介護職のやりがい4選!やりがいを感じなくなる瞬間も解説します
「介護職は大変そうなイメージがあるけど、どんなやりがいがあるんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか。
介護職には人に感謝される以外にも、働いている人しか知らない「魅力」があります。
それでは、現役の介護職の方はどんなやりがいを感じているのでしょうか。
この記事では、以下の内容をご紹介します。
- 介護職でやりがいを感じる瞬間4選
- 介護職でやりがいを感じなくなったときの対処法3選
- 介護職が向いている人の3つの特徴
介護職を選ぶことに自信がなくなってきている方は、ぜひ最後まで読んで介護職の魅力を知ってください。
✓ 家族にもスキルを活かせる
✓ 今後需要の減らない仕事
やりがいを感じる瞬間4選
介護職で働いる人が仕事でやりがいを感じる瞬間は以下の4つです。
- 「ありがとう」と言ってもらえる
- スキルアップを感じやすい
- 利用者さんの体調が良くなる
- 人生の大先輩の経験を聞ける
介護職は人と接する機会が多いため、ほかの仕事にはないやりがいを感じられます。
それでは以下で詳しくご紹介します。
1.「ありがとう」と言ってもらえる
介護職で、もっともやりがいを感じる瞬間は利用者の方から「ありがという」と言われるときです。
コンビニ店員や事務仕事をしていても「ありがとう」とは言われますが、介護職は人の役に立てている実感が湧きやすいため充実感も得られます。
面と向かって心から言われる感謝の言葉は、仕事へのモチベーションにも繋がります。
感謝の言葉を受けながら人のために働くことは、介護職ならではのやりがいです。
2.スキルアップを感じやすい
介護職は日々の仕事を通して実践的なスキルを身に着けやすく、成長が早いです。
実践現場で使える知識やスキルが増えると、今後高齢化が進む日本において重宝されます。
また、介護職には資格が多いです。
資格取得にチャレンジすると応用的な知識も増えますし、資格が取れれば給料アップにも繋がります。
介護職は経験や勉強を積むほど仕事が楽になり給料も上がるため、成長にやりがいを感じる職業です。
3.利用者さんの体調が良くなる
自分が担当する利用者さんの体調が良くなってくることは、やりがいを感じやすいポイントです。
利用者さんの中には、自宅生活を目指してリハビリを続ける方もいます。
最初は掃除や洗濯などの生活動作がうまくできなくても、徐々にできることが増えていくと利用者の方の笑顔も増えるでしょう。
介護をしていると利用者の方と一緒に頑張っている感覚が強くなるため、喜びを分かち合えるようになります。
4.人生の大先輩の経験を聞ける
介護職が相手にする方は、多くの経験をしてきた人生の大先輩です。
そんな方から話を聞けることは、介護職の特権です。
中には戦争や震災を経験した方もおり、いまの生活のありがたみを教えてくれる人もいます。
ほかにも、結婚・出産・子育ての喜びや悩み、仕事の失敗やお金の苦労、家族・友人の死など、さまざまな経験をしています。
ネットが発達した時代では経験できない話を直接聞けることは、介護職ならではのやりがいです。
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介護職で働く5つの魅力
介護職で働く魅力は、以下の5つがあります。
- スキルアップを実感しやすい
- 自分の家族にも活かせる
- 将来的に需要が増え続ける
- 意外と自由な働き方を選べる
- 年齢や性別に関係なく働ける
それでは、以下でご紹介します。
1.スキルアップを実感しやすい
介護職はスキルアップを実感しやすく、仕事へのモチベーションを保ちやすい職種です。
とくに、スキルアップした実感が湧くポイントは、資格を取得したときです。
介護職の方が資格取得のために勉強した内容は、そのまま実践で活かせることがほとんどです。
また、介護士は取った資格に応じて給料上がります。
仕事のための勉強が楽しくなり、先々の目標を持ちやすいことも魅力のひとつです。
介護職におすすめの資格が知りたい方は、以下の記事からチェックできますよ。
2.自分の家族にも活かせる
介護職の魅力は、仕事で得た知識を家族にも活かせるという点があります。
寝ている人を起こすという作業でも、実はコツが必要です。
また、歩行やトイレなどの身の回りの介助も、介護職をしていると楽にこなせるようになります。
自分の両親を施設には入所してほしくないけど、介護の仕方がわからず苦労するという人は多いです。
大切な家族にもいつか必ず活かせる仕事であるという点も、介護職の魅力です。
3.将来的に需要が増え続ける
少子高齢化が進む日本では介護職の需要は増え続けています。
今後も高齢者の割合は増え続け、介護職のニーズが減ることはありません。
また、 少子高齢化の背景から介護業界の人材不足は懸念されています。その影響もあり、介護職の処遇改善が進められています。
いまのうちに介護職としてのスキルや知識を身に着けておけば、将来的には確実に安定した生活が保証されていることも魅力のひとつです。
4.意外と自由な働き方を選べる
介護職は仕事内容がハードで自由な時間がないイメージを持たれがちですが、意外と自由な働き方を選べます。
