大学生に家庭教師バイトがおすすめな理由!【仕事内容】【時給】などを解説
大学生に人気の家庭教師バイト。なぜ人気なのかご存じですか?
家庭教師バイトは、今まで学業で培ってきたことが活かせて、かつ時給が良い稼げるバイトなので、大学生活を充実させたい方にはうってつけのアルバイトなんです!
今回の記事では、家庭教師バイトの仕事内容や時給の相場、メリット・デメリットなどを紹介していきます。塾講師バイトとの比較もしているので、参考にしてみてくださいね。
家庭教師バイトに興味があるという方は、ぜひチェックしてください。
✓ やりがいが大きく、時給も高め
✓ 教えるのが好きな人や子ども好きの人におすすめ
家庭教師バイトの仕事内容
まず、家庭教師バイトの仕事内容について説明していきます。
名前からも想像がつくかと思いますが、メインの業務は生徒の自宅を訪問して学習指導を行うことです。
生徒一人につき、週1回~数回の頻度で授業を行います。1回の指導は60分~120分であることが多いです。
教える内容は生徒の希望によりますが、ニーズに基づいて大きく3つに分けられます。
日常的な学習サポートをおこなう
生徒が通っている学校の授業・テスト対策を中心に行う学習サポート は、家庭教師において最も依頼が多い業務です。受験生以外の生徒を担当するのであれば、この学習サポートであることがほとんどでしょう。 生徒の成績・テストの点数アップ、または維持が目標となります。
- 学校の宿題を見てあげる
- テスト勉強で苦手な部分を教える
- オリジナルの宿題を出し、添削する
主に、指導するのは『国語』『算数または数学』『社会』『理科』『英語』の5科目。
学校の教科書や市販の参考書を用いるか、オリジナルのテキストや課題を作成して指導をしていきます。
一般受験の対策をする
学習サポートの次に多いのが、中学・高校・大学における一般受験対策です。
この場合、生徒の志望校合格が目標になります。合格・不合格と結果が明確に出るため、プレッシャーもありますが、腕の見せ所とも言えるでしょう。
学年や志望校によって科目が異なり、5科目全ての対策をする生徒もいれば、文系科目・理系科目のみ対策をするといった生徒も。
過去問・問題集を解くサポートや解説、模試の採点・添削を中心に行います。
推薦やAO入試の対策をする
最近増えているのが、推薦・AO入試といった一般受験とは異なる形式の受験対策です。
こうした受験形式の場合、試験内容は学力テストとは限りません。
- 面接
- 小論文
- グループディスカッション
上記のように様々な試験が用意されているため、面接指導や小論文の添削・アドバイスなど、試験内容に応じて対策をとる必要があります。
またこういった試験では、内申点(成績表)を重視されることも少なくないでしょう。そのため、日頃からの勉強サポートも重要となってきます。
スキマ時間をお金に変えませんか?「シェアフル」なら面接・履歴書なしですぐはたらけます!
スキマバイトアプリ「シェアフル」では、軽作業から飲食店、販売スタッフ、オフィスワークまで、いろんなお仕事を面接なしですぐにはたらくことができます!
