100均バイトって?仕事内容や時給など、特徴をまとめてご紹介
私たちの生活にとって、とても身近な存在である100均ショップ。
品揃えが非常に豊富で、魅力的な商品はテレビやSNSで話題に上げられることがあります。
そんな人気の100均で働いてみたい、と考える方も多いのではないでしょうか。
今回は、100均におけるバイトの仕事内容や時給、メリット、デメリットなどを詳しくご紹介。
100均に興味がある方はもちろん、バイト探しに悩んでいるという方はぜひチェックしてみてください。
✔︎ 100均の時給は平均かやや低め
✔︎ そこまで複雑な業務がない
✔︎ 初めてのバイトには最適
100均におけるバイトの仕事内容
100均といってもさまざまな企業があり、企業ごとに品揃えはやや異なるものの、バイトの仕事内容はほとんど変わりません。
ここからは、100均におけるバイトの仕事内容について具体的に紹介していきます。
レジ操作
- レジでの会計業務
- 商品の袋詰め
基本のレジ操作です。
商品のほとんどは100円のため、あまり複雑な計算がなくミスも少ないでしょう。
初めてレジ操作に挑戦するという方にとって、チャレンジしやすいと言えます。
接客
- 商品の案内
- 在庫確認
100均は商品の種類が非常に豊富。
そのため、買いたいものが見つからないお客さんに「どこにありますか」と声をかけられることは珍しくありません。お客さんに商品について尋ねられた場合は、その商品の売り場へ案内したり、在庫を確認したりします。
品出し・発注
- 検品
- 商品の補充・陳列
- 商品の発注
お客さんの数が少ない時間帯は、品出しや発注業務が中心に。
品数が多い分、商品が見えやすいよう綺麗に陳列を行う必要があります。
発注業務では、在庫を確認して品切れの商品や品薄になっている商品などを入力。
発注の個数を間違えないよう、注意が必要です。
売り場作り
- 商品棚のコーディネート
- POPの作成
- サンプルの準備
経験を重ねると、オリジナルの売り場作りにチャレンジさせてもらえることも。
棚にはどういった配置で置くか、装飾やPOPはどんな雰囲気にするか、全て自分で決められます。
自分が手がけた売り場によって商品の売り上げが上がると、大きな達成感を味わえるでしょう。
締め作業
- レジ締め
- 店舗の清掃
閉店後、店舗の締め作業を行います。
売り上げの確認やレジ内の誤差をチェックするレジ締めは責任が大きいです。
そのため社員が担当する場合も少なくありませんが、経験を積んだバイトに任されることも。
また、ショップ内は人の出入りが激しく、頻繁な品出しでごみが出やすいため、一日の終わりにしっかり掃除しなければいけません。
特に、商品がある棚にホコリが溜まらないよう、隅々まで綺麗にする必要があるでしょう。
掃除をするときは、商品が破損していないかどうかも確認します。
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100均におけるバイトの時給
100均におけるバイトの平均時給は、1,089円とされています。
最低賃金よりは高いものの、一般的なバイトの時給とほぼ変わらないか、やや低めの金額と言えるでしょう。
100均で働くメリット
ここからは、100均で働くことのメリットについて紹介します。
レジ操作が簡単
一番に挙げられるのは、レジ操作が楽ということでしょう。
商品は基本的に100円 (+税) のため、煩雑な計算は必要ありません。
一部200円以上の商品や、複数の個数で100円という商品もあるものの、金額のパターンは決まっています。
レジ操作において複雑なのが値引きや割引の操作。
特に、スーパーや弁当屋などにおいて、特定の時間を過ぎると値引き対象になり、会計時にはいちいちレジで操作しなければいけません。
100均であれば、値引き・割引の操作がほぼ無いため、他のレジ業務と比べてシンプルと言えるでしょう。
仕事内容が覚えやすい
仕事内容が覚えやすいというのも100均のバイトならではのメリットです。
最初のうちは売り場の位置やレジの操作、品出しのルールなどを覚えなければいけませんが、内容自体はそれほど複雑ではありません。
慣れたら楽にこなせるため、販売業や接客業が初めてという方にもおすすめのバイトでしょう。
新商品の情報を最速でゲットできる
100均では、定期的に新商品が入荷されます。
店員であれば、新商品の情報をいち早くゲットできるのはメリットと言えるでしょう。
特に最近では『コスパ最強』といった文言で、100均の商品が話題になることも。
人気の新商品がすぐに売り切れて品薄になっていることも少なくありません。
働いていれば入荷情報がわかるため、売り切れ前に一足早く新商品をゲットできます。
