300円ショップバイトの評判は？きつい？仕事内容・時給を徹底解説

300円ショップは、CIAO PANICやLatticeなどを展開するパルグループのひとつで、全国に180店舗以上あります。

300円のアイテムを中心におしゃれ雑貨や生活雑貨を販売しており、スタッフも流行の可愛い雑貨に囲まれて楽しくバイトが可能です。

今回は、300円ショップバイトの仕事内容や時給、メリット、デメリットなどを詳しく解説していきます。 志望動機の例文も紹介しますので、300円ショップのバイトに応募しようか悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

300円ショップバイト｜評判や口コミ

300円ショップのショップ店員は性別や年齢に関係なく働けて、大学生のアルバイト先にも人気であることから良い評判や口コミも多い傾向に。

現在300円ショップでバイトしている人の中には、仕事の楽しさやバイトを辞めることを惜しむ声も目立ちました。

また、おしゃれな雑貨屋で「バイトしてみたい」といった良い口コミや評価が多い傾向にあります。

300円ショップのバイトの口コミは「楽しい」「働いてみたい」といったプラスな意見も多く、10〜20代に人気のアルバイトです。

300円ショップバイトの仕事内容

300円ショップバイトの仕事は大きく『レジ』『商品管理』『店舗管理』に分かれています。それぞれの具体的な内容について、以下で確認していきましょう。

レジ

レジに立って、会計作業や袋詰めなどの接客を行います。

支払い手段としてクレジットカードや電子マネーが挙げられるほか、店舗のテナントが入っている建物ごとで使える商品券やギフトカードなどもあり、最初は覚えるのが大変かもしれません。

営業後はレジ締めを行います。300円ショップは土日が特に混雑しやすく、時にはレジに行列を作る恐れも。

忙しいときでも冷静に対処することが大切です。

商品管理

品出しや検品、商品陳列、商品棚の整理などを行います。

作業自体はそこまで難しくないものの、ある程度体力が必要です。

バイトに慣れてくると、在庫管理や発注を担当することもあるようです。

店舗管理

店舗管理では開店前・閉店後に店舗内の清掃を行うほか、勤務期間が長くなるとレイアウトやPOP作成などの店舗づくりを一部任せてもらえることもあります。

自分のアイデアで店舗の売り上げがアップすると、大きなやりがいとなります。

300円ショップバイトの時給

都内における300円ショップバイトの時給をチェックしたところ、平均時給は『1,140円』であることがわかりました。

なお、交通費は都内だと上限15,000円の店舗が多いようです。

気になる方は、事前に求人情報をチェックしたり面接の場で確認したりするようにしましょう。

（平均時給は厚生労働省：「職業安定業務統計の求人賃金を基準値とした一般基本給・賞与等の額（時給換算）」より2024年7月に引用）

300円ショップバイトのメリット

300円ショップでバイトをするメリットは３つ！以下で詳しく紹介していきます。

• 身だしなみのルールが緩い
• 同世代のバイトが多い
• 研修制度が整っている

身だしなみのルールが緩い

300円ショップのバイトは一般的な接客業と比べて髪型や髪色、アクセサリー、ネイルに関するルールが自由という特徴があります。

中には店舗で販売されているピアスやネックレスなどを着用して働くスタッフもいるみたいですよ。

おしゃれを楽しみながら自分らしく働けるのは、身だしなみにこだわりがある方にとって魅力的でしょう。

同世代のバイトが多い

300円ショップのバイトは大学生が多く、中でも女性の割合が高いとされています。

同世代と楽しく協力しながら働けるのは大きなメリットでしょう。

また、女性の割合が多いことから、男子学生にとっては出会いの可能性が高いバイトとも言えます。

研修制度が整っている

300円ショップはバイトの教育・研修制度が整えられています。

未経験でもすぐに活躍できるよう、接客や商品陳列の方法、商品知識などを1から教えてもらえる環境です。

バイトが初めてという方も、先輩から丁寧に業務を教わるので安心してください。

300円ショップバイトのデメリット

上記では、300円ショップでバイトをするメリットを紹介してきました。

しかし、３つのデメリットも存在しています。以下で詳しく説明していきます。

• 覚えることが多い
• 話題の商品が出たときは混雑しやすい
• 意外と力仕事がきつい

覚えることが多い

300円ショップでは数多くの商品を扱っています。

いつお客さんに質問されても良いように、商品の場所をしっかり頭に入れておかなければいけません。

また、新商品が販売される頻度も高く、常に情報を追わなければならないのも大変なポイントです。

話題の商品が出たときは混雑しやすい

300円ショップの商品は、テレビやSNSで度々話題に上がります。

しかし、話題になった直後はその商品を求めて店舗に多くのお客さんが来ることに。

レジ対応に追われるほか、商品に関する問い合わせにも対応しなければならず慌ただしくなる恐れもあります。

マイペースに仕事がしたい、という方はきついと感じるかもしれません。

意外と力仕事がきつい

雑貨屋のバイトだとあまり体力を使わないイメージがあるかもしれませんが、300円ショップのバイトは意外と力仕事が多い傾向に。

品出しや商品陳列では何回も商品の入ったダンボールを運ばなければならず、長時間のシフトだとかなりの疲労が溜まるでしょう。

また、基本的に立ち仕事のため足が疲れたりむくみやすくなったりするのも難点です。

【300円ショップのバイト面接】質問内容や身だしなみ

面接では、質問や会話、身だしなみを通して、300円ショップとの適正やあなた自身について企業が理解を深める場でもあります。

ここでは、面接での質問内容や身だしなみをご紹介します。

面接での質問内容

300円ショップのバイトの面接質問で聞かれる内容は以下。

• 志望動機
• 交通手段・通勤時間
• 販売業の経験有無
• 長所・短所
• 今まで頑張ってきた経験
• 自己PR
• シフトに入ることができる日数・時間・曜日
• 勤務期間（半年以上働けるか）

