16パーソナリティとは?性格タイプと、特徴別の強みと弱みを解説!
16パーソナリティ(16personalities)って何?初心者にも分かりやすく解説
16パーソナリティは、人の性格を16タイプに分類する心理テストです。
MBTIと混同されがちですが、MBTIはMyers & Briggs Foundation Inc.の登録商標であり、国内では日本MBTI協会が実施しています。個人の特性や行動パターンを理解することに役立つとされており、近年では多くの人が耳にしたことがあるのではないでしょうか。
現在日本において多くの方が受験している16パーソナリティは、オンラインの無料診断ツールであり、日本MBTI協会の提供するMBTIとは全く別のものであることに注意する必要があります。
16パーソナリティの考え方と、MBTIとの違い
MBTIは1962年に初版が完成しました。
キャサリン・クック・ブリッグス(Katharine C.Briggs)と娘であるイザベル・ブリッグス・マイヤーズ(Isabel B.Myers)によって、心理学者カール・ユングの理論を基に、実用的な性格分類システムが作り上げられ、以来、MBTIは世界中で広く使用されるようになりました。
一方「16Personalities」とは、自己申告型の質問をもとに、診断者の人柄や傾向を知ることができる性格診断です。
近年では流行を見せており、実施したことのある方も増えてきているのではないでしょうか?
この診断はMBTIの考え方と、ビッグファイブ理論と呼ばれる心理学理論をもとに構成されているとされ、支えとなる理論の違いから、二つを混同して考えることを避けるように喚起されています。
性格を決める4つの軸:性格の基本要素
16パーソナリティは4つの軸で性格を分類します:
興味関心・エネルギーの方向:外向(E)vs 内向(I)
情報の取得方法:感覚(S)vs 直観(N)
意思決定の基準:思考(T)vs 感情(F)
外界への接し方:判断(J)vs 知覚(P)
これらの4×4の組み合わせにより、16の異なる性格タイプに分類されることになります。
16パーソナリティ体験!オンラインで自己分析
16パーソナリティの受験方法
16パーソナリティはこちらから無料で受験することができます。全93問の尺度の質問に回答することで、自身の性格タイプが判明します。
MBTIの診断方法
16パーソナリティと混同されるMBTIですが、こちらは無料診断ではなく、日本MBTI協会のもと行われる公式の診断になります。16パーソナリティはあくまでWebにおける診断コンテンツの域を出ませんが、MBTIは認定ユーザーのもと体験セッションを経て自己分析に当たることができます。
MBTI診断サイトにはさまざまな種類があり、無料で受けられるものから有料のものまで広く存在しています。一般社団法人日本MBTI協会のページによると、公式のMBTI診断とは手法が異なる場合があり、正しい診断結果が得られない可能性もあるので注意が必要です。
実際のMBTIにおいては、正確な結果を得るために、日本MBTI協会公認の認定ユーザーによる診断が推奨されます。日本MBTI協会では、公認のMBTI体験セッション(有料) が実施されており、こちらから体験・確認することができます。
質問の答え方のコツと結果の正しい読み方
16パーソナリティを受ける際、最も重要なのは正直に答えることです。
質問に直面したとき、深く考え込まずに、最初に思い浮かんだ答えを選ぶようにしましょう。自身の本来の傾向を反映するためには直感的に回答していくのが最良の方法です。
また、理想の自分や「こうありたい」と思う自分ではなく、現実の自分の姿を念頭に置いて回答することが大切です。日常生活での実際の行動や感情に基づいて答えることで、より正確な結果が得られます。
診断結果を受け取ったら、それを絶対的なものとして捉えるのではなく、自己理解を深めるための一つのツールとして活用しましょう。
結果は、あなたの性格の一側面を示すものであり、全てを定義するものではありません。
結果を読み解く際は、自分の経験や周囲の人からのフィードバックと照らし合わせてみると良いでしょう。自分で納得できる部分と、少し違和感を感じる部分があるかもしれません。
