将来性のある仕事ベスト15!今後需要が増えそうな職種の特徴は?
仕事をするなら、なるべく長く続いて食い扶持に困らなさそうなものを選びたいものです。基本的には「多くの人から求められる、需要のある仕事」が将来性のある仕事であると言えます。
しかし世界の情勢を見ないと、どんな仕事が今後も安定していくのか、今後需要が伸びるのかわからないのも事実です。特に現代はAIや機械学習の分野が伸びたり、新型コロナウイルスで世界経済は変動が激しい時代であるとも言えます。
そこで今回は、将来性のある仕事を15つ紹介します。どんな仕事が将来伸びるかも合わせて解説するので、今後の仕事選びの参考にしてください。
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将来性のある仕事ベスト15!エンジニアやクリエイター、マーケターなど
今後も需要があり、将来性があると言える仕事は次の15つです。
- エンジニア・プログラマー
- インターネット広告・デジタルマーケティング
- データサイエンティスト
- クリエイター
- コンサルタント
- ディレクターやマネージャーなどのマネジメント職
- 医師や看護師、薬剤師など医療分野の仕事
- 心理カウンセラー
- 弁護士や司法書士、行政書士など法律関連の仕事
- FPや公認会計士、税理士など金融関連の仕事
- 保育士やベビーシッターなど保育関連の仕事
- 介護士や訪問介護、葬儀関連など高齢者向けの仕事
- 建築・土木・インフラ関連の仕事
- 営業職
- 公務員
エンジニア・プログラマー
エンジニアやプログラマーは、主に以下のようなものを作る仕事です。
- Webサイト
- システム
- アプリ
- AI
インターネットなしでは生活できず、もはや全ての仕事において必要となっています。
特に現在は新型コロナウイルスの影響で、対面販売からAmazonや楽天のようなECサイトを中心に販売する企業が増えています。
またおうち時間の増加とともにAmazon Prime・Netflixのような動画配信サービス、スマホゲームなども利用が増えています。iPhoneやAndroidのアプリを作るのもエンジニアやプログラマーの仕事です。
さらに会社で顧客を管理したりクラウドサービスを構築したりなど、私たちの生活を影で支えているシステムの構築もエンジニアやプログラマーが行っています。
そのほか、現在注目されており今後の中心になるであろうAIを開発する技術を持ったエンジニア・プログラマーは、最も将来性のある仕事であると言えるでしょう。
エンジニアやプログラマーになるには、ITに関する言語や仕組みなどを勉強する必要があるため、決して簡単ではありません。また言語は新しいものも増えていくので、一度習得して終わりではなくずっと勉強が必要です。
しかしスキルを習得して仕事として扱えるようになれれば、仕事に困ることは少ないはずです。ある程度の勉強が必要な仕事なので志す人が少ない反面、今後需要がさらに伸びていくと予想されるため、人材確保が難しい業界でもあります。
インターネット広告・デジタルマーケティング
広告やデジタルマーケティングは、企業が売上を立てるのに必要な分野です。マーケティングとは顧客の動向を読み取り、スムーズに商品が売れるようにするための導線を考える仕事のこと。
これまではテレビCMで広告を打ったり、看板やチラシなどのアナログな広告が主流でした。しかしスマホの普及でインターネットが当たり前になった現代では、インターネットでの広告がメインとなっています。
特にインターネットでは最近の検索履歴やゲームのダウンロードなどの行動から、AIによりその人が興味を持ちそうな商品の広告を表示します。アナログ広告では顧客の興味や広告の反応率などを調べられなかった一方で、インターネット広告ならあらゆる行動履歴を確認可能です。
そのため、広告の主戦場はどんどんインターネットに移行しています。2009年にはインターネットの広告費が2兆1,000億円を突破しており、今後ますます増加する見込みがあります。
会社が売上をアップするのにはインターネット広告を駆使したり、売れるための導線作りをするデジタルマーケティングの知識が必要です。このようにインターネット広告やデジタルマーケティングは、将来性の高い仕事であると考えられます。
データサイエンティスト
データサイエンティストはあらゆるデータを分析し整理したうえで、事業戦略を立てる仕事です。
スマホの普及であらゆる行動がインターネットで行われるようになり、行動履歴が確認できるようになった現代。しかしデータがあっても、そこから何がわかりどう活用すればよいのかわからない人が多いというのも事実です。
