ポスティングバイトは稼げる?仕事内容や給料の仕組みを詳しくご紹介
最近、話題となっているポスティングのバイト。
ポスティングとは、飲食店や不動産会社などのチラシを各家庭のポストに投函する仕事を指します。
今回の記事では、ポスティングのバイトにおける仕事の流れや、給料の仕組み、メリット、デメリットなどを詳しくご紹介。
ポスティングのバイトが気になっているという方や、新たにどのようなバイトを始めるか悩んでいるという方は、ぜひチェックしてみてください。
✓ コミュニケーションがほとんど必要ない気楽さがある
✓ ガンガン歩き回るのでダイエットになる
✓ 安定的な収入とするのは難しい。また天候影響をモロにうける
仕事の流れ
まずは、基本的な仕事の流れから。
ポスティングのバイトにおいて、仕事の流れは以下のようになっています。
- チラシの受け取り
- チラシの投函
- 事務所に完了報告
それぞれの内容について、以下で詳しく見ていきましょう。
チラシの受け取り
ポスティングの仕事は、チラシとルートの地図を受け取るところからスタートします。
自宅にまとまった量のチラシが届けられる場合と、事務所にチラシを取りに行く場合があり、事前に確認しておくと良いでしょう。
チラシの投函
事務所に業務開始の報告をし、地図を見ながら決められたエリアのポストにチラシを投函していきます。
夜間だと不審者だと思われる可能性が高く、朝〜夕方の時間帯で投函を行うのが基本です。
移動手段は、基本的に徒歩か自転車の2つ。
バイクで移動する人もいるものの、狭いエリアだとかえって手間になるため、細かい移動がしやすい徒歩か自転車がおすすめです。
自宅周辺のエリアを担当する場合がほとんどですが、長距離移動があるときはバイクのような乗り物が便利かもしれません。
また、チラシを投函する際、『チラシ投函禁止』と書かれているマンションや一軒家のポストには入れないように注意しましょう。
事務所に完了報告
全てのチラシを配り終えたら、事務所に完了報告を入れなければいけません。
電話やメール報告で良い場合もあれば、事務所に一度寄る場合もあり、各事務所によって報告の仕方は異なります。
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給料
ポスティングのバイトは、『歩合制』『時給制』のいずれかで給料が支払われます。
歩合制とは、配った枚数に応じて金額が支払われるという仕組み。
対する時給制は、一般的なバイトと同じく、働いた時間に応じて時間給が支払われます。
歩合制の場合、1枚あたり『2〜5円』程度が単価の相場でしょう。
効率よく配ることができれば、時給にして1,000円を超えることもあるようです。
なお、時給制の場合、『1,210円』が時給の相場となっています。
(平均時給は厚生労働省:「職業安定業務統計の求人賃金を基準値とした一般基本給・賞与等の額(時給換算)」より2024年7月に引用)
メリット
ここからは、ポスティングのバイトにおけるメリットを紹介していきます。
好きなタイミングで働ける
ポスティングのバイトは、朝から夕方の間であれば、働く時間は自由とされる場合がほとんど。
そのため、自分の好きなタイミングで働けるというメリットがあります。
特に歩合制の場合、途中で休憩を挟むのも自由。
マイペースに働けるというのは、他のバイトにはない魅力です。
コミュニケーションを取らなくて良い
ポスティングは、基本的に一人で行う仕事です。
そのため、他の人とコミュニケーションを取らなくても良いというのもメリットと言えるでしょう。
開始・完了の報告さえしてしまえば、後は黙々とポスト投函を行えば良いだけなため、コミュニケーションが苦手という方にとっては理想のバイトです。
また、一人であることを活かし、音楽やラジオなどを聞きながら仕事ができるのも魅力的です。
ダイエットになる
基本的に歩きか徒歩でエリア内を回るため、ポスティングのバイトによって自然とダイエットができるのも嬉しいメリット。
一度チラシを配り終えるには、枚数にもよるものの、少なくとも約3〜6時間ほどは移動することになります。
これだけの時間を常に移動しているとなると、かなりのカロリー消費が期待できるでしょう。
お金を稼ぐついでに痩せられるなんて、まさに一石二鳥のバイトと言えます。
服装や髪型が自由
上記でも述べた通り、ポスティングのバイトは基本的に人と関わることがありません。
そのため、服装や髪型が自由というのも魅力的なポイントでしょう。
多くのバイトでは、服装は制服であったり、髪型や髪色に制限があったりします。
バイトのために明るい髪色を染め直さなければならない、ということはよくある話でしょう。
