警備員バイトは大学生におすすめ?仕事内容・給料・志望動機例を徹底解説
今回の記事では、警備員のバイトにおける仕事内容や給料、メリット、デメリットなどを詳しく解説していきます。
✓ 施設や地域の安全をまもる社会貢献性の高い仕事
✓ 研修をかなりしっかりやるので、未経験でも安心
✓ 屋外の現場は気候の影響によってはキツイことも
仕事内容
まずは仕事内容についてです。警備の仕事は、大きく『施設警備』『交通誘導』『雑踏警備』の3つに分けられます。
ただし、初めて警備員のバイトに挑戦する場合、4〜5日に分けて計20時間の研修を受けなければいけません。研修内容として、警備業務や護身方法、応急処置などについて講義を受けます。この研修があるおかげで未経験の学生でも警備員のバイトができるという仕組みなのです。
もちろん、研修中も給料はもらえるため安心してください。
施設での警備
オフィスビルや商業施設、マンション、病院といった施設の警備 を行います。基本的に屋内の警備を行うため、快適な環境で働けるというメリットがあるでしょう。警備の仕事では比較的楽な部類に入り、体力が少ない女性にも人気です。
施設警備では、主に施設内の巡回、入館受付、万引き犯や不審人物の対応、防犯カメラのチェックなどを行います。
交通の誘導
工事現場や建築現場、店舗の駐車場などにおいて交通誘導・交通整理を行う仕事です。工事により狭くなっている道路や、車の出入りが激しい駐車場で、一般車両・大型車両がスムーズかつ安全に出られるよう誘導します。
なお、交通誘導では車両の誘導を行うこともあれば、歩行者への指示・案内を行うことも。複数箇所に立っている警備員同士で連携しながら、安全に誘導することが求められます。
イベント時の雑踏警備
イベントや花火大会、お祭り、スポーツ大会など、不特定多数の人が集まる場所で警備を行う仕事です。主に交通整理やトラブル対応、立ち入り禁止エリアでの警備などを行います。
人が多い場所では客同士の喧嘩や転倒事故が起こりやすく、危険行為を行っている人がいれば直接注意しなければいけません。雑踏警備の警備員には、トラブルを未然に防ぐという大切な役割があります。
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警備員バイトの給料
警備員のバイトは 1日の勤務時間が固定されており、日給制 であることが多くなっていますが、時給換算した際、地域によって差はあるものの、平均時給は『1,082円』となっています。
なお、22:00〜翌5:00は深夜手当で時給が25%アップします。そのため、日給制・時給制ともに夜勤の方が給料は高くなるでしょう。しっかり稼ぎたい方は夜勤シフトに入るのがおすすめです。
(平均時給は厚生労働省:「職業安定業務統計の求人賃金を基準値とした一般基本給・賞与等の額(時給換算)」より2024年7月に引用)
警備員バイトのメリット
警備員バイトのメリットは、
- 仕事内容は単純
- 社会貢献性が高い
- 人間関係のしがらみがない
の3点です!以下で詳しく説明していきます。
仕事内容は単純
警備員の仕事内容は単純なものが多く、そこまで難しくありません。巡回業務や受付業務、誘導業務が基本のため、未経験という方でもスムーズに仕事を覚えられるでしょう。
体力は必要となるものの、複雑な仕事が苦手という方にはおすすめ のバイトです。
社会貢献性が高い
警備の基本は人々の安全を守ることです。警備員がいるおかげでその場所の治安が維持され、人々は安心して過ごせます。
バイトを通して、施設の利用者やその地区に住む住人の安全を支えているというやりがいを感じられるでしょう。
人間関係のしがらみがない
警備員のバイトは接客業や販売業と異なり、勤務中に他のスタッフとコミュニケーションを取る機会があまりありません。業務に必要な報告・連絡・相談のみである場合がほとんどです。そのため、バイトでありがちな人間関係のしがらみがないというメリットがあるでしょう。
人間関係で悩まされたくないという方にはおすすめのバイトと言えます。
警備員バイトのデメリット
上記では、警備員のバイトにおけるメリットについて紹介してきました。
一方でこんなデメリットも。
- 体力負担が大きい
- 暇な時間がきつい
- 屋外の警備は気候の影響を受けやすい
以下で詳しく説明していきます。
体力負担が大きい
警備員は基本的に立ち仕事で、巡回業務がある場合は長時間歩き回らなければいけません。また、万が一不審者が出た時には取り押さえる必要があり、体力がないとできない仕事でしょう。
