【アルバイト履歴書】採用されるバイトの志望動機の書き方は?例文・テンプレートで徹底解説!
履歴書の志望動機は 働く意欲のアピール ができ、採用の結果を左右する重要な項目です。
未経験可能な場合やスキルに差の少ない業務、人気のバイト・職種において「アルバイトを志望した理由」は特に重視されます。
しかし、アルバイトに応募した理由や意欲をまとめることは難しく「書き方のコツを掴めない」と苦戦する箇所ではないでしょうか?
今回は採用される志望動機の特徴やポイント、書き方を例文やテンプレートと併せて解説します。
✓ 採用者目線で考えて書く!
✓ 応募先で働きたい理由を明確にする!
✓ バイト先の特徴をイメージする!
採用されない志望動機の特徴は?
採用されない志望動機の特徴は、端的に言えば 「なぜ、このアルバイトを採用したか?」が伝わりにくい という点です。
具体的にどういうことなのか、見てみましょう。
採用者目線のメリットが書かれていない
採用者が志望動機で見ているのは、応募者のアピールポイントです。
これはどうして採用してもらえると考えたのか、と言い換えることもできます。
つまり採用したいと思われるために必要なのは、応募者がその職種にどうして興味を持ったのかではなく、 応募者のどういう長所が「お店のニーズ」に合致していると思ったのか です。
「お店のニーズ」と聞くと難しく感じるかも知れませんが、 過去の業務経験や、自分の強みが新しいバイト先でどう活かせると思うのか を述べればOKです。
これを書くことで初めて、採用者は応募者のお店への理解度や応募者の能力を確認できるようになります。
自己都合しか書いていない
仕事や働くことに対する意欲がなく自身の都合しか書いていない志望動機は、イメージダウンに繋がってしまうため採用されにくいです。 例えば「授業の合間を充実させたい」「サークルと両立させたいから」など、自分の希望を全面に出した志望動機は望ましくありません。
業務を暇つぶしのように捉えていると思われやすく、採用者にマイナスな印象を与えてしまいます。
ポイントは、自己都合を中心とした文章ではなく、働くことを中心とした文章作成を心がけることです。
「授業のない日を中心にシフトに入りたい」「週末は長時間勤務できる」など、あくまでも働くことを中心とした伝え方を心がけましょう。
担当者も採用後のイメージをしやすく安心できるため、採用に繋がりやすい志望動機となるでしょう。
文章がまとまっておらず、何を言いたいのかわからない
文章にまとまりがなく長々と書かれた志望動機は、そもそも読む気が起きないため採用されにくいでしょう。 志望動機は端的にわかりやすく書くことがポイントです。
ほとんどの場合、採用担当者は採用活動だけやっているわけではありません。
そのためどれだけ働く意欲があっても、長々とした説明が丁寧に読まれることはありません。
文章が長くなりがちという方は、言いたいことを箇条書きにしてまとめるところから始めてみましょう。
以上3点に気をつけながら、具体的にどのような志望動機を書くと良いのでしょうか?
これから詳しく説明していきます。
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採用される志望動機を書くポイント
志望動機を書く際は、職種や会社を選んだ理由が理解しやすい簡潔な文章を心がけましょう。採用される志望動機を書く際のポイントを2点ご紹介します。
応募先で働きたい理由を明確にする
「なぜ働きたいのか?」を明確に伝えると、働く意欲や志望先を応募した理由を分かりやすく提示できます。
明確に伝えるために、まずは目標やモチベーションを整理しましょう。
- 自分が理想とする働き方
- バイト先への貢献の仕方
例えば、留学資金作りを行いたい場合、短期間であっても「集中的にシフトに入る働き方」が理想の働き方になります。
また、学業と両立しながら生活費を補いたい場合は「週末をメインにシフトに入る働き方」がバイト先への貢献方法です。
このように、 理想とする働き方と貢献の仕方を明確にすると「なぜ、アルバイトするのか?」をスムーズに伝えることができます 。
バイト先の特徴をイメージする
応募先や職種、業界を事前に調べておく と、バイト先の特徴を掴みやすくイメージに合った志望動機となります。バイト先の特徴を整理すると「自分がどんな働き方ができるか?」が明確となり、バイト先に合った志望動機の作成が可能。
以下の動機は、職種や業界を考慮した動機の例です。
- 接客が好きで、コミュニケーションスキルを高めたい
- 対人スキルを磨き、就活に役立てたい
- 一般常識を身につけ、今後に活かしたい
さらに アルバイトに役立つ経験業務や自身の強みも併せる と、オリジナル性が加わり人気職種の場合も採用に繋がりやすくなります。
アルバイトといっても、コンビニバイトやスポーツジム、居酒屋など職種は幅広いです。応募先の情報は事前に収集し、バイト先の特徴をイメージできるような志望動機を作成しましょう。
例文あり!志望動機の書き方
志望動機は例文や構成に添い作成します。文字数は200~300字を目安とすると、内容もありつつ長すぎない文章となります。
また、インターネットには「志望動機」と検索するとさまざまな例文が表示されるのではないでしょうか。
これらの例文を参考に、過去のエピソードや経験・実績をうまく盛り込み、自身の言葉でまとめるとオリジナル性のある文章となります。
情報を整理する
まずは伝えるべき情報を整理して要点を絞ります。
以下の情報を整理すると、文章作成にスムーズに移ることが可能です。
- 応募先に選んだ理由
- バイト先の魅力
- どれだけ勤務できるか・貢献できるか
- バイトをする目的(働くことでどのようになりたいか)
- バイトに結びつく過去の実績やスキル
- 採用するメリット
- 仕事への熱意
