職業別の年収ランキングTop50!上位は年収1,000万円超え!高収入になるためには?

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仕事が嫌になったときや何気ない瞬間に「もっと年収の高い仕事に就きたい」と考えたことがあると思います。しかし具体的に、どういう職業がより高収入であるかイメージがついていないという方もいるのではないでしょうか。

この記事では、厚生労働省のデータをもとに年収が高い職業Top50をランキング形式でまとめました。

転職先や就職先を選ぶ際の参考にしてみてください。

この記事をざっくり言うと

✔︎ 日本のサラリーマンの平均年収は458万円

✔︎ 年収が1,000万円を超えるのはパイロット、医師、大学教授

✔︎ 学歴や資格の必要ない高収入な職業はITエンジニアや金融関係従事者

※下記のデータは、厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」の「10人以上の企業規模で働く職員のデータ」もとに算出した値です。
※計算式:年収=(「きまって支給する現金給与額」×12ヶ月)+「年間賞与 その他特別給付額」

順位 職業名 年齢 勤続年数 月収 年間賞与 年収
1 航空機操縦士 43.4 14.9 1,234,700 2,511,600 17,328,000
2 医師 41.1 5.0 948,500 719,500 12,101,500
3 大学教授(高専含む) 57.4 16.2 650,800 2,871,400 10,681,000
4 大学准教授(高専含む) 48.3 10.9 544,300 2,201,900 8,733,500
5 法務従事者 45.9 7.2 645,200 904,000 8,646,400
6 管理的職業従事者 48.8 17.1 462,400 1,761,000 7,309,800
7 歯科医師 37.6 6.3 539,300 606,100 7,077,700
8 小・中学校教員 41.7 12.1 442,400 1,719,800 7,028,600
9 大学講師・助教(高専含む) 41.5 6.2 463,800 1,164,000 6,729,600
10 高等学校教員 43.1 13.8 423,200 1,598,400 6,676,800
11 鉄道運転従事者 40.3 19.2 411,600 1,601,800 6,541,000
12 システムコンサルタント・設計者 37.9 11.5 413,200 1,498,900 6,457,300
13 その他の経営・金融・保険専門職業従事者 37.2 7.5 418,600 1,388,500 6,411,700
14 著述家,記者,編集者 39.0 12.1 425,000 1,196,200 6,296,200
15 車掌 37.6 15.9 369,800 1,512,900 5,950,500
16 研究者 37.1 9.4 385,700 1,300,800 5,929,200
17 電気・電子・電気通信技術者(通信ネットワーク技術者を除く) 40.6 13.8 375,300 1,302,100 5,805,700
18 企画事務員 39.9 11.0 375,700 1,247,500 5,755,900
19 輸送用機器技術者 38.7 13.7 356,800 1,449,600 5,731,200
20 音楽家,舞台芸術家 39.6 11.6 364,300 1,323,300 5,694,900
21 公認会計士,税理士 38.0 6.3 387,300 999,700 5,647,300
22 獣医師 35.0 6.2 413,500 604,400 5,566,400
23 建築技術者 39.1 8.8 373,200 1,060,100 5,538,500
24 助産師 38.8 7.8 374,000 1,001,300 5,489,300
25 発電員,変電員 39.7 17.4 356,700 1,188,200 5,468,600
26 薬剤師 39.5 7.0 376,100 824,500 5,337,700
27 機械技術者 39.6 12.2 342,800 1,216,500 5,330,100
28 船内・沿岸荷役従事者 40.1 13.8 350,600 993,300 5,200,500
29 機械器具・通信・システム営業職業従事者(自動車を除く) 38.2 10.5 339,800 1,075,200 5,152,800
30 秘書 42.6 10.5 334,900 1,126,200 5,145,000
31 電気工事従事者 40.1 13.0 344,900 996,900 5,135,700
32 化学技術者 36.4 10.3 329,500 1,156,300 5,110,300
33 金融営業職業従事者 34.0 9.5 328,600 1,111,500 5,054,700
34 航空機客室乗務員 33.5 9.7 299,500 1,455,700 5,049,700
35 その他の機械整備・修理従事者 40.4 12.3 313,200 1,291,300 5,049,700
36 土木技術者 44.1 10.6 345,800 829,400 4,979,000
37 その他の営業職業従事者 39.4 10.3 329,200 1,013,300 4,963,700
38 その他の情報処理・通信技術者 38.1 10.5 336,100 922,900 4,956,100
39 クレーン・ウインチ運転従事者 45.8 14.1 351,900 725,500 4,948,300
40 診療放射線技師 38.1 9.8 337,300 862,200 4,909,800
41 ダム・トンネル掘削従事者,採掘従事者 47.2 9.7 361,600 536,700 4,875,900
42 販売類似職業従事者 37.1 7.3 320,200 1,010,700 4,853,100
43 ソフトウェア作成者 36.0 9.0 330,200 877,400 4,839,800
44 宗教家 42.1 13.5 318,800 935,000 4,760,600
45 自動車営業職業従事者 36.3 11.0 315,600 970,700 4,757,900
46 看護師 40.0 7.7 326,500 804,900 4,722,900
47 保健師 37.5 6.6 318,600 844,500 4,667,700
48 美術家,写真家,映像撮影者 38.0 11.5 318,300 841,200 4,660,800
49 はん用・生産用・業務用機械器具・電気機械器具整備・修理従事者 40.9 11.6 310,700 930,200 4,658,600
50 他に分類されない技術者 41.8 12.3 309,700 898,800 4,615,200

このデータから高収入になる傾向がある職業の共通点をまとめてみました。

高収入になりやすい職業の共通点とは?

