映画館バイトの評判はどうなの?気になる【仕事内容】【時給】やメリットを徹底解説!
映画が好きな人にとって、魅力的なバイトといえば、真っ先に上がってくるのが映画館のバイトですよね。映画館のバイトには、映画が好きな人が働くメリットはたくさんあります。中には、ただ映画館そのものの雰囲気が好きで、「上映作品のポスターが並んだあの空間で働きたい」と思う方もいます。しかし、仕事内容の全容を知らない人もいますよね。今回の本記事では、映画館バイトの仕事内容や時給、さらにメリット、デメリットまで詳しく紹介していきます。
✓ 映画好きにはとても嬉しい仕事内容である
✓ チームワークが重要で、映画好き仲間ができるバイトである
✓ 繁忙期は大変な立ち仕事。稀にクレーム対応あり
映画館バイトの仕事内容
映画館のバイトはポジションごとに仕事内容が変わります。
ポジションは以下の通りです。
- チケット販売
- フロアの管理
- フード・ドリンクの販売
- パンフレット・関連グッズの販売
- 映写担当
まずはそれぞれどのような仕事内容なのかをみていきましょう。
チケットの販売
ざっくりと説明すると、入り口にあるカウンターで、チケットを販売する仕事です。
そのほかにも細かい仕事内容は以下の通りです。
- チケット販売
- 上映時間の案内
- 座席指定や空席の案内
- 会員入会案内
- 電話対応
このように細かい仕事があり、表立って接客をします。
このポジションは、映画館におけるインフォメーション的な立場と言えます。そのため、お客さんからの問い合わせが多いのもこのポジションです。 分からないことを聞かれたりクレームを受けたりすることも多く、機転を利かせた対応が求められます。
人と接すること、対話することが好きな方に向いているポジションとも言えるでしょう。
フロアの管理
フロアの管理担当は、基本的にマルチタスク。映画館における様々な仕事を担当するという特徴があります。
具体的には、以下のような仕事があります。
- チケットのもぎり作業
- 座席や館内の清掃
- 座席案内
- 上映アナウンス
- トラブル・違法行為がないか監視
業務内容が多い分、やりがいが大きいポジションとも言えます。
チケットはただもぎるだけではなく、上映時間・日付・人数などの内容がしっかりあっているかどうかを瞬時に確認しつつ、チケットをもぎっていきます。混み合う時間帯や映画館店舗によっては忙しいながらも、淡々と正確に作業することが求められてきます。
また、清掃作業に関しては現在、新型コロナウイルスの影響もあり、感染対策の観点から共用部分などを「定期的かつこまめな」 消毒を徹底するように義務付けられています。
映画の休憩時間には空調を使って換気をするなどの作業も、フロアの管理に含まれてくるでしょう。お客様が快適にかつ安全に映画鑑賞を楽しめるように努めるのがフロア管理のお仕事です。
フード・ドリンクの販売
ポップコーンを片手に、ジュースを飲みながら映画を観るというのは昔から映画を楽しむ王道のスタイル。そのため、映画館では必ずと言っていいほど、ポップコーンやドリンクが販売されているイメージですよね。
映画館ではそのほかにもチュロスやホットスナックといったフードや、ジュース・お茶・お酒といったドリンクを販売しています。映画館内の飲食関係を販売する場所でレジ打ちや注文さばきを担うのがフード・ドリンク担当です。
上映直前は忙しく、素早い対応が求められるでしょう。飲食店等で働いたことのある人はすぐにその経験が活かせること間違いありません。
しかし、飲食店経験もなく、バイトが初めての人であっても心配は要りません。仕事のやり方や要領を覚えれば、初心者でも働くことができます。
このポジションは大きな動員が見込まれる映画が始まってしまうと、買いにくる人も減りますので、忙しい時とそうでない時の波があります。
パンフレット・関連グッズの販売
フード・ドリンクの販売と並んでストア担当と呼ばれるパンフレット・関連グッズの販売を行う担当があります。
お客様の中にはその映画への思い入れが強く、グッズやパンフレットを思い出に残すために買っていかれる方も多いです。
バイトとして働いている中でも、好きな映画のグッズやパンフレットをいちはやく見ることができるというのはとても魅力的ですよね。
仕事内容は基本的にレジ打ちですが、お客様からグッズやパンフレットに関して質問をされる場合もありますので、どんな商品がどの位置に置いてあるのか、在庫の調べ方なども覚える必要があります。
映写の担当
映写担当は、映画を上映するため、映写機の準備や操作、調整作業を行なったりするポジションです。
しかし、このポジションで操作を間違えてしまうと、映画が上映されないという大問題に。
高度な技術を求められるため、バイトは担当しないという場合がほとんどでしょう。