応募先を選んだ理由は、ホームページの情報に自身の過去の実績やスキルを加えると、オリジナル性の高い内容となります。
過去の実績やスキル、目的などは応募先に結び付いたエピソードにしましょう。
それぞれに自身の経験や得意とする事に関してプラスアルファの情報があると、独自性が際立ち、インパクトの強い文章となります。
PREP法で情報を当てはめる
情報を整理で来たら、PREP法に当てはめた文章を作成します。PREP法とはPoint(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)の順で文章を書くことです。
文章の構成方法であるPREP法に情報を当てはめると、読みやすい志望動機になります。
PREP法に当てはめた志望動機の型は次の通り。
Point(結論):なぜ志望したか
Reason(理由):この企業を志望した理由
Example(具体例):活かせる経験業務や自身の強み・スキル
Point(結論):入社後、励みたいこと
PREP法のメリットは、結論ファーストの書き方で最初と最後に結論を提示するため、読み手が話を理解しやすい点にあります。
働く意欲を明白にまとめる志望動機において、PREP法は重要な構成の型といえるでしょう。
採用されやすい例文3パターン
情報を整理しPREP法の書き方をマスターしたら、例文を参考に志望動機を作成していきます。
例文はそのまま使用するのではなく、構成や要点を参考に整理した情報と組み合わせて活用してください。
志望する理由を明確に伝え、応募先でしか働けない特別な理由を伝えることのできる文章にしましょう。
例文1:【志望動機】家や学校から近く、通勤が便利
自宅から近く、学校帰りや休日も通いやすいと考え志望しました。また、学業と両立しながら長く働ける距離で、学校との調節がしやすい点も魅力です。
こちらのお店は普段から利用しており、スタッフの方はいつも笑顔で対応してくれて、楽しそうに働いている印象を受けました。
接客の仕事を通して、コミュニケーション力やマナーを身につけ、一緒にお仕事に励みたいと考えます。週◯日の勤務を希望し、授業後の〇時以降での勤務だと調整がしやすいです。
<書き方のポイント>
採用に繋がるひと工夫として、 近いからこそのメリットを書く ようにしましょう。
例えば「自宅から近く、遅いシフトが続く場合も働けます」「授業が終わり次第すぐに出勤できます」などです。
ただ、他のバイト先でも当てはまるため、その応募先で働きたい具体的な理由を併せることが重要になります。
「スタッフが普段から笑顔で雰囲気が良い」「手際よくお客様をお待たせせず」など バイト先の魅力を添える と良いでしょう。
その他にも通勤に体力を使う必要がなく、交通費が不要な他、急なシフトへの変更など時間調整がしやすい点を取り入れることもおすすめです。
例文2:【志望動機】未経験だが仕事に興味がある・好きな仕事
私はカフェ巡りが好きで、カフェで働くことが以前からの夢でした。
特に貴社は何度も利用しており、お洒落な雰囲気とスタッフの方々の心配りが印象に残っています。
そのため、私も貴社でカフェ店員として働きたいと思い応募を決意しました。カフェでの勤務経験はありませんが、何でも積極的に取り組みますので、よろしくお願いいたします。
<書き方のポイント>
未経験でも職種や業界に興味があるバイト先の志望理由を書くポイントは 「やってみたいという意欲」を素直に書くこと です。
実績を武器にできないからこそ、学ぶ姿勢を伝えると採用担当者の心に届く志望動機となります。
「書籍で自学自習をしている」「資格取得を目指し勉強している」など、仕事に関わることで取り組んでいる姿勢を併せて伝えると説得力が増します。
また、 働くにあたって必要とされるスキルをどれくらい使いこなせるか明確にする のもおすすめです。
例えばパソコンを使う場合、文書作成や資料作成などがどの程度できるかを具体的に提示しましょう。
さらに、バイト先の業務や業種、ブランドになぜ憧れるようになったのか、理由を伝えるのも良いでしょう。
採用側が仕事に対する意欲をイメージしやすくなるので、具体的で納得かんのある志望動機の作成が可能です。
例文3:【志望動機】時給が良く効率的に稼げる
1人暮らしをしており、アルバイト代を少しでも生活費に充てるため、待遇の良い貴社に応募いたしました。
現在大学に通っていて、学費や生活費など親の仕送りの負担を減らすためにもしっかりと働いていきたいと考えています。
○○(期間)までできるだけシフトに入りたいと思っています。
週◯日の勤務を希望し、授業後の〇時以降での勤務だと調整がしやすいです。
<書き方のポイント>
時給に重点を置いた志望動機は、ある意味正直な動機と捉えられやすく、他のバイト希望者と差を付けられることがあります。
例えば「語学の勉強をするための海外留学の資金を溜めたい」「学費を稼ぎ親の仕送りの負担を減らしたい」などは、理由としての納得感も強いです。
お金稼ぎに前向きな姿勢をアピールすることで、「稼ぎたいからアルバイトを頑張ってくれそう」と好印象を与えることができます。
資金作りのために積極的に働きたいと伝え、働くことに対する意欲を示せれば、採用に繋がりやすい志望動機となるでしょう。
伝わりやすい志望動機の書き方を身につけよう!
志望動機は、履歴書の中でも応募者の気落ちや仕事への熱意が伝わる重要な項目です。
情報を整理しPREP法や例文を用いて、簡潔でオリジナル性のある志望動機にしましょう。
また大学生や短大・専門学生の方にとって履歴書の作成は、就職活動での自己分析や自己PR作成時の訓練としても有効的です。
採用される志望動機のポイントを理解し、志望動機の流れや書き方などのテンプレートや例文を見本にして見ましょう。
そして、自分に適した職種がわからないときは、キャラ診断をご活用ください。