ケーキ屋バイトはきつい?【仕事内容や時給】を詳しくご紹介!
この記事では、ケーキ屋バイトの仕事内容や時給、メリット・デメリットといった特徴について詳しく紹介していきますよ。
あらかじめ読んでおくことで、ケーキ屋バイトとして働くイメージがつきやすくなります。ぜひ最後までチェックしてみてください。
✓ クリスマスやバレンタインなどの繁忙期はシフトを多めに入れる入る必要がある
ケーキ屋バイトの仕事内容
ケーキ屋の仕事といえば、どんな仕事を思い浮かべますか?
おそらく、ケーキを売る、作るという部分を思い浮かべる人が多いでしょう。
その通り、ケーキ屋の仕事は大きく『販売』『製造』のポジションに分かれています。
また、 イートインスペースがある店ならホールの仕事もあります。それぞれのポジションごとに、詳しい仕事内容を説明していきます。
店頭での販売
販売では主に以下の業務を行います。
・レジでの接客・会計 ・ラッピング ・箱詰め ・ポップ作り ・商品陳列 ・ディスプレイ・店内清掃 |
ケーキ屋バイトとして募集されるのは、販売スタッフとしての業務がほとんどです。接客がメインの仕事で、明るい笑顔でお客さんとコミュニケーションを取ることがポイントになります。お客さんに言われた種類のケーキをトングを使って箱詰めし、オーダー次第でプレゼント用のラッピングやロウソクの準備も行います。
空いた時間では、ケーキを紹介するポップの作成やディスプレイへのケーキ陳列、清掃作業もこなさなければいけません。また、ケーキ屋さんの制服は可愛らしいデザインが多いのも魅力的です。可愛い格好に気分も上がり、働くモチベーションにもつながります。
最初は難しいと思われるラッピングやポップ作りも、慣れてくると他の職業にも活きてくる技になります。例えば、普段家族や友達にプレゼントする際にメッセージカードを書いたり、ラッピングする時にも活躍する技術を習得できるメリットがあります。
厨房での製造
製造では、以下のような業務をします。
・調理補助 ・調理場の清掃 ・洗い物 |
個人店の場合、店内でケーキ作りを行なっているところが多いです。ケーキ作りはかなりの技術を要するため、店長やプロのパティシエが行い、 製造バイトはケーキ作りの補助がメインです 。製造は補助であっても、将来の夢へ実務を積むことができ、パティシエになりたい人や専門学校に通う人に人気です。
なぜなら、補助メインといえど、パティシエがどのようなことをおこなっているのかを近くで見ることができます。そのような経験は製造バイトならでは。将来パティシエを目指している人にとってはとても貴重な体験になるはずです。
具体的には、クリームの泡立て・焼き菓子の梱包・スポンジ作り・バーナーを使った炙り作業・フルーツカット・調味料の運搬・オーブンの管理など。基本的に立ち仕事で、重たい材料を持ち運ぶ業務が多いです。体力を使うというのが特徴で、体力に自信がない方には向いていません。
また、誕生日やお祝いでバースデーメッセージの依頼がある場合、チョコペンでメッセージを書くことも。器用さが求められる仕事で難しいものの、『自分の作ったもので喜ぶお客さんがいる』と、やりがいを感じられるでしょう。
イートインスペースでのホール
イートインスペースがある店であれば、飲食店のホールスタッフのような仕事も行います。なお、このポジションは販売と兼任することがほとんどです。ホールでは以下のような業務をします。
・席への案内 ・ケーキやドリンクの配膳 ・ドリンク作り ・会計 |
接客を担当することになるため、人と話すことが得意な人に向いています。注文から配膳、会計、片付けなど様々なことをタイミングを見計らって行うため、時間帯によっては忙しさもあります。長時間立ったまま、テキパキと動いて働くため、製造同様にこちらも体力がいる仕事です。
ただし、お客様がいない時間はピーク時に比べて、余裕が出るため常に絶えず忙しいというよりは波があるでしょう。
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ケーキ屋バイトの時給
ケーキ屋バイトの平均時給は「1,140円」です。
(平均時給は厚生労働省:「職業安定業務統計の求人賃金を基準値とした一般基本給・賞与等の額(時給換算)」より2024年7月に引用)
なお、クリスマスやバレンタイン、ホワイトデーの前後は繁忙期のため、時給がアップすることも。その数日間はかなりの忙しさとなりますが、たくさん稼げるためモチベーションも上がるでしょう。
また、クリスマスならサンタの帽子をかぶって販売をする、可愛い制服を着て販売するという楽しさもあります。しかし、店頭や駅中など野外で臨時の場所を設置してケーキ販売を行うところはクリスマス・バレンタイン時期が寒いので冷えるというデメリットもあります。寒がりな方は募集時に記された仕事を行う場所にも注意したいですね。