職業別の平均年収ランキングTop50のうち、平均年収が1,000万円を超える職業は航空操縦士・医師・大学教授(高専を含む)の3つだけでした。

また、Top3を含めた平均年収ランキング上位の職業には、高い学歴や国家資格が必要という条件の職業が多いです。

平均年収ランキング上位で学歴や国家資格が必要ない職業には「システムコンサルタント・設計者」や「経営・金融・保険専門職業従事者」などがあります。

しかし、学歴や国家資格が必要ない職業でも、高いスキルを持っていないと就職はできません。

年収をアップさせるためには、高難易度の資格取得や地道なキャリアアップが必要ということになります。

目次

日本のサラリーマンの平均年収は458万円

国税庁の調査によると、日本のサラリーマンの平均年収は458万円です。(令和4年分「民間給与実態統計調査」

これを男女別に見ると、男性540万円・女性296万円という調査結果でした。

また、年齢階層別の平均給与を見ると以下のとおりです。(令和5年分「民間給与実態統計調査」の年齢階層別の平均給

年齢男性女性全体
20歳〜24歳291万円253万円273万円
25歳〜29歳420万円349万円389万円
30歳〜34歳485万円338万円425万円
35歳〜39歳549万円333万円462万円
40歳〜44歳602万円335万円491万円
45歳〜49歳643万円346万円521万円
50歳〜54歳684万円340万円537万円
55歳〜59歳6702万円329万円546万円

自分の年収が平均年収より高くないといけないかというと、そういうわけではありません。

人生の幸福度はお金では決められないですし、年収が高くても、貯蓄ができない人もいるからです。

また、最近ではマネーリテラシーの向上により、資産運用を行っている人の割合も増加傾向になります。

とはいえ、もし年収が上がらないことに悩んでいる場合は、年収が上がらない原因を探し解決する必要があるでしょう。

年収が上がらない原因が、サービス残業なのか?それとも職場の環境的に昇給が見込めないのか?どういった原因で年収が上がらないのか把握していきましょう。

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年収が高い職業に就くための3つの方法

年収が高い職業に就くための簡単な対策として、以下の3つの方法を実践してみましょう。

  1. 国家資格を取る
  2. スキルを身につける
  3. 転職をする

年収をあげるには、あなた自身のスキルアップかあなたを評価してくれる環境を変える方法しかありません。

それでは、以下でその方法を詳しく見てきましょう。

1.国家資格を取る

会社によっては「資格手当」という制度があり、会社で必要となる知識が手に入る資格を取ると給料が上がります。

とくに「専門性の高い資格」や「国家資格」は取得難易度が高いですが、取れれば会社からの評価は上がるでしょう。

会社からの評価が上がる理由は、その資格を持っているとお客様から信頼されたりできる仕事の幅が広がったりするからです

なかでも国家資格は国が定めた基準に従って作られた資格です。

せっかく目指すなら、もっとも信頼性が高い国家資格の取得を目指しましょう。

あわせて国家資格を取得したあと、どんな職業でどれくらいの収入が見込めるのかもリサーチしてみましょう。

2.スキルを身につける

あなた自身にスキルが身につけば仕事で成果を出せるようになり、会社からも必要とされる存在になれます。

比較的に誰でも身に着けやすいスキルは以下のとおりです。

  • 行動力
  • 営業力
  • 問題解決力
  • タスク管理能力
  • コミュニケーション能力

上記のスキルだけでなく、その職業でしか使わないような「専門的なスキル」があれば、さらに会社から必要とされる存在になれます。

例えば、プログラミングスキルやプレゼンテーションスキルですね。

会社にとって必要とされるかが重要です。あなたの上司をみて「自分にはどんなスキルが足りないか」を分析しましょう。

とくに営業力については、学歴や資格がなくてもスキルアップできる部分。しかも営業職は売上に直結する部分なので、自分の頑張り次第で収入アップを見込める可能性が高いです。

資格はなくても、収入アップにつながるスキルが世の中にはたくさんあります。

自分の性格や経験から、どんなスキルを身につけると、活躍できるのか考えてみましょう。

3.転職をする

年収を上げるためにもっとも簡単な方法は、転職をすることです。

企業によって基本給や賞与が違うため、同じ業種の仕事でも勤め先が違うだけで年収が100万円近く上がることもあります。

また、会社の成長率によっても給料は変わります。

そもそも会社自体が売上を上げていないと、社員に払う給料がないからです。

簡単に年収を上げたい場合は、成長中の会社の求人を探して転職をしましょう。

まとめ

この記事では、職業別の年収をランキング形式でご紹介しました。

年収が1,000万円を超える職業は航空操縦士・医師・大学教授(高専を含む)の3つだけです。

日本のサラリーマンの平均年収は458万円であるため、年収トップクラスの職業の約半分。

もし、あなたが自分の年収に満足しておらず「どうにかして年収を上げたい」と思っている場合、転職をしてみるのがもっとも簡単な方法です。

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この記事を書いた人

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