これらの気づきも含めて、自己理解を深める良い機会となるでしょう。
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あなたはどのタイプ?16の性格タイプ徹底解剖
16タイプの各解説
下記では、16パーソナリティーズの性格タイプページをもとに、各性格タイプを強みと弱みで解説します。
自身の当てはまるタイプをもとに照らし合わせてみてくださいね。
ISTJ:「管理者」 – 実務的で事実重視の伝統主義者
- 強み
組織力と計画性に優れている
忍耐強く、粘り強い - 弱み
変化に適応するのが苦手
感情表現が苦手な場合がある
ISFJ:「擁護者」 – 献身的で温厚な保護者
- 強み
忠実で責任感が強い
他者のサポートに長けている - 弱み
自己主張が苦手な場合がある
変化や新しい状況に適応するのに時間がかかる
INFJ:「提唱者」 – 静かな理想主義者で、インスピレーションの源
- 強み
優れたコミュニケーション能力
創造的な問題解決能力 - 弱み
完璧主義傾向がある
批判に敏感で傷つきやすい
INTJ:「建築家」 – 想像力豊かな戦略家
- 強み
優れた分析力と問題解決能力
革新的なアイデアを生み出す力 - 弱み
感情表現が苦手な場合がある
他者との協調が難しいことがある
ISTP:「巨匠」 – 大胆で実践的な実験者
- 強み
危機対応能力に優れている
実践的な問題解決能力が高い
- 弱み
長期的な計画を立てるのが苦手
感情的な問題への対処が苦手な場合がある
ISFP:「冒険家」 – 柔軟で魅力的な芸術家
- 強み
美的センスに優れている
他者の感情に敏感で共感力が高い
- 弱み
長期的な計画を立てるのが苦手
批判や対立を避ける傾向がある
INFP:「仲介者」 – 詩的で親切な理想主義者
- 強み
優れた言語能力と創造力
深い洞察力と人間理解
- 弱み
現実世界での実践に困難を感じることがある
批判に敏感で傷つきやすい
INTP:「論理学者」 – 革新的な発明家で戦略的思想家
- 強み
複雑な問題を解決する能力が高い
創造的で革新的なアイデアを生み出す
- 弱み
感情表現や対人関係が苦手な場合がある
実践よりも理論に偏りがちである
ESTP:「起業家」 – スマートでエネルギッシュな知覚者
- 強み
危機対応能力に優れている
説得力があり、人を動かす力がある - 弱み
長期的な計画を立てるのが苦手
詳細な作業や規則に縛られるのを嫌う
ESFP:「エンターテイナー」 – 自発的で陽気な楽しい人
- 強み
優れたコミュニケーション能力
適応力が高く、新しい環境にも馴染みやすい
- 弱み
長期的な計画を立てるのが苦手
深刻な問題や理論的な議論を避ける傾向がある
ENFP:「広報運動家」 – 情熱的で創造的な自由思想家
- 強み
優れたコミュニケーション能力
創造的で革新的なアイデアを生み出す
- 弱み
細部への注意が散漫になることがある
優先順位をつけるのが苦手な場合がある
ENTP:「討論者」 – 知的で好奇心旺盛な思想家
- 強み
問題解決能力に優れている
適応力が高く、多様な状況に対応できる
- 弱み
細部や実行に注意を払うのが苦手な場合がある
反論や議論好きが他者を不快にさせることがある
ESTJ:「幹部」 – 効率的で実践的な管理者
- 強み
優れた組織力と管理能力
決断力があり、責任感が強い
- 弱み
感情面への配慮が不足することがある
変化や新しいアイデアに抵抗を感じることがある
ESFJ:「領事」 – 思いやりのある社交的な助言者
- 強み
優れた対人関係スキル
組織力と実行力がある
- 弱み
批判や対立を避ける傾向がある
変化に適応するのに時間がかかることがある
ENFJ:「主人公」 – カリスマ的で鼓舞する指導者
- 強み
リーダーシップ能力が高い
共感力があり、人々を理解し支援できる
- 弱み
他者の期待に応えようとしすぎることがある
批判に敏感で個人的に受け取りやすい
ENTJ:「指揮官」 – 大胆で想像力豊かな強いリーダー
- 強み
優れたリーダーシップと組織力
戦略的思考と問題解決能力が高い
- 弱み
感情面への配慮が不足することがある
他者を支配的に扱う傾向がある場合がある
日本人に多い性格タイプは?
