週一だけはたらきたい人におすすめのバイトは?具体例や探し方を解説

近年シェアフルのような「スキマバイト」「単発バイト」を中心とした情報を提供するプラットフォームが登場し、週一バイトの仕事を見つけやすくなりました。週一バイトは、平日に学校や会社に通う大学生や社会人に特に人気があります。
本記事では、週一だけはたらきたい人におすすめのバイトやその探し方を詳しく解説していきます。現在週一のバイトを探している人は、ぜひ記事を確認してみてください。
週一だけはたらけるおすすめのバイト5選

週一だけはたらける場合は、作業内容が覚えやすいシンプルなバイトがおすすめです。
バイトに入れる頻度が低いため、長期間の研修を受けて複雑な作業を担当したり、昇進して時給の大幅アップを狙うには不向きです。すでに経験があって勝手が分かっていたり、単純作業で即日戦力になれるような業種を狙うと良いでしょう。
週一だけはたらけるバイトは、普段は授業があってスキマ時間しかはたらけない大学生や、平日は会社ではたらいていて週末しか時間を取れない社会人におすすめです。具体的な職種について詳しく解説していきます。
1.飲食店スタッフ
飲食店スタッフとは、レストランやカフェでの注文や配膳、片付け、洗い物、キッチンでの調理や仕込みなど総合的な業務を行うスタッフです。
求人数が多く、経験者であれば見つけやすい職種です。飲食店は近年人材不足がもっとも懸念されている業種の1つであり、厚生労働省は以下の情報を公表しています。
<産業別未充足求人の状況>
令和5年6月末日現在の未充足求人数を産業別にみると、「宿泊業、飲食サービス業」が 336,000人で最も多く、次いで「卸売業、小売業」が 255,200人となっています。
欠員率では、「宿泊業、飲食サービス業」が 6.1%で最も高く、次いで「建設業」が 4.5%となっています。
最近ではインバウンドの増加や国内旅行の活性化によって、週末に人員を求めているお店も多いです。特に経験者は重宝される傾向にあり、週一限定の条件であってもすぐに仕事を見つけることができるはずです。
2.イベントスタッフ
イベントスタッフとは、コンサートやライブ、キャンペーンや展示会などのイベントで、入退場やチケット管理、グッズやドリンク・フードを販売したり、チラシやノベルティなどを配布するスタッフです。イベントは人が集まりやすい週末に開催される傾向にあるため、平日に授業や仕事のある人にはぴったりの職種です。
ただし、求人は都心部に集中しているため、地方の人はやや見つけづらいといえます。また、地方の場合は住んでいるエリアから離れている場所で開催されることもあるため、交通手段や交通費支給の有無も併せて確認するようにしましょう。
3.倉庫・仕分けスタッフ
倉庫・仕分けスタッフとは、倉庫や物流センター、運送会社、郵便局などで、製品の仕分けや搬入・搬出作業、検品や在庫管理などを行うスタッフです。近年オンラインショッピングの普及もあり、求人が増えている業種の1つです。
肉体労働を伴うことがありますが、多くの場合で作業内容はシンプルであり、週一しかはたらけない人にもおすすめできます。また、郵便局では年末年始の年賀状の時期には労働力が足りなくなることが多く、週一・短期間のバイトも見つけやすいでしょう。
倉庫・仕分けスタッフでは資格は必須ではありませんが、フォークリフト運転技能者や危険物取扱者を持っている人は重宝され、より良い時給や条件を得られる可能性が高くなります。
4.配達・デリバリースタッフ
配達・デリバリースタッフとは、トラックなどを運転して、担当エリアのルート配送を行う仕事です。近年はオンラインショッピングや、ウーバーイーツや出前館などのフードデリバリーの普及によって求人数が増えています。
配達・デリバリーは基本的に一人で行うため、オフィスワークや人付き合いが苦手な人でも始めやすい仕事です。また、長時間の運転が苦にならない人にもおすすめできるといえるでしょう。
バイトは未経験でも採用されることがありますが、運転をするので普通自動車運転免許や原付免許が必須です。中型・大型自動車運転免許や危険物取扱者を持っている人は、さらに高い時給を得られることもあります。
5.試験監督
試験監督とは、資格や検定試験の会場で、受験者の公平な試験環境を守る仕事です。主な仕事内容には、受験者の受付と本人確認、注意事項の読み上げ、試験中の監視・カンニング防止、解答用紙や試験問題の回収・整理などがあります。
主な試験は以下が挙げられます。
- TOEIC
- 英検(実用英語技能検定)
- IELTS
- 漢検(日本漢字能力検定)
- FP(ファイナンシャルプランナー試験)
- ITパスポート試験
- 日商簿記検定
- SPI(就活の適性検査)
試験監督のバイトは基本的に単発ですが、TOEICは月に1〜2回開催されるため、ほかの試験と組み合わせて、週一で安定的に探すことも可能です。試験は週末に開催されることが多く、短時間で集中的にはたらけるため、空いた時間を有効活用したい方におすすめです。
週一バイトをおすすめする理由

