単発バイトの募集はどこで見つかる?人気の仕事5選と探し方

単発のバイトをしようと考える中で「どんな種類の仕事があるのだろう」「どこで仕事を探せばいいのだろう」などの疑問を持った方は多いでしょう。単発バイトには募集されやすい仕事がいくつかあり、募集を見つけるにはコツが必要です。
この記事では、単発バイトの募集を見つける方法や、よく募集が行われている単発バイトの仕事について解説します。
単発バイトの募集の特徴
単発バイトには、ほかのバイトとは違った特徴がいくつかあります。ここでは単発バイトの特徴と、よく似た「短期バイト」「派遣バイト」との違いを解説します。
単発バイトとは
単発バイトとは一般に、1日のみや数日など、1週間以内の超短期ではたらけるバイトのことです。「日雇い」や「スポットバイト」とも呼ばれています。
単発バイトに従事する場合、アプリ上などで、雇用主とはたらく人との間に雇用契約が結ばれます。履歴書を持参しての面接や登録会への参加といった面倒なプロセスがなく、すぐにはたらけるのも単発バイトの特徴で、利便性が非常に高いといえるでしょう。
給料の支払い条件は仕事によってさまざまですが、即払いの仕事もあります。早急にお金がいる、というような場合は即払いの単発バイトがおすすめです。
短期バイトや派遣バイトの違い
単発バイトと混同されがちなものに、短期バイトと派遣バイトがあります。言葉は似ていますが、雇用期間や雇用契約の面で違いがあるため押さえておきましょう。
単発バイトと短期バイトの違いは、雇用期間の長さにあります。単発バイトが1週間以内の勤務で終了するのに対し、短期バイトは通常、数週間~3カ月程度勤務するバイトです。
派遣バイトについては、雇用契約の面で単発バイトと大きく異なります。単発バイトは勤務先と直接雇用契約を結びますが、派遣バイトの場合、雇用契約を結ぶ相手は勤務先ではなく、派遣会社です。給与も、実際にアルバイトを行う派遣先からではなく、間に入る派遣会社から支払われます。
単発で募集をかけているバイトに応募するメリット

単発バイトには、単発だからこそのメリットがあります。ここでは単発バイトのメリットを解説します。
スキマ時間を有効に使える
単発バイトは、自分の空いた時間にだけ仕事ができるため、スキマ時間の有効活用につながります。
単発バイト以外のはたらき方では、仕事のためにあらかじめ予定を空けておく必要があります。「シフトがあるから」という理由で、自分の都合を後回しにしなければならない面も出てくるでしょう。
一方の単発バイトでは、まず、自分の都合を優先して仕事以外のスケジュールを決めることができます。その上で、数時間でも空いている時間があれば、その時間に単発バイトを入れられるのです。
したがって単発バイトは、子どもの都合に左右されやすい主婦や、学業や友達との予定を優先させたい学生などに人気があります。また、本業のない時間にも仕事をしたい会社員の副業にも向いているでしょう。
即払いや週払いの求人もある
単発バイトでは、即払いや週払いの求人もあります。早ければ、勤務時間の終了時に現金でその日の給料を支払ってくれることもあるため、すぐにお金が必要という場合に向いているでしょう。
なお、求人に「日払い」と書いてあっても、実際の給料の支払い日はバイト先や契約によって異なります。すぐに支払いをしてほしい場合は、「即払い」「即日日払い」などのキーワードを含めて検索してみましょう。
人間関係で悩むことが少ない
単発バイトは、その日1日限定、あるいは数日間やその週のみなど、超短期の契約ではたらく方法です。何カ月も継続して勤務する契約ではないため、人間関係の悩みを抱えにくいといえます。
1つのバイト先で長く勤務したいと考えていても、バイト先に気が合わない人がいると次の出勤がつらくなるものです。かといって退職を申し出るのも面倒で、つらいけれどはたらき続けている、というケースは多いでしょう。
単発バイトなら、人間関係が深まる前に終了するため、トラブルの可能性を避けられます。上司や同僚と気が合わないと感じた場合は、次からそのバイトに入らなければよいだけです。退職を申し出る必要もありません。
単発バイトの募集がある仕事の種類5つ
単発バイトは、具体的にどのような仕事で募集されているのでしょうか。単発バイトで募集されやすい仕事を紹介します。
1.イベントスタッフ
各地で開催されるイベントを支えるイベントスタッフは、そもそもイベント自体が短期間しか開催されないということもあり、単発バイトが募集されやすい仕事です。
具体的には、会場整備やグッズ販売、チケットもぎりといった運営のサポートを行います。ただし、どの仕事に回されるかは、当日にならないとわからないことも多いといえるでしょう。ほとんどが立ち仕事であるため、体力にある程度の自信があり、臨機応変な対応が得意な方に向いています。
2.軽作業スタッフ
軽作業スタッフは、工場や倉庫で荷物の梱包や仕分けなどを行う仕事です。軽作業の「軽」とは、簡単な、あるいは覚えやすいということを意味しています。名称のとおり、難しい作業はないため、誰にでも気軽に挑戦できるでしょう。
一方で「軽」は軽いものを扱うという意味ではないことから、重い荷物の梱包や運搬を行う可能性もある点に注意が必要です。立ち仕事も多いため、ある程度の体力がある方に向いています。
また、軽作業は単調な仕事を継続する必要があるため、集中力があり、コツコツした作業が得意な方にもおすすめです。
3.試飲・試食などのデモンストレーター
デモンストレーターとは、いわゆる試飲販売、試食販売の仕事です。スーパーなどで、対象となる飲食物を少量ずつお客さまに提供して商品の良さをPRします。対象となる商品によっては、その場で調理することもあります。
単に試食を手渡すだけではなく、お客さまへの声かけや会話の中で商品に興味や親しみを持ってもらうことも大切です。したがってすでにコミュニケーションスキルがあるほうが望ましいですが、反対に、コミュニケーションスキルを伸ばしたい方にも向いています。
4.ポスティング
ポスティングは、デリバリー飲食店や不動産会社など、さまざまな企業のチラシを個人宅のポストに投函する仕事です。
ポスティングの仕事には、時給制と歩合制があります。時給制の場合、契約した時間内に決められた枚数のチラシを配らなければなりません。一方、歩合制の場合は決められた日時までに配ることができた枚数分の料金だけを受け取れます。
作業内容はチラシをポストに入れるだけであり、簡単です。ただし、時給制で契約時間内に決められた枚数を配るにしても、歩合制で短期間に可能な限りたくさん配るにしても、移動距離が多くなりがちです。徒歩や自転車を活用する場合は、体力があり、まめに移動できる人が向いています。徒歩や自転車でまめに移動できる方に向いています。
5.コールセンター
コールセンターは、電話口でお客さまと会話をする、お客さま対応係です。
一口にコールセンターと言っても、お客さまからかかってくる電話に対応するインバウンドと、コールセンターのほうからお客さまに電話をかけるアウトバウンドの2種類があります。インバウンドの代表は、問い合わせ対応や、商品の受注などです。一方のアウトバウンドでは、商品やサービスの売り込みが行われます。
お客さまとは電話でしか接しないため、服装や髪形が自由であることが多く、仕事のためにオシャレをあきらめたくない方に向いている仕事です。ただし、お客さまからのクレームを受けたり、売り込んだ商品が思うように売れなかったりすることもあるため、根気強さやコミュニケーション能力、ていねいな応対力なども必要とされるでしょう。
単発バイトの募集を探す方法