16個の性格タイプについて、日本人の性格タイプ別割合は以下のようになっています。
傾向としてはI型(内向的)N型(想像力)が多く、日本人のイメージともなんとなく合っているのではないでしょうか。
1 | INFP(仲介者) | 16.44% |
---|---|---|
2 | ENFP(広報運動家) | 13.78% |
3 | INTP(論理学者) | 7.91% |
4 | ISFJ(擁護者) | 7.17% |
5 | INFJ(提唱者) | 6.16% |
6 | ESFJ(領事) | 7.38% |
7 | ISFP(冒険家) | 5.58% |
8 | ESFP(エンターテイナー) | 6.02% |
9 | ENFJ(主人公) | 5.59% |
10 | ENTP(討論者) | 5.19% |
11 | INTJ(建築家) | 4.12% |
12 | ISTJ(管理者) | 3.57% |
13 | ESTJ(幹部) | 2.94% |
14 | ISTP(巨匠) | 3.14% |
15 | ESTP(起業家) | 2.57% |
16 | ENTJ(指揮官) | 1.54% |
恋愛相性から友達づくりまで:タイプ別おすすめ人間関係
16パーソナリティには、相性の良い組み合わせがあります。
相性の良い組み合わせとしては、以下のようなものがあります:
- ENTJとINTP:リーダーシップのあるENTJと、分析力のあるINTPは同じ目的において相乗効果を産みます。
- ISFJとESTP:思いやりの強いISFJと、行動力のあるESTPは互いをフォローし合う関係になりやすいです。
- ENFJとINFP:両者とも理想主義的で、深い絆を築きやすい傾向があります。
ただし、タイプの相性だけでなく、個人の成長や価値観の一致も重要です。例えば、同じ性格タイプでも、生活環境や経験によって大きく異なる価値観を持つ可能性があります。また、異なるタイプ同士でも、お互いの違いを理解し、尊重し合うことで、より良い関係性を築くことができます。
16パーソナリティ診断結果は変わる?タイプの変動と安定性
なぜ変わる?16パーソナリティ診断結果が異なる5つの理由
自己認識の変化
人生経験を積むにつれて、自分自身への理解や捉え方が変化することもしばしばあります。例えば、以前は内向的だと自身のことを捉えていたが、実は社交的な側面も持ち合わせいていることにさまざまなシーンで気づいていく可能性もあります。
環境の変化
新しい職場や学校、人間関係など、環境が変わると、それに適応するために性格の一部が変化することがあります。例えば、リーダーシップを求められる環境に置かれることで、より外向的な面が強くなる可能性があります。
気分や状況の影響
診断を受ける時の心理状態が結果に影響を与えることがあります。ストレスの多い時期や、逆に非常に充実している時期では、回答が異なる可能性があります。
質問の解釈の違い
同じ質問でも、その時々で解釈が変わることがあります。例えば、「計画的に行動する」という質問に対して、仕事面では「はい」だが私生活では「いいえ」と感じる場合、その時の焦点によって回答が変わる可能性があります。
個人の成長や経験
人生の重要な出来事(就職、結婚、子育てなど)を経験することで、価値観や行動パターンが変化し、それが診断結果に反映されることがあります。
意味のある結果を得るためのチェックポイント3つ
平常時に診断を受ける
極端なストレス状態や興奮状態を避け、普段の自分の状態で診断を受けることが重要です。大きな試験の直前や、重要な人生の岐路に立っているときなどは避け、日常的な生活リズムの中で診断を受けましょう。
定期的に診断を受け、傾向を見る
自分の性格の変化や安定性を把握するため、年に1-2回程度、定期的に診断を受けることをおすすめします。例えば、毎年誕生日や年始めなど、決まった時期に診断を受ける習慣をつけるのも良いでしょう。
自己分析と他者からのフィードバックを併用する
診断結果を自分で振り返るだけでなく、友人や家族、同僚などから自分の印象を聞き、照らし合わせてみましょう。他者の視点を取り入れることで、より客観的な自己分析が可能になります。
自分の性格に合ったスキマバイトを「シェアフル」で見つけよう
16パーソナリティは自己分析のための心強いなツールですが、実際の経験を通じて、自分に合った仕事や生き方を見つけていくことが大切です。
シェアフルを活用して、自身の性格に合った働き方・スキマバイトを見つけてみましょう!