インターンシップの申し込みはいつから始まる?【応募の基本】を解説
大学で、「インターン申し込んでる?」「インターン行った?」といった会話を耳にしたことはないでしょうか。
業界や企業について理解を深めるという目的で、インターンに行く大学生が増えています。特に、就職活動を意識し始めた大学三年生ともなると、周りには既にインターンに参加した友人がいるかもしれません。
就職活動の第一歩として、ぜひ参加しておきたいものです。しかし、気になるのはその申し込みの方法。インターンに参加するには、どうやって応募したら良いのでしょうか。
今回の記事では、インターンの応募について気になる疑問を解決していきたいと思います。
✓ 早め早めに動くことが肝心
✓ ダブルブッキングしないように注意
インターンの申し込みはいつから始まる?
短期インターンの場合、『大学三年生の春』から申し込みを始めることが多いです。特に募集が集中するのは、夏休みと冬休みの時期。
それらの時期に開催されるインターンは、それぞれ『サマーインターン』『ウィンターインターン』と呼ばれ、企業も気合いを入れて募集をかけています。
ここからは長期インターンと短期インターンの申し込み時期の違いについて、解説していきます。
長期インターンの申し込みは通年が多い
長期インターンは一年を通して募集していることが多く、対象学年も大学一年生から可能としているものがほとんどです。しかし、インターン生が増えると募集を停止することもあります。
そのため、気になるインターン先を見つけたらできるだけ早く応募するようにしましょう。
短期インターンの申し込み時期にはピークがある
短期インターンの場合、夏休み期間の「サマーインターン」、冬休み期間の「ウインターインターン」と呼ばれ、その時期にインターンが集中しています。
そのため、サマーインターンでは「6月~7月」、ウインターインターンでは「12月~1月」が申し込みのピークになります。
他の時期に開催される場合でも、1か月前を目安に締め切りが設定されているケースが多いです。
同じ時期にエントリーが集中するため、早めに情報収集を始めて、計画的にエントリーシートを作成する必要があります。
スキマ時間をお金に変えませんか?「シェアフル」なら面接・履歴書なしですぐはたらけます!
スキマバイトアプリ「シェアフル」では、軽作業から飲食店、販売スタッフ、オフィスワークまで、いろんなお仕事を面接なしですぐにはたらくことができます!
↓↓↓ダウンロードはこちら↓↓↓
応募数の平均はどれくらい?
だいたい、一人何社ほどインターンに応募するのか。気になるポイントですよね。
今年は新型コロナウィルスの影響により、オンライン形式をとるインターンも多くありました。しかし、オンラインであることを抜きにしても、学生のインターンに対する注目は強くなっていると言えるのではないでしょうか。
なお、上記の調査の中では短期・長期という旨に関して記載はありませんでしたが長期インターンに参加する場合は期間が長いことから、一箇所または二箇所という学生が大半です。
インターンシップの倍率は?
リクルートキャリア就職みらい研究所の調査によると、企業全体の倍率の平均は「2.6倍」とのことです。
業種や規模、開催期間によって倍率にも差があります。特に有名企業やワンデーインターンシップの場合は「とりあえず行ってみよう」と申し込む学生も多いため人気になる傾向があります。
インターンシップの申し込み~面接についての注意点
ここからは、インターンに応募するときの流れについて説明していきます。
エントリーする
まず、インターンの応募で必要となるのがエントリーです。エントリーには二種類あり、それぞれについて説明します。
サイトやアプリの募集から申し込む・サイトやアプリ、企業のホームページなどの応募フォームから申し込みます。
なお、応募フォームに記入した内容をそのままES(エントリーシート)とする企業もあるようです。履歴書と異なり、ESは企業独自の質問が設けられているもので、書類選考の材料となる場合も多いため、しっかり記入するようにしましょう。
また、長期インターンの場合はエントリー後に、メールや電話でのやり取りが必要になることもあります。応募先の指示に従ってください。
先輩・知人に紹介してもらう
インターンの募集企業で働く先輩や、長期インターンにインターン生として通っている知人から紹介してもらうという方法もあります。しかし、紹介でも書類選考や面接が必要となる場合があります。紹介だからといって、油断しないようにしましょう。
※「インターンシップの探し方」については、こちらの記事で詳しく解説しています。
選考
続いて、選考です。選考にもいくつかの段階があるため、順を追って説明していきます。
書類選考
人気の短期インターンに多いのが、書類選考です。
なお、長期インターンの場合は書類選考が前提となっていることもよくあります。
