『シェアフル』スキマバイトリサーチ 、第二回「年末年始スキマバイト事情 実態調査」を実施
〜年末年始にスキマバイトスキマバイトをする可能性がある人は60%以上〜
「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのスキマバイトアプリ『シェアフル』やSaaSシフト管理サービス『シェアフルシフト』、就業実績を活用した人材紹介サービス『シェアフルエージェント』などを提供するシェアフル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:横井 聡)は、『シェアフル』ユーザーを対象に、昨年に続き二回目となる年末年始のスキマバイト事情に関する実態調査を実施しました。
◾️背景
2024年、日本国内の消費活動は、観光業の回復やインバウンド需要の増加を背景にさらに活発化しており、多くの企業や店舗が繁忙期における対応に追われています。一方、少子高齢化による労働力人口の減少が引き続き深刻な課題となっており、厚生労働省のデータでは、有効求人倍率が一部業種で依然として高止まりしていることが確認されています。特に小売業や飲食業では、短期的な人材の確保が困難で、営業制限やサービス品質の低下といった影響が顕在化しています※1
このような状況下で、短期間で即戦力となる人材の需要が高まり、はたらく側でもスキマ時間を活用して収入を得たいというニーズが増加しています。特に年末年始は、労働力の需要が急増することで、通常シフトでは対応が難しく、スキマバイトの市場が一層注目を集める時期です。
そこで『シェアフル』は、スポットワーク市場の労働動向を把握し、この需要に応えるサービスの改善に役立てるため、本アンケート調査を実施しました。
※1出典:厚生労働省「令和6年版 労働経済の分析」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43038.html
◾️調査内容
『シェアフル』アプリをインストールしているユーザー(求職者)を対象に、アンケート機能「シェアフルmembers」を使用したアンケートを実施しました。「年末年始にスキマバイトではたらく予定はありますか?」の質問でアンケートを取った結果、21,542件の回答がありました。
◾️サマリー
・スキマバイトをする予定がある人が26.1%、いいバイトがあればする人が36.8%と、はたらく予定を立てている人が60%以上という結果になった
・昨年に比べ、年末年始にスキマバイトをすると答えた人は約7%増加し、スキマバイトをしないと答えた人は14.9%減少した
◾️調査結果
「いいバイトがあれば」と「まだ決めていない」を合わせると50.9%と、半数を占めており、年末年始のスキマバイトの需要は高いものの、まだはたらく場所を決められていない層が多いことが分かる
・いずれの職業においても、「いいバイトがあれば」と答えた割合が最も高く、条件次第ではたらく希望があることが分かる
「いいバイトがあれば」「まだ決めていない」と回答した人の合計は、最も少ない70代以上でも41%、最も多い40代では53%にのぼり、年末年始のスキマバイトに対して全世代において一定の潜在層がいることがわかる
昨年同じ質問事項でおこなったアンケートの結果と比較すると、年末年始にスキマバイトをしないと答えた人は14.9%減少し、スキマバイトをする予定の人は7.1%増えた
◾️考察
本調査から、『シェアフル』アプリをインストールしているユーザー(求職者)の中で、年末年始における就業に前向きである方(年末年始にスキマバイトをする予定が「ある」または「いいバイトがあれば」と回答した方)が6割以上にのぼることが明らかになった。
回答者のうち「はい(年末年始にスキマバイトをする予定がある)」と答えた26.1%に加え、「いいバイトがあれば」と答えた36.8%および「まだ決めていない」と答えた14.1%を合わせると、全体の77.0%が潜在的または明確なスキマバイトの意向を示しており、全体の6割近くが年末年始のはたらく意思を持っていることが分かる。
この結果は、スキマバイト市場が依然として拡大傾向にあることや近年の物価高騰の影響で収入を増やしたいと考えている方が多くなっていることを示唆している。
特に「いいバイトがあれば」と答えた層が最も多い点から、求職者が待遇や仕事内容に対する強い関心を持っていることがうかがえる。
総じて、スキマバイト市場には高い潜在需要が存在しており、企業が求める人材確保と、求職者の希望をマッチさせる取り組みが非常に重要だ。
◼️2023年に実施した年末年始スキマバイト事情調査結果はこちら
https://sharefull.com/information/5522/