大学生に評判のテレビ局バイトとは?気になる内容や特徴を解説!
テレビと言うと、私たちにエンターテイメントや最新のニュースを提供してくれる身近な存在。
「芸能人がいる華やかな世界」というイメージがあるのではないでしょうか。
そんなテレビ局で働いてみたい、と考える大学生は多くいます。
そんな学生の方におすすめなのが、テレビ局でのバイト。
実はテレビ局でも、バイトが定期的に募集されているというのをご存知でしたか?
意外とテレビ局で働けるチャンスは多いのです。
今回の記事では、テレビ局で募集されるバイトの仕事内容や、時給などを詳しく紹介していきます。
✓ メディア・放送業界の就活では有利な実務経験
✓ タフさが必要なのと、シフトの融通はききにくい
仕事内容
まず、テレビ局のバイトにはどのような仕事があるのか。代表的な職種の仕事内容について、詳しく見ていきましょう。
AD(アシスタントディレクター)
ADといえば、テレビでもよく耳にすることが多いのではないでしょうか。その役割は、番組制作におけるディレクターの補佐をすることで、バイトでもADの仕事を任されることがあります。
具体的な業務として、
- テロップの発注
- VTRの管理
- ロケの準備
- 原稿チェック
- 資料の検索・コピー
- 備品の出し入れ
- 荷物持ち
- カンペ準備
- 買い出し
- 街頭インタビューにおける出演の許可取り
などがあり、番組制作の現場を学べるのが特徴的です。
また、国際放送におけるアシスタントスタッフが募集されることも。
具体的には、海外の放送局との電話・メールでのやり取りを任されます。
外国語を使ったやり取りで、語学力を活かせるところは特徴と言えるでしょう。
カメラ・音声スタッフのアシスタント
番組収録では、映像を撮影するカメラや音声を録るマイクなど、撮影機材・録音機材が使われます。
それぞれの機材を扱い、撮影・録音作業を行うのは専門的な知識を有するスタッフでしょう。
一方、その補佐はバイトに任せるということもよくあります。
撮影場面の切り替わりに合わせて機材を運んだり、配線コードをまとめたりなどが主な仕事です。
大道具製作・美術
バラエティ番組やドラマなどの撮影では、舞台装置や美術セットが使われるでしょう。
バイトでも大道具班・美術班の一員として、
- 大道具の運搬
- 組み立て
- 解体
- 撤収作業
- 照明や電飾などの取り付け
などの作業にあたります。
特徴として、シーンごとに急いでセットを解体したり、別の舞台装置を組み立てたりと、忙しいポジションであるということが挙げられるでしょう。
撮影機材の管理
上記で紹介してきたのは、テレビの収録現場で活躍するポジションです。
この仕事は、テレビ収録を支える裏方。
撮影機材や録音機材などを保管する倉庫での作業になります。
具体的には、番組で使われる機材や小物を準備して運び込んだり、使用後のメンテナンスや片付けの作業にあたったりというのが主な業務です。
なかなか表に出る仕事ではないものの、縁の下の力持ちとして、テレビ収録には欠かせないポジションでしょう。
受付
出演者や観覧客の受付を行う仕事です。
その業務内容として、以下のようなものが挙げられます。
- 受付に来た人たちのリストチェック
- 鍵の貸借管理
- 控え室・スタジオへの誘導
- 電話対応
受付は、いわばテレビ局の窓口であり顔のような存在。
基本的なマナーを身に付けられる、という特徴があるでしょう。
テロップ制作
テレビ番組を見ていると、印象的なワードはテロップで表示されることが多いのではないでしょうか。
このテロップは、一つ一つ人の手によって作られており、バイトがテロップ制作を任されるということもあります。
具体的には、用意された原稿を基に文字を入力していくという作業。
これだけを聞くと、簡単に思えるかもしれません。
しかし、場合によっては放送直前で修正が入り、時間との勝負になることも。
タイピングが得意、という方に向いているポジションと言えるでしょう。
事務アシスタント
テレビ局における事務アシスタントは、一般的なオフィス事務とほぼ同じ仕事内容です。
- 書類の整理
- データ入力
- エクセルを使った管理・集計作業
- ファイルの作成
上記が、事務で行われる主な仕事です。
パソコンを使っての作業が多いため、ある程度パソコンのスキルが求められるでしょう。
清掃
清掃は、局内で出演者やスタッフの方が快適に過ごすために欠かせないポジション。
トイレや廊下、スタジオ、楽屋など、あらゆる箇所の清掃を行う仕事です。
具体的な内容として、掃除機かけや水回りの掃除、拭き掃除、ゴミ回収など、基本的な清掃作業を仲間と分担しながら行います。
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時給
テレビ局のバイトにおける平均時給は、『1,050円〜1,500円』となっています。
特にADやテロップ制作、事務アシスタントなどで時給が高い傾向に。
