バーテンダーのバイトはきつい?仕事内容や時給を解説

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シェイカーを振る姿が印象的なバーテンダー。オトナなイメージですが、実は大学生でもバーテンダーとして働くことができます。

なんだかかっこいい、モテそうなど、ぼんやりしたイメージはありますが、その実態は謎が多く、いまいち働くイメージが湧かないという方も多いですよね。

そこで今回は、バーテンダーの仕事内容や時給、メリット、デメリット、志望動機例などを詳しく解説していきます。

この記事を読めば、思いもよらなかったバーテンダーがあなたのバイト先候補になるかもしれません!

このバイトをざっくり言うと
✓ 深夜のシフトが多く深夜手当で稼ぎやすい

✓ お酒の種類や作り方の知識がたくさんつく

✓ 生活リズムが乱れやすいので、昼の生活とのバランスには注意が必要
目次

バーテンダーバイトの仕事内容

バーテンダーバイトの仕事内容

まずは仕事内容についてです。

バーテンダーは、主に『買い出し・発注』『接客』『お酒作り』『フードの提供・調理』『清掃・洗い物』といった業務を行います。

意外とお酒作り以外にも地味な仕事があるようです。これらの詳しい内容について、以下で確認していきましょう。

買い出し・発注

営業前、必要なお酒や食材を買い出しに行ったり、発注作業を行ったりします。店長や先輩など、指示通りに作業を行うのみで、初めは自分で買い出しのリストを作ることはありません。

働き始めてしばらく経てば、リストの作成を任せてもらえるようになる可能性もあります。

接客

お客さんとバーカウンター越しに会話をします。複数名で来ていてお客さん同士の会話が盛り上がっている場合は、特に話しかける必要はありません。一人で来ているようなお客さんがいたらできるだけ積極的に話しかけますが、一人で静かに飲みたい方もいるため、見極めが重要となります。

積極的に話しかけるかどうかは、お店の方針にもよる部分なので、機会があれば店長に確認してみましょう。

お客さんが気持ちよく話せるよう、うまく相槌をうったり質問したりして話を広げるのが接客のポイントです。

お酒作り

お酒作りは、バーテンダーにとって腕の見せ所。シェイカーを振るイメージが強いかもしれませんが、お酒の中にはシェイカーを使わず、バースプーンで材料を混ぜ合わせて作るものもあります。

混ぜる回数やバースプーンの扱いによって味が変わってくるため、美味しいお酒を作るにはテクニックが求められるでしょう。

たくさんのお酒の種類があるため、覚えるまではある程度大変です。

フードの提供・調理

お客さんからの注文に応じてフードを出します。
ほとんどの場合はチョコレートやピーナッツなどのおつまみを出すので調理は必要ありませんが、本格的なフードメニューがあるバーの場合、キッチンバイトのように調理作業を行うこともあります。

また、中には近隣の飲食店から出前を取るスタイルの店舗も。出前メニューのオーダーが入った場合はお客さんが注文した商品を電話で注文し、お店に届けてもらったりスタッフが取りに行ったりします。

清掃・洗い物

お客さんが帰った後のテーブルを拭いたり、使い終わった食器やグラスを洗ったりします。

特にグラスは薄く、グラスを下げたり洗ったりする際に少し力が入っただけでも割れてしまいやすいものです。慎重に扱う必要があります。

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時給

地域によって差があるものの、平均時給は『1,259円』となっており、一般的なバイトの中でも時給は良い方と言えます。

なお、22:00〜翌5:00の時間帯であれば深夜手当で時給が25%アップするため、より稼ぎやすいでしょう。バーは深夜〜翌朝まで営業しており、深夜のシフトに入る機会も多いので、他のバイトと比べて効率よく稼げます。

(平均時給は厚生労働省:「職業安定業務統計の求人賃金を基準値とした一般基本給・賞与等の額(時給換算)」より2024年7月に引用)

バーテンダーバイトのメリット

バーテンダーバイトのメリット

ここからは、バーテンダーとしてバイトをするメリットを紹介していきます。

様々な人と出会える

バーには性別や年齢、職業もバラバラの様々なお客さんが訪れます。バーテンダーとして働いていなかったら出会えなかったような人にも出会えるかもしれません。

また、バーテンダーとお客さんの距離感が近いバーでは、常連客と親しくなることも多く、人脈作りにもつながるでしょう。

コミュニケーション能力に自信のない方でも、バーテンダーとして働くうちに苦手意識を払拭できるかもしれません。

お酒を自分で作れるようになる

バーテンダーのメインはお酒を作ることです。そのため、バイトを通してお酒を作れるようになります。

自分でカクテルを作れると言うと、どことなくかっこいいイメージがあるのではないでしょうか。友達にも披露できる隠し芸にもなりますね。

また、元々お酒が好きだという方は家で飲むときのバリエーションが増えておうちでもバイトで学んだ知識で楽しめます。

会話やお酒を楽しみながら働ける

バーでは、お客さんとの会話もサービスのひとつ。お客さんからお酒を奢ってもらえることもあり、働きながらもお酒を飲んで会話を楽しめるのがバーテンダーの醍醐味です。

多くのお客さんと話すことで、話題の引き出しが増えていきます。どんな人とでも会話を盛り上げられるコミュニケーション能力は、就活においても大いに役立つでしょう。

また、お酒の席では思わぬ「いい話」が聞けることもあります。こうしたネタは友人との会話でもきっと受けるはず。

バーテンダーバイトのデメリット

上記では、バーテンダーのメリットについて紹介してきました。しかし、いくつかのデメリットも存在しています。

どのようなデメリットがあるのか、以下で確認していきましょう。

酔っ払いの対応がきつい

バーはお酒を出す場である以上、酔っ払ったお客さんの対応をしなければいけません。泥酔した状態で絡んでくるお客さんもいて、対応に困ることもしばしばあります。

また、中には悪酔いをしてトイレで戻してしまうお客さんも。そのため、清掃が大変ということもデメリットになります。

生活リズムが乱れやすい

バーテンダーのバイトでは、深夜か翌朝まで働き続けることが多く、生活リズムが乱れやすくなるため注意が必要です。

次の日が午前授業、とくに一限の場合、シフトに入るのを避けるか終電で上がらせてもらうかして、学業に影響が出ないようにしましょう。バイトが理由で単位を落としてしまっては本末転倒です。