またデータの読み取りができても、企業クラスになると顧客となりうる人のデータの量が膨大で捌ききれず、結局対処に困っているという課題を抱えるところもあります。
データサイエンティストは、そんなデータを駆使して最適な販売戦略を立てるためのプロです。 ますます需要が伸びていくとされるAIも活用するため、それに伴いデータサイエンティストの需要も伸びていくことが予想されています。
マーケティングとデータサイエンティストの違いは、マーケティングはインターネットだけでなく実生活も含めあらゆる角度から売上を立てる戦略を考える仕事です。
一方でデータサイエンティストは、インターネット上で得られた膨大なデータを元に解析し戦略を立てる仕事です。広告だけでなく統計学やプログラミングなどの知識も必要とするため、マーケターよりさらに深いデジタルの知識を必要とします。
クリエイター
クリエイター職はAIに取って替わられることがない、あらゆるコンテンツを作る仕事です。一言にクリエイターとまとめても、以下の職業があります。
- 映像クリエイター
- 動画編集者
- Webデザイナー
- ゲームデザイナー
- ライター
- カメラマン
- 漫画家
- ダンサー
- ミュージシャン
- アーティスト
など
このように、クリエイターはある特定のジャンルのものを作る仕事ではなく、あらゆるジャンルにおいてクリエイターが存在します。
将来なりたい職業No.1にもなったYouTuberもクリエイターですし、記事やコラムを書く人もクリエイター。またダンサーやミュージシャンもクリエイターの一種です。
現在は広告にもクリエイターの知識や技術を用いることが多く、他社と差別化するためにより一層需要が高まっていくと考えられています。
特にAIはルーティン化された作業を行うことは得意ですが、何かを創造してひとつしかないものを生み出すことはできません。ある意味AIと真逆の立ち位置にあるのがクリエイターなのです。
とりわけゲームや音楽、アニメや漫画のようなエンターテイメント関連のコンテンツはずっと需要があり、今後も安定的に需要があると考えられます。
コンサルタント
コンサルタントは、顧客の悩みをヒアリングしたうえで適切な回答をする仕事です。コンサルタントも幅広い業界に存在する仕事で、経営コンサルタント、ITコンサルタント、財務コンサルタントなど業種はさまざま。
コンサルタントにもそれぞれ得意とする業界や職種があるほか、採用や財務など課題ごとにそれぞれのエキスパートが存在します。また世界や市場の動向を読み取ってクライアントの悩みを解決するため、常に勉強する姿勢も必要です。
コンサルタントはクライアントが何に悩んでいるかをヒアリングし、最適な答えを提案します。クライアントとのコミュニケーションを必要とする仕事なので、AIやロボットに替わられることもありません。
マーケターやデータサイエンティストのように戦略を立てる仕事ではありますが、コンサルタントは売り上げアップだけでなく業務改善や採用など、企業のあらゆる課題を解決するための仕事です。
情勢関係なく常に企業は課題を抱えているため、コンサルタントの仕事も将来性は高い仕事であるといえます。
ディレクターやマネージャーなどのマネジメント職
人を管理したりチームを組織するマネジメント職も今後需要が高いとされています。
なぜならマネジメント職は常に変化する状況に対しいち早く指示を行う仕事なので、AIに代替されにくいからです。ディレクターやマネージャーもマネジメント職のひとつ。
プロジェクトの進行が円滑になるように進捗管理に取り組んだり、メンバーの心理状況を読み取ってケアするのもマネジメント職の役割です。
またメンバーからの質問に答えたりクライアントと直接やりとりすることがあるため、人をまとめるスキルだけでなく、プロジェクトに関する深い知識やスキルも必要です。小手先の経験ではなく、プレイヤーを長年経てようやくマネジメント職を担当でき、重宝されるため給与面も高いです。
医師や看護師、薬剤師など医療分野の仕事
医師や看護師、薬剤師など、医療分野の仕事は将来性のある仕事であると言えます。なぜなら人間社会においてなくてはならない存在だからです。
病気や怪我は一刻を争うものもあるほか、診察で声色や表情で異変に気づき、その時々によって適切な処置は異なります。
また看護は患者とのコミュニケーションが必要な仕事でもあり、患者の具合だけでなく精神的なケアも行う仕事です。そばにいて見守るだけでも、ロボットや機械ではなく人がいるだけでも安心できるものです。
現在ではオンラインで診察ができたり、電子カルテにより医療分野も機会やインターネットなどで効率化が進められていますが、上記の理由から人の手を離れるのは難しいと言えます。
