インターンシップのお礼状はいつまでに出す?ハガキや封筒の書き方【例文あり】
インターンシップは参加後にお礼状を送付は、早めの送付で多くのメリットを実感できます。
ただ、期間がわからず遅くなってしまうと送付事態に悩み書き方に不明点も多く生じる恐れもあるのです。
今回は、インターンシップのお礼状の送付はいつまでか、メールや手紙、ハガキ、封筒の書き方をあわせて解説します。
また、お礼状に入れるべき項目や例文も紹介します。
インターンシップでお礼状を正しく送付し、自分自身の印象アップが目指せます。
✓ お礼状の書き方のポイントがわかる
インターンシップのお礼状はいつまでに出すのが正解?
インターンシップのお礼状は当日中に送信し、3営業日以内の提出が理想です。
インターンシップお礼状の送付においてのポイントは以下。
- 当日中の送信が理想
- 深夜の送信は避ける(営業時間中が理想)
- 基本は24時間以内に送付
- 3営業日以内には送付する
注意点として、送付が遅くなった場合は以下を守ることが大切です。
- 1週間以内であれば急ぎで送付する
- 1週間経過している場合は、送付を控える
お礼状の送付が遅くなった場合、気づいた地点で送付しますが、期間が経過しすぎると逆効果ですので控えてください。
また遅れた場合は、最初の一文に連絡が遅くなってしまった点について必ずお詫びを入れることが重要です。
1dayのインターンでもお礼は伝えよう
1Dayや短期間の開催であっても、インターンシップ後は必ずお礼状を送付することが大切です。
お礼状は、インターンシップ開催の感謝の気持ちや採用における自分自身の存在アピールにもつながります。
インターンシップでは、期間に関係なくお礼状は必ず送付するようにしてください。
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インターンシップのお礼状をすぐに出すべき理由
インターンシップ後のお礼状は早めに出すことで以下のメリットがあります。
- やる気をアピールできる
- よい印象を与える
- 企業に対しての理解を深める
インターンシップ後は、メッセージ性のあるお礼状をできるだけ早めに提出することが大切です。
やる気をアピールできる
お礼状は企業への意欲や熱意を伝え、お礼状の送付は早い方が気持ちをアピールできます。
経済産業省は新卒採用活動の一環でインターンシップをしている企業は57%とし、企業側も採用の場として考えているケースもあるのです。(令和5年度就職・採用活動に関する調査(企業)調査結果より)
熱意や意欲をうまく伝えれば、企業側もあなたの存在ややる気を理解できます。
お礼状ではインターンシップを通しての熱意や働く意欲は早いほど企業側にも伝わりやすいです。
よい印象を与える
お礼状はインターンシップ終了後の送付が早いほどよい印象を与えやすく、高評価につながる機会となります。
たとえば、仕事が早くできるイメージを与える他、あなたの人柄やイメージにプラスな印象を与えるのです。
インターンシップの開催は企業側の負担が大きく、時間や手間をかけているからこそ、しっかりとお礼する必要があります。
インターンシップを主催した企業の負担を考慮し、感謝の気持ちをすばやく伝えるとあなたにプラスなイメージをもたらします。
企業に対しての理解を深められる
お礼状の作成を早く行うほど、自身の思考やインターンシップの記憶を正しく整理し、企業への理解度が深まるメリットも。
できるだけ早くお礼状を作成できれば、鮮明な記憶を正しく整理し、理解度も高まります。
お礼状作成では具体的に以下の内容を整理できます。
- 参加した理由
- インターンシップで学んだこと
- 大変だったこと
- 楽しかったこと
- 企業に対して気づいたこと
- 心境の変化
このようなインターンシップに対するさまざまな思いを言語化すると、記憶が整理され、企業に対しての理解度も深まるのです。
お礼状はいくつか記載するべき点がある一方で、自分の気持ちを素直に表現し、オリジナルな言葉に言い換えることも大切。
素早いお礼状の作成で、思考が整理され企業への理解度やあなた自身の気持ちの変化を発見できます。
お礼状の書き方【例文あり】
実際にお礼状を書く際はできるだけ早めの送付はもちろん、誤字脱字に気をつけ、丁寧に作成することが大切です。
ここでは、お礼状の書き方を以下4つの書き方に分けて解説します。