また、深夜帯(22:00〜翌5:00)であれば時給が25%アップするため、より稼ぎやすいでしょう。
テレビ局では収録の時間が押してしまうことが多く、番組収録に関わるポジションだと、深夜まで働くということも少なくありません。
なお、電車が走っていない時間帯のタクシー代は、支給される場合がほとんどのため安心してください。
メリット
ここからは、テレビ局のバイトにおけるメリットをいくつか紹介していきます。
テレビ業界の裏側を知ることができる
普通に生活していては、テレビ業界の裏側というのはなかなか知ることができません。 テレビ局で働くことで、そうした裏側がわかるというのはメリットでしょう。
華やかに見える世界の裏では、様々な人たちが汗水を流しながら番組を作っているのだと肌で感じることができます。
メディア・放送業界の就職活動で有利になる
特に番組制作に関わるようなポジションの場合、メディア・放送業界における就職活動で有利になることも。
「番組制作における仕事内容を、学生のうちから理解している」というのは、未経験の学生と比べて即戦力になれるというアピールにつながります。
将来テレビ局や新聞社などで働きたい場合、実務経験を積むため、番組制作に関わるバイトをするのはおすすめでしょう。
芸能人と遭遇する可能性がある
テレビ局は、芸能人が集まる場所。
そのため必然的に遭遇する機会は多く、それをメリットと感じる方も多いでしょう。
番組収録に関わるようなポジションであれば、日々の収録現場で芸能人を目にする機会は多いです。
また裏方作業で直接の関わりはないポジションでも、お手洗いや廊下、食堂、売店などで遭遇することも。
しかし、珍しいからと見すぎてしまうのはマナー違反。横目で見る程度に留めましょう。
デメリット
上記では、テレビ局でバイトすることのメリットを紹介してきました。
しかし、残念なことにいくつかデメリットも。
どのようなものがあるか、以下で確認していきましょう。
覚える仕事が多い
ポジションにもよるものの、テレビ局のバイトでは覚える仕事が多い、というデメリットが挙げられます。
仕事で扱う道具の種類や番組ごとのルールなど、しっかり覚えておかなければいけません。
また番組収録は、予定通り進まないということも多々あります。そのため、仕事内容を頭に入れた上で、臨機応変に対応できる能力も求められるでしょう。
シフトの融通が利きにくい
シフトの融通が利きにくい、というのもデメリットのひとつ。
特に番組制作に関わるポジションだと、その日の収録に必要なスタッフ数を細かく計算した上でシフトを組みます。
そのためシフトは固定されている場合がほとんどで、休みは前もって申請する必要が。
当日欠勤ということになると、現場に多大な迷惑をかけてしまいます。
また早朝から仕事をしたり、深夜まで収録が延びてしまうということも、時間の拘束がきついというデメリットになるでしょう。
体力的にきつい
特にADや大道具・美術のポジションの場合、重たい機材や道具を運ぶ作業は多くあります。
それが深夜まで続くとなると、かなり疲労困憊の状態に。
そのため、それらのポジションは体力負担が大きく、疲れやすいというデメリットがあるでしょう。
気になるポイント
最後に、テレビ局にバイトにおいて、多くの方が気になる疑問にお答えしていきます。
どうしたら面接に受かる?
テレビ局では、様々なポジションのスタッフと協力しながら仕事を進めていきます。
そのため、「しっかりコミュニケーションが取れる」ということがポイントに。
- ハキハキと受け答えする
- 表情は笑顔で
- アイコンタクトをとる
- 最初と最後はしっかり挨拶をする
これらを心がけると、「この学生はコミュニケーションを取ることができる」と印象付けることができ、面接にも受かりやすくなるでしょう。
服装は自由?
テレビ局のバイトでは、そのポジションごとに服装の自由度は変わってきます。
事務系の場合、オフィスカジュアルをベースにした私服、という場合が多いでしょう。
ADや大道具・美術などであれば、服装自由とされることもありますが、動きやすい服装がベストです。
なお、清掃だと制服が用意されていることがほとんど。私服を汚す心配はないため、安心してください。
こんな方にテレビ局のバイトがおすすめ
今回の記事では、テレビ局のバイトについて詳しく紹介してきました。
紹介した内容を踏まえて、以下のような方にテレビ局のバイトがおすすめと言えます。
- 将来はメディア・放送業界で働きたいという方
- 芸能人の近くで仕事をしてみたいという方
- 時間と体力に余裕があるという方
一見華やかに見える業界でも、その裏側はなかなか大変なもの。
力仕事が多かったり夜遅くまで働いたりと、苦労することは少なくありません。
しかし、そのぶん憧れの業界で働ける楽しさややりがいも大きいでしょう。
バイト探しに悩んでいるという方は、ぜひテレビ局のバイトもチェックしてみてください。