イベント時期となる繁忙期は、長期のバイトではなく、短期バイトのみで募集をかけているお店もあります。冬休みなどの休暇を使ってバイトに専念できる絶好のチャンス。「少しだけケーキ屋のバイトを経験してみたい」という気持ちの方や冬休みなどの短期間に集中して稼ぎたい!という方にもケーキ屋の短期バイトはおすすめです。
ケーキ屋バイトのメリット
ここからは、ケーキ屋バイトのメリットについて詳しく説明していきます。
・残り物のケーキをもらえる ・ケーキの知識やラッピングの技術が身につく ・店内の雰囲気や制服が可愛い |
それでは解説していきます。
残り物のケーキをもらえる
『売れ残りのケーキをもらえる』のは、ケーキ屋バイト最大のメリットと言えるでしょう。
閉店までシフトに入っている必要はありますが、廃棄となるケーキはもらえることがほとんどです。ケーキ好きの方にとってはたまらないメリットではないでしょうか。
また、新作が出るタイミングでは試食をさせてもらえることも。お店に並ぶ前のケーキを一足早く食べられるのは嬉しいポイントです。ただ、残り物のケーキを食べ続けたことで『太った』という声も多く、量には注意が必要でしょう。
ケーキの知識やラッピングの技術が身につく
ケーキ屋バイトでは、『ケーキの知識やラッピング技術が身につく』というメリットもあります。将来パティシエを目指す方にとっては、調理補助を通してケーキの作り方や材料の取り扱いを学べるメリットがあるでしょう。
また、販売スタッフの場合も仕事でラッピングを行うことで、綺麗なラッピングの技術が身につきます。友人や家族にプレゼントを贈るとき、バイトで身に付けたラッピング技術を発揮することで、相手に喜んでもらえるでしょう。
店内の雰囲気や制服が可愛い
『店内の雰囲気や制服が可愛い』というのも、ケーキ屋バイトならではのメリット。甘い香りとどことなく可愛い雰囲気が漂う店内でのバイトは、働きながらも心が癒されるものです。
また、特に女性の方にとって、制服の可愛さは嬉しいポイントではないでしょうか。可愛らしい制服を着て働くことで、バイトのモチベーションも上がるものです。ケーキ屋さんになりたいと憧れていた方にとってはこれも醍醐味。普段できない格好をして働くことができるというのは、働きたてのことは特に楽しさがあり、非日常を味わうこともできます。
ケーキ屋バイトのデメリット
上記ではケーキ屋バイトのメリットについて紹介してきました。しかしながら、デメリットもいくつか存在しています。
以下で詳しく説明していきます。
・ケーキの値段・特徴を覚えるのが大変 ・イベント時は休みにくい ・立ち仕事なので疲れる |
ケーキの値段・特徴を覚えるのが大変
細かいことを覚えるのが苦手という方にとっては、ケーキの値段や特徴を覚えるのが大変というデメリットがあるでしょう。
ケーキ屋バイトでは、値段はもちろん、材料や味などの特徴も覚えなければいけません。その理由としては、アレルギーがあるお客さんに原材料を聞かれたときや、ケーキの味を聞かれたときに対応するためです。
お客さんに聞かれたときスムーズに答えられるよう、ひとつひとつの内容を覚えておくのはなかなか大変でしょう。
また、お店によっては本格的で横文字かつ長い名前がついた商品を扱うお店も多く、商品名と見た目を結びつけて覚えることの難しさもあります。お客さまはポップを見て商品を注文するため、その商品名を聞いて咄嗟に判断する必要があります。
イベント時は休みにくい
クリスマス・バレンタイン・ホワイトデーといったイベント時は繁忙期でお客さんが多く、なかなか休みにくいというデメリットがあります。
イベント当日は、朝から夕方まで混雑することも珍しくありません。また、普段はないような残業があることも。
家庭を持つ人やカップルにとっては大体のイベントは大事な日とされがちですよね。しかし、ケーキ屋でバイトをするのであれば、イベント当日は予定を入れられないと覚悟しておくべき でしょう。
イベント時期に暇を持て余している人にとっては絶好のバイトでもあります。
イベント時期は繁忙期ということもあり、時給が高くなるお店も。店側からはシフトに入って欲しいという需要も高まります。シフトに多く入れて、たくさんバイトをしたいという方にとってはメリットになるでしょう。
立ち仕事なので疲れる
接客、製造、どちらの仕事でも立ち仕事がメインなので、休憩時間以外に座ることはできません。ホール作業を伴う接客の場合には長時間たったまま注文から配膳、会計や片付けといった作業があるため、要領よくテキパキと動き回る必要もあります。
また、材料や商品の入った箱など、重いものを運ばなければならないこともあります。シフトの後はストレッチやケアを忘れずに!