お酒の種類や作り方を覚えるのが大変

バーで出しているお酒の種類は豊富です。特にカクテルは種類が多く、店舗ごとのオリジナルカクテルもあり、名前を覚えるだけで一苦労。材料や作り方も覚えなければならないため、最初のうちは勉強が必要となるでしょう。

空いた時間でメニューや作り方を確認し、効率よく覚えるのが大切です。

志望動機をうまく伝えるコツ

志望動機では、

  • なぜバーテンダーのバイトがしたいのか
  • なぜこの店舗で働きたいのか
  • バーテンダーのバイトで生かせる強みはあるか
  • バイトを通して何を学びたい・身に付けたいのか

といったポイントを最低でも2つは盛り込むことが大切。どれか1つだけだと内容が薄い印象になってしまいます。少なくとも2つは志望動機の中に盛り込むことで、説得力のある志望動機になるでしょう。

以下で志望動機例を2つ紹介しますので、参考にしてみてください。

志望動機例①

「私は元々お酒が好きで、居酒屋で1年間バイトを続けてきました。20歳の誕生日で連れて行ってもらったバーにいたバーテンダーの方がとても素敵な接客をしていて、私もバーテンダーとしてお客さんの心を掴む接客がしたいと思ったのが、応募のきっかけです。居酒屋のバイトでは何度かお客さんに接客を褒めていただいたこともあり、この接客スキルはバーテンダーの仕事でも生かせると思っています。地域の方から長く愛されてきたこちらの店舗で、未経験ではありますがバーテンダーとして成長していきたいです。」

志望動機例②

「テレビでバーテンダーの方がかっこよくシェイカーを振っている姿を見て、強い憧れを持ちました。こちらの店舗は未経験でも採用されているとのことで、自分にもチャンスがあるのではないかと思い応募いたしました。接客業は未経験ですが、1年続けてきた事務のバイトでは他のスタッフと積極的に関わり、コミュニケーションを大事にしているのが自分の強みです。また、少しでも早く即戦力として活躍できるようになりたいと思い、自分なりにカクテルの種類や作り方を勉強しています」

※志望動機に関する過去記事

「バイトの志望動機がないときに読む!受かる志望動機の書き方」

バーテンダーバイトの気になるポイント

バーテンダーバイトの気になるポイント

最後に、バーテンダーのバイトにおいて、多くの方が気になるポイントにお答えしていきます。

シフトの日数や勤務時間はどれくらい?

バーテンダーのバイトにおいて、シフトの平均日数は『週1〜4日』、平均勤務時間は『3〜6時間』となっています。週1から働けるバーも多いため、忙しい学生でも学業と両立しやすいでしょう。

また、終電を考慮してもらえるバーも多く、大学生にとっては安心です。

お酒が飲めないとダメ?

必ずしもお酒が飲めないとダメなわけではありません。

バイトではお客さんからドリンクを奢ってもらうこともあります。一緒にお酒を飲めるとより楽しい時間を過ごせますが、もちろんお酒が苦手な方や弱い方はソフトドリンクでも問題ありません。

ただし、バーテンダーとしてお酒を作る上で味見は必須です。口に含んで味を確認した後、見えないように出しても良いですが、口に含んだりお酒の匂いを嗅いだりするのも苦手という方には向かないかもしれません。

面接に受かるためのポイントは?

バーテンダーで一番大切なのは、しっかりした接客ができるかということ。そのため、面接ではコミュニケーション能力や愛想の良さ、受け答えの仕方が見られます以下のポイントを意識して、面接官としっかりコミュニケーションを取りましょう。

  • 面接官の目を見てアイコンタクトを取る
  • 表情は自然な笑顔
  • 話すときは聞こえやすいスピード・声量でハキハキと話す
  • 挨拶は丁寧にする
  • 面接官の話を聞いているときは、適宜相槌をうつ

面接の服装や身だしなみは?

接客業のため、面接では清潔感を意識しなければいけません。

高級志向のバーであればしっかり髪をセットし、スーツを着用するのがおすすめ。カジュアルな雰囲気のバーであれば、雰囲気に合わせて適度におしゃれな服を着ていくと良いでしょう。

なお、寝癖や服のシワ・汚れ、露出の激しい服装などはNGです。

こんな方にバーテンダーのバイトがおすすめ

記事の内容を踏まえて、以下のような方にバーテンダーのバイトがおすすめだと言えます。

  • お酒が好き
  • コミュニケーション能力に自信がある
  • 人脈を広げたい

最初はお酒の種類や作り方を覚えるのに苦労するかもしれません。しかし、自分の作ったお酒をお客さんに美味しく飲んでもらえたり、自分の接客でお店に通ってもらえたりすると大きなやりがいが感じられるでしょう。

記事を読んでバーテンダーのバイトに興味を持ったという方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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この記事を書いた人

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