自身が巻き込まれないようにするために、ぜひご一読ください。
シェアフルの「闇バイト」への対策もご案内しております。
昨今ニュースなどでよく聞かれる、いわゆる「闇バイト」や「裏バイト」と呼ばれる特殊詐欺や強盗の実行犯を募る犯罪が多発しています。主にSNSやネットの掲示板による書き込み、知らない番号からのSMSなどにより、高額な報酬が受け取れる対価として犯罪に加担してしまうケースが、日々メディアに報道されています。
警視庁は申込時に匿名性の高いアプリのインストールを求められるなど、怪しいと思った際には警察に相談することを推奨しています。(※)
シェアフルでは、闇バイトを掲載しないための対策として求人掲載時の審査、注意喚起を行っています。
闇バイトに巻き込まれないよう、個人の方も実態を把握して被害を未然に防ぐ必要があります。
※警視庁「#BAN 闇バイト」出典
◼︎闇バイトとは?
闇バイトとは、犯罪に加担する行為です。
SNSやインターネット掲示板などで、短時間で高収入が得られるなど甘い言葉で募集しており、通信履歴の残らないアプリをインストールさせる手口が広まっています。
応募してしまうと、詐欺の受け子や出し子、強盗の実行犯など、犯罪組織の手先として利用され犯罪者となってしまうケースもあります。
◼︎「闇バイト」の特徴は?
関わると罪を犯すことになる闇バイトに応募しないためにも、特徴を知ることが大切です。犯罪リスクがある闇バイトの特徴について解説します。
犯罪に関わる可能性のある闇バイトには、いくつか特徴があります。これらは、最初は合法的に見えても、実際には詐欺や窃盗、違法行為に関与するものが多いため、注意が必要です。以下は犯罪に繋がりやすい闇バイトの特徴です。また、流入経路としては、SNSや知人からの紹介が多く報告されています。
- 個人情報の提出を求められる
- 応募時に身分証明書や住所などの個人情報を求められる場合、詐欺グループがそれらを悪用して不正に利用する可能性があります。提供した情報で脅迫を受けたり、犯罪行為の「足」に使われたりするケースもあります。
- 違法行為に直接関与させる指示
- 例えば、「荷物を運ぶだけ」「口座を作るだけ」「送金するだけ」などと説明されていても、それが実際には特殊詐欺に使われるケースが多く見られます。これにより、本人が直接犯罪に加担したとされ、刑事罰を受ける可能性があります。
- 雇用主の身元が不明確で匿名性が高い
- 雇用主が偽名を使用、連絡手段がSNSやメールだけで、事務所の所在地などが明らかにされていない場合は、違法行為に巻き込まれるリスクが高まります。万一、トラブルに巻き込まれても相手が特定できないため、被害を受けやすくなります。
- 合法な仕事に見せかけているが「闇バイト」の要素がある
- 例えば、「ポスティング」や「データ入力」といった合法的に見える仕事でも、実は詐欺の勧誘活動や違法行為に関わる情報の提供が求められることがあります。
闇バイトの連絡手段には「Telegram」「Signal」「WeChat」「DingTalk」などがあります。普段馴染みのないアプリでの連絡には注意しましょう。
また、「高額」「即日現金」「高額即金」「副業」「ハンドキャリー」「書類を受け取るだけ」「行動確認・現地調査」等の言葉には十分注意するように心がけましょう。
◼︎どんな闇バイトがあるの?
事例:受け子、出し子、掛け子(かけ子)と呼ばれる詐欺
受け子、出し子、掛け子(かけ子)とはオレオレ詐欺や還付金詐欺などの特殊詐欺を仕掛けた被害者から「お金を取る」または「振り込まれたお金をATMから引き出す」仕事のことをいいます。
このバイトに関わってしまうと犯罪グループの一員として、罪に問われる危険性もあります。
残念なことに特殊詐欺の被害金額が大きいため、受け子に対して支払われる報酬は高く、一回で10万円稼ぐことも多いです。しかし、犯罪に関わってしまえば知らなかったではすまされません。
自分の身は自分で守るためにも、少しでも怪しいと思ったら絶対に関わらないようにしましょう。
受け子、出し子、掛け子(かけ子)の見分け方
これらの仕事は通常の求人サイトでは募集はされず、X(旧Twitter)などのSNSで受け子だとわからないような言葉を使って募集されます。
例えば「老若男女問わず誰でもできます!」「短時間で稼げます。リスクはありません!」「簡単な運び屋案件に空きが出ました!」などの募集には気を付けましょう。他にも、
・名義や口座を貸すだけ
・パチンコや出会い系のサクラ
・密漁を行うバイト
・強盗の実行犯
・スマートフォンの契約代行
・買い物代行
など多種多様な闇バイトが確認されています。甘い誘いには乗らないこと、少しでも怪しいと感じたらすぐに警察に通報や、まわりの方に相談することが大切です。
◼︎シェアフルの「闇バイト」への対策
シェアフルでは、安心して利用できるスキマバイトアプリとして、闇バイトのような違法性のある求人が掲載されないよう、厳格な審査体制を設けています。
利用者が危険な仕事に巻き込まれないための対策として、法人企業がシェアフルに登録する際に事業実態の確認を行っています。
また、SNSやインターネット上でしばしば見られる闇バイトや違法性の高い求人は、簡単に高額な報酬を得られると謳っていますが、実際には犯罪行為に関与する可能性が非常に高いです。その点、シェアフルではこうしたリスクを回避するため、求人内で利用できない文言を設定しており、法人企業に対し求人の初回掲載時には、闇バイトでよく使われる文言や、ツールへの誘導がないか各求人の内容精査を実施しています。さらに、シェアフルは求職者の安全を最優先に考え、違法行為を伴う可能性のある求人は一切排除していきます。シェアフルを利用することで、短期や単発のバイトを安心して探すことができ、適正な報酬で安全な仕事に就くことが可能です。
◼︎「闇バイト」かな?と思ったら
いますぐ最寄りの警察署、警視庁総合相談センターまたはヤング・テレホン・コーナーに相談してください。
警視庁総合相談センター
相談内容に応じて相談窓口等をご案内します。
電話:#9110 又は 電話:03-3501-0110(代表)
ヤング・テレホン・コーナー(警視庁少年相談係)
電話:03-3580-4970
万が一シェアフル上で悪質な求人を発見した場合は、問い合わせ窓口までご連絡ください。
■お問い合わせフォーム:https://support.sharefull.com/hc/ja/requests/new
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