【高校生】進路が決まらないのは当たり前!?主な進路や取るべき対策を解説!
そこで今回は、進路が決まらない高校生が取るべき対策や主な進路について紹介してきます。
高校生の子供を持つ親や、進路が決まらずに困っている高校生にとっては必見の内容となっていますので、最後までご覧ください。
✓ 高校卒業してから就職するメリットは、 大学に通う同級生よりも早く仕事をができること
✓ 専門学校のメリットは、 学ぶことが将来の職に直結していること
✓ 自分が興味のあることは実際に調べて積極的に挑戦
進路が決まらないのは当たり前
マイナビが高校生を対象に高校生のライフスタイル・興味関心アンケートをおこないました。
その結果、「進学するか就職するかを決めた」割合は45.2%、「進学先を大学・短大・専門学校のどれにするかを決めた」割合は39.3%ということが判明したのです。
つまり、半分以上の人が高校を卒業してからの進路が決まっていないことがわかります。
そのため、まずは進路が決まらないことは恥ずかしいことではなく、当たり前のことであると覚えておきましょう。
高校を卒業してからの進路は、人生の大きな選択の一つです。
じっくり考えて、悩むことは大切。
それが今後を左右することを理解しているからこそ、なかなか決まらないということもありますよね。
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高校卒業してからの主な進路
多くの高校生は、卒業してから「進学」または「就職」のどちらかを選びます。
しかし、「進学」と「就職」の中でも大学や専門学校など様々です。
ちなみに、先ほど紹介した高校生のライフスタイル・興味関心アンケートによると、高校卒業後に進路として検討している人の割合は以下の通りとなりました。
- 大学 78.8%
- 専門学校 28.5%
- 就職 13.1%
- 短期大学 11.8%
- 留学・海外進学 3.5%
- その他 0.9%
大学の割合が圧倒的に多いのですが、実際は住んでいる場所や地域によって多少、異なります。
高校卒業後に検討しているそれぞれの進路についてそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。
大学のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・大卒という肩書きが手に入る ・やりたいことの幅が広がる ・キャンパスライフを楽しめる | ・高額な学費がかかる ・怠けた生活をしてしまう人もいる |
大学のメリットはなんと言っても「大卒」という肩書きを手に入れることができることです。
学歴は必要ないという人もいますが、まだまだ今の世の中では就職活動において学歴は非常に重要になってきます。
大手企業などでは、「大卒以上」であることが応募資格のケースも珍しくありません。
そのため、大学に行くことで就職活動の幅もそうですが、やりたいことの幅を広げることができます。
また、大学生活は4年間あります。
高校生の時よりも自由度が増すので、自分がやりたいことや興味のあることなどを勉強したり、新しくできた友人とのキャンパスライフを楽しむことができます。
一方、デメリットは学費がかかることです。
通う大学によって学費は異なりますが、最低でも数百万円はかかります。
親に学費を支払ってもらう人もいますが、奨学金を借りる人も増えてきています。
奨学金は、一言で表すと「借金」です。
会社に就職すると毎月数万円の返済があるので、社会人になったのにも関わらず、大学生活よりも生活が厳しくなるという人もいます。
返済には数十年かかることから、大学に通うのであればそれなりの覚悟は必要なのです。
しかし、高校生のうちから金銭面までしっかりと視野に入れて考えられる学生は少なく、「みんなが大学に行っているから自分も行きたい」という気持ちだけで決めてしまう人もいます。
しっかり目的を考えて、自分が本当に学びたいことがそこにあるかを確認しましょう。
また、奨学金だけでは生活していけないので、バイトをする人がほとんどです。
バイトでは居酒屋スタッフやコンビニ店員、アパレルショップのスタッフなどたくさんの仕事があります。
しかし、バイトをおこなうためにも様々な手順を踏む必要があるので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
また、大学生は自由な時間が増える分、怠けた生活をしてしまう人もいます。
その結果、4年間という大学生活を棒に振ってしまい、時間の無駄だったと後悔する人も少なくありません。
4年間怠けてしまった学生としっかり目的を持って行動した学生には明らかに卒業前に差が出ます。
就職のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・早いうちから責任ある仕事ができる ・出世しやすい ・学費がかからない | ・生涯年収が大卒より低い ・自由な時間が学生より少ない |
高校卒業してから就職するメリットは、大学に通う同級生よりも早く仕事ができることです。
大学に通う同級生よりも4年間早く仕事をすることで、必然的に出世しやすくなります。
特に技術職などは、働く年数が長ければ長いほど技術を磨くことができます。
そのため、大学に通う同級生が社会人になった頃には、圧倒的な経験の差が開いているはずです。
「大学生だって、バイトができる」という人もいますが、バイトで働くのと就職して働くのでは仕事に対する責任感の重さが変わってきます。
学費なども一切掛からないので、毎月の給料を自由に使うことができます。
一方、デメリットとしては、大卒に比べて高卒の方が生涯年収が低いことです。
生涯年収とは、個人が一生働くうちにもらえる収入のことです。
業種によっても異なりますが、大卒と高卒ではおよそ4000万円ほどの差があると言われています。
また、高校卒業してから働くので、大学生に比べて自由に使える時間が少なくなります。
そのため、高校卒業してから働いているのにも関わらず、大学生活を楽しそうに過ごしている同級生を見ていると、羨ましいと感じるかもしれません。
専門学校のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・資格が必要な職につける