理由は、介護職にはさまざまな職場があるからです。職場によって、仕事内容や勤務時間は異なります。
以下では、介護職の職場の一部をご紹介します。
- 病院
- 訪問介護
- 有料老人ホーム
- 介護老人保健施設
「人と接する仕事がしたいけど、いまの職場は楽しくない..」と思っている方でも、介護職のまま別の仕事ができます。
もっと詳しく介護の仕事内容を知りたい方は、以下の記事から確認できますよ。
5.年齢や性別に関係なく働ける
介護職の魅力として、年齢や性別に関係なく働けるという点があります。
そもそも介護職は女性が多い職場です。家事や育児のスキルを活かしやすいという理由から、専業主婦だった人が介護職を始めることも多いです。
男性は男性で、介護職として働いていると職場では重宝されます。
介護にはどうしても力を使う仕事があるため、男性がいないと作業が大変なシーンがあるからです。
介護職は経験と知識と多少の体力があれば、年齢や性別が関係なく働ける魅力的な仕事です。
介護職にやりがいを感じなくなる瞬間3選
介護職をしていてると、ふとしたときにやりがいを感じなくなる瞬間があります。
やりがいがなくなる瞬間は、以下の3つです。
- 給料が低いと感じる
- 職場の人間関係が悪い
- 労働環境が悪すぎる
きついと感じる瞬間が多いと、仕事にやりがいを感じていてもかき消されてしまうことがあります。
それでは以下で詳しくご紹介します。
1.給料が低いと感じる
いくら人から喜ばれて称賛の言葉をもらっても、それに見合った給料がもらえないと仕事のモチベーションがなくなります。
とくに、資格やスキルがない介護職を始めたばかりの方は給料が上がりにくいため、給料面で苦労することが多いです。
また、夜勤がある職場では夜勤に入ることを前提とした基本給が設定されていることがあります。
夜勤前提の職場では、日勤でどれだけ頑張っても手取り20万円を超えません。
仕事に見合った給料がもらえてないと感じたときに、やりがいがないなと感じてしまいます。
2.職場の人間関係が悪い
介護職は基本的に女性の職場なので、女性特有のギスギスした人間関係の職場もあります。
せっかく介護という人を助ける仕事をしているのに、 嫌味を言われたり不機嫌なオーラを出されるとやる気がなくなりますよね。
夜勤がある職場だと二人きりでいる時間も増えるため、なおさら気まずくなります。
3.労働環境が悪すぎる
どんな職種でもいえることですが、労働環境が悪すぎると仕事にやりがいは感じられません。
労働環境が悪い介護職現場には、以下の特徴があります。
- 有給が取れない
- サービス残業が普通
- 休憩時間を確保できない
- ハラスメントが横行している
- 権限のない医療行為を強要される
高齢者の増加により、 介護職員が不足している施設では労働環境が悪くなりがちです。
介護職にやりがいを感じなくなったときの3つの対処法
介護職でもやりがいを感じなくなる瞬間はありますが、対処法もちゃんとあります。
やりがいを感じなくなったときは、以下の3つの方法を試しましょう。
- 資格を取得してできることを増やす
- 必ず誰かに感謝されていることを再認識する
- 別の介護施設へ転職する
環境を変えるために行動をすることがポイントです。
それでは解説していきます。
1.資格を取得してできることを増やす
介護職は資格の恩恵を受けやすいため、やりがいを感じなくなったら資格の勉強を始めるのがおすすめです。
資格を取ると、以下のメリットがあります。
- 給料などの待遇がよくなる
- 仕事の幅が増えて、職を選べる
- 国家資格を取れば社会的信用が上がる
介護士は人に直接触れる「身体介護」を行う場合にも資格が必要です。ほかにも、資格がないとできない仕事は多いです。
逆にいうと、資格を取得さえすれば自分でやりたい仕事を選べるようになります。
かんたんな資格から勉強を始めて、できる仕事を少しずつ増やしましょう。
仕事が選べるようになってくれば、あなたの好きな職場で働けるようになりますよ。
介護士が取るべきおすすめの資格を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
2.必ず誰かに感謝されていることを再認識する
介護職として働いている以上、どこかで必ず感謝されているということを再認識しましょう。
労働環境が悪くても人間関係が悪くても、利用者やその家族の方は必ず感謝してくれています。
職場の悪口などは無視をして、 利用者からもらう感謝の言葉だけを受け取り、そこをやりがいにしましょう。
3.別の介護施設へ転職する
「介護職への待遇が悪い」や「職場でハラスメントがある」など、職場環境が悪い場合は別の介護施設への転職を考えましょう。
介護の仕事自体は好きなのに、その職場環境だけが合わないというパターンは多いです。
とくに、人間関係のトラブルが起こることは仕方がないので、職場を変えることで対処しましょう。
まとめ
この記事では、介護職がやりがいを感じる瞬間をご紹介しました。
介護職は人助けの代名詞のような仕事です。利用者の方から「ありがとう」と言われると「やっててよかった」とやりがいを感じます。
また、担当してきた利用者の方の体調が良くなる姿を見ることも、介護職でしか感じられないやりがいのひとつです。
慣れるまでは大変そうなイメージがある介護職ですが、人助けがしたい方はぜひチェックしましょう。