テレアポバイトがおすすめな理由!気になる【時給】【仕事内容】の評判は?
テレアポバイトは学生さん、主婦さん、フリーターなど、幅広い年齢層の間で人気のバイトです。
そんなテレアポバイトですが、未経験の方にとっては、仕事内容や時給、働くうえできついと感じる部分など、疑問に思う点もあるでしょう。
今回の記事では、テレアポの仕事内容や時給、メリット・デメリットなど、気になる評判を紹介したいと思います。
バイトを探しているという方や、テレアポバイトを検討しているという方は、ぜひ参考にしてください。
✓ 時給が高め。成果報酬制の場合も
✓ コツをつかめばかなり働きやすくなる
✓ 電話で断られるプレッシャーがきつい
テレアポバイトの仕事内容
まず、テレアポの仕事について説明していきます。テレアポは、名前からも想像できるように電話をかけることがメインの仕事です。似たもので『コールセンター』のバイトもありますが、こちらは基本的にかかってきた電話を受ける、といった内容になっています。コールセンターはかかってきた電話を取るインバウンド業務 であるのに対して、テレアポはこちらから電話をかける アウトバウンド業務です。コールセンターについてはこちらの記事をどうぞ。
では、テレアポでは具体的にどのような電話をかけるのか、以下で確認してみましょう。
電話で新規顧客を獲得することが目標
テレアポの目的は電話で新規顧客を獲得することです。テレフォンアポイントです。多くの場合、アポイントとは商談の機会を指しますが、中には電話の段階でそのまま契約・購入まで進めることもあります。流れとしては、
- 事前に用意された見込み顧客 (顧客になりそうな人) のリストをもとに電話をかける
- 電話では、商品やサービスの特徴・魅力をアピールする
- アポイントがとれた場合、営業担当に引き継ぎをする (もしくは電話口で契約・購入手続きを進める)
といった内容になっています。
もし電話で契約まで進めなかった場合は、営業担当の社員に引き継ぎ、その後の商談や契約を進めてもらいます。コールセンターとの大きな違いとして、アポイントを取るための『セールストーク』を必要とする点が挙げられます。ここに不安を感じる方も少なくないでしょう。実はほとんどの職場ではトーク用のマニュアルが整備されているので、そこまで心配しなくても大丈夫です。
簡単なデータ入力をすることも
会社によっては電話をかけるだけでなく、パソコンによるデータ入力を必要とすることもあります。入力しなければならない内容として、以下のようなものが挙げられます。
- 電話をかけた顧客の情報
- アポイントが取れたかの有無
- 電話をかけた時間帯
それほど難しいスキルは必要なく、基本的なPC操作・タイピングができれば問題ないでしょう。必要な資格はないテレアポバイトに必要な資格はありません。お客さんと電話で話をすることが重要なので、基本的なコミュニケーション能力があれば誰でも始めることが出来ます。
テレアポの時給は?
テレアポのバイトにおける時給相場は、平均1,150円となっています。バイト全体で見ても、時給はかなり高いと言えるでしょう。しかも、テレアポでは時給制と出来高制を組み合わせているところが多いのが特徴です。
出来高制とは、獲得できたアポイント数によってインセンティブ (成果報酬) がもらえるといった仕組みを指します。インセンティブは、アポイント1件につき3,000〜5,000円程度が相場となっているようです。簡単にとれるものではありませんが、コツを掴めば一気に稼ぎやすくなるでしょう。
インセンティブを合わせると、時給換算で2,000円を超えるなんてことも珍しくありません。こうした仕組みから、『テレアポバイトは稼ぎやすい』と紹介されることも多いようです。
(平均時給は厚生労働省:「職業安定業務統計の求人賃金を基準値とした一般基本給・賞与等の額(時給換算)」より2024年7月に引用)
テレアポバイトのメリット
ここからは、テレアポのバイトをするメリットについて紹介していきます。
メリットは大きく3つのものが挙げられるため、順番に確認していきましょう。
自分の頑張りで時給アップ
インセンティブ制を採用している職場であれば、アポイントを取るほどたくさん稼ぐことができます。努力した分がそのまま給料として返ってくるため、モチベーションを高く保ちながら働ける のは大きなメリットでしょう。
『契約が取りやすい電話のかけ方』を独自に研究している方もいるほどです。「バイトなのにそこまで頑張らないといけないの?」と思われるかもしれませんが、テレアポにおいては、頑張った方が間違いなく稼げると言えます。
ビジネスシーンで役立つスキル
テレアポでは、お客さんを相手に電話をかけます。
そうした中で、将来社会人になってから役立つスキルを身につけることができるでしょう。
例えば言葉遣いはその代表例です。
テレアポはトークだけでお客さんに信用してもらう必要があるので、続けていくうちに適切な言葉遣いを習得できます。
基本的に充実した研修制度が敷かれているので、全く経験がないまま放り出されないところも嬉しいポイントです。
また、セールストークを学べるのもテレアポバイトの魅力です。
就職で営業の仕事に就くのであれば、バイトでのノウハウを生かせるでしょう。
さらに、業務上のストレスに対するスルースキルが身に付きます。
どんな職場でもストレスはつきものですが、これに対処する方法を学べるのはテレアポバイトの大きなメリットです。
髪型・服装が自由
基本的にテレアポバイトにおける職場はオフィスで、お客さんとは対面することがありません。
そのため、髪型や服装が自由である場合がほとんどです。
学生のうちはおしゃれを楽しみたい、という方が多くいらっしゃいます。そうした方にとっては嬉しいメリットと言えるでしょう。
しかし、だからといって過度に派手な格好や髪型はNGです。仕事をしにきている、という意識を持ちましょう。
快適な環境で働ける
テレアポバイトの仕事場は基本的にオフィスです。しかも座りながら仕事ができるので、体力に自信のない方でも楽に働くことができます。
テレアポバイトのデメリット
ここまではテレアポバイトにおけるメリットを紹介してきました。
しかし、デメリットもいくつか存在します。
どのようなものがあるか、以下で見ていきましょう。
アポイントが取れないと稼ぎはそこそこ
テレアポで稼げる理由の大半は、インセンティブによるものです。そのため、アポイントが取れない場合、ちょっと稼ぎやすいバイト止まりになってしまうでしょう。一般的なバイトと比べて高時給と言えますが、プレッシャーの対価として低い、と感じる人もいらっしゃるかもしれません。
電話で断られることによるストレスがある
インセンティブはたしかに高額ですが、アポイントをとるのは簡単ではありません。
特に最初のうちは、うまく商品・サービスを紹介できず、断られることがほとんどです。
断られても受け流すことができればいいのですが、慣れていないとショックを受ける方もいるでしょう。
営業電話をかけてきたことに対し、文句を言ったり怒ったりするお客さんに当たることも。
そうしたクレーム電話も、引きずらないように対処する必要があります。
ノルマがあるところはプレッシャーがきつい
職場によっては『1日1件アポイント獲得』『月10件アポイント獲得』など、ノルマを設定するところもあります。
中には、営業成績として名前とアポイント数を張り出すような職場も。
そうした職場では、プレッシャーを感じながら仕事しなければいけません。ノルマ達成をモチベーションに頑張れるのであれば良いですが、辛いと感じる方もいらっしゃるでしょう。
アポ取りの成功率を上げるコツは?
