オープニングスタッフが集まらないときの3つの対策とは?

いまは景気や出店計画を慎重に見極める企業も多く、積極的な新規出店が進みにくい局面ではあるものの、今後、景気回復や事業拡大にあわせて再び出店を検討する企業や店舗は増えていくと考えられます。
足元では、コロナ禍直後のような急激な需給変動は落ち着きつつあるものの、採用環境が大きく緩和したとは言い切れません。
厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、2026年2月のパートタイム有効求人倍率(季節調整値)は1.12倍、全国の有効求人倍率(季節調整値)は1.19倍となっており、いずれも求人数が求職者数を上回る状況が続いています。
また、日本では総人口・生産年齢人口の減少が続いており、中長期では人材確保がさらに難しくなることが見込まれます。今後、出店再開や事業拡大の動きが強まれば、採用競争は再び激しくなる可能性が高いでしょう。
「新規出店をしようとしているのに必要なスタッフが採用できない」とならないよう、あらかじめ採用力を高めておくことが重要です。ここでは、オープニングスタッフが集まらない理由と、その対策についてご紹介します。
オープニングスタッフが集まらない理由
実際にオープニングスタッフが集まらない理由としてどのようなことがあるのでしょうか。
オープニングスタッフを採用するときに考えられる”よくある原因”を見ていきましょう。
実際にはたらく場所がイメージしづらい
当然ですがオープニング前の募集になるので、実際にどのような店舗ではたらくか分かりません。通常のスタッフ採用であれば実際にはたらくお店を見学し、はたらいてもらうイメージを持ってもらうことができますがお店が完成していない状況では難しいですよね。しかも応募者は一つの応募先だけを見ているわけではありませんので、少しでもはたらくイメージが持てるアルバイト先へ応募してしまいます。
先輩がいないため不安と思われる
オープニング=同じ時期に入店する人が多くなるので、通常の募集店舗のように頼れる先輩のほうが多いという状況ではありません。先輩がいればわからないところを教えてくれたり、何気ない話も聞いてくれたりと安心するものですが同じ時期に入社するスタッフが多い場合だと突発的なトラブルや困ったときに誰を頼ればいいのだろう、と感じてしまう可能性があります。
オープニングスタッフを集めるための対策
ではオープニングスタッフを集めるときにはどのような対策をすればいいのでしょうか。
お店のイメージを持ってもらう
オープニング前なのでお店がないことは仕方ありません。「でも大丈夫!キレイなお店だから!」と
面接時に伝えていても本当に信じていいの?となりそうですよね。
| ・系列店の写真を見せたり、連れて行ったりする |
・パース(間取り)や完成予想図を見せてあげる
等、少しでもはたらく予定のお店のイメージを持ってもらうようにしてみましょう。
研修など入店後の条件を丁寧に伝える
先輩もおらず非常に不安な方が多いため、入社後のイメージを具体的に持ってもらえるような情報を丁寧に伝えるようにしましょう。
|
・入店からオープンまで時間がある場合はいつから時給が発生するのか ・入社後に受けることのできる研修の内容や期間 ・最初は姉妹店から先輩スタッフが来て教えてくれる ・シフトの提出は月2回で希望を自由に提出できる |
というように、できるだけ細かく記載、伝えるように心がけましょう。
オープニングならではの魅力を伝える
ここまで見ていただいた方は「え、オープニングスタッフの採用って不利すぎない?」と思うかもしれませんが、そんなことはないです。
オープニングスタッフで入店するメリットとしては、
|
・同じ時期に入店するスタッフが多いため、みんな同じスタートラインで始められる ・お店の雰囲気やメニューなど、ゼロから創りあげていく楽しさがある ・オープニングのため開店数ヶ月間は時給がUpする |
しっかりと”オープニングならでは”のやりがいや楽しさを訴求するようにしましょう!
アルバイトが集まりやすい人気のバイト先って?
オープニングスタッフに限らずアルバイトに人気のバイト先にはどのような傾向があるのでしょうか。
パーソルキャリアが約6,000名におこなった調査では下記のようになりました。
アルバイト選びで重視することは?(複数回答)
・複数回答OKの場合にチェックがついた「アルバイト選びで重視すること」
1. 勤務地(70.9pt)
2. 勤務日数・時間が合うこと(70.3pt)
3. 勤務日数・時間・シフト変更・休みの融通が効くこと(69.2pt)
4. 自分にもできそうな仕事であること(64.1pt)
5. 交通費が支給されること(52pt)

アルバイト探しで”最も”重視していることは?(単一回答)
・単一回答のアルバイト探しで「最も大事なこと」では順位が大きく変わります
1. 勤務日数・時間・シフト変更・休みの融通が効くこと(22.3pt)
2. 給与が高いこと(10.7pt)
3. 勤務日数・時間が合うこと(10.1pt)
4. 店長や社員・同僚の人の雰囲気がよいこと(8.4pt)
5. 勤務地(7.9pt)

アルバイトに人気のバイト先の条件は「シフトの融通性」
重要(複数回答)と最重要(単一回答)を比較して、これらをもとに最も大事な条件を分析。
重要と最重要の比が大きければ大きいほど意思決定への影響が大きい要素となります。
結果、最重要な項目でも1位となっていた
勤務日数・時間・シフト変更・休みの融通がきくこと
が、重要と最重要の比でも1位となっており、他の条件と比較しても突出しています。
これは「シフトの融通性」が、アルバイト選びでの意思決定に影響を大きく与える潜在的な重要な条件であることが見て取れます。

まとめ
オープニングスタッフの採用は難しいと感じるかもしれませんが、応募者に対して”オープニングスタッフならでは”の魅力をしっかりと伝えていけば大丈夫です。もしなかなかオープニングスタッフが集まらない…とお困りの方がいればぜひご紹介したポイントを実践してみてください!
最後に解説したアルバイトの人気のバイト先の条件である、「勤務日数・時間・シフト変更・休みの融通がきくこと」については、紙やExcelでのシフト管理だと工数がかかってなかなか実践が難しいかもしれません。
シフト管理サービス「シェアフルシフト(旧Sync Up)」では、シフトの収集や作成が楽になるだけではなく、他店舗からのカンタンにヘルプ募集ができ、大幅にシフト管理の工数を削減することができます。また注意の必要な人件費や労働時間の管理も自動化しているため、コンプライアンス違反に繋がるようなトラブルを未然に防ぐことができます。