体力負担が大きく、バイト終わりには疲労でいっぱいです。
暇な時間がきつい
トラブルがない限りは、基本的にずっと立っているか歩いているかという状態になります。そのため、暇な時間に耐えられないという方はきつく感じられるでしょう。
逆に、無の時間が辛くないという方には向いているバイトと言えます。
屋外の警備は気候の影響を受けやすい
特に交通誘導のバイトは屋外で行うため、気候の影響を受けやすいでしょう。夏場は暑く、冬場は寒い環境の中で警備を行わなければいけません。
適宜水分を摂ったり、カイロをポケットに入れたりして、体調管理を徹底することが大切です。
面接で志望動機をうまく伝えるコツ
警備員のバイト面接における志望動機では、以下のポイントのうち2点以上を伝えることが大切です。
- なぜ警備員のバイトがしたいのか
- なぜその会社で働きたいのか
- 警備員の仕事に活かせる自分の強み
- 警備員のバイトを通して学びたいこと・身に付けたいこと
どれか1つのみでは志望動機として薄く、印象に残りにくいでしょう。2つ以上の内容を盛り込むことで、志望動機の説得力が増します。
以下で志望動機例を2つ紹介しますので、志望動機を考える参考にしてみてください。
警備員バイトの志望動機例①
何か地域で役立つ仕事がしたいと思っていたところ、御社の求人を目にしました。警備員として地域の人々を守る仕事に魅力を感じたのが、応募のきっかけです。御社では未経験もアルバイトとして採用されているとのことで、地域の人々の役に立てるよう、精一杯頑張りたいと考えております。
学生時代は6年間サッカー部に所属しており、毎日トレーニングに励んでいたので体力には自信があります。また、チームの士気を高めるため、積極的に多くの部員とコミュニケーションを取るよう意識していました。自慢の体力とコミュニケーション能力を活かし、警備員として施設や地域の人々の安全を守りたいと思っております。
警備員バイトの志望動機例②
引っ越しに伴い新たなアルバイトを探していたところ、御社の求人を見つけました。私は1年間居酒屋でアルバイトを続けてきて、明るいコミュニケーションには自信があります。御社の警備だけでなくお客様とのコミュニケーションも大事にするという点に魅力を感じ、応募いたしました。
居酒屋のアルバイトでは深夜の通しシフトに入ることも多く、体力も私の強みです。持ち前のコミュニケーション能力と体力を活かし、未経験ではありますが、警備員の仕事を精一杯頑張りたいと思っております。
警備員バイトの気になるポイント
最後に、警備員のバイトにおいて、多くの方が気になるポイントにお答えしていきます。
シフトの日数や勤務時間は?
シフトは 週1〜2日から働ける ところが多く、忙しい学生でも学校と両立しやすいでしょう。
勤務時間としては、休憩含め1日8〜9時間の日勤または夜勤シフトが多くなっています。なお、一部では4〜6時間から働けるところもありますが少数派のようです。
バイトの探し方は?
警備員のバイトを探すには、バイトの求人サイトから警備会社に応募する方法が一般的です。求人サイトを通して警備会社に登録し、研修を受けてから実際の業務に入ります。
同じ現場に派遣される場合もあれば、特定のエリア内で複数の現場に派遣される場合もあり、会社によって様々でしょう。同じ現場に派遣されるか複数の現場に派遣されるかは求人情報に記載されているため、事前にチェックしておくようにしてください。
面接の服装や身だしなみは?
接客業ではないものの、警備員は多くの人の目に入る仕事です。そのため、面接の場でも清潔感が重視される でしょう。
男性の場合、服装はYシャツやポロシャツなどの襟付きシャツに綺麗めのパンツを合わせ、スニーカーや革靴などで行くのがおすすめです。女性の場合、襟付きシャツやブラウスに綺麗めのパンツか膝丈のスカートを合わせ、スニーカーや革靴、パンプスなどで行くと良いでしょう。
また、男女どちらとも髪色はあまり明るすぎないようにしてください。長ければヘアゴムで縛ったり、整髪料でまとめたりするのがおすすめです。なお、髪色は黒髪のみという会社もあるため、事前に求人情報をチェックするようにしましょう。
こんな方に警備員のバイトがおすすめ
記事の内容を踏まえて、以下のような方に警備員のバイトがおすすめと言えるでしょう。
- 責任感がある
- 体力に自信がある
- 暇が苦にならない
体力面できついと感じることもありますが、人々の安全に貢献できて大きなやりがいを感じられるバイトです。