- 手紙
- メール
- ハガキ
気持ちを整理して相手の目線に立って作成しましょう。
手紙
手紙はお礼状の送り方として最も理想のかたちとされ、手書きで企業に対しての感謝の気持ちを記載できます。
注意点として、相手を指す言葉や敬称は改行で離れないようにし、相手の会社の敬称は「貴社」と記すことです。
具体的な記載内容は以下。
- 件名
- 宛先
- 文頭の挨拶
- 本文
- 文末
- 日付
- 署名
- 宛名
具体的なエピソードを含めて感想と感謝の気持ちを記載していきます。
例文
拝啓
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
〇〇月〇〇日から△△月△△日からまでインターンシップでお世話になりました、
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の(氏名)と申します。この度は、〇〇様から△△についてのお話も伺い、
〇〇な点に貴社の魅力を改めて実感できました。
ありがとうございます。また業務の合間にご一緒する機会をいただき、参加によって貴社への理解をさらに深め貴重な経験となりました。
まずはご指導をいただいたお礼を申し上げたくお便りいたしました。誠にありがとうございました。
ご多用の折、丁寧にご指導やご対応いただいたこと、心より感謝申し上げます。
末筆ながら、貴社の発展と皆様のご活躍をお祈り申し上げます。
ーーー
令和〇〇年〇〇月〇〇日
(住所)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科(氏名)株式会社〇〇〇〇
人事人事課△△△△様ーーー
はじめに挨拶文を記載したのち、自身の名前や学校名・学科などを表記したのちに本題に入ることがポイントです。
封筒の書き方
封筒には以下4点を記載します。
記載内容・ポイント | |
住所 | ・都道府県から記載・住所は「丁目、番、号」を用いる。 |
宛名 | ・会社名は略称せず、正式名称で記載。・御中と様の使い方に気をつける。 |
「履歴書在中」の記載 | ・封筒の左下に赤いペンで「履歴書在中」と記載する。・「履歴書在中」は定規を用い四角で囲む。 |
差出人名 | ・自分の住所と名前を記載・住所は「丁目、番、号」を用いる。 |
封筒に上記4点を記載し、のりづけ後は「〆」「封」などの封字を記します。
メール
メールは多忙な生活の中でより「早めの提出を心がけたい」際に最適です。
タイミングを優先でき、インターンシップの鮮明な記憶を企業にアピールできます。
メールでは短い文章でも問題なく、最低限の内容を記載し、感想や経験を伝えることが大切です。
例文
題名:インターンシップ申し込み(〇〇大学 〇〇学科・氏名)
株式会社 〇〇
インターンシップご担当者さまお世話になっております。
〇〇月〇〇日から△△月△△日からまでインターンシップでお世話になりました、
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の(氏名)と申します。インターンシップでは誠にお世話になりました。
期間中は〇〇さまから△△についてのお話も伺い、
〇〇な点に貴社の魅力を改めて実感できました。参加によって貴社への理解をさらに深めることができました。
インターンシップの機会を設けてくださり、誠に感謝申し上げます。
取り急ぎお礼を申し上げたくメールにて失礼いたします。ーーー
(氏名)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
携帯番号:〇〇〇〇〇〇
メールアドレス:〇〇〇〇ーーー
手書きでなくても、スピーディなお礼状の作成で感謝の気持ちを伝えることが可能です。
ハガキ
手書きで作成する場合は、ハガキでも送付が可能です。
ハガキのメリットはコンパクトにお礼をまとめられて、相手側もすぐにメッセージを確認できる点になります。
注意点として白のハガキと油性ボールペンを使用し、メッセージは全体のバランスを意識することです。
記載する内容は以下。
- 頭語
- 時候の挨拶
- 名乗り
- 本文
- 結びの挨拶
- 結語
宛名の書き方として、住所は一行で記載してください。
例文
拝啓
時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
