就活中のバイトはするべき?辞めるタイミングや両立のポイントを解説
就職活動がはじまると、「就活に集中したい」「バイトの時間が取れない」などの理由でバイトを続けるべきか辞めるべきか、悩んでしまいますよね。辞めれば時間に余裕ができますが、一方で、バイトの収入がなくなると、大学生活や就活に必要な資金が得られなくなってしまいます。
就活とバイトの両立は可能です。しかし、注意点を抑えないと就活もバイトもうまくいかない、なんてことになる可能性も。
そこで、この記事では、 就活中のバイトは週何回が適切なのか 、 バイトと就活を両立するための注意点 、最後に 就活中におすすめのバイトを紹介します。
✓ 就活とバイトの両立のために、バイトは日数を減らしたり、土日のものにする方が良い
就活中もバイトをする人が多い理由
就活が始まると、集中するためにバイトを辞める人が多いと思うかもしれません。しかし、実は就活中もバイトをする人がほとんどです。
それはなぜでしょうか?大きな理由として、バイトをやめてしまうと、就活のための資金を得る手段がなくなってしまうから、というものがあります。
就活にはどれくらいお金がかかる?
就活には何かとお金がかかります 。例えば、就活に関する出費には以下のものがあります。
- リクルートスーツやかばん、靴など
- 履歴書や証明写真
- 面接会場までの交通費
- 面接対策・SPI対策などの書籍
- 合間時間のカフェ・ネットカフェ代
- 宿泊費
リクルートスーツやかばんは数万円かかりますし、履歴書や証明写真はエントリーのたびに必要です。
また説明会や面接の間の時間を潰すためのカフェ代やネットカフェ代もバカになりません。さらに、県外の企業に応募する人は宿泊費も必要です。
最近は、オンライン面接も増えてきました。対面面接を受ける場合と比較して、宿泊費や交通費は抑えられますが、ほかに以下のような出費があります。
- パソコン
- カメラやマイク、イヤホンなどのPC周辺機器
- 安定したインターネット環境の整備
これらに加えて、オンライン面接でも、スーツ着用が必須であったり証明写真がエントリーシート提出時に必要であったりするため、お金がかかってしまうことには変わりありません。
このように、就活にはお金がかかります。その費用に当てるために、就活中もバイトをする人が多いというのが実情です。
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就活中もバイトを続けるメリットとデメリット
就活中もバイトを続ける理由のひとつとして、お金を稼ぐためというのをあげました。
ほかのメリットやデメリットにはどんなものがあるでしょうか?これから紹介していきます。
就活中にバイトをするべきか、その判断基準として参考にしてみてくださいね。
メリット
- 収入を得ることができる
- ストレス発散になる
- バイトから知識やスキルを獲得できる
就活中にバイトを続けることには、金銭的なもの以外にもメリットがあります。それは、就活のストレスをバイトで解消できることです。
就活はエントリーシートや履歴書の作成だけでなく、自己分析、面接の練習など、普段やらないことをする必要があります。
また就活がうまくいかなかったり、圧迫面接を受けたりなど、就活すると何かとストレスが溜まるものです。さらに採用がなかなか決まらないと焦りや不安が生まれます。
そんな時、バイト先の同僚に悩みを話したり、バイトで時間を忘れて働いたりすることで就活のリフレッシュになることがあります。
人に話すことや何かに没頭するのはストレス発散になるので、その手段としてバイトをするのも良い方法でしょう。
また、バイトを通じて、基本的な社交マナーや業務に関する知識やスキルを得ることができます。これは、バイト以外でも役立てることができますし、さらには就活でのアピールにも使えるものがあるでしょう。
デメリット
一方で、バイトを続けることにはデメリットもあります。
- スケジュール管理が難しい
- 体調不良につながることもある
就活では、会社説明会やES提出、Webテスト受検、複数回の面接などを、応募したすべての会社それぞれでおこなう必要があります。加えて、面接練習やOB・OG訪問をする人もいるでしょう。このように、就活にはたくさんの時間がかかりますが、これに加えてバイトもするとなると、とても忙しくなってしまうでしょう。
予定が被らないように慎重にスケジュール管理をする必要があります し、スケジュールを詰めすぎると 体調不良に陥りやすくなってしまいます。
スケジュール管理と体調管理の両方がうまくいかないと、就活に影響が出てしまったり、バイト先に迷惑が掛かってしまうため、気をつけましょう。
就活中はバイトの日数や時間を減らす人が多い
バイトを続けるという判断をしても、就活中はそれまでと同じようにバイトに入るのは難しいです。
先ほども紹介したとおり、就活は説明会や面接の時間はもちろん、エントリーシートや面接の練習、OB訪問などの準備にも時間がかかります。
また、就活は何社も応募する場合が殆どです。 応募する会社の数だけ準備に時間がとられます。必然的に就活のために時間がかかり、バイトをする時間は減ります。
就活中のバイトは週何回が理想なのか
では、就活中はバイトを週何回にするのが理想的なのでしょうか。
結論、週何回が理想なのかは人により異なります。親御さんがある程度負担してくれる家庭もあれば、県外の企業をメインに受ける人など、必要な金額は人それぞれだからです。
また就活も人それぞれペースが異なります。たくさんの会社を見たい人はスケジュールが就活で埋まりますし、プライベートやバイトとバランスを取りたい人はもう少し時間的には余裕があります。
さらに、バイト先によっては就活中でもなるべくバイトに入って欲しいと要望してくる可能性も。
そのため、就活中に週何回入ればいいかは人それぞれ異なるのです。とはいえ、週1〜2以上、月3万円程度稼ぎながら就活する人が多いようです。
就活のためにバイトを辞めるタイミングは?
