトをしたくないという方にとって、適度な緩さがある品出しバイトはおすすめです。
記事を読んで気になったという方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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