就活の軸はなぜ必要?決める目的や面接官に聞かれた時の回答について紹介!

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今回は、就活の軸についての基礎知識や就活の軸を決める目的や面接官に聞かれた時の回答方法について紹介します。

これから就活をおこなうのであれば必見です。是非最後までご覧ください。

目次

就活の軸とは?

就活の軸とは、自分が会社や仕事を選択する上で絶対に譲れない条件のことを指します。

人によっては

  • 専門知識を活かしたい
  • いろんな経験が積める企業に行きたい
  • ワークライフバランスを充実させたい

など、様々な条件があるはずです。

就活の軸は自分自身にしか分からないので、まずは自分のことを理解する必要があります。

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就活の軸が必要な理由

就活の軸はなぜ必要なのでしょうか。

その理由を3つ紹介します。

企業を選ぶ基準にできる

日本だけでも数え切れないほどの企業があります。

その中で、自分が入社したいと思える企業を探すのは非常に大変です。

大学生や高校生が就活する場合には、卒業までの期間が定められているため、数ヶ月の間に就活を終わらせなければいけません。

そこで重要となるのが就活の軸です。

就活の軸があることによって、自分が興味のある企業・興味が無い企業を選定することができます。

興味のある企業をある程度、絞り込むことによって無駄な時間を省き、効率的に就活がおこなえるようになりますよ。

ミスマッチを防ぐ

就活の軸を決めることで、内定先へのミスマッチを防ぐことができます。

就活の軸を決めないまま企業に入社してしまうと、やりがいや働く目的が見出せない原因となります。
その結果、すぐに会社を辞めてしまう可能性が非常に高くなるのです。

せっかく入社したのにも関わらず非常にもったいないですよね。

面接対策にもなる

就活の軸を決めておくことで面接対策にもなります。

企業も1人採用するだけで人件費がかかります。
そのため、なるべく長期的に働いてくれる人材を求めているのです。 できる限りミスマッチ採用を無くすために、就活の軸を聞く面接官も少なくありません。 

就活の軸をあらかじめ決めておくことで、スムーズな回答ができて、選考に通過する確率も上がりますよ。

就活の軸を見つける方法

就活の軸を見つける方法を解説します。

自己分析をする

まずは自己分析をおこないましょう。

自己分析とは、自分のこれまでの生活を振り返って、長所や短所などを探して分析することです。

自分の人生を一から振り返ることで、新たな発見をすることが出来ます。

「自分が生活していく中で何を重要視しているのか」などを深堀することによって、就活の軸を決める手がかりが見つかるかもしれません。

他己分析もおこなう

自己分析だけではなく、他己分析もおこないましょう。他己分析とは、友人や家族などから自分を評価してもらうことです。   他己分析をおこなうことで、自分が気づかなかった長所や短所を見つけることができます。