〇〇月〇〇日から△△月△△日からまでインターンシップでお世話になりました、
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の(氏名)と申します。このたびは〇〇日間、大変貴重な体験をさせていただきました。
〇〇様をはじめ社員のみなさまには大変感謝しております。
誠にありがとうございました。
実際にインターンシップに参加することで、貴社の仕事や業務に対しての考え方を理解することができました。自主性や積極性、問題解決能力など、働く上での重要なスキルを把握しました。
このたびのインターンシップで、日々の成果をクリアにし、課題解決を目指していく大切さが良くわかりました。
ご多忙中にもかかわらず、貴重な体験をさせていただき心から感謝しております。
貴社のご発展と○○様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。敬具
ハガキの中央に記載できるよう意識し、外側は1から2cmの余白を作ると読みやすいお礼状となります。
お礼状で書くべき内容
お礼状の作成では、以下の4点を入れることが大切です。
- お礼・感謝の気持ち
- 魅力を感じた点や企業から学んだ部分
- 今回のインターンシップで学んだ部分
- 参加前との変化
参加時の気持ちを思い出し、これから紹介する4つの点を意識してお礼状を作成します。
お礼・感謝の気持ち
インターンシップ開催に際して社員や人事担当者への感謝の気持ちは、相手に伝わるように記載が大切です。
感謝の気持ちは以下を意識すると、明確に相手へ気持ちが伝わります。
- 文章のはじめと終わりに感謝の気持ちを述べる
- 特定の方がいる場合は名前を記載してわかりやすく記載する
- インターンシップでの出来事と合わせて記載する
参加直後に口頭で述べた後であっても、メールやハガキ、手紙で改めて感謝の気持ちを述べると自分自身の印象づけにも効果的です。
感謝の気持ちを必ず表記する点は、お礼状を書く上でのマナーとも言えます。
魅力を感じた点や企業での発見
自分自身が仕事内容で魅力を感じた点や企業での発見は、インターンシップの感想としてお礼状に盛り込むことがおすすめです。
具体的には以下のような学生視点の感想を盛り込むことが大切になります。
- 楽しかった企画
- 興味を持った部分
- 参考になった部分
学生目線の楽しく興味のある企画を伝えることで、企業側も学生の意見を尊重し、今後のインターンシップに役立てられます。
企業にとってインターンシップは時間や費用もかかり負担があるからこそ、学生目線の意見は参考になるものです。
今回のインターンシップで学んだ部分
自分自身が学んだ部分を記載すると、思考を整理し企業への理解度を深め前向きな姿勢をアピールできます。
具体的には以下の学びを記載することがおすすめです。
- どのような気づきがあったか
- 社員から学んだ部分
- 実際の現場で感じた部分
- インターンシップを通しての学び
- 各企画での学び
- 社員の働きをみての学び
このように細かくインターンシップのすべてを細かく分析すると、インターンシップに対しての真剣度も伝えられます。
企業側は「どのような部分で学びを得たか」を知ることで、学生の理解度も把握できます。
参加前との変化
会社に対してのイメージや志望度、参加後の心境の変化をアピールすると、企業へのやる気を正しく伝えることが可能です。
実際のインターンシップへの参加後は、企業に対しての新たな発見も湧きやすくその心情を素直に伝えることがおすすめになります。
具体的には以下。
- 参加後の志望度の変化
- 入社後に力を入れたい業務
- 企業をよりよくする上でのアイデア
- 入社に対しての意欲
- 企業に関わっての感想
このように自分の意見をストレートに伝えると、主体性や積極性も評価されやすくあなた自身のイメージもプラスになるのです。
参加前と参加後の心境の変化などを詳しく分析し、企業へのアピール題材としてもフルに活用していきましょう。
まとめ
インターンシップのお礼状は、できるだけ当日から3営業日以内、遅くても1週間以内の送付を推奨します。
また、スピードも重要ですが、お礼状の内容や丁寧さは気持ちを伝える上で不備のないようにします。
今回紹介したお礼状を送付できる期間、書き方のポイントをぜひ参考にしてくださいね!