就活中もバイトを続ける人は多いと冒頭で紹介しました。一方で、就活に集中したいからバイトを辞める人もいます。
就活を理由にバイトを辞めるときは、次の2つを満たすタイミングにしましょう 。
- 遅くとも就活が始まる前の月までに辞める
- 繁忙期を避ける
バイトは誰かが辞めると、別の人員を補充する必要があります。新しい人を採用するには最低でも1ヶ月はかかると考えられるので、最低でも就活が始まる前の月までには辞める必要があります。
また繁忙期に辞めると、バイト先はシフトに空いた穴を埋めるのが非常に大変です。業務が回らなくなる可能性もあり迷惑をかける恐れがあるので、繁忙期はなるべく避けましょう。
そのほか、可能であれば前もっていつ辞めるかを伝えておけば、よりスムーズに辞められます。
就活とバイトを両立するために注意すべき点
就活をバイトを両立する場合、次の点に注意しましょう。
- バイトで就活に影響が出ないようにスケジュールを調整する
- 休みもスケジュールに入れる
- 就活中であることをバイト先に伝える
- できるだけ貯金しておく
順番に解説していきます。
バイトで就活に影響が出ないようにスケジュールを調整する
バイトと就活の両立で重要なのは、スケジュールの調整です。
就活前と同じようにバイトを入れてしまうと、以下のようなことになる可能性があります。
- バイトで帰りが遅くなり寝不足で面接を受けることになった
- バイトの疲れが原因で十分な対策ができなかった
- バイトと面接の日程が被ってしまった
就活のお金やプライベートのためにお金を稼ぐのも大事ですが、就活生はあくまであくまで就活を優先させるべきです。
バイトが原因で就活に影響が出ては本末転倒なので、面接や試験の前にはバイトを入れない、バイトと日程が被っていないか再三確認するなどの対策が必要です。
休みもスケジュールに入れる
前述の通り、就活は何かとストレスが溜まります。空いた時間にバイトをするとストレス発散になるからと、就活とバイトでスケジュールを埋めてしまうと、休む時間が全く取れずに疲れが溜まります。
その結果、体調を崩してしまう人も実際に多いです。常にスケジュールが埋まっていると不測の事態に対応できないので、余裕を持って休みもスケジュールに組み込むことをおすすめします。
就活中であることをバイト先に伝える
また就活をしていることはバイト先に伝えるべきです。
就活していることを隠していると、普段通りシフトを組まれてしまい就活の時間が取れない可能性があります。
逆に就活していることを伝えておけば、あらかじめ時間帯が決まっているバイトでも融通を効かしてもらえたり、週のシフトを減らしてもらえる可能性があるのです。
また、急に就活を始めたと言ってもシフトを変更してもらえない可能性もあるので、なるべく早めに就活する時期を伝えるとより調整しやすいくなります。
できるだけ貯金しておく
就活中はそれまでと異なり、バイトできる時間が減ります。そのため毎月の収入も減るだけでなく、就活にもお金がかかるため赤字になることも珍しくありません。
お金がなくて就活できないなんてことにならないよう、就活前にはなるべく貯金しておくことをおすすめします。
就活中にバイトで稼いだお金を当てにするのではなく、あらかじめ金銭的にゆとりを持っておくと、就活にも余裕を持って挑めます。
就活中におすすめなバイトは?
もし就活中にバイトを始めることになった場合、次のようなバイトがおすすめです。
- 日雇いバイト
- 土日のみ・夜のみのバイト
それぞれ紹介します。
日雇いバイト
シフト制ではなく日雇いなら、毎週決まった時間にバイトに入る必要はありません。
就活の空いた時間に働けばよく、自由にスケジュールを組めるため就活とも両立しやすいです。
土日のみ・夜間のみのバイト
また就活がない土日のみ・夜間のみのバイトもおすすめです。
説明会や面接は平日の日中に行われることがほとんどなので、夜や土日であれば就活と被ることはありません。
ただし、夜遅くまでバイトで働いたために、翌日の就活の準備ができなかったり、遅れたりしないようにスケジュールの調整には気をつけましょう。
まとめ
今回は、就活中のバイトは週何回が利用なのか、両立するための注意点、最後に就活中におすすめのバイトを紹介しました。
就活中でもバイトすることはできますが、あくまで就活が優先です 。あらかじめバイト先に相談したうえで、スケジュールを調整しましょう。