・将来の職に直結している | ・専門的な勉強しかしない
・なりたいものが途中から変わっても、勉強し続けなければいけない |
専門学校のメリットは、学ぶことが将来の職に直結していることです。
保育士や美容師などの専門的なスキルや資格を必要とする仕事の勉強ができるので、卒業した段階で憧れの職に就けるます。
専門学校では専門の勉強しかおこなわないので、設備なども充実しており、先生も実務経験がある人が担当してくれます。
就職サポートも充実しており、「就職率100%」と謳っている専門学校もあります。
専門学校で取得した資格やスキルは就職だけではなく、転職の際にも役立つ可能性が高いので、仕事に困ることはないでしょう。
一方、デメリットとしてはメリットでも挙げた通り、専門的な勉強しかしないことです。
そのため、他の業種や仕事に興味が湧いても途中から変更することはできません。
また、専門の勉強をしたにも関わらず、全く異なる業界に就職したいという人もいます。
その場合には、専門学校で学んだことが全く生かすことができません。
短期大学のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・卒業時期が大学より早い ・大学より学費を抑えられる ・就職に強い ・大学に編入できる ・卒業後の選択肢が広い | ・大学より卒業までが短いのでスケジュールがハードになる ・短大卒が最終学歴になる |
短期大学のメリットとしては、卒業時期が大学より早いことです。
「短期」という名の通り2〜3年ほどの短い期間で卒業することができます。
そのため、大学に比べて学費を安く抑えることが可能です。
また、短期大学の場合は普通の大学と違って歯科衛生士や看護師などの専門的な勉強を学ぶ場所です。
就職活動にも強く、卒業後には大学に編入することも可能なので、卒業後の選択肢が広いことが魅力的です。
一方、デメリットとしては、大学に比べてハードであることです。
短期間のうちに専門的な勉強を学ばなければいけません。
更に、短期大学を卒業した後は「大卒」ではなく「短大卒」となります。
そのため、募集要項に「4年制大学卒業者」と書いてある場合にはエントリーすることが出来ないので注意しましょう。
海外留学のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・日本とは違う環境に身を置くことができる ・語学が身につく ・文化の違いを体感できる ・海外の人脈が作れる | ・費用が高い ・日本との環境の違いに耐えられず、帰国する人もいる |
海外留学のメリットは、日本とは違う環境に身を置くことができることです。
海外なので、日本語ではありません。
英語や留学先での共通言語を使わなければ人と話すことが出来ないので、必然的に学びたい語学のスキルを高めることが出来ます。
また、海外留学することで文化や環境の違いを知ることが出来ます。
新たな価値観が芽生えたり、海外での人脈形成にも期待できるので、海外で働きたい人やグローバルな仕事をやりたい人にとっては非常におすすめです。
一方、デメリットとしては費用が高いことです。
海外に行くだけでも飛行機代などの交通費がかかります。
更には、交通費に加えて留学費用や生活費用も支払わなければいけません。
留学先によって費用は異なりますが、数ヶ月間滞在するだけで数百万円はかかります。
留学は長期間で滞在することが多いので、まとまった時間とお金の両方を確保する必要があります。
また、留学先によっては生活環境や食生活が日本と全く異なるケースも珍しくありません。
留学先の生活環境になれなかったり、あまりのギャップに耐えられず、途中で帰国するという人もいます。
そのため、留学する前にどういう国なのか事前に調べておきましょう。
進路が決まらない時の対策
ここからは進路が決まらない時の対策を4つ紹介します。
- 周囲の友人や家族に相談する
- 自己分析をおこなう
- 将来像を考えてみる
- 興味のあることを調べてみる
では、以下で詳しく見ていきましょう。
周囲の友人や家族に相談する
まずは周囲の友人や家族に相談してみましょう。
友人や家族に話をしていくうちに、新たな選択肢が見つかるかもしれません。
ただし、あくまでも人の意見に流されるのではなく、自分の意思を尊重するようにしましょう。
第三者の意見を参考にして、さらに自分を見つめ直すと自分が本当にやりたいことが見えてくる場合もあります。
自己分析をおこなう
自己分析をおこなってみましょう。
自己分析とは、これまで過ごしてきた人生を振り返ることによって、自分の強みや弱み、性格や特徴などを改めて認識することです。
これまでの人生を振り返ることで、今まで気づかなかった自分の人間性を発見できる良い機会になります。
自己分析をによって自分に合った進路を導き出すキッカケにもなるので、非常におすすめです。
将来像を考えてみる
自分が将来どういう風になりたいのか、考えてみましょう。
「幸せな家庭を築きたい」、「ワークライフバランスを重視した生活がしたい」「海外などを歩き渡りながら仕事したい」など、漠然なイメージで構いません。
自分の将来像をなんとなく思い浮かべたら、そこから逆算してみましょう。
逆算するだけで、何をしなければいけないのかが見えてくるはずです。
興味のあることを調べてみる
自分が興味のあることを調べてみましょう。
例えば、プログラミングや動画編集などの仕事をしたいのであれば、どういう勉強をすればいいのか調べてみることで必然的に自分の進むべき進路が明確になります。
また、気になる大学があれば、調べてみてまずは資料請求してみましょう。
興味のあることが世間的には難しいと思われていても、調べてみると意外と簡単だったりします。
まとめ:自分がやりたいことをやろう
今回は、進路が決まらない高校生が取るべき対策や主な進路について紹介しました。
進路が決まらずに悩んでいる高校生も少なくありません。
しかし、進路が決まらずに悩んでいるのは自分だけでは無いということをまずは覚えておきましょう。
高校卒業してからの進路はたくさんあります。
だからこそ、自己分析や興味のあることを調べてみて、自分の将来像をイメージすることが重要です。
自分がやりたいことをやりましょう。
今回の記事を参考に、自分の進路を考えてみてはいかがでしょうか。