書類選考には、エントリー時のESで判断する場合と、別途履歴書を提出する場合があるため、事前に確認が必要です。
書類選考の中で重要視されるのは『志望動機』と『自己PR』です。この項目は特に力を入れて書くようにしましょう。
※インターンシップのESの書き方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
Webテスト
中には就活のように、『SPI』や『玉手箱』といったWebテストを設けている企業もあります。その場合、形式ごとに過去問や問題集を解いて対策する必要があります。
前年度のインターンでも同じ形式のWebテストを設けていることが多いため、過去の情報を収集しながらテストに備えましょう。
面接
インターンの応募人数が多い場合、面接が行われることもあります。なお、長期インターンでは面接が必須となっている場合がほとんどです。
ESや履歴書を先に見たうえで面接する場合が多いため、志望動機や自己PRについて質問されたとき、その回答は書いた内容から逸れないようにしましょう。
話す内容だけではなく、入退室や受け答えなどの手順をしっかり確認しておくのがおすすめです。
※「インターンシップの面接事前の準備について」はこちらの記事で詳しく解説しています。
※「インターンの面接内容について」、こちらの記事で詳しく解説しています。
合否を待つ
インターンの面接後、その場で結果が出る場合と出ない場合があります。その場で合否が出なかった場合、後日連絡が来るまで待たなければなりません。
だいたい面接の最後で、「合否は●日以内にご連絡します」と言われる場合がほとんどです。なかなか連絡が来ないと焦ってしまうこともありますが、期日内は落ち着いて待ちましょう。
期日を過ぎたり、一週間以上経っても連絡が来なかったりする場合は、連絡して確認することが必要です。
短期インターンはエントリーのみで完了するものも
1dayインターンや短期インターンの場合、書類選考や面接がなく、エントリーの時点で応募が完了するものもあります。応募が完了したら、あとはスケジュール管理と体調管理に気をつけて、当日を待ちましょう。
応募するときの注意点
インターンに応募するとき、いくつか注意すべきポイントがあります。そんな注意点について、以下で説明していきます。
日程がかぶらないようにする
インターン応募では、日程がかぶらないように注意しましょう。
意外とやってしまいがちなのが、1dayインターン・短期インターンのダブルブッキングです。これらのインターンは時期が集中しやすく、同じ日程でいくつもの企業から募集がかけられていることも少なくありません。
そのため、応募した日程はしっかり押さえておかないと、同じ日に別の企業のインターンを入れてしまうというミスをしてしまいます。こうしたミスを防ぐため、スケジュール管理を徹底するのが重要です。
締め切りが早いものものもある
インターンによっては、『開催日の二ヶ月前に募集を終了してしまう』というような、非常に締め切りが早いところもあります。
また、募集人数が定員に達すると、締め切り以内であっても募集終了となる場合があります。そのため、日頃から情報収集を心がけることが大切です。
気になるインターンを見つけたら、早め早めに応募しておくのがおすすめでしょう。
応募した後の取り消しってできる?
中には日程がかぶってしまったり、都合がつかなくなってしまったりして、応募を取り消したいということが起こるかもしれません。
しかし、ワンクリックで取り消しができるインターンは少ないです。参加人数自由のイベントに近いインターンであれば、マイページなどからキャンセルすることで取り消せるものもありますが、基本的にメールや電話で連絡しなければいけません。
万が一応募をキャンセルする場合、できるだけ早く電話で連絡するのが誠実と言えるでしょう。また、インターンの開催日が三日以内と差し迫っている場合は、必ず電話で連絡するようにしましょう。
インターンに応募した時点で、人事はあなたが参加するものだと思い、当日の席や資料の準備に取り掛かっています。無駄な手間をかけさせないためにも、取り消しを決めた時点ですぐ連絡するようにしましょう。無断でキャンセルをすることは、絶対にしてはいけません。
※インターンを辞退するときのルールやマナーについてはこちらの記事で解説しています。
目的意識を持ってインターンに取り組もう
今回の記事では、インターン応募について、気になる疑問をまとめました。インターンでは、自発的な学びが重要となります。
受け身の姿勢では、せっかくの機会でも吸収できるものが少なくなってしまいます。
『なぜインターンに参加するのか』『何を学びたいか』自分の中でしっかり意識を持ってから、インターンに参加するようにしましょう。
インターンシップについてもっと知りたい方は
こちらの記事では、インターンシップについて気になる疑問をわかりやすく解説しています。