最新の情報を得られるのは、働く店員ならではの特典でしょう。
100均で働くデメリット
上記では、100均で働くことのメリットについて紹介してきました。
しかし、残念なことにいくつかのデメリットも存在しています。
どういったデメリットが挙げられるか、以下で確認していきましょう。
全商品を頭に入れるのがきつい
上記でも説明したように、ショップの品揃えは非常に豊富です。
お客さんの質問に対応できるよう、全ての商品や売り場の位置を把握するのはかなり大変。
特に新商品だけでなく、生産終了となった商品も頭に入れなければならないのが苦労するポイント。
最初のうちは一から知識を入れなければならないため、根気が必要です。
なかなか覚えられないうちは、メモを持ち歩き、適宜確認するのがおすすめです。
意外と体力を使う
100均に大型の商品は少ないため力仕事はほとんど無いものの、意外と体力を使う場面があります。
お客さんが多いと行列ができてしまうことも珍しくなく、レジに付きっきりになってしまうかも。
また、店舗が広い場合は品出しのためにダンボールを運ぶ距離が長く、あちこち歩き回らなければならないため大変です。
休憩時間以外は立ちっぱなしになる、ということは覚悟しておきましょう。
長時間の立ち仕事でむくみやすく、帰宅後のケアは必須です。
他のバイトと比べて稼ぎにくい
他のバイトと比べると稼ぎにくい、というのも100均で働くデメリットです。
時給がそこまで高くないということに加え『深夜帯の時給アップ』がないというのが、他のバイトと比べて稼ぎにくい原因です。
労働基準法では、22時〜翌朝5時の時間帯で働く場合、深夜手当として時給を25%上げるよう定められています。
しかしながら、100均の営業時間は20時〜21時であることがほとんど。
そのため、上記の時間帯にはほとんど当てはまらず、深夜帯の時給アップが期待できないのです。
遅い時間まで働く必要がないというメリットがあるものの、稼ぎを重視する方にとってはあまり向いていないかもしれません。
100均のバイトについて気になるポイント
最後に、100均でのバイトにおいて、多くの方が気になるポイントにお答えしていきます。
髪色やネイルは自由?
接客業のため、派手な髪色はNGでしょう。
金髪や奇抜な色は避け、黒髪か明るすぎない茶髪が無難です。
ただ店舗にもよるものの、ネイルは極端に派手だったり長すぎたりしなければOKというところが多いです。
業務に支障が出ない程度の長さであれば、許容範囲と言えるでしょう。
とは言え、お金が掴みにくかったり、商品を傷つけてしまうような長さは避けたほうが無難です。
シフトはどれくらい入らないといけない?
100均におけるバイト求人では『週2, 3日〜 OK』『1日4時間〜 OK』という条件で募集されることが多くなっています。これらは最低限出なければならないシフトであり、希望に応じてより多くシフトに出ることも可能でしょう。
大学やサークル活動などで忙しい場合は少なめに、しっかり稼ぎたいときは多めに出るなど、比較的融通が利きやすいバイトと言えます。
バイトの社割はある?
商品自体が安いため、社割が用意されていることはあまりありません。
店の商品を購入するのであれば、正規の金額を支払う必要があるでしょう。
しかし、人気の商品や新商品が入荷した際、多くの店舗で取り置きができます。
すぐ品薄になってしまうような商品をゲットできるのは、100均の店員ならではのメリットです。
バイトしている人の年齢層は?
立地次第なところもありますが、開店から夕方ごろまでは主婦層を中心とした40~50代女性が多いようです。
17時頃を過ぎ、一般に『遅番』と呼ばれるような時間帯になると学生やフリーターがほとんどを占めるようになります。
ちなみに、100均バイトには深夜の営業がないので女性スタッフが多い傾向にあります。
しかし、だからと言って男性スタッフの肩身が狭いわけではなく、むしろたまにある搬入などの作業で戦力として重宝するため、歓迎されることが多いです。
こんな方に100均のバイトがおすすめ
記事の内容を踏まえて、以下のような方に100均のバイトがおすすめと言えます。
- 初めてのバイトにチャレンジする方
- 細かい作業が好きな方
- 接客の仕事がしたい方
様々なジャンルの商品があり、最初はその全てを覚えるのに苦戦してしまうかもしれません。
しかし、お客さんから商品について聞かれたとき、即座に答えられると、自身の成長を実感できるでしょう。
また、基本のレジ操作や接客スキルは、他の仕事でも十分生かすことができます。
新たにバイトを始めようか悩んでいる方は、ぜひ100均で働いてみることも検討してみてください。