社会人が勉強するメリットとは?オススメの勉強方法や勉強すべきジャンルを徹底解説!
そのため、社会人になってから勉強することが無くなったと感じる人がほとんどです。
「勉強は学生の内だけで充分」と思っている人もいるかもしれませんが、むしろ社会人こそ勉強しなければいけません。
しかし、なぜ社会人は勉強をおこなわなければいけないのでしょうか。
そこで今回は、社会人が勉強するメリットやオススメの勉強方法、勉強すべきジャンルなどについて解説します。
✓ 勉強するなら興味のある語学やプログラミングなどがオススメ
✓ コワーキングスペースやホテルなど自分に合った場所で勉強すると効率が上がる
社会人で勉強している人が少ない理由
そもそも、なぜ社会人になってから勉強する人が少ないのでしょうか。その理由を紹介します。
勉強したところで意味が無いと思っている
学生であれば、「定期テストの点数を上げたい」、「通知表の評定を高めたい」、「良い大学に入りたい」などの目標があったからこそ、これまで勉強を頑張ってきたという人がほとんどです。
しかし、社会人になるとどうでしょう。
勉強したところで、給料が上がったりするわけでもないので、意味が無いと感じる人も多いのではないでしょうか。
その結果、勉強に対するモチベーションが下がり、勉強しない人が多いのです。
勉強する時間が無い
勉強したくても、勉強に充てる時間が無いという人もいるはずです。
日本は、他の国に比べても通常の業務時間と残業時間が非常に多いです。
多くの企業は9〜10時出社で、18〜19時まで働きます。
しかし、残業もあるので、帰宅するのが20〜21時になる人も少なくありません。
さらに「ブラック企業」と呼ばれる会社で働いている人は、毎日終電ギリギリまで仕事をしているというケースもあります。
仕事をする以外にも通勤時間や食事、お風呂に入る時間などもあるので、平日は勉強する時間が確保できないと感じる人が多いのではないのでしょうか。
また、休日は日頃の疲れを癒すためにいつもより睡眠時間を長く確保したり、自分の趣味に時間を充てたりするので、なかなか勉強する時間が取れないのです。
モチベーションを維持できない
勉強はマラソンと同じで、ゴールするという目的があるからこそ、長い距離でも走ることができます。
しかし、ゴールがなければ終わりが見えないので、モチベーションが下がり、途中で継続するのを諦めてしまう人も少なくありません。
スキマ時間をお金に変えませんか?「シェアフル」なら面接・履歴書なしですぐはたらけます!
スキマバイトアプリ「シェアフル」では、軽作業から飲食店、販売スタッフ、オフィスワークまで、いろんなお仕事を面接なしですぐにはたらくことができます!
↓↓↓ダウンロードはこちら↓↓↓
社会人が勉強するメリット
社会人で勉強するメリットは一体何なのでしょうか。
1つずつ紹介します。
自分への自信となる
社会人になってから勉強する人の割合は非常に少ないです。
そんな中、勉強を継続することで、自己肯定感が高まります。
また、TOEICや漢字検定などの資格試験に合格することで、モチベーションが上がり、自分への自信に繋がるのです。
担当できる業務が増える
勉強することで、担当できる業務が増えることにも繋がります。
例えば、あなたがWEB制作会社でデザイナーとして働いていながら、プログラミングを勉強したとします。
その結果、デザイン業務だけではなく、コーディング業務もおこなえるようになるのです。
担当できる業務が増えることで、会社の中での希少価値が高まります。
希少価値が高まると会社に必要な存在とみなされて、必然的に給料が上がる可能性があるのです。
人脈が広がる
勉強することによって、人脈が広がることにも期待できます。
例えば、動画編集の勉強をしている場合、SNSで勉強した情報を発信することで、同じ境遇の人や動画編集に詳しい人と出会うキッカケにもなります。
最近では、副業を許可している企業も多いので、人脈が広がることで本業以外のお仕事がもらえたりもするのです。
自分の得意ジャンルを見つけることができる
働いてる人の中には、自分には合っていない仕事だと感じつつも、他にやりたい仕事が無いので渋々やっている人もいます。
しかし、勉強することで自分の得意ジャンルや楽しいと感じる仕事を見つけられるキッカケになるかもしれません。
最近の日本は「人生100年時代」とも言われているので、これからは60代以上の高齢者であっても、仕事をするのが当たり前になってくるはずです。