しかし、映画上映に携わる仕事を身近に観ることができるというのは映画バイトの良さでもあります。
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映画館のバイトの平均時給
映画館バイトの平均時給は、『1,177円』とされています。一般的なバイトの時給と、ほぼ変わらないと言えるでしょう。
映画館は夜遅い時間まで上映しているところも多く、深夜帯(22:00〜翌朝5:00)であれば時給が25%アップします。そのため、たくさん稼ぎたいという方は深夜シフトがおすすめ。
映画館のバイトのメリット
ここまでは、映画館バイトの仕事内容を伝えてきましたが、映画館バイトにはたくさんの魅力があります。
ここからは、映画館バイトにおけるメリットを紹介していきます。
映画館バイトにおけるメリットは以下の通りです。
- 映画好きにとっては幸せな職場
- 学生同士で楽しく働ける
- 映画という同じ趣味を持つ人との出会いがある
- 平日は比較的落ち着いている
それでは、詳しくみていきましょう。
映画好きにとっては幸せな職場
映画好きの方にとっては、映画館は幸せな空間です。
常にモニターで最新予告が流れていたり、ポスターが貼られていたりと、好きなものに囲まれながら仕事ができるのはメリットでしょう。
ポジションによっては、違反行為の監視のため立ちながらではありますが、最新映画を無料で観ることができるという最大のメリットも。仕事をしながら映画を観られるなんて、夢のような時間です。
たくさんの感動が生まれる映画館で、その感情の渦の中にいることができるのは映画館のバイトの醍醐味と言えるでしょう。
また、最新の映画をいち早く観ることができ、最新映画の情報がいち早くわかることもメリットですよね。
学生同士で楽しく働ける
映画館バイトは、『大学生の割合が多め』とされています。
そのため、学生同士で仲良く働けるのが魅力です。特に曜日や時間帯が被りやすいスタッフとは、仲が深まりやすいものです。
また同世代がたくさん集まっていることで、バイト内で恋愛関係に発展することも。
『出会いが多い』というのも、映画館バイトのメリットと言えるかもしれません。
映画という同じ趣味を持つ人との出会いがある
『出会いが多い』といえば恋愛だけではなく、映画好きの仲間との出会いがあるということもメリットの一つです。
映画は観た後の感想を一緒に観た相手と話すのも醍醐味の一つ。映画への熱い想いを持った仲間と映画についての話を語り合うことができるのも映画バイトならでは。
また、映画館によってはチームで働くため、チームワークが重要になってきます。チームワークで連携に重要なコミュニケーション能力も磨かれます。
趣味が同じもの同士のつながりは深いもの。バイトをやめてもそこで仲良くなった人同士の繋がりがその先も続くことは映画バイトの魅力です。
平日は比較的落ち着いている
平日の時間帯であれば、お客さんが少なく落ち着いている、という特徴があります。
来場人数が少なければ少ないほど、仕事量が少なく、それほど忙しくないため、まったり働けるのが嬉しいポイント。そのような日は、せわしなく動き回ったり急かされたりすることなく、自分のペースで落ち着いて仕事ができます。
また、そのような時間帯は、ポジションが近い人と雑談で仲良くなれるメリットも。
もちろん仕事が疎かになってはいけませんが、仕事の合間にちょっとしたおしゃべりを楽しめるのも、バイトの醍醐味でしょう。
映画館のバイトのデメリット
上記では、映画館バイトのメリットについて紹介してきました。
その一方で、残念ながらいくつかデメリットも存在しています。
デメリットは以下の3つです。
- 繁忙期は混む
- 立ち仕事で疲れる
- クレーム対応がある
それでは、詳しく以下で確認していきましょう。
繁忙期は混む
映画館における繁忙期とは、具体的に以下の期間を指します。
- 土日の日中
- 夏休みやゴールデンウィークなどの長期休み
- 新作や話題作の上映期間
繁忙期は映画を観にくるお客さんで混雑し、どのポジションも忙しくなります。
特にお客さんの数に影響されやすいのは、『清掃』のポジション。
繁忙期であれば、ほぼ全席が埋まるということも多いでしょう。上映後、次の作品の上映が始まるまでに、全ての客席をしっかり掃除するのは大変です。
現在では新型コロナウイルスの影響もあり、清掃および消毒は徹底することが義務付けられています。
特に土日や長期休みの間は子供が多く、食べ物や飲み物をこぼすこともあり、普段以上に力を入れて掃除しなければいけません。
また、『フード・ドリンク販売』のコーナーも混雑します。
上映が始まるまでになんとかお客様の注文をさばく必要があります。しかし、こちらが一生懸命対応していても、映画が始まることに焦るお客様からは「もっと早くしろ!」と文句を言われることも。
