夏休み中の大学生におすすめの短期バイト15選!バイト選びのコツも紹介

学校の授業がなくなり、自由な時間が増えるのが大学生の夏休みです。時間があるのを活かし、短期バイトでたくさん稼ごうと考えている方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、夏休み中の大学生におすすめの短期バイトを15種類紹介します。バイト探しのコツ、月10万円稼ぐ方法、バイトを探すときの注意点も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
【夏らしいバイト編】大学生におすすめ!夏休みの短期バイト6選

夏祭りやビアガーデンなど、夏休み期間中は夏らしいイベントがたくさん開催され、臨時スタッフの募集も増加します。ここでは、夏らしいおすすめの短期バイトを6つ紹介します。
夏祭り・花火大会の会場スタッフ
夏休み中は、日本各地で夏祭りや花火大会が開催されます。いつもより多くの人が訪れるため、夏休み期間限定の短期バイトを募集しているところがたくさんあります。
夏祭り・花火大会の会場スタッフは、お客さまの誘導、会場設営、屋台の販売・調理、警備員などさまざまな仕事があるので、興味のある職種を選んでみましょう。
1日中立ちっぱなしになったり、重い物を運んだりする場合が多いため、体力に自信がある方におすすめです。
プールの監視員
プールの監視員の主な仕事は、危険な行動をする人や体調不良の人がいないかを監視し、利用者が安全に過ごせるようにすることです。地元のプールからホテル併設のプールまで、はたらく場所はさまざまです。
職場によっては、落とし物の回収やプールの掃除も仕事内容に含まれるところがあります。資格を持っていなくても応募できる仕事は多いですが、トラブルが発生したときはプールに入る可能性もあるため、多少は泳げる人におすすめのバイトです。
海の家のスタッフ
海の家のスタッフは、飲食物の調理、接客、お客さまの呼び込み、マリングッズの貸し出し、お店の清掃など幅広い仕事に携わります。飲食物の調理は手軽に作れるものが多いため、料理に不慣れな方もチャレンジしやすいでしょう。
自宅から通うものもあれば、隣接する民泊やリゾートで寝泊りするタイプのものもあります。海を間近に感じながらはたらけるため、海で遊ぶことやマリンスポーツが好きな方は要チェックです。
ビアガーデン・屋形船のスタッフ
夏はホテルや百貨店の屋上にビアガーデンがオープンしたり、湾や川で屋形船が運行したりします。どちらも基本的な仕事内容は飲食店と同じで、料理やドリンクの調理・提供、清掃などが挙げられます。
屋形船の場合は、観光案内を担当する場合もあります。夏らしい賑やかな雰囲気のなか、楽しくはたらきたい方のおすすめのバイトです。
キャンプ場・リゾート施設のスタッフ
夏休み期間中は、キャンプ場やリゾート施設といった宿泊施設を利用する人が増加します。短期バイトの募集も増え、なかには住み込みではたらけるものもあります。食事も付いており、食費を抑えながら稼げるのがメリットの1つです。
主な仕事の内容は、客室清掃、料理の調理、売店でのお土産の販売など多岐に渡ります。1週間程度の短期のものから、1カ月を超える長期の募集まであるので、自分の予定に合うバイトを選びましょう。
遊園地・テーマパークのスタッフ
夏休み期間中は遊園地・テーマパークを訪れる人も増え、季節限定のイベントを開催するところもたくさんあります。臨時スタッフを雇うところもあるので、短期バイトを探している大学生は要チェックです。
お客さまの案内・誘導、イベントの司会、アトラクションスタッフ、グッズ・チケット販売、飲食店スタッフ、清掃など、仕事内容はさまざまです。屋外で仕事をするケースも多いため、熱中症対策には気を付けましょう。
【室内編】大学生におすすめ!夏休みの短期バイト5選

