ベンチャーインターンに行くメリットは?大手企業と比べた【特徴】をご紹介
インターンを探す中で、「大手企業とベンチャー企業、どっちの方がいいの?」と疑問に思う学生の方は多くいます。
実際、それぞれの違いを理解している方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、大手企業と比較したベンチャーインターンの特徴や、メリット・デメリットなどを紹介していきます。
ベンチャー企業におけるインターンの実態はどうなっているか、気になる方はぜひ本記事をご覧ください。
インターンの特徴
まず、ベンチャー企業でのインターンにはどういった特徴があるか、その内容について紹介していきます。
実務型である
ベンチャーインターンは『就業型インターン』とも呼ばれ、実務を通して学ぶ形が多くなっています。
実際その職種がどのような業務内容なのか、実務をこなしながら学べるのがベンチャーインターンの特徴でしょう。
- 営業
- 企画
- マーケティング
- エンジニア
- デザイナー
- Webライター・編集
- バックオフィス(事務)
具体的に、上記のような職種を体験することができます。
また、業界も金融・不動産・教育・メーカー・コンサルティング・商社といったものから、IT・ゲーム・メディアなど時代を先駆けるものまで、多岐にわたります。
長期のインターンが多い
大手企業のインターンの場合、その期間は『1日〜長くて1週間』ほどであるのがほとんどでしょう。
それに対し、ベンチャー企業では『2週間〜3ヶ月』といった長期のものが多い、ということも特徴のひとつです。
時間をかけて、よりその業界や職種について深く学べるのが、ベンチャーインターンのいいところでしょう。
また、長期インターンだと給料をもらいながら働けるというメリットもあります。お金をもらいながら良い経験をできるなんて、一石二鳥と言えるでしょう。
あらゆる学年が参加できる
大手企業のインターンでは、『大学3年生』を募集対象にしていることがほとんどです。
それに対し、ベンチャー企業でのインターンは『大学1年生〜大学院生』と、幅広い年代でも参加できるものが多くなっています。
学年の壁を超えた交流で、幅広い価値観に触れながら働けるのがベンチャーインターンのいいところでしょう。
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メリット
ここからは、ベンチャーインターンにおけるメリットについて紹介していきます。
メリットは大きく3つに分けられるため、順番に確認していきましょう。
インターン生の裁量権が大きい
ベンチャーインターンは、社員と同様の業務をこなす場合が多いです。
そのため、任せてもらえる仕事の範囲が広いことは、ベンチャーインターンの大きなメリットと言えるでしょう。
仕事の裁量権が大きい分、社会人として求められるビジネススキル・マナーを多く学ぶことができます。
インターンで経験を積み、スキルを身に付けたことは、就職活動における自分の強みとなるでしょう。
社長のそばで仕事ができる
社長や役員と距離感が近いのは、規模が大きすぎないベンチャー企業ならではでしょう。
大手企業ではそうした人たちと接する機会はほとんどありませんが、ベンチャー企業であれば毎日顔を合わせて会話をする、なんてことも珍しくありません。
将来起業を考えている方にとっては、経営手腕をそばで学べるというメリットがあります。
学生の意識が高い
大手企業のインターンであれば、期間が短かったりセミナー型が多かったりという理由から、「就活もあるしなんとなく参加してみよう」という学生も多くいます。
それに対し、長期間かつ積極的なコミットが求められるベンチャーのインターンには、高い目標を持った学生が多く集まるという特徴があるでしょう。
「社会人になって役立つスキルを身に付けたい」「将来起業したい」「実績を残して自分の強みにしたい」と貪欲な学生が多く、学生同士で切磋琢磨しあえるのがベンチャーインターンのいいところです。
そうした学生は就職活動の情報感度が高い傾向もあり、お互い有力な情報を共有できるメリットもあります。
デメリット
上記では、ベンチャーインターンにおけるメリットをいくつか紹介してきました。その一方で、デメリットも存在します。