どうせなら、自分が興味のある仕事や好きな仕事をおこないたいですよね。
転職や独立に有利
10年以上営業で働いてきたAさんと、これまでに営業やWEBマーケティング、プログラミングなどの様々なスキルを習得しているBさん、企業はどちらを採用すると思うでしょうか。
一昔前まではAさんを採用していたかもしれませんが、現在は多くの企業がBさんを選ぶはずです。
近年では、1つの仕事に特化して働いてきた人よりも、複数の仕事ができるマルチな人材の方が企業としては重宝しています。
なぜなら、少子高齢化に伴い労働人口の減少が加速しているので、1人で複数の業務をこなせる人材を企業は求めているからです。
また、30代になってから転職を考えた時、これまで営業しか経験が無い場合には、営業職以外の選択肢はほとんどありません。
逆に、プログラミングやデザイン、WEBマーケティングなどの様々なスキルを習得しているのであれば、どんな企業であっても有力な人材として認められ、容易に転職することができます。
コツコツ勉強することで、独立することも十分可能です。
そのため、将来的に転職や独立を考えているのであれば、今のうちから勉強しましょう。
勉強しないことで生じるデメリット
勉強しないことでどのようなデメリットがあるのでしょうか。
2つ紹介します。
選択肢が狭くなる
勉強しないと選択肢が狭くなります。
高校受験や大学受験で第一志望の学校があったのにも関わらず、学力が足りなかったことが原因で別の学校に変更せざるをえなかった人もいるはずです。
社会人になっても同じで、希望としている会社に転職したくても応募できる資格やスキルが無いため、別の会社を選ぶしかないというケースもあります。
勉強しないことによって、自らの選択肢を狭めてしまうのです。
詐欺などに引っかかりやすくなる
最近では、副業ブームということもあり、何かしらの副業を始めようとしている人も少なくありません。
それと同時に詐欺なども横行しています。
「毎月10万円を稼ぐための高額商材」や「怪しいオンラインサロン」などがたくさん出回っているので、大金を支払ってしまい騙される人も増えてきています。
勉強していない人は騙されていることにさえ気づかず、このような情報に引っかかりやすいので、余計なお金を支払ってしまう原因となるのです。
最新情報に疎くなる
最近では、仮想通貨やNFTなどが世間を賑わせています。
小学生がNFTを始めて数億円稼いだというニュースを聞いたことがある人もいるのではないのでしょうか。
しかし、勉強していないとこれらの情報に対しても疎くなります。
最新情報についていけないことで、稼げるチャンスを見逃してしまうことにも繋がるのです。
勉強している人との差が広がる
勉強していない人は、勉強している人と比べて知識や収入、社会的地位などの差も次第に広がります。
株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズが調査した「~1,300人以上を対象にした資格・検定や学習に関する意識調査を実施~」によると、年収1,000万円以上稼いでいる人の40%が1週間に1〜5時間以上勉強していることが判明しました。
つまり、勉強している人は年収が高いということになります。
勉強すべきオススメのジャンル
具体的に何を勉強すればいいのかわからない人も多いのではないのでしょうか。
興味のある語学
興味のある語学を勉強しましょう。
語学を勉強することで、海外旅行に困ることはありません。
また、最近ではビジネスシーンにおいて英語や中国語を話す機会も増えています。
企業によってグローバル化の推進や支店が海外にあるケースも珍しくないので、語学を勉強することで、仕事にも生かすことができます。
もし、今後は日本ではなく海外で仕事したいのであれば、非常にオススメです。
転職でも有利な「プログラミング」
在宅勤務で仕事がしたいのであれば、プログラミングもオススメです。
日本ではエンジニア不足が騒がれており、最近ではプログラミングが小学生の必修科目になっています。
エンジニア不足に悩んでいる企業も多いので、プログラミングスキルを身に付けることで転職でも非常に有利になります。
プログラミングを本格的に勉強するのであれば、プログラミングスクールに通う必要がありますが、基礎は無料で学ぶことができます。
プログラミングは好みが分かれるので、無料で学んだ後にもう少し勉強したいのであれば、プログラミングスクールを検討しましょう。