↓↓↓ダウンロードはこちら↓↓↓
塾講師バイトとの違い
似た仕事内容のアルバイトとして、塾講師バイトが挙げられます。
家庭教師バイトと塾講師バイトはどんな違いがあるのでしょうか?比較してみましょう。
家庭教師バイト | 塾講師バイト | |
指導人数 |
基本的に1対1 きょうだいを纏めて指導する場合もある |
個別指導の場合は1~3人 集団指導の場合は10人以上になることも |
コミュニケーション |
生徒の性格に合わせてコミュニケーションの取り方を変える必要がある 指導方針の相談や進捗報告のため、保護者の方とのコミュニケーションも重要 |
多数の生徒に対して平等に接する必要がある 他の塾講師やスタッフともコミュニケーションをとる |
指導内容 | 生徒一人ひとりに合わせた指導内容 | 塾で決められている指導カリキュラムに従う |
シフト |
生徒の都合に合わせて指導日を決める どうしても都合が悪くなってしまった場合は、生徒と相談のうえ日程変更ができることも |
毎週同じ曜日・時間帯の授業を担当することが殆ど 休む場合は、代行の塾講師に引継ぎをする必要がある |
バイト仲間 | 生徒の自宅に直接出向くことが殆どのため、同僚との交流はあまりない |
休憩時間や授業前・授業後にバイト仲間と顔を合わせる機会が多い |
家庭教師バイトのさらに詳しい内容はこの後紹介していきますので、最後まで読んでみてくださいね。
塾講師バイトついてはこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
家庭教師バイト求人の探し方
家庭教師バイトを始めるには、2つの方法があります。
家庭教師センターへの登録 と 個人契約の2種類です。
これらの選択肢を比較してみましょう。
家庭教師センターへの登録 | 個人契約 | |
生徒とのマッチング | 家庭教師センターに仲介してもらえるため、希望条件に合った生徒を見つけやすい | 知り合いからの紹介、または無料の家庭教師紹介サイトや掲示板から生徒を探すため、マッチングがしにくい |
契約のしかた | 家庭教師センターと生徒の保護者で契約を交わす |
契約書は自分で作成する必要がある トラブルの原因にもつながるので契約書作成には十分注意が必要 |
時給相場 | 仲介料が差し引かれるため、個人契約と比較して安くなりがち | 仲介料はかからない分、時給相場が高くなる |
家庭教師バイトの時給相場
家庭教師バイトにおける平均時給は、1,180円 とされています。
一般的なバイトと比べると、 高いと言えるでしょう。
高学年の生徒を指導する場合や受験対策を行う場合など、指導内容が難しくなるほど、時給も上がる傾向に。交通費は全額支給してもらえる場合が多く、嬉しいポイントです。
家庭教師バイトをするには、家庭教師の派遣会社(家庭教師センター)に仲介してもらう 方法と、 個人契約をする方法の2つの選択肢があります。
家庭教師センターから派遣される場合、仲介料が発生するため、個人契約より時給が低くなりがちです。また、教える準備等を含めて計算してみると、他のバイトと変わらない額だったということもあり得るため、一見高時給でも注意が必要です。
個人契約であれば、仲介料がかからないため、時給は5,000円ほどにまで及ぶこともあります。
(平均時給は厚生労働省:「職業安定業務統計の求人賃金を基準値とした一般基本給・賞与等の額(時給換算)」より2024年7月に引用)
家庭教師バイトのメリット
ここからは、家庭教師バイトのメリットを紹介していきます。
メリットは大きく3つ。どのようなものがあるか、順番に確認していきましょう。
やりがいが大きい
やりがいを感じられるのは、家庭教師バイトにおける一番大きなメリットとも言えるでしょう。
- 生徒の学校成績・テストの点数が上がる
- 第一志望の学校に合格する
- 指導がきっかけで勉強の習慣がつく
このように、自分のサポートによる結果が目に見えて分かるのは嬉しいものです。
スケジュールの都合がつきやすい
家庭教師バイトは、週1回・60分といった短時間から働くことができます。
そのため、学業が忙しいという方でも比較的始めやすいバイトと言えるでしょう。
また、どうしても外せない用事と被ってしまった場合も、生徒との都合が合えば日時をずらすこともできます。
頻繁に日程を変えていると信頼を失ってしまう点には注意したいものの、融通が利きやすいという面は家庭教師バイトの魅力です。