そのためAIやロボットでも一部の作業しか代替することが難しく、今後も人の手によって医療は行われていくと考えられています。
新型コロナウイルスや世界で紛争があった際に、最も影響を受けるのが医療関係の仕事です。また日本は地震も多く、いつ災害が起きるかわかりません。
そのため医療分野の仕事は無くならず、今後も需要がある将来性の高い仕事であると言えます。
心理カウンセラー
人の心理をケアする心理カウンセラーの仕事も、機械やAIではできない仕事のひとつです。
特に現代の日本は、仕事や人間関係によるストレスによりうつになったり精神に不調をきたしたりする人が多い傾向にあります。さらに新型コロナウイルスの影響で家から出れないことで、精神を病んでしまう人も増えています。
人の心理に関してはAIの専門外であるため、カウンセラーはこれからも人によるものでないといけません。
またインターネット技術の拡大により、オンラインでカウンセリングを受けられるようになってはいます。しかし人の表情や声色などあらゆる情報を見て適切な言葉をかけるのは、ロボットではとても無理です。
またカウンセラーは精神を病んだ人だけのものではなく、学校や職場、企業でも設置されるなど需要が増えてきています。いじめやお金のこと以外にも、依存症や家庭内のトラブルなど、あらゆる方面においてカウンセラーが必要とされています。
弁護士や司法書士、行政書士など法律関連の仕事
弁護士や司法書士、行政書士など、法律関連の仕事は常に需要があり、将来性のある仕事です。
弁護士は社会生活で起こりうる事件やトラブルを、法律を元にして解決したり対処する職業。また司法書士は不動産登記や商業登記を行ったり、代理裁判も行います。行政書士は書類の代書や認可の必要な書類の作成などを行います。
そもそも弁護士や司法書士、行政書士は国家資格です。資格を取るために膨大な勉強量が必要で、試験をパスしなくてはなりません。その難易度から、そもそも人数が少ないため常に需要があります。
しかしAIは過去のデータから似たような事例を探すことや、書類を作成することは得意なので、そのような仕事は法律のプロでも取って替わられるかもしれません。
しかし大勢が生活する社会では、必ずどこかでトラブルが発生しています。弁護士や行政書士、司法書士はトラブルの解決を法律を使って行うため、対人スキルも必要です。そのため全ての仕事が簡単にAIやロボットに取って替わられるとは考えにくいです。
FPや公認会計士、税理士など金融関連の仕事
公認会計士やFP、税理士などの金融関連の仕事も、将来性があり安定している仕事だと言えます。
弁護士のような法律関連の仕事と同様に、公認会計士や税理士は国家資格です。そのため人口としての割合が少ない反面、さまざまな依頼があり供給が追いついていない状況にあります。
また新型コロナウイルスの影響で、より数字にシビアになっている会社が増えています。どの会社にも会計が必要であり、金融の知識を持ったプロの意見は今後も必要とされるでしょう。
FPは国家資格ではありませんが、公認会計士や税理士と同じく人や会社に寄り添って監査を行ったり、適切なライフプランを提案します。コミュニケーションを必要とする仕事なので、AIやロボットに取って替わられることは少ないでしょう。
保育士やベビーシッターなど保育関連の仕事
近年は少子化が懸念されているため、保育関連の仕事は縮小していくと思われるかもしれません。
しかし女性の社会進出が進んだことで、商業施設や病院内などでの託児所を設置するニーズが増えています。また平均給与の低下や男女の役割の変化により、共働きをしている家庭も珍しくありません。
特に都市部では待機児童に関する問題も山積みとなっており、たびたびネットでも話題になっています。それだけ保育のサービスは社会から求められているのです。
近年では新型コロナウイルスの影響で対面のサービスが難しくなっていますが、オンライン保育を提供する保育園が増えているなど、技術を駆使して保育サービスを提供するところもあります。
しかし子供の動きを予測するのはまったく不可能であり、子供を対象とするサービスである以上、世話をするのは人間でないと難しいです。そのため機械やAIに替わられるのはまだまだ先の話でしょう。
介護士や訪問介護、葬儀関連など高齢者向けの仕事
少子化と同様に日本で深刻な高齢化問題。内閣府が発表した「高齢社会白書」によると、要介護になる人が多い75歳以上の人口は令和36年まで増加すると推測されています。
高齢者が多くてもそれを補えるだけの人口がいればよいのですが、少子化の影響で供給過多になっているのが現状です。介護職は給与や休日などの待遇面が悪いと不人気ですが、今後国から労働環境の改善が図られるとも予測されています。