ケーキ屋バイトの気になるポイント
バイトをしたいけど、気になることがあって、応募に踏み出せない。という方のために、気になるポイントをまとめてみました。
髪型や服装は?
販売・製造を問わず、身だしなみには清潔感が求められます。そのため、長い髪はしっかりまとめ、帽子にしまう必要があるでしょう。販売スタッフであれば、奇抜な髪色はNGとする店舗もあります。
また、服装は制服が用意されていることがほとんどのため、毎回の服装に悩む心配はありません。ただ、中にはズボン・靴を自分で準備しなければならない店舗も。
その場合、黒色で目立たない色のズボンやスニーカーを用意しなければいけないでしょう。
チェーン店と個人店の違いは?
チェーン店と個人店、どちらもそれぞれの良いところがあり、一概に片方がおすすめとは言いにくいでしょう。
チェーン店の特徴は以下の通りです。
- マニュアルが完備されている。
- 製造の業務は工場で行われる
マニュアルが完備されており、業務のひとつひとつを丁寧に細かく教わることができます。
また、ケーキは工場で作られたものが店舗に配送されてくることも多く、製造の仕事はほとんどありません。
個人店の特徴は以下の通りです。
- バイトの自由度が高い(自分で考えて行動しなくてはならない)
- ケーキを調理場で作っている
- 少数精鋭でおこなっており、バイト募集は少なめ
個人店であれば決まったマニュアルはなく、バイトの自由度は高いでしょう。その分、自分で考えて動く必要があります。なお、店内の調理場でケーキを作ることがほとんどのため、ケーキ作りを一から学ぶことができるでしょう。個人店は少数精鋭で行うところが多く、バイトを募集している機会が少ないのも特徴です。
ケーキ屋バイトの面接に受かるコツは?
ケーキ屋バイトにおいて重視されるのは、気持ちの良い接客ができるかどうかということ。店側としては、笑顔で明るくお客様に接客できる人を採用したいはずです。
そのため、面接では、『笑顔で面接官と明るくコミュニケーションを取ること』が大切です。
・挨拶は明るくハキハキする ・適度にアイコンタクトを取る ・はっきりした声で、早口にならないよう話す・面接中は笑顔を心がける |
これらのポイントを意識することで、ケーキ屋バイトの面接にも受かりやすくなるでしょう。
年齢制限は?
ケーキ屋のバイトは高校生から募集しているところもあります。ただ、ショーケース内のケーキの位置や商品の名前、デコレーションの仕方など覚えることが多く、単純作業とはいきません。
一見、華やかに見えて憧れをもち、働き始めたとしても難易度的には高いため、自分の性格ややる気と要相談。
しかし、将来パティシエ志望の人にとってはとても良い勉強の場となるでしょう。
特に、早いうちから経験を積みたい人にとっては高校生バイトであっても良い経験となるはずです。個人店の応募は少ないですが、もしかしたら自由度が高いため、任されることも増えてとても良い経験ができる可能性も高いです。
資格は必要ある?
販売やホールはもちろんですが、製造であってもバイトにおいては資格は必要ありません。
ケーキが好き、将来ケーキを作る仕事をしたい!甘いものが大好き!ケーキ作りを学びたい!といったやる気があればできるバイトです。
興味を持ったら、ぜひ応募してみましょう。
こんな方にケーキ屋バイトがおすすめ
記事の内容を踏まえて、以下のような方にケーキ屋バイトがおすすめと言えます。
・甘いものが好きな方 ・接客の仕事をしたい方 ・手先の器用さに自信がある方 ・将来パティシエになりたい方 ・ケーキを作ることが好きな方 ・冬休みなどの長期休暇を利用して働きたい方 |
ケーキが好きという方にとって、好きなものに囲まれながら働くのは幸せなこと。
また、ケーキを目の前にワクワクしたお客さんも多く、高揚感がある中で働くのは楽しさとやりがいがあるでしょう。
新たにバイトを始めようと考えている方は、ぜひケーキ屋バイトも検討してみてください。