検品バイトはきつい?在宅でもできる?【仕事内容や志望動機例】を解説
今回は、検品バイトの仕事内容や時給、メリット、デメリット、志望動機例などを詳しく解説していきます。
✓ 単純作業だが集中してチェックする必要があるので頭や目が疲れやすい
✓ もくもくと作業をしたい人にはおススメ
検品バイトの仕事内容
検品バイトは、大きく『製造業』『物流業』のどちらで働くかにより作業内容が分かれています。
それぞれの詳しい内容について、以下で確認していきましょう。
製造業での業務
製造業とは、いわゆるメーカーのこと。メーカーの工場において、食品、自動車、携帯電話(スマホ)、電子機器、日用品、化粧品、おもちゃ、文房具、本など、これから世に出て行く商品・製品の検品を行います。
販売前の新製品を検品することもあり、責任がある仕事と言えるでしょう。
製造業での検品バイトでは、主に以下のような作業が行われています。
不良品の仕分け | 目視で確認したり、実際に製品を手に取ったりして、不良品を分ける |
作動検品 | 製品を手順に従って操作し、指示書通りに正しく作動するかを確認する |
開梱検品 | 箱を開き、製品の数・種類に間違いがないかを確認する |
計量検品 | 製品の重さを計測し、欠陥がないかを確認する |
混入検品 | 製品に異物が混ざっていないかを確認し、混ざっていた場合は分ける |
物流業での業務
物流業は、荷物の輸送や配送、保管、包装などの役割を担っています。
検品バイトの流れとしては、荷物の入荷・出荷時において、伝票と運ばれてきた荷物の内容が一致しているかの確認作業が基本となるでしょう。
具体的に、物流業の検品バイトでは以下のような作業が行われています。
入荷検品 | 入荷した荷物の製品名と数量が伝票と合っているか確認する |
出荷検品 | 出荷する荷物の製品名と数量が伝票と合っているか確認する |
外装検品 | 外装や梱包方法に異常な点がないかを確認する |
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検品バイトの時給
都内における検品バイトの求人をチェックしたところ、平均時給は『1,050〜1,250円』とわかりました。
なお、交通費については支給される場合がほとんどです。ただし、支給額の上限が規定されている場合もあるため、面接の場で確認しておくようにしましょう。たくさんシフトに入りたいという方は、できるだけ交通費を抑えられるよう自宅周辺や定期券の圏内で求人を探すのがおすすめです。
検品バイトのメリット
ここからは、検品バイトのメリットを紹介していきます。
仕事内容が単純
検品バイトは、手順に従って作業を行うという流れが基本です。最初に作業の流れやコツを掴んでしまえば後は同じ作業を繰り返すだけなので、簡単でしょう。
難しい仕事が苦手という方にはおすすめのバイトと言えます。
接客がない
検品バイトでは、接客をすることが一切ありません。そのため、コミュニケーションが苦手という方でも働きやすいでしょう。
また、スタッフ同士での会話が他のバイトと比べて少なく、バイトにありがちな人間関係のしがらみがないのも嬉しいポイントです。
髪色・服装・ピアスが自由
検品バイトではお客さんと接する場面がないため、基本的に身だしなみのルールは緩めです。バイトでも自分らしいおしゃれを楽しみたいという方にとって、働きやすい環境と言えるでしょう。
ただし、『製品に混入してはいけない』という理由でピアスは禁止されている職場もあるため、事前に確認しておくようにしてください。また、身だしなみが自由だからといってジャージやスウェット、露出の激しい服装などを着ていくのは避けるようにしましょう。
検品バイトのデメリット
上記では、検品バイトのメリットを紹介してきました。しかし、いくつかデメリットも存在しています。どのようなデメリットが挙げられるか、以下で確認していきましょう。
単純作業で飽きる
検品バイトでは、基本的に同じ内容の作業を繰り返し行います。そのため、やりがいがなく飽きやすいという面があるでしょう。
やりがいを持って働くには、『昨日よりも5分早く作業を終わらせる』『1時間で100個の検品を達成する』など、自分なりに目標を持って取り組むことが大切です。
頭や目が疲れる