また高齢者が亡くなったあとの葬儀関連の仕事も、高齢化に伴いさらなる需要が見込めます。
介護や葬儀の仕事も、利用する人やご家族などとのコミュニケーションを必要とする仕事で、AIや機械が取って替わることは難しいでしょう。
建築・土木・インフラ関連の仕事
建築や土木、インフラは人間が生活するうえで欠かせないものです。そのため需要の上がり下がりは多少あると予想されますが、需要が全く無くなるようなことはないでしょう。
しかし近年では3Dプリンターが登場したことで、建築にも活かせないか研究が進められています。実際に戸建て住宅が24時間で完成したという事例もあり、仕事のいくつかは最新技術により人の手を離れる可能性はあります。
そのため肉体労働者の需要は減ることが予想されますが、3Dプリンターを扱えるスキルを持つ人の需要は高まる見込みです。
営業職
新型コロナウイルスの影響で、インターネット上で物やサービスを購入できるECサイトの需要がますます増えています。またデジタルマーケティングや広告も多様化しているため、顧客へのアプローチもネット上だけで完結させることも増えています。
しかしオンラインの動きだけで全てのニーズを拾うことは不可能です。そのため営業の仕事も需要は減るものの、まだまだ将来性のある仕事として残っていくことが予想されます。
しかしAIに取って替わられないためには、クライアントのニーズを的確に掴む能力、問題を引き出すヒアリング力、なぜその商品が必要なのかを説明するプレゼン能力をさらに高い次元まで昇華させる必要はあるでしょう。
また「買う気はなかったけど、つい話に乗せられて買ってしまった」という経験は多くの人にあると思います。そのような人を惹きつけて気持ちよく購入させるスキルが今後の営業職には必要です。
より高い能力を持った営業のプロであれば、将来的にも需要は見込めると考えられます。
公務員
公務員の仕事は、日本という国がある限りは長く需要が見込めます。
公務員が担う仕事は人々が生活するための支援や税金周りのことなどが挙げられます。円滑に社会生活を送るためになくてはならない仕事なので、無くなることはないです。
しかし書類作成や情報の入力と言った業務は、今後AIやロボットに代替される可能性は多いにあるでしょう。新しい制度やコミュニケーションを必要とする業務が発生しない限り、技術の発達とともに縮小していくと見込まれます。
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将来性のある仕事の特徴3つ
ここまで紹介した将来性のある仕事には、次の3つの特徴のどれかが当てはまっています。
- 今後需要が伸びると考えられる
- 安定して需要がある
- AIや機械にはできない
今後需要が伸びると考えられる
今後も人からのニーズが増えると考えられる仕事は将来性があると言えます。
例えば高齢化に伴い、介護や葬儀関連は今後さらに需要が見込める仕事です。またAI技術の発達により、マーケティング職やエンジニアなどの仕事も将来性は高い職業です。
安定して需要がある
需要が伸びることは予想されないものの、安定して需要がある仕事も将来性があると言えるでしょう。
例えばインフラ・土木関係は人が生活するうえで欠かせないものなので、多少の上がり下がりはあるものの安定して需要は見込めます。
また医療関係・保育関係もテクノロジーの発達であり方が変わったり、代替される仕事ができるかもしれません。しかしどれもなくてはならない仕事・職業であるため、今後も安定して需要があります。
AIや機械にはできない
今後需要がある仕事でも、将来性が見込めないものもあります。それはAIや機械にもできる仕事です。
AIは膨大なデータからの集計や抜粋、答えが決まっている作業を得意とします。またロボットも単純作業を得意としており、今後はAIやロボットが導入されることで取って替わられる仕事が増えていくことでしょう。
多くの著名人や学者もAIやロボットにより仕事が自動化され、仕事が少なくなると予想しています。しかし、コミュニケーションを必要とする仕事や人間の心理に関わる職業はAIや機械ではできません。
例えばカウンセラーやコンサルタントのように、人に寄り添って適切な対応をする仕事は今後も将来性が見込めると言えます。
まとめ
将来性のある仕事は、今後も需要があり、AIやロボットで代替できないような仕事です。特にシステムを作るプログラマー・エンジニア、データを使って売り上げアップや課題解決を行うデータサイエンティストやコンサルタントなどは将来性があると言えます。
長く働ける仕事を探している人は、ぜひこの記事を参考にして興味がある仕事について深堀りしてください。