一体どのようなものがあるか、下記で見ていきましょう。
仕事のレベルが高すぎることもある
社員同様の業務を任せられるぶん、求められるスキルも大きいのがベンチャーインターンの特徴です。バイトのように、学生だからと考慮されることはあまりなく、業務レベルは高いものと考えてください。
そのため、自分のレベルを超えた仕事が振られることも少なくないでしょう。頑張って食らいつく姿勢が大事ですが、あまりにレベルが高いと挫折してしまうことも。
もし振られた業務が難しいと感じたら、早めに相談するようにしましょう。
大学やバイトで忙しいと予定が調整しにくい
長期のインターンの場合、週に3〜4回は出社しなければいけないことがほとんどです。
そのため大学が忙しかったり、バイトをしたりしている方は、スケジュールの調整が大変となることが考えられるでしょう。自分の時間が少なくなる、ということは覚悟しなければいけません。
忙しいときは全てフルパワーにするのではなく、『今の自分は何を優先すべきか』しっかり優先順位をつけるようにすることがポイントです。
全部をこなそうとすると、キャパオーバーで倒れてしまう可能性も。体調管理には十分気をつけるようにしましょう。
選考突破のハードルが高い
ベンチャーインターンの場合、募集人数が大手企業のものと比べて少ないという特徴があります。
そのため倍率が上がり、選考の通過率が厳しくなってしまうのはデメリットとして挙げられるでしょう。
インターンの選考を突破するためには、履歴書や面接における『志望動機』をしっかり対策していくのがポイントです。
下記の記事では、インターンにおける志望動機のポイントを紹介しています。
履歴書を書くときや面接の練習をする際、ぜひ参考にお役立てください。
気になるポイント
最後に、ベンチャーインターンにおいて、多くの方が気になる疑問にお答えしていきます。
時給はどれくらい?
長期のベンチャーインターンにおいて、時給の平均は『1,100円〜1,500円』となっています。一般的なバイトの時給平均よりも、やや高めと言えるでしょう。
なお、一定の評価基準を満たせば昇給したり、インセンティブ(成功報酬)があったりする職場も中にはあります。
そういった職場は稼ぎやすいうえ、頑張りが給料に反映されるため、モチベーションを保ちながらインターンに取り組むことができるでしょう。
特に『営業職』におけるインターンの場合、インセンティブの仕組みを採用している傾向にあります。
大手どどっちがいいの?
ベンチャー企業と大手企業、それぞれで得られるメリットは異なります。
ベンチャーインターンでは、実務を通して様々な経験を積める、といったことを紹介しましたね。
それに対し、大手企業のインターンでは、
- 業界における広い知識を得られる
- その企業について深く知ることができる
- 企業の早期選考に応募できる可能性がある
のようなメリットを得ることができます。
そのため、『働きたい会社や業界が決まっている』という方は大手企業のインターン、『まだ働くことへのイメージがあまり湧かない』『実務をこなすスキルをつけたい』という方は、ベンチャーインターンがおすすめと言えるでしょう。
リモートワークもできる?
職種によっては、リモートワークを可能としている職場もあります。
特に『エンジニア』『Webライター』『デザイナー』など、主にWeb制作に関わるような職種の場合、リモートOKとする職場が多いようです。
またその場合、最初のうちは出社して仕事を覚え、慣れたらリモート可、という形をとることがほとんどとなっています。最初のうちは出社して当たり前、と思っておいた方が良いでしょう。
自分を成長させたいならベンチャーインターンがおすすめ
今回の記事では、ベンチャーインターンについて詳しく説明してきました。
大手企業のインターンと比べると、業務レベルの高さや勤務時間の長さがあり、大変そうなイメージを持った方もいらっしゃるでしょう。
しかし、より厳しい環境で自らのスキルを伸ばしたいのであれば、ベンチャーインターンに参加されるのがおすすめです。
様々な職種を経験するというのは、学生のうちにしかできません。
経験を積んで成長したいという方は、ぜひベンチャーインターンに参加してみてください!