大学生に人気の塾講師バイト!【時給】【仕事内容】などを徹底解説!
子供の頃に一度は憧れを持つ、塾講師。
塾講師という響きを聞くと、なんとなくかっこよさそう、と感じる方も多いのではないでしょうか。
時給が良いという理由からも、塾講師のバイトに興味を持つ学生は少なくないでしょう。
そこで今回の記事では、塾講師バイトの仕事内容や時給、メリット・デメリットなど、詳しく紹介していきます。
✓ やりがいが大きく、時給も高め
✓ 教師志望の人やスキルを身に着けたい人におすすめ
塾講師バイトの仕事内容
塾講師のスタイルは、大きく『個別指導』『集団授業』のどちらかに分けられます。
それぞれで、仕事内容について詳しく見ていきましょう。
個別指導
個別指導では、講師1人に対し、生徒1〜3人程度を相手に指導します。
問題を解く中で分からない部分を教える、というスタイルが基本でしょう。
なお、個別指導で使用する教材として、
- 学校の宿題
- 市販の問題集
- 塾オリジナルのテキスト
などがあり、生徒によって様々です。
集団授業
集団授業は、講師1人が、5〜15人程度の生徒に対して授業を行うという形が基本です。
市販の問題集や塾独自のテキストを使用し、学校の進度に合わせた授業を行う場合がほとんどでしょう。中には、テキストを自分で作成しなければならないということも。
なお、定期テスト前には各学校の傾向に合わせたテスト対策を行なったり、受験生には過去問をもとにした演習授業を行なったりと、時期によっては普段と異なる授業を行います。
年間の授業計画は社員が作るものの、授業ごとの細かい進め方はバイトに任せる、という塾が多いでしょう。
そのほかの業務
上記では、指導業務を主に紹介しました。それ以外にも、塾講師バイトは様々な業務を行います。
主に、以下のような内容も塾講師バイトの業務として挙げられるでしょう。
- 塾内の清掃
- 環境改善
- 生徒の個別対応(勉強の相談・学校の相談)
- 保護者対応
- 日誌の作成
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塾講師バイトの時給相場
塾講師バイトにおける時給平均は、個別指導と集団授業とでかなり変わってくるため注意してください。
個別指導の場合、時給の平均は『1,180円』に。
集団授業の場合だと『1,208円』と、集団授業の方がかなり時給が高くなっています。
いずれにしろ、一般的なバイトの中では高時給と言えるでしょう。
(平均時給は厚生労働省:「職業安定業務統計の求人賃金を基準値とした一般基本給・賞与等の額(時給換算)」より2024年7月に引用)
塾講師バイトのメリット
塾講師バイトでは、大きく3つのメリットが挙げられます。
どのようなものがあるか、順番に確認していきましょう。
やりがいが感じられる
『生徒の成績アップ』や『志望校合格』といった形で成果が見えたとき、大きなやりがいを感じられるのは、塾講師バイトのメリットです。
- 成績が伸び悩んでいた生徒の成績が急上昇した
- テストの学年順位が20位以上上がった
- E判定で合格が厳しいとされていた志望校に合格した
こうした結果が出ると、まるで自分のことのように嬉しくなるでしょう。
また、生徒から直接感謝の言葉をもらえることが多いのも塾講師ならでは。
分からない部分を教えたときなどに「先生ありがとう!」と言われると、生徒の役に立てているのだと実感します。
様々なスキルが身につく
塾講師のバイトでは、以下のようなスキルを身につけることができます。
- 自分で答えを見つけられるように導く『コーチングスキル』
- 指導内容を分かりやすく伝える『プレゼンスキル』
- 生徒のモチベーションが上がるように接する『コミュニケーションスキル』
- 生徒の親と礼儀正しく接する『ビジネスマナー』
いずれも、社会人になってからずっと役に立つスキルです。
教育現場だけでなく、一般企業においても塾講師としての経験を生かせるでしょう。
毎日変化があって飽きない
生徒が相手の仕事のため、必ず決められた成功パターンがあるというわけではありません。
勉強のやる気があるときや、逆にやる気に満ち溢れているとき、落ち込んでいて勉強に集中できないときなど、日によって生徒の状況は異なります。
しかし、いかなる状況でも生徒のやる気を引き出し、指導するのが塾講師の仕事。
生徒の変化に応じて、試行錯誤しながら指導を考えるため、飽きずに仕事できるのはメリットと言えるでしょう。
塾講師バイトのデメリット
上記では、塾講師バイトのメリットについて紹介してきました。