様々なスキルが身につく
家庭教師のバイトでは、以下のようなスキルを身につけることができます。
- 効果的に分かりやすく伝えるためのプレゼンスキル
- 相手のモチベーションを高めるためのコミュニケーションスキル
- 限られた時間でその日に必要な指導を行うタイムマネジメントスキル
これらのスキルは、社会人になってからも必ず役に立ちます。教育現場・一般企業の両方で役立つスキルを身に付けられるのは、家庭教師バイトならではのメリットです。
家庭教師バイトのデメリット
上記では、家庭教師バイトのメリットを紹介してきました。
その一方で、残念なことにデメリットも存在します。どのようなものがあるか、以下で見てみましょう。
生徒のモチベーションを引き出すのに苦労
家庭教師バイトで大変なのが、『生徒のモチベーションを引き出すこと』です。指導時間に頼って成績を上げるのには限界があります。成績が上がるかどうかは、結局のところ生徒のやる気を引き出せるかに大きくかかっているのです。
しかし、生徒のやる気がないと指導時間外で勉強をしてくれず、結果成績はなかなか上がりません。
特に元々勉強が嫌いという生徒に対し、モチベーションを引き出すのは骨が折れそうです。
成績が上がらないとプレッシャー
『生徒の成績を上げないといけない』というプレッシャーは常について回ります。これが家庭教師バイトにおける辛いポイントです。
家庭教師における成果は、『生徒の成績向上』『生徒の志望校の合格』です。これらは、家庭教師の頑張りだけで得られるものではありません。生徒の頑張りも必要となるものです。
そのため、家庭教師のあなたが頑張ったからと言って、必ずしも成果につながるとは限りません。
テストや成績表の成績がなかなか上がらないと、生徒本人や親御さんからのプレッシャーがかかります。特に、成績に厳しい家庭だと家庭教師を変えられてしまう可能性があります。
事前準備が多い
事前に準備しておくことが多いのは、家庭教師バイトの特徴です。以下のような準備が必要になります。
- 当日の指導内容を頭に入れておく
- 必要に応じて指導する分野を勉強する
- 指導で使用する資料を作成する
- 模試・過去問・宿題などを採点しておく
慣れてきたら効率よくできるものの、最初のうちは事前準備に手間取ってしまうことも…。
こうした事前準備には時給が発生しないため、準備に時間がかかると、結局時間当たりの給料が安くなってしまうのがデメリットです。
家庭教師バイトの気になるポイント
最後に、家庭教師バイトについて多くの方が持つ疑問にお答えしていきます。
学歴はどれくらい必要?
勉強を教えるため、ある程度の学力は必要です。だからといって、難関大である必要は必ずしもありません。
家庭教師のバイトでは、学力だけでなく、分かりやすく教える能力やコミュニケーション能力も重視されます。
レベルの高い大学でなくとも、上記の能力を備えていれば、家庭教師のバイトは可能だと言えるでしょう。
もちろん学歴が高ければプラスの要素になります。高学歴であれば時給アップや、よりやる気の高い生徒の担当がもらえる可能性が高まります。
教えるのはマンツーマン?
基本的に、家庭教師バイトでは一対一のマンツーマン指導を行います。
しかし、中には兄弟にも一緒に指導を行うことも。その場合、教える範囲が広がるため負担も大きいですが、時給が高くなる場合がほとんどでしょう。
髪型や服装は自由?
多くの場合、髪型や服装は規定されておらず、自由となっています。
しかし、あまりに奇抜だったり露出が激しいものだと、生徒の気が散ってしまいかねません。それだけでなく、生徒の親へのイメージも悪くなってしまうでしょう。
バイトのときは落ち着いた服装で、髪色も奇抜なものは避けるか、暗色スプレーをするのがおすすめです。
こんな方に家庭教師バイトはおすすめ
今回の記事では、家庭教師バイトの内容について詳しく紹介してきました。
記事の内容を踏まえると、以下のような方におすすめのバイトと言えるでしょう。
- 人に何かを教えるのが好き
- 責任感があって面倒見が良い
- 子供と関わる仕事がしたい
- 将来教師や、教育関連の現場で働くことを目指している
親からのプレッシャーがあったり準備する内容が多かったりと、何かと辛いこともある仕事ですが、その分やりがいを持って働くことができます。
初めてバイトを探すという方や、バイトを変えようか悩んでいる方は、ぜひ家庭教師バイトも検討してみてください。