資格なしでもできる!ベビーシッターバイトは大学生におすすめ
ベビーシッターのバイトは、実は資格がなくてもできるということをご存知でしょうか。
一見資格が必須の仕事にも思えますが、資格がない方でもベビーシッターとして子どものお世話をすることができます。
今回の記事では、ベビーシッターバイトの仕事内容や時給、メリット、デメリットなどを詳しくご紹介します。子どもが好きだという方や、ベビーシッターに興味があるという方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
✓ 子供とのふれあいの中でやりがいを感じられる
✓ 子供の怪我など事前にリスクを想定しておくことが大事
仕事内容
ベビーシッターのバイトを始める場合、まずはベビーシッターの派遣会社に登録する必要があります。派遣会社に登録した後、依頼を受けて依頼人の自宅や指定された場所へ行き、保育をするという流れとなっています。
ベビーシッターの主な仕事はこちらの4つです。
- 子供のお世話
- 家庭教師
- 送迎
- 家事代行
それぞれの詳しい内容について、以下で見ていきましょう。
子供のお世話
ベビーシッターの基本的な仕事は、子どものお世話をすることです。依頼人の自宅やホテルなど指定された場所で、具体的には以下のようなことを行います。
- 食事の補助や見守り
- 歌やお絵かき、読み聞かせなどの遊び
- 昼寝の見守り
- 入浴やトイレの補助
- 体調を崩しているときの看病
なお、ベビーシッターのバイトは基本的に自分一人で子どものお世話をします。そのため、子どもといかにうまくコミュニケーションを取れるかが重要です。
家庭教師
特に小学生以上の子どもを見る場合、家庭教師として勉強を教えることも仕事のひとつです。勉強を教えるといっても内容はさほど難しくなく、学校の宿題を見てあげるくらいの簡単なものとなっています。そのため、勉強に自信がないという方も心配する必要はありません。
また、ベビーシッターにスキルがある場合、英会話やプログラミングなどを教えてあげることも。特にプログラミングは2020年から小学校教育で必修となっているため、「子供にプログラミングを教えてあげてほしい」という保護者からの需要が高くなっています。
送迎
依頼人からの要望があった場合、保育園・幼稚園や学童保育、習い事などの送迎を行います。中には子どものお世話ではなく、送迎のみを依頼するという方もいるようです。
安全への配慮から、送迎は公共交通機関または徒歩が基本です。そのため、運転免許のない方でも働くことができます。
家事代行
家事代行サービスも提供している会社の場合、子どものお世話だけでなく家事代行を行うこともあります。特に共働きの家庭やシングルマザー・シングルファザーの家庭において、この家事代行を依頼することが多いようです。
内容としては、掃除や料理、部屋の片付け、洗濯、買い物などの簡単な家事が挙げられるでしょう。
なお、エアコンクリーニングや換気扇の洗浄など、特別な道具を使って行うような本格的な作業はありません。あくまでもベビーシッターは子どものお世話が中心のため、家事代行で依頼される家事はいずれも短時間で終わるものがほとんどです。メインは子どものお世話であると考えて問題ありません。
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時給
地域によって差はありますが、ベビーシッターのバイトにおける平均時給は『1,199円』となっています。土日や遅い時間、早朝のシフトは手当がつき、時給が 100〜200円アップすることもあるようです。
また、英会話や絵画、ダンス、バレエ、リトミック、プログラミングといった仕事に役立つスキルがあると時給が上がる傾向に。何か得意とするスキルがある場合、面接時に伝えるようにしましょう。
(平均時給は厚生労働省:「職業安定業務統計の求人賃金を基準値とした一般基本給・賞与等の額(時給換算)」より2024年7月に引用)
メリット
ここからは、ベビーシッターのバイトにおけるメリットについて紹介していきます。
子供と関わることができる
ベビーシッターの基本は、子どものお世話をすること。
仕事とはいえ、子どもが好きという方にとっては楽しんで働くことができるでしょう。帰り際に子どもから「楽しかった」「また来てね」という言葉をもらえると、やりがいを感じるものです。
また、ベビーシッターや保育士、幼稚園教諭など、将来は子どもと関わる仕事に就きたい場合、子どもとの関わり方を学べる良い機会にもなるでしょう。バイトを通して、将来の仕事に直結するような経験を積むことができます。
人間関係のしがらみがない
バイトにありがちな、他のバイトや社員との対人トラブルがないというのも大きなメリットでしょう。