テレアポの成果を上げるにはコツがあります。やり方を解説しますので、既にテレアポバイトをしていて、もっと業績を上げたいと考えている方は参考にしてください。
要件を先に伝える
まずは何の電話なのかということを最初の10秒で相手に伝えます。誰しも知らない人との長電話は避けたいと思うものです。
前置きの長い電話は不審に思われてしまう可能性もあるので避けましょう。
〇〇社の〇〇と申します。
本日は、〇〇のサービスのご案内でお電話いたしました。
お時間をいただいてもよろしいでしょうか?
このように簡潔に伝えるのが望ましいです。
メリットをわかりやすく伝える
話を聞いてもらえることになったら、次は商品・サービスの紹介です。
ここでは、メリットをわかりやすく伝えることに注意します。
カタログ上の強みについて語るのも良いですが、相手がどんな点を魅力に感じそうか想像を巡らし、それに合わせた勧め方をするのが効果的です。
企業相手に営業を行なう場合には「このサービスのこんな点が、御社の問題の解決に役立ちます」という形でアピールしましょう。
相手の話を聞いてみる
案内の方法はその人がどんな困りごとを抱えているかによって変わってきます。
「この商品・サービスがあれば、困りごとを解決できる!」とお客さんに思ってもらえると、お客さんの方も話を好意的に聞いてくれる可能性が上がるのです。
まずは相手の話を聞いて、その人がどんな困りごとを抱えているのか推測してみることも大切です。
場数を踏む
テレアポは対人戦です。
しかも、会ったことのない相手に売り込みを行うので、最初は緊張してうまく話せない場合もあるでしょう。しかし、数をこなしていくことで会話のテンポがつかめてきます。
電話をかけなれてくると、相手が話を聞いてくれそうか、商品に魅力を感じてくれそうかといった「見込み度」がわかるようになってきます。そのときには、相手の理解度に合わせて紹介の仕方を調整できるようになっているはずです。
まずは一本でも多く電話をかけ、はやく仕事に慣れましょう。
振り返り→次に生かす
とは言え、闇雲に電話をかけるだけではアポイントは取れないままです。
重要なのは、反省を次に活かすこと。
業務が終わってから、その日の働きぶりを振り返ってみましょう。
- 自分の話し方はどうだったか
- どのトークをきっかけに話を聞いてもらえた、あるいは電話を切られてしまったのか
- その他、お客さんから指摘された点は無かったか
こうした事柄を日々研究し、翌日以降の業務に活かせると上達が早いですよ。
気になるポイント
最後に、テレアポのバイトにおいて多くの方が気になる疑問にお答えしていきたいと思います。
バイト先の選び方は?
バイト先を選ぶとき、ひとつの目安は『ノルマがあるかどうか』というところをポイントにしましょう。ノルマのない職場は、求人情報に『ノルマなし!』と明記してあることがほとんどです。特にプレッシャーに弱いという人は、ノルマがない職場の方が、長続きしやすいでしょう。
在宅でもできる?
結論から言うと、割合としては少ないものの、在宅でもテレアポのバイトは『可能』です。なお在宅の場合、時給が保証されておらず完全出来高制が多い傾向にあります。
また、先輩や同僚にコツを教えてもらう、ということも在宅ではなかなか難しいでしょう。そのため、最初は出社してのテレアポバイトがおすすめです。
仕事に慣れてきて、アポイントを取れる数が増えてきたら在宅に挑戦するのがおすすめです。
こんな方にテレアポバイトはおすすめ!
今回の記事では、テレアポバイトがどのようなものか、その内容を詳しく紹介してきました。
記事の内容を踏まえ、このような方に向いていると言えるでしょう。
- あまり体力を使いたくない方
- 短時間でも効率よく稼ぎたい方
- 口先に自信があるという方
- 将来営業職に就きたいと考えている方
- 精神面でタフだという方
アポイントを取るのはなかなか難しいですが、コツを掴めばテレアポバイトは非常に稼ぎやすいと言えます。
記事で紹介した内容を参考に、ぜひテレアポのバイトも検討してみてください。