余裕を持って販売の列に並んで欲しいものですが、全てのお客さんがそうとは限りません。普段以上にスピーディーな対応が求められるでしょう。
立ち仕事で疲れる
チケット販売のポジションであれば、椅子に座っていられることもあります。しかし、それ以外は基本的に立ち仕事。
長時間のシフトであれば、足が疲れてくるというデメリットがあるでしょう。
しかもチケットもぎりやレジ担当など、動くことなくずっとその場に立ちっぱなし、というポジションだと尚更きついものです。
しかし、これは映画館のバイトだけではなく、立ち仕事メインのバイトにはよくありがちなことです。立ち仕事ならば、バイトが終わってから「足がパンパンにむくんでいる」なんてことも珍しくありません。
クレーム対応がある
映画館バイトでは、様々なクレームや要望を受けることがあります。
具体的に、以下のようなものが。
- チケットをとった座席に違う人が座っている
- チケット発券画面の操作方法が分からない
- チケットを購入したけど時間を変えたい・キャンセルしたい
- 座席を別の場所に変えたい
中には、理不尽な内容で文句を言われるということも。そうしたクレームにも対応しなければならない、というのは大変な点でしょう。
うまく受け流すことができないと、ストレスが溜まってしまいます。しかし、初めのうちはクレーム対応に関しては社員の方や先輩が対応してくれるでしょう。徐々に自分が対応しなくてはならない場面も出てきますので、そのようなデメリットがあることも覚えておきましょう。
メリット | デメリット |
映画好きにはとても良いバイト | 繁忙期は忙しい |
同じ趣味を持つ人と働くことができる | 立ち仕事は疲れる |
平日は比較的落ち着いている | クレーム対応がある |
映画館のバイトで気になるポイント
最後に、映画館バイトにおいて、多くの方が気になる疑問にお答えしていきます。
髪型や髪色は自由?
接客業のため、髪型や髪色に関してある程度制限があるでしょう。
髪が長い場合はヘアゴムでまとめて、男性の場合は整髪料で整えるのがベスト。
髪色も、あまり明るくないカラーが望ましいでしょう。奇抜な色や金髪はNGです。
『黒髪か暗めトーンの茶髪』と指定されることも多く、どうしても髪色を変えたくない方は黒髪スプレーで対応しましょう。
社割がある?
多くの映画館では、バイトでも『社割』を利用することができます。
その内容として、映画チケットを安く購入でき、お得に映画を観られるというもの。
映画館で映画を観るのが好きという方にとっては、たまらなく嬉しいポイントでしょう。
また、職場によってはフードの廃棄品や、ドリンクを一杯もらえるということも。
映画館で販売されているフードは美味しいものばかり。販売期限が切れたものでも美味しさは変わらないため、無料でもらえるとなるとお得な気持ちになります。
面接に受かりにくい?
映画館のバイトは、「映画が好きだから」という理由だけでバイトに応募してくる人が数多くいます。
また、映画館の数は限られており、頻繁に新しい場所ができるわけでもありません。
そのため、バイトの募集自体少ないという理由もあり、面接の倍率はどうしても高くなってしまうでしょう。
映画館バイトで大事なのは、お客さんやスタッフとの『コミュニケーション』。コミュニケーション能力がある、ということをアピールすることで、面接に通る確率を上げることができます。
また、ただ「映画が好きだから」「映画館によく行くから」という応募理由では通りません。しっかり「映画が好き」ということを掘り下げて、志望動機として伝えられると良いでしょう。
また、以下のポイントを心がけると良いでしょう。
- アイコンタクトをとる
- ハキハキとした受け答えをする
- 適度に相槌をうつ
- 笑顔を心がける
- 挨拶をしっかりする
面接官からの質問で『好きな映画とその理由』について聞かれることも多いようです。
そのため、何かひとつエピソードを用意しておくと、いざ聞かれたときに焦らず済むでしょう。
▽面接に関する記事はこちら
こんな方に映画館バイトがおすすめ
今回の記事では、映画館バイトについて詳しく紹介してきました。
記事の内容を踏まえて、以下のような方におすすめのバイトと言えるでしょう。
- 映画が趣味
- 映画好きの仲間を見つけたい
- 学生同士で楽しく働きたい
- マルチな接客の仕事を経験してみたい
映画が好きという方にとって、映画館は夢のような場所。
好きなものに囲まれながら仕事をすることや同じ趣味をもつ仲間と一緒に仕事することができる部分で、仕事へのモチベーションを高く保つことができます。
また、映画が好きなお客様や子供など、来場した方の笑顔を見る機会も多く、やりがいを持って働くことができるでしょう。
バイト探しに悩んでいるという方は、ぜひ映画館バイトも検討してみてください。