また、自分がどのように思われているのかを確認することで、面接を攻略するヒントに繋がるかもしれません。

インターンシップに参加してみる

実際にインターンシップに参加してみるのもオススメです。

インターンシップとは、簡単に言うと職場体験です。

実際に働いている社員と同じ職場環境で仕事ができます。

就活の軸がなんとなく決まっていても、実際に働くことによって新たな気づきや発見を得られるかもしれません。

インターンシップは企業によって期間も異なるので、まずは一週間などの短期で参加するのがオススメですよ。

就活の軸の作り方

就活の軸の作り方について紹介します。

STEP1 興味のある業種や業界を見つける

最近では、インターネットの普及によって様々な仕事をパソコンやスマホから検索することが出来ます。

サービス業界やIT業界など大まかな括りでも構いません。

まずは自分が興味のある業種や業界を見つけて調べてみましょう。

STEP2 自己分析をおこなう

興味のある業種や業界を見つけたら、自己分析をおこないます。

「なぜ自分がこの業界に興味を持ったのか」などを深堀してみましょう。

深堀することによって、自分が働く上で企業に対して求めていることが徐々に明らかになります。

STEP3 将来のイメージを考える

 将来的に自分がどのようになりたいのか イメージしてみましょう。

イメージすることによって、逆算して現状足りないものや必要とするものが見えてきます。

STEP4 企業にアピールできる内容をまとめる

最後に、企業にアピールできる内容をまとめてみましょう。

ポイントは、仕事と関係がある内容をアピールすることです。

例えば、福利厚生やワークライフバランスを就活の軸としてアピールした場合、企業としては仕事への意欲が少ないと感じてしまいます。

無理に就活の軸を曲げる必要はありません。
しかし、面接では仕事に関係のある理由を述べるようにしましょう。

就活の軸について聞かれたときのポイント

エントリーシートや面接において、就活の軸について聞かれることがあります。

結論ファーストを心がける

就活の軸の回答だけに限ったことではありませんが、 結論ファーストを心がけましょう。 

面接で緊張のあまり上手く伝えられないという人も少なくありません。
しかし、始めに結論から述べることによって、会話や文章の構成が組み立てやすくなりますよ。

自分の体験談などを交える

面接官や採用担当者が聞きたいことは就活の軸の内容ではなく、「就活の軸を決めた経緯」を知りたいはずです。

そのため、就活の軸を答えだけでは納得させることはできません。

どういう経緯があってこのような就活の軸を決めたのか、 自分の体験談などもしっかりと交えた上で伝えましょう。 

志望した企業だけに当てはまる答えを用意する

企業が就活の軸を質問する理由は、 なぜ私たちの企業を選んだのかという答えを知るためでもあります。

そのため、なるべく志望して企業だけに当てはまる答えを用意しておきましょう。

もし仮に、「人々が喜んでもらえるサービスを提供したい」という就活の軸だった場合、その企業以外でも達成することが出来ると思われてしまいます。

その結果、企業への理解不足と判断されてしまい、不合格になりかねません。

「御社の◯◯という商品を使って、地域の人々に喜んでもらいたいと思ったからです」などのような、志望した企業だからこそできるような具体的な答えを用意することで、納得させることが出来ます。

企業が求める人物像に当てはめる

「協調性がある人」や「チャレンジ精神がある人」など、企業によって求める人物像の条件が異なります。

そのため、企業が求める人物像に沿って就活の軸も伝えるのがオススメです。

企業の求める人物像が「失敗を恐れない人」であれば、就活の軸を聞かれた時もそれに沿った回答を用意しましょう。

業界による就活の軸の例文

業界によっても就活の軸は異なります。

そこで、面接時、就活の軸を聞かれた時の回答例文を3つの業界ごとに紹介します。

サービス業界

私の就活の軸は、「人が楽しく過ごせる場を提供できる仕事」であることです。

大学生活の2年間カフェでアルバイトをしていましたが、カフェを選んだ理由は、たくさんのお客様がリラックスし、楽しく過ごせる空間と時間を提供できると考えたからです。

フロアで接客をする中で、お友達と楽しくおしゃべりをしたり、1人で心から安心した顔をなさっていたりするお客様を何度となく拝見し、心からやりがいを感じました。

忙しい現代だからこそ、ひととき時間を忘れてリラックスできる空間は必要不可欠ですし、それを提供する仕事も同様だと確信しています。

御社は多くの飲食店を展開しておられますので、御社に入社し、ぜひたくさんの方々にやすらぎの空間を提供できる仕事をしたいと考えています。

就活の軸を最初に話すことによって、非常にまとまりのある文章構成となっています。

IT業界

私の就活の軸は、「IT技術を通じて将来の生活を豊かにする仕事」であるかどうかです。

大学ではプログラミングを専攻し、ITのグローバル化も意識してTOEICスコアも750点まで伸ばしました。

高校まで田舎で育ったこともあり、大学に出るまではIT技術の可能性や将来性はそこまで実感できていなかったのも事実です。

昨今の技術革新を知るたびに、この仕組みがあれば自分の田舎でも簡単に世界へ通じる道が開かれると実感し、大きな未来を感じます。

御社は全国で事業を展開し、通信技術を活用した幅広いインフラ構築に強みをお持ちです。

ぜひ御社に入社し、IT技術で地域格差のない未来の生活をつくる一端を担いたいと考えます。

自分の本音を伝えることで、文章から人物像をリアルにイメージすることが出来ます。

介護業界

私の就活の軸は、「高齢者の助けになる」ということです。

子どもの頃祖母の家に預けられており、厳しくも大事に育ててもらいましたが、いざ祖母に助けが必要となったとき、私は遠方におり何もできませんでした。

なるべくたくさん手紙を書きましたが、祖母は毎回とても喜び、何度も読み返していたと言います。

大学に入る頃には祖母はもう他界しておりましたが、そのときの後悔から大学ではボランティアで高齢者施設を回り、身の回りのお世話のお手伝いをさせていただいています。

高齢者の方々に必要なのは生活のサポートだけではなく、心のケアだと考えます。

思いやりを経営理念に据えておられる御社で、まごころを持って仕事をさせていただくことが目標です。

自分の体験談と主張を述べることによって、話す内容に具体性が表れます。

就活の軸が作成できない時の対処方法

就活の軸が作成できない時には、まずは学校の就職支援センターに相談してみましょう。

就職支援センターでは、エントリーシートの添削や面接対策、就活のアドバイスなどをしてくれます。

就活の軸についても相談に乗ってくれるので、積極的に活用しましょう。

しかし、就職支援センターが無い学校もあるはずです。

そんな時には、就活エージェントを利用してみましょう。

就活エージェントとは、キャリアコンサルタントが就職活動を全面的にサポートしてくれるサービスです。

就活の軸についての相談や面接対策はもちろん、求人サイトには掲載されていない非公開の求人も紹介してくれます。

就活エージェントのおすすめ3選!使う前に絶対に注意すべき点も解説

まとめ

今回は、就活の軸についての基礎知識や就活の軸を決める目的、面接官に聞かれた時の回答方法について紹介しました。

就活の軸を決めることによって、就活の効率を高めたり企業とのミスマッチを防ぐことが出来ます。

そのため、就活をおこなう上で就活の軸を決めることは非常に重要です。

今回の記事を参考に、就活の軸を決めてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

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