しかし、メリットばかりでなく、同時にデメリットも存在します。
どういったものが挙げられるか、以下で確認していきましょう。
前後の準備に時間がかかる
指導時間自体は、1コマ『60分〜90分』と、それほど時間がかかりません。
しかし、その前後で時間がかかってしまうのが塾講師の大変なところです。
- 指導内容の確認・勉強
- 黒板に書く内容の下書き
- 宿題の採点・添削
- テキストの作成
こうした準備に時間がかかってしまいます。
塾によっては、前後の準備時間も含めて時給が発生するでしょう。その一方で、授業時間にしか時給を出さないという塾も。
慣れれば、こうした事前準備はスムーズに行えます。
しかし準備に時間がかかってしまううちは、給料を時給換算するとあまり高くない、ということも覚悟しなければいけません。
プレッシャーが大きい
生徒の成績、という形で自分の仕事の成果が表れるのは、やりがいを感じるとともにプレッシャーもあります。
特に受験生を指導する場合、その責任は重大。自らの指導によって、生徒の進路が変わるとも言えるでしょう。
もちろん生徒の努力によるところも大きいですが、担当講師も結果が出るまでは緊張してしまいます。
責任感が強い方ほど、こうしたプレッシャーを強く感じてしまい、ストレスにつながることも少なくありません。
スケジュールを調整しにくい
塾講師の場合、だいたい担当する曜日・時間帯が決まっています。
そのため、もし休みをとる場合、代わりの講師に指導の引き継ぎをしなければならず、お互い面倒というデメリットがあるでしょう。
なお、個別指導であれば、生徒と予定の調整ができた場合は引き継ぎをすることなく休めます。しかし、何度も日程変更を繰り返すのでは信用に欠けるもの。
塾講師バイトを始めるのであれば、できる限り、担当日時に予定を入れないのが望ましいでしょう。
塾講師バイトの気になるポイント
最後に塾講師バイトにおいて、多くの方が気になる疑問にお答えしていきます。
学歴が低いと塾講師は難しい?
『東大受験専門』『医師薬学部受験専門』といったハイレベルな塾でない限り、学歴はあまり関係ありません。
大学生以上の学歴があれば十分でしょう。基本的に、生徒に教える内容を理解していれば大丈夫です。
その理由は、学歴以上に指導スキルの方が重要視されているため。
塾講師に求められるのは、『分かりやすく教える』『生徒のやる気を引き出す』といったスキルです。
高学歴でも、指導スキルがなければ意味はなく、逆に大学のレベルが高くなくとも、指導スキルが備わっていれば十分塾講師の仕事は務まるでしょう。
面接のときに筆記テストがあるの?
塾講師のバイトでは、多くの場合、面接とは別に筆記テストが設けられています。内容としてはそれほど難しいものではなく、塾で指導する科目のテストと考えてください。
- 文系科目(国語・英語・社会)
- 理系科目(数学・英語・理科)
- 5科目(国語・数学・英語・社会・理科)
いずれかの科目で、指導する生徒の学年に応じ、中学レベル〜大学受験レベルまでの問題が出されます。
事前に各科目の内容について、大まかに復習しておいた方が良いでしょう。
また、難関大受験を目的とした塾のように、レベルの高い塾ではテストも難しいため、注意が必要です。
髪型や服装は?
髪型においては、ほとんどの塾で自由となっている場合がほとんどです。
なお、服装はスーツか私服のどちらかであり、割合としては半々といったところでしょう。
どちらにせよ、生徒や保護者の目を意識した身だしなみが大切です。
- 髪型は黒髪か、明るすぎない茶髪(8〜10トーンほど)
- スーツは毛玉を取り、アイロンでしわを伸ばしておく
- 私服の場合は露出が少なく、落ち着いたもの
これらを意識して、勉強する場所にふさわしい格好を心がけましょう。
こんな方に塾講師バイトがおすすめ!
今回の記事では、塾講師バイトの内容について詳しく紹介してきました。記事の内容を踏まえて、以下のような方におすすめのバイトと言えるでしょう。
- 責任感があって面倒見が良い
- 将来は教師を目指している
- 人に物事を教えることが好き
塾講師バイトは、責任がある仕事です。生徒の成績を上げなければならないというプレッシャーから、きついと感じた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、責任がある分やりがいを持って仕事に臨めるとも言えます。
時給も良く稼ぎやすいバイトと言えるため、バイト探しに悩んでいる方は、ぜひ塾講師バイトを検討してみてください。