検品作業では、ミスを出さないようとにかく集中することが必要。ただし、長時間作業を続けていると頭や目が疲れてくるでしょう。また、無意識のうちに力が入っていて肩こりになることもあります。
集中力を保てるように、一定時間作業に取り組んだら背伸びをしたり、トイレ休憩を挟んだりと工夫することが必要になるでしょう。
検品バイトの面接で志望動機をうまく伝えるコツ
検品バイトの面接における志望動機では、『なぜ検品のバイトに応募したのか』『検品作業に活かせる強みがあるか』という2つのポイントを伝えることが大切です。
人とほとんどコミュニケーションを取ることなく単純作業に集中できるため、検品バイトは人気があります。
ただし、人気が高い分、検品バイトがしたい理由のほかに何か検品バイトに活かせる強みがないと面接官の印象にはあまり残りません。また、志望動機を伝えるときは『接客をしなくて済むから』『単純作業だけで楽だから』というマイナスな理由は避けるようにしましょう。
『細かい作業が好き』『集中して作業に取り組むことが得意』というように、プラスに言い換えるのがおすすめです。
以下で志望動機例を2つ紹介しますので、志望動機を考える際の参考にしてみてください。
志望動機例①
『私は元々ジグソーパズルが趣味で、集中しながら作業に取り組むことが得意です。過去には1000ピースのジグソーパズルを7時間続けて完成させたこともあります。自分の特技を活かしたアルバイトがしたいと思い、この度応募いたしました。こちらの事業所は自宅から通いやすいため、シフトにはたくさん入れます。よろしくお願いいたします。』
志望動機例②
『検品のアルバイトは未経験ですが、黙々と作業に取り組むことは好きです。大学でも数時間連続して実験を行うことが多く、集中力には自信があります。大学の研究室が忙しく、大学と自宅の間で通いやすいアルバイトがしたいと考え、応募いたしました。ミスのないよう丁寧に作業に取り組みたいと思います。よろしくお願いいたします。』
検品バイトの気になるポイント
最後に、検品バイトにおいて多くの方が気になるポイントにお答えしていきます。
シフトの日数や勤務時間はどれくらい?
シフトの平均日数は『週3〜5日』、平均勤務時間は『4〜7時間』となっています。
なお、3時間から働ける求人も一部あるようです。
比較的シフトの融通は利きやすいため、学校との両立もしやすいでしょう。
面接では何を聞かれる?
検品バイトの面接では、主に以下のような内容について質問されます。
・志望動機 ・交通手段・通勤時間 ・長所・短所 ・検品(軽作業)バイトの経験有無 ・シフトに入ることができる日数・時間・曜日 ・勤務期間 |
面接にはどんな服装で行けばいい?これらの内容は特に面接で聞かれることが多いので、事前に聞かれたときの答え方を考えておくと安心でしょう。
検品バイトは、接客がないため基本的に服装が自由です。しかし、面接の第一印象は採用を左右するため、清潔感を意識することが大切でしょう。
襟付きのシャツやブラウスにコットンパンツ、きれい目のデニム、膝丈のスカートなど、シンプルな服装で行くのがおすすめです。
なお、服装自由だからといっていきなりジャージのようなラフな服装を着て行ったり、露出の激しい派手な服装を着ていったりするのは避けるようにしてください。
検品バイトは在宅でもできる?
検品バイトの一部では、在宅ワークの求人も出ています。ただし、在宅ワークの場合は『時給制』ではなく『出来高制』となることが多いため注意してください。成果物の個数に応じて報酬が支払われるという形です。
出来高制の場合、スピーディーに作業をこなせるのであればいいものの、時給換算したときに低めの時給となってしまうこともあります。
検品に慣れていないという方や、安定した金額を稼ぎたいという方は現場で検品作業を行うのがおすすめでしょう。
こんな方に検品バイトがおすすめ
記事の内容を踏まえて、以下のような方に検品バイトが向いていると言えるでしょう。
・集中して作業に取り組むのが得意 |
大きな変化はなくとも、『昨日よりも短時間で作業を終えられた』『ミス0で作業ができた』など、ちょっとした達成感がやりがいにつながるでしょう。集中力が問われる仕事ですが、コツコツ細かい作業に取り組むのが得意な方に検品バイトはおすすめです。
記事を読んで検品バイトに興味を持ったという方は、ぜひ挑戦してみてください。