上記の質問はどのバイトでも聞かれることが多いので、事前に答える内容を考えておくと安心です。

また300円ショップは販売業ということもあり、面接ではコミュニケーション能力が重視されます。

面接の受け答えでは明るくハキハキ答えることを意識することが大切です。

面接での服装

第一印象を決める面接の場では、清潔感のあるシンプルな服装で行くことが大切です。以下の服装例を参考にしてみてください。

男性	襟付きのシャツ、ポロシャツ、チノパン、スキニーパンツ、革靴、清潔感のあるスニーカー
女性	襟付きシャツ、ブラウス、カットソー、膝丈スカート、チノパン、ローファー、パンプス

服装にシワや汚れがないよう、家を出る前の最終チェックは忘れないようにしましょう。

バイトの合否連絡はいつわかる？

バイトの合否は、即日採用のケースや3日以内に結果がわかるパターンが多い傾向です。

例外として、応募が集中していたり、お店自体が忙しい繁忙期だったりする場合は、結果の連絡が来る時期が遅くなる恐れも。

ただ「〇〇日前後で回答」の場合は指定した日付直前で返事が来る場合もあるため、指定日までは待っておくことを推奨します。

志望動機のポイント

面接や履歴書で必ずといっていいほど、答える必要のある志望動機は採用の合否に影響を与える項目。

300円ショップのバイトにおける志望動機では、300円ショップで働きたい理由だけでなく、バイトに活かせる強みも伝えることが大切です。

志望動機においてバイトに活かせる強みを応募の理由と一緒に盛り込むと、「この人は活躍してくれそうだな」と好印象を与えます。

これから紹介する例文を、志望動機を考える際の参考にしてみてください。

志望動機の例文①

『私は300円ショップの商品が大好きで、何か新しい商品が出ていないかいつもお店やSNSをチェックしています。 この度大学生になってアルバイトができるようになり、ずっと憧れていたこちらの店舗で働きたいと思い応募致しました。 アルバイトは初めてですが、高校生のときは部長として30人近くの部員をまとめていた経験があり、コミュニケーション能力には自信があります。 たくさんシフトに入り、1日でも早く仕事を覚えられるよう頑張ります。』

志望動機の例文②

『私は300円ショップの大ファンで、こちらの店舗は毎月何回か訪れています。

店員の方の明るい笑顔が印象的で、私もぜひ一緒に働かせていただきたいと思い、この度応募致しました。

1年間ファミリーレストランのホールでアルバイトをしていた経験があり、明るい接客には自信があります。 接客の経験を活かし、店舗のファンを増やせるよう努力致します。』

300円ショップのバイトに関するQ&A

最後に、300円ショップのバイトにおいて、多くの方が気になるポイントにお答えしていきます。

シフトの日数や勤務時間はどれくらい？

シフトの日数は『週1〜3日』から、勤務時間は『3〜5時間』からという店舗が多く、シフトの融通は比較的利きやすいようです。

なお、300円ショップは特に土日が忙しく、土日どちらかでも毎週シフトに出られる場合は面接で優遇されやすい傾向に。もし土日のシフトに出られる場合、積極的に面接でアピールすると良いでしょう。

3COINは声出しがあるって本当？

300円ショップでは声出しも業務の1つでレジや商品陳列、掃除などを担いながら、声出しをします。

はじめのうちは複数の業務を1度に担うのは厳しいため、少しずつ声を出しながら、商品の場所を覚えていくことが可能です。

声出しと業務を繰り返していくことで、自然と声出ししながらの業務にも慣れていきます。

正社員の登用はあるの？

同じ300円ショップであっても店舗や地域で社員登用制度の有無は異なります。

また、社員登用制度を適用するためには半年以上のバイト継続年数が必要になります。

300円ショップのスタッフは研修や教育制度が充実し、雑貨販売が未経験でも社員登用制度を目的とする場合は昇給のチャンスもあるのです。

300円ショップでは社員登用制度を活用し、意欲や頑張り次第でアルバイトから正社員や準社員を目指せます。

こんな人に300円ショップのバイトがおすすめ！

記事の内容を踏まえて、以下に該当する方に300円ショップのバイトは向いています。雑貨や300円ショップの商品を見るのが好き接客業に興味があるバイト中のおしゃれも楽しみたい300円ショップの商品は可愛らしいデザインのものが多く、特に女性であればたくさんの雑貨に囲まれながら働けて楽しさを感じ流でしょう。300円ショップは、18歳以上の男女であれば誰でも応募可能で、高校生から勤務が可能です。新商品の情報も店員であればすぐに入ってくるため、常にトレンドを追えるのが嬉しいポイントになります。