ただし、プログラミングスクールの入校は費用が高いので、あらかじめ予算を確保しておくことが大事です。
需要が増えている「動画編集」
YouTubeやTikTokなどの動画アプリも流行しているので、動画編集者も需要が増えてきています。
不特定多数の人が業務の依頼や発注ができるクラウドソーシングサイトでは、動画編集をして欲しいという案件が多くあります。
動画編集を勉強することで、副業としての収入を得ることができるのです。そのため、新たな収入源を確保したい人にオススメの勉強分野です。
YouTubeで自分で編集した動画を投稿して収益を上げる方法もあり、まずは独学で勉強を始めるという方も多いです。
動画編集ソフトは買い切り型もあれば、月額制で使えるソフトもあります。
副業にしやすい「WEBデザイン」
WEBデザインの勉強も動画編集やプログラミング同様にオススメです。
ホームページやECサイトを立ち上げて、ネット販売をおこないたいという人は年々増えています。
WEBデザインもクラウドソーシングサイトで仕事を募集しているので、新しい副業を始めたい人は勉強してみましょう。
将来につながる「お金の勉強」
現在の日本では「老後2,000万円問題」が深刻になってきています。
そのため、お金についての勉強が非常に重要です。
税金については学校で教わらないので、社会人でも詳しく知らない人は多いのではないのでしょうか。
税金の勉強をすることで、無駄な税金を支払うことなく節税もできます。
また、資産運用についても学ぶことで将来の資産を形成することが可能です。
書籍やYouTubeを参考に勉強してみましょう。
自信にもつながる「資格試験」
TOEICや簿記検定などの資格の勉強もオススメです。
資格を取得することで、自分の自信にも繋がります。
ただし、資格の中でも役立つ資格とそこまで必要とされない資格があるので注意が必要です。
職種や業種にもよりますが、転職活動などで有効的に活用したいのであれば、ファイナンシャルプランナーや中小企業診断士など、実務で使える資格を取得しましょう。
オススメの勉強方法
社会人は使える時間が限られているので、効率的に勉強したい人も多いはずです。
7回読み勉強法
「7回読み勉強法」とは、文字通りテキストを7回読む方法です。
この方法が流行したのは山口真由さんがきっかけです。
山口真由さんは、7回読み勉強法を実践した結果、東京大学の法学部を主席で卒業し、在学中に司法試験に合格しました。
その後は財務官僚・弁護士を経験して、ハーバード大学へ留学することに成功したのです。
7回読みの方法としては、回数ごとに意識するポイントがあります。
1回目:章のタイトルや見出しを記憶しながら、文章は漢字をメインにスラスラと読んでいきます。
2回目:1回目同様に漢字を意識しつつ、2行ずつ読み進める勢いで、少しずつ全体を掴んでいきます。
3回目:1回目と2回目よりもさらに流し読みのスピードを上げて読んでいきます。
4回目:頻繁に出てくるキーワードを意識しながらいつも読んでいるスピードで読みます。この段階でも文章を理解しなくて
大丈夫です。
5回目:キーワードが記載されている文章を意識しながら、どういう意味なのかを理解しましょう。
6回目:キーワード以外の細かい部分をみていきます。自分なりに文章を要約することが大事です。
7回目:インプットした内容とテキストを答え合わせしながら読み進めていきます。
1回で理解することは、ほぼ不可能なので、7回に分けてそれぞれのポイントを意識することで、記憶に定着させていく方法です。
ポモドーロ・テクニック
「ポモドーロ・テクニック」とは、25分間勉強して5分間休憩するという勉強法です。
ポモドーロ・テクニックが有効な理由は2つあります。
1つ目は集中力の維持です。
人間の集中力はそんなに長く続きません。
ポモドーロ・テクニックでは、25分ごとに5分間の休憩を挟むので、常に集中力を維持した状態で勉強に専念することができます。
2つ目は、区切りが悪いところで勉強を中断できるからです。
休憩するタイミングは人によって様々ですが、一区切り着いてから休憩する人がほとんどです。
一区切り着いた状態で休憩すると、モチベーションを上げるまでが大変で、再開するまでに時間がかかってしまいます。
しかし、ポモドーロ・テクニックでは、あえて区切りが悪い状態で休憩を挟むので、再開するまでのハードルを下げることができます。
青ペン書き殴り勉強法
「青ペン書き殴り勉強法」は、その名の通り、青ペンを使って勉強する方法です。