そうした縛りがないため、服装や髪型にこだわりがある方にとってはぴったりのバイトです。
デメリット
上記では、ポスティングのバイトにおけるメリットを紹介してきました。
しかし、残念なことにデメリットもいくつか存在しています。
どのようなデメリットがあるか、以下で確認していきましょう。
雨の日は難しい
雨の日はバイトをするのが難しい、というのがポスティングならではのデメリットです。
雨の日はチラシが濡れてしまうため、ポスティングが中止となることが多くなっています。
また、仮にできたとしても、雨の中で長距離を移動するのは大変でしょう。
台風の日や風が強い日なども、同様の理由であまり仕事をすることができません。
天候に左右されやすいのが、ポスティングの弱い部分と言えます。
収入が不安定
ポスティングのバイトは、どうしても他のバイトと比べて収入が不安定というデメリットがあります。
仕事ができるのは週に1〜2回。より働きたいと思っても配布枚数が定められているため、思うように稼ぐことができません。
また、上記で述べたように雨の日はバイトができず、天候が悪い時期は収入がゼロになってしまうのも痛いところです。
ポスティング一本というよりも、他のバイトと掛け持ちした方が収入は安定するでしょう。
体力負担が大きい
とにかくポスティングのバイトでは歩き回るため、身体が疲れるというデメリットがあります。
特に大変なのが、集合住宅での投函作業。
ポストが一箇所にまとまっているような建物ではなく、各部屋に投函しなければならない場合、全部屋分を移動しなければならないため大変でしょう。
階段しか移動手段がない場合だとなおさらきついです。
また、基本的に屋外にいるため、暑さや寒さなどもきついポイント。
特にエリアによっては坂道が多いところもあり、夏場はかなり体力を消耗します。
夏場は日焼け止めや水分補給、冬場はカイロを持ち歩くなどして対策しなければいけません。
気になるポイント
最後に、ポスティングのバイトにおいて、多くの方が気になるポイントにお答えしていきます。
時給制と歩合制のどっちがおすすめ?
それぞれの特徴があるため、一概にどちらがおすすめとは言い難いです。
時給制の場合、収入が安定しやすいものの、1日300〜800枚のノルマをこなさなければいけません。
また、GPSで監視する事務所もあり、途中の寄り道や大幅な休憩もなかなかできないでしょう。
一方、歩合制は自分のペースで働くことができますが、配った枚数によって給料が支払われるため、時給換算すると1,000円を切ってしまうことも。
仕事に慣れないうちは、時給に直すと500円近くになってしまう…なんてこともあるかもしれません。
逆に言えば、効率よく仕事をこなした場合、時給にして1,500円近くになることもあるでしょう。
上記を踏まえて
『最低限の時給を保証してほしい』という方は時給制 を、
『時給よりも自分のペースで働くことを優先したい』『効率よく動くことに自信がある』という方は歩合制
を選ぶのがおすすめと言えます。
自分で捨てるとバレる?
結論からお伝えすると、自分でチラシを捨てた場合は『バレてしまいます』。
雇い主は、ポスティング終了後の反響率を調べています。
ポスティング後に問い合わせ=反響があるかを見ており、この反響率が一定を切ってしまうと、仕事をしていないということに。
連続して反響率が悪いと、仕事をもらえなくなってしまいます。
また、とある家やマンションを測定地点とし、そこにチラシが投函されているかをチェックする場合も。
測定地点でチラシの投函が確認できない場合も、サボったということがバレてしまうでしょう。
抜け道を必死に探すよりも、まじめに仕事をこなすのが無難です。
効率よく仕事をこなすコツは?
稼ぐためのコツとして『毎回バイトを開始してから配り終えるまでの時間を測ってみる』と良いです。
働く時間を可視化することで、前回よりも早く配り終えようとモチベーションが上がります。
また『指サック』や『滑り止めがついた手袋・軍手』を装着するのもおすすめ。
チラシをめくりやすくなり、効率的に投函できるでしょう。
こんな方にポスティングのバイトがおすすめ
記事の内容を踏まえて、以下のような方におすすめのバイトと言えます。
- コミュニケーションを取るのが苦手
- バイトを通してダイエットがしたい
- マイペースに働けるバイトがしたい
人とコミュニケーションを取ることがないためやや寂しく感じるかもしれませんが、人間関係のやっかみがないとも言えます。
また、長距離を自分の足で移動するため、運動不足を解消できるのも他のバイトにはないメリットです。
今回の記事を読んで興味をお持ちになった方は、ぜひポスティングのバイトにチャレンジしてみてください。