夏は気温が高いため、クーラーが効いている室内でバイトしたいと考えている大学生もいるでしょう。ここでは、室内でできる夏休みの短期バイトを5つ紹介します。
お中元販売
6月~7月にかけて、半年間の感謝を伝えるためのお中元を送る人が大勢います。主な仕事内容は、百貨店やショッピングモールの特設ブースでの接客、コールセンターでの受付、贈答品の梱包・仕分け・配送などです。接客が苦手な方も、黙々と作業する梱包や仕分けなら挑戦しやすいでしょう。仕事をする時期が夏休みに入る前になる場合が多いため、テストが終わって夏休みに向けて稼ぎたい大学生におすすめです。
塾講師・学童保育
夏休み期間中は多くの塾で夏期講習が開催されるため、塾の先生が足りなくなり、臨時講師が募集されるケースがあります。塾講師の主な仕事内容は、子どもに勉強を教える、ほかの講師のサポート、事務などです。
また夏休みの間は学童保育の時間が長くなり、大学生のアルバイトを募集する場合もあります。子どもと遊んだり宿題を教えたりと、将来教育に関わる仕事をしたいと考えている方にとって貴重な経験ができます。
試験監督
夏は塾で模試が行われたり、全国の会場で資格試験が行われたりします。解答用紙・問題用紙の配布、会場セッティング、不正を監視する試験監督も、夏休みの短期バイトにおすすめです。
仕事は数時間で終わるものもあれば、1日かかるものもあります。試験中は私語厳禁の場合が多いため、接客業ほどのコミュニケーション能力が求められないのが特徴です。
模試の採点
模試の採点では、正解・不正解を確認したり、部分点が入る箇所をチェックしたりします。採点結果が受験者の進路を左右するため、採点ミスが発生しないよう集中して作業することが大切です。
バイト先によっては採用前に学力テストを設けているところもあるので、高校で習った範囲を復習しておくと良いでしょう。
事務スタッフ
事務スタッフの主な仕事は、パソコン作業、データ入力、メールの送信、電話・来客対応などです。職場によっては書類の作成や伝票の処理など、会社の業務のより深い部分まで関わる場合があります。
近年はリモートワークが普及したため、在宅勤務OKで募集している会社もあります。パソコンさえ使えれば未経験でも挑戦しやすいのが魅力のバイトです。
【その他】大学生におすすめ!夏休みの短期バイト4選

夏休み中にしっかり稼ぎたい大学生におすすめの短期バイトは、まだあります。ここでは夏らしいものや室内でできるもの以外で、夏休みに入った大学生におすすめの短期バイトを4つ紹介します。
農作業の手伝い
農作業の手伝いでは、野菜の収穫や苗植え・種まきなどを行います。夏はトマトやキュウリが収穫期を迎えたり、小松菜の種まきをしたりと、農家は大忙しの季節です。
住み込みのバイトもあるため、リゾートバイトのようなはたらき方もできます。普段都会で過ごしている方にとっては、自然のなかでリフレッシュしながらはたらけるのも魅力でしょう。
屋外やハウス内で作業する職場も多いので、暑さ対策をしておくことをおすすめします。
引っ越しスタッフ
引っ越しスタッフの主な仕事は、家具・日用品の梱包や、新居への運搬などです。転職や転勤などで夏に引っ越す人は一定数存在するため、夏休み中のみの臨時スタッフを募集している会社もあります。
冷蔵庫や洗濯機といった重たい物を運ぶ場面が多いため、体力・筋力に自信がある方におすすめです。
スタジアム・球場スタッフ
夏休み期間中は、日本各地でスポーツの試合やイベントが開催されます。普段よりも来場者数が増えるところもあり、スタジアムや球場では臨時スタッフを募集するところもあります。
スタジアム・球場スタッフの主な仕事は、売店での飲食物やグッズの販売、ビールの売り子などです。ビールの売り子は、売り上げに応じて給料が上がるインセンティブ制度を導入しているところもあります。
飲食店
飲食店のバイトは、キッチンとホールに分かれて仕事をします。キッチンでは仕込み・料理・食器洗い・在庫管理、ホールでは接客・配膳・会計・電話対応などを行います。
夏休み中は普段はたらいているバイトスタッフが帰省やサークルの遠征などで休むため、臨時のバイトを募集するお店も少なくありません。特にスキマバイトアプリでは、翌日勤務や当日勤務の仕事がよく募集されています。
夏休みの短期バイト探しを成功させるコツ

夏休みは、大学生が短期間でたくさん稼げる絶好の機会です。ここでは、夏休みの短期バイト探しを成功させるためのコツを3つ紹介します。
人気のバイトは早めに申し込む
夏休みは、多くの大学生がバイトに取り組む期間です。ビアガーデンや屋形船のスタッフ、キャンプ場やリゾート施設のスタッフなど夏らしさを感じられるバイトは特に人気が集まるので、早めに申し込みましょう。
求人情報を見逃さないようにするには、求人情報サイトや企業のSNSをこまめに確認することが大切です。ゴールデンウィーク明けに夏休みの募集が始まるところもあるので、よくチェックしておきましょう。
シフトには余裕を持たせる
たくさんはたらきたい気持ちもあるかもしれませんが、シフトには余裕を持たせておきましょう。夏は気温が高く、普段よりも体力を消耗しやすいため、回復する時間を取っておいた方がバイトにも集中しやすくなります。
また、夏休みはバイト以外にも、地元への帰省や友達との旅行、イベントへの参加など、さまざまな楽しみがあります。夏休みを思いっきり満喫するためにも、余裕のあるスケジュールを組むことが大切です。
条件・給与・過去にバイトした人の口コミなどをよく確認する
雇用側とのトラブルを避けるため、条件や給与についてはよく確認しておきましょう。求人情報に記載されていた内容と、契約書の内容に違いがないかは要チェックです。もし違いが見つかったときは、採用担当者に尋ねてみてください。
また、職種によっては夏休みの短期バイトは屋外ではたらく場面がよくあります。過去にバイトした人の口コミも確認し、自分がはたらく環境や仕事内容、準備すると良いものなどを具体的にイメージしておきましょう。
大学生向けの夏休みの短期バイトを探す方法