青色は、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを放出させます。
セロトニンによって、ストレスが軽減されてインプットしやすくなるのです。
使った青ペンや書いたノートを捨てずに保管しておくと、自分の頑張りが目に見えて分かるので、自信にも繋がります。
勉強するときのコツ
勉強するときのコツについて紹介します。
スキマ時間を有効的に活用する
社会人は学生に比べて、仕事や家事、育児などもあるので、まとまった時間を取ることが難しいです。
そのため、スキマ時間を有効的に活用しましょう。
通勤時に電車を利用しているのであれば、会社に行くまでの間テキストや学習アプリで勉強するなど、毎日の積み重ねが大事になってきます。
オーディオブックなどの音声コンテンツもあるので、自分のライフスタイルに合わせて使い分けましょう。
自分に合った勉強方法や勉強する場所を見つける
「7回読み勉強法」や「ポモドーロ・テクニック」、「青ペン書き殴り勉強法」などを紹介しましたが、人によって合う合わないがあります。
そのため、まずは自分に合った勉強方法を見つけましょう。
自分に合った勉強方法を見つけることで、これまで以上に効率的に勉強が捗ります。
また、自宅が一番集中できるという人もいれば、カフェやコワーキングスペースで勉強した方が捗るという人もいます。
自分にご褒美を設定する
ただ勉強しているだけでは、モチベーションが続かないという人も多いのではないのでしょうか。
そこで、自分にご褒美を設定しましょう。
例えば、「テキストを3ページまで進めたらデザートを食べる」、「1ヶ月勉強を継続したら、行きたい場所に出かける」など、なんでも構いません。
ご褒美を設定するだけでモチベーションが変わってくるので、ゲーム感覚で楽しむことが必要です。
一緒に勉強してくれる仲間を探す
1人では勉強がなかなか続かないという人もいるはずです。
そんな時には一緒に勉強してくれる仲間を作りましょう。
仲間を作ることで、勉強する意欲が高まります。
また、同じジャンルの勉強をしているのであれば、有益な情報を共有することも可能です。
SNSやコミュニティで探してみましょう。
勉強する時にオススメの場所
社会人が勉強する時にオススメの場所を紹介します。
静かな環境の「コワーキングスペース」
コワーキングスペースとは、個室ではなくオープンスペースの場所となっており、リモートワークの会社員やフリーランスなどが活用する場所です。
仕事をするための場所となっているので、カフェよりも静かで集中することができます。
また、24時間営業しているコワーキングスペースもあるので、仕事終わりに通うことも可能です。
宿泊もできる「ホテル」
ホテルも勉強する場所としては非常にオススメです。
個室で作業ができて宿泊することも可能なので、リフレッシュすることもできます。
新型コロナウイルスの影響によって宿泊料金が安くなっているホテルもあるので、まとまった時間を確保できるのであれば活用してみましょう。
一般の人も使える「大学の図書館」
大学の図書館は大学生だけではなく、一般の人も入館することができます。
図書館の作業スペースでは、大学生が勉強していることがほとんどなので、とても静かです。
大学生が多いので、集中しながら自分も大学生に戻ったような気分を味わうことができます。
ドリンクバーが使える「ネットカフェ」
ネットカフェも勉強する場所としてオススメです。
ネットカフェではパソコンを使うことができるので、オンライン学習することができます。
また、ドリンクバーやアイスなども食べ放題なので、リラックスしながら勉強することが可能です。
歌ってリラックスもできる「カラオケ店」
最近では、カラオケ店もリモートワークや勉強場所として利用することができます。
集中力が低下してきたら、歌うこともできるので、ストレス発散にも繋がります。
まとめ| 社会人も勉強しよう!
今回は、社会人が勉強するメリットやオススメの勉強方法、勉強すべきジャンルなどについて解説しました。
社会人になってからも勉強を続けることで、自分の自信に繋がったり担当業務が増えて転職が有利になるなど、様々なメリットがあります。
そのため、勉強は学生の時だけではなく、社会人になってからも継続することが大事です。
何を勉強すれば良いのかわからない人は、自分が興味のあるジャンルや今回紹介したプログラミング、動画編集などを勉強してみましょう。
今回の記事を参考に、勉強を始めてみてはいかがでしょうか。