単発バイトは人気が高いため、なかなか募集が見つからないという方も多いでしょう。単発バイトの募集を探すには、次のような方法があります。
求人誌で探す
単発バイトの募集は、求人誌に掲載されています。駅やコンビニ、飲食店などで配布される求人誌を確認してみるとよいでしょう。
求人誌は配布地域が限られており、地域密着型の求人が載りやすい傾向にあります。勤務する地域を絞り込めるため、通いやすい単発バイトが見つかるでしょう。
なお、求人誌の場合、印刷・配布を行っている都合上、求人の掲載が決定してから実際に求職者が求人情報を見るまでにある程度の時間が経過してしまいます。常に募集がかかっているような安定した単発バイトが掲載されやすい一方で、情報が古く、すでに募集が終了した案件も掲載されていることがあるのが難点です。
派遣会社に登録する
派遣会社に登録すると、派遣バイトとして単発の仕事を紹介してもらえるケースがあります。
なお派遣会社を通す場合、雇用形態は「アルバイト」「派遣」のいずれかです。派遣会社と「派遣」の契約をする場合、改正労働者派遣法によって、30日以内の派遣労働契約は例外を除いて禁止されている点に注意が必要です。雇用形態が「アルバイト」、つまり派遣バイトであれば、数時間から数日単位ではたらくことが可能です。
求人サイトで検索する
求人サイトには、全国からさまざまなバイトの案件がリアルタイムで掲載されます。求人サイトで探せば、希望の単発バイトが見つかる可能性が高いでしょう。
求人サイトの特徴は案件数の多さです。数が多すぎて、かえって目的の仕事を見つけにくいと感じることがあるかもしれません。その場合は、地域や電車の路線、キーワード検索などをうまく利用して、はたらきたい仕事を絞り込みましょう。
アプリに登録して探す
求人アプリでは、求人情報が随時更新されています。求人サイトに同時掲載されているものもありますが、求人アプリのみの求人もあるため、案件数が豊富です。希望の条件の仕事に出会える可能性も高まるでしょう。
とりわけ、単発バイトが探しやすい「シェアフル」などのスキマバイトに特化したアプリがおすすめです。通知機能がついているため、希望する勤務条件を登録しておくと、該当する新しい仕事の募集が開始された際に通知してくれます。
また、単発バイトアプリの場合「明日の仕事」「明後日の仕事」など、直近の勤務日でも仕事を絞り込めるため、「明日は空いているからはたらこう!」と思い立った場合にも便利です。
単発のバイト募集はアプリで探すのが効率的
単発バイトの募集を探す方法は複数ありますが、効率的で便利なのは「シェアフル」などの単発バイト特化の求人アプリを利用する方法です。検索機能が充実しているため、はたらきたい日時や場所など、自分の希望に合った仕事を見つけやすいでしょう。
学業や子育て、本業など、自分のスケジュールを優先しながら、都合の良いときにだけはたらく単発バイトは、時代の流れに合っていることもあり、人気を博しています。いつ用事が入るか分からず長期のバイトができない場合や、さまざまな仕事を体験して見聞を広げたい場合なども、単発バイトはおすすめです。
まずはアプリをダウンロードし、希望の仕事があるかを見てみることから始めてみましょう。