求人情報サイトやSNSなど、大学生向けの夏休みの短期バイトを探す方法はたくさんあります。主な方法は、次のとおりです。
- 求人情報サイトを見る
- スキマバイトアプリを活用する
- お店や会社の張り紙・公式サイト・SNSを確認する
- 学校の掲示板を見る
スキマバイトアプリとは、シェアフルやTimee(タイミー)のように単発ではたらきたい人と雇用したい人を結ぶアプリです。少し時間ができて暇なときは、活用してみるのも良いでしょう。
また、学校によっては掲示板に、学校の職員が確認して承認を得たバイト案内を掲示するところもあります。初めてバイトする方やブラックバイトが心配な方は活用してみるのも1つの手段です。
大学生が夏休み中に短期バイトで月10万円稼ぐにはどうしたらいい?

大学生が夏休み中に短期バイトで月10万円稼ぐには、東京都で1日8時間はたらく場合、約11日必要です。
計算するにあたり、今回は厚生労働省が公開している「令和6年度地域別最低賃金改定状況」を参照しました。東京都の最低賃金は時給1,163円で、1日8時間はたらけば9,304円です。10万円を稼ぐのに、約11日必要という計算になります。
1カ月のうち約3分の1にシフトを入れれば良いため、サークルや旅行で忙しい方も不可能ではないでしょう。
【出典】令和6年度地域別最低賃金改定状況
怪しい仕事を避ける!大学生が夏休みの短期バイトを探すときの注意点

近年は、ブラックバイトや闇バイトが問題になっています。トラブルに巻き込まれないよう、大学生が夏休みの短期バイトを探すときの注意点も抑えておきましょう。
仕事内容に対して報酬が高すぎるバイトは避ける
「○○を運ぶだけで3万円!」「○○の情報を教えるだけで1万円!」のように、仕事内容に対して報酬が高すぎるバイトは避けましょう。
「楽してたくさん稼ぎたい」という心理を刺激されて、闇バイトの「運び屋」として利用されたり、法律で禁止されている口座の売買に関与させられたりする可能性があります。
【出典】どっちが闇バイト? クイズでわかる “危険な求人情報”の見分け方,東京都 特殊詐欺加害防止 特設サイト
【出典】口座の売買・譲渡し(譲受け)は犯罪です。,大阪府警本部
報酬形態・仕事内容などが分かりにくいバイトは避ける
労働者を雇うお店や会社は、契約期間・就業場所・業務内容・休日などに関する情報を、労働者に示す必要があると定められています(労働基準法第15条)。
報酬形態や仕事内容が分かりにくいと感じたときや疑問があるときは、遠慮せずお店や会社に問い合わせてみましょう。
もし返答がない、返答内容が的外れといった場合は、応募を避けたり辞退したりすることをおすすめします。
「DMで連絡」という言葉には注意
DM(ダイレクトメッセージ)でやり取りが進められるのも、闇バイトの特徴の1つです。DMは秘匿性が高く、SNSサービスによっては後で取り消せるものもあるため、闇バイトの連絡手段としてよく用いられています。
「夏休みの短期バイトを探している」といった投稿をした後にDMが届いたときや、「詳しくはDMで!」と記載されている求人情報を見かけたときは注意しましょう。
【出典】どっちが闇バイト? クイズでわかる “危険な求人情報”の見分け方,東京都 特殊詐欺加害防止 特設サイト
大学生の夏休みを活かして短期バイトで稼ごう!
バイトの時間を長く取りやすい夏休み期間中は、期間限定の短期バイトの求人がたくさんあります。今回紹介したバイトで夏の思い出を作ったり、いつもより多めに稼いだりしましょう!
ただし夏は気温が高く、熱中症や脱水症状などのリスクもあります。健康に気を付けながら持ち物を準備したりシフトを組んだりして、はたらくことが大切です。