ベビーシッターバイトは、依頼人に指定された場所で仕事をするのが基本です。そのため、バイト中は他のバイトや社員と関わることがほとんどありません。バイト先の人たちと仲良くなりたいという方にとっては物足りないかもしれませんが、ある意味では対人トラブルに悩まされる心配がないとも言えます。
シフトの融通が利きやすい
シフトの柔軟性も、ベビーシッターバイトのメリットです。働く時間は短時間・長時間のどちらでも可能なことが多く、日数も相談に応じてもらえる場合がほとんどとなっています。そのため、忙しい学生でも学校と両立しやすいというのが魅力的でしょう。
ただ、求人によっては「土日のみ」「平日16:00以降のみ」などの条件が決まっているものも。応募する前に勤務条件を確認するようにしてください。
デメリット
上記では、ベビーシッターのバイトにおけるメリットについて紹介してきました。しかし、いくつかデメリットも存在しています。
どのようなデメリットが挙げられるか、以下で確認していきましょう。
予期せぬ事態が起こることもある
子どもを預かっている以上、怪我や事故といったリスクには常に気をつけておく必要があります。危ないものは手の届かない場所に置いておく、食べ物にアレルギーがないかを確認しておくなど、事前のリスク回避が重要となるでしょう。
なお、子どもの怪我や所有物の破損事故が起きた場合に備えて、賠償責任保険に加入している会社も多くあります。求人情報や面接で、トラブルが起きた際は会社に補償してもらえるのか確認しておくようにしましょう。
保護者からクレームが来る可能性がある
怪我や破損事故といったトラブルが起きた際だけでなく、ちょっとしたきっかけで保護者からのクレームが来ることもあります。
「家事のやり方が気に入らない」
「子どもがつまらなかったと言っている」
「帰宅したら家が散らかっている」
このように、こちらに責任があるか微妙なことでもクレームをつけられる可能性があり、それをストレスと感じることもあるでしょう。もちろん、こちらに非がある内容であれば改善しなければいけませんが、そうでない場合はうまく切り替えることも必要です。
体力負担が大きい
ベビーシッターにおける仕事の基本は、子どものお世話です。お世話をする中でおんぶや抱っこをすることも多く、他のバイトと比べてかなり体力を使います。
時には、子どもと数時間ずっと遊んでいなければならないこともあります。疲れているときでも表情に出さず、子供と常に笑顔で接しているのがきつく感じることもあるかもしれません。
バイトがあるときは前日にしっかり睡眠をとったり、慣れないうちは長時間シフトに入らないようにしたりと、うまく対処していくことが大切です。
気になるポイント
最後に、ベビーシッターのバイトにおいて、多くの方が気になるポイントにお答えしていきます。
シフトの日数や時間はどれくらい?
シフトの日数としては週に2〜3日が平均で、週1から入れるところも多くなっています。なお、働く時間は1回のシフトで3〜5時間が平均です。送迎のみであれば1時間から働けるところもあるため、面接で相談してみると良いでしょう。
子供の面倒を見たことがなくても大丈夫?
今まで子どもと関わったことがないという方でも、子どもが好きであれば問題ありません。ベビーシッターとして働く前に、しっかり研修を受けてから現場に向かうため、特別な保育のスキルは不要です。
また、育児未経験の大学生であれば年中(4〜5歳)や年長(5〜6歳)以上の会話ができて意思疎通が比較的簡単にとれる子どものみを担当させてもらえるところも。お互いの意思疎通ができるような子供であれば、今まで子供と接してこなかったような方でもお世話しやすいです。
髪型や服装は?
子供と関わる仕事のため、髪型や服装は清潔感を意識することが大切です。
髪が長い場合、ヘアゴムやヘアピンでまとめなければいけません。また、できるだけ顔に前髪がかからないように前髪を短くしたり、ヘアピンで留めたりするようにしましょう。髪色は細かい指定がないことも多いですが、黒髪か茶髪が望ましく、奇抜な色は避けるのが無難です。
服装は制服を支給される場合もありますが、私服や私服の上にエプロン、という形も多くなっています。私服の場合は汚れても良く、動きやすい服装がベストです。
こんな方にベビーシッターのバイトがおすすめ
記事の内容を踏まえて、以下のような方にベビーシッターのバイトはおすすめと言えます。
- 子供と関わるのが好き
- 将来は保育士や幼稚園教諭を目指している
- 責任感がある
体力を使うため疲れが溜まることもありますが、子供の笑顔を見ることで大きなやりがいを感じられるでしょう。子供好きという方にはぴったりのバイトです。今回の記事を読んでベビーシッターのバイトに興味を持ったという方は、ぜひチャレンジしてみてください。