週一バイトは、普段まとまった時間を取れない学生や社会人におすすめです。ここでは、具体的な理由を3つ紹介していきます。
スキマ時間を有効活用できる
週一バイトは、平日日中は学業や仕事で忙しい人でも、週末や夜の空き時間を有効活用できる点は大きなメリットです。週一でも収入があると、日々使うお金に余裕が生まれ、生活をより充実させることにつながるでしょう。
最近ではシェアフルをはじめとした、週一や単発バイトを中心に紹介するプラットフォームが増えてきています。また、人材不足の背景から求人の数も増えてきているため、未経験でも仕事を探しやすい環境が整ってきています。
短期間で効率よく稼げる
スポット的に人員を必要とする週一バイトでは、比較的高く時給が設定されていることがあります。たとえば、シェアフルでは2025年3月に以下の仕事を募集していました。
◆アミューズメント施設のキャンペーンのお手伝いをするスタッフ
場所:東村山市
時給:1,665円
時間:4時間45分
想定時給:約7,900円
イベントスタッフの時給の目安は「1,207円〜1,299円(東京都の場合)」であり、比較しても高い数字といえます。
週一バイトは自由度が高いため、ほかにもバイトを掛け持ちすれば短期間でさらに稼ぐことも可能です。収入を得たい時期に合わせてはたらけるのは、週一バイトの大きな魅力です。
新しいスキルや経験が積める
週一バイトを通じて、自分が挑戦したい分野のスキルや経験を積むことができます。また、普段の仕事や学業とは異なる環境ではたらくことで、自分の適性や興味のある分野の発見にもつながります。
たとえば、飲食スタッフやイベントスタッフでは接客スキルが磨かれ、オフィスワークなら事務処理の経験が積めます。こうした経験は、将来のキャリアを形成する際にもプラスになるでしょう。
週一バイトの探し方のポイント

週一バイトは、基本的にスポットのポジションであり、埋まり次第掲載終了になります。掲載期間が短い傾向があるため、定期的に情報を探すことが重要です。
ここでは週一バイトを探す際のポイントを4つ紹介します。
求人サイトで「週一OK」「単発」などのキーワード検索をする
求人サイトでは、自分の要望に合わせて仕事を検索することが可能です。たとえば、週一バイトを探したい場合は「週一OK」「単発」「即日払い」などのキーワードで検索するといいでしょう。
弊社サービスのシェアフルでは、基本的にスマートフォンのアプリを使います。アプリのトップ画面下の[さがす]から、地域や期間、職種、時間や、タグの「開始時間順」「近くからさがす」「長期前提バイト」などを選択して絞り込みを行います。掲載されている仕事は週一、単発バイトが中心ですので、スキマ時間にはたらきたい人にはおすすめです。
派遣会社を利用する
派遣会社では、希望条件に合った仕事の情報を定期的に送信するサービスを提供していることがあります。自分で求人を検索する手間が省けるため、忙しい人でも効率よくバイトを探せるのがメリットです。
また、派遣会社によっては、比較的信頼性の高い仕事を安定的に供給してくれます。単発や短期の仕事探しを面倒に感じる場合、派遣会社も併せて活用することは1つの選択肢になるでしょう。
SNSを活用する
近年、SNSは求人にも活用されています。数は多くないですが、InstagramやX(旧Twitter)では、通常の求人サイトには載っていない非公開のバイト情報が見つかることがあります。
一方でSNS上の求人は誰でも掲載できるため、詐欺や怪しい案件が紛れ込んでいることも少なくありません。見知らぬ人からDMやコメントをもらったり、開設したばかりで投稿が少ないアカウントによる求人が確認できた場合には、特に注意するようにしてください。
また、応募時の個人情報は悪用される恐れがあります。個人情報の取り扱いには十分に注意し、信頼できると判断した場合のみ送るようにしましょう。
地域の求人誌を利用する
自分の住んでいる地域の求人を探すなら、コンビニやスーパーなどに置かれている求人誌を活用するのも良い方法です。地元の飲食店や商業施設、イベントなど、大手求人サイトにないバイト情報が掲載されていることが多く、近場ではたらきたい人にはおすすめできます。
求人誌では直接電話で問い合わせて面接を受ける形が一般的です。求人誌は基本的に週一回程度で発行されることが多く、人気のある仕事はすぐに埋まってしまう傾向にあるので、気になるバイトがあれば早めに連絡するようにしてください。
自分にあった週一バイトを見つけよう
近年の人材不足の背景もあり、週一バイトの求人は増えています。週一では十分な研修を受ける時間がないため、経験があったりシンプルな作業を行う仕事を選ぶことがおすすめです。
週一バイトを探すには求人サイトや派遣会社、SNS、求人誌を利用する方法があります。それぞれの特徴を理解して、ぜひ自分にあった週一バイトを見つけてみてください。