パチンコ屋バイトの仕事内容は?時給・メリット・デメリットをご紹介
どこの街にも存在しているパチンコ屋。年間を通してバイトの募集が多く、採用されやすい職種です。
しかし、「年配の男性のお客さんが多いバイト先」「音がすごく大きい職場環境」というイメージが強く、ハードルが高く感じる方もいますよね。
今回の記事では、パチンコ屋でのバイトにおける仕事内容や時給、メリット、デメリットなどを紹介していきます。
パチンコ屋のバイトに興味があるという方や、新たなバイトを探そうと思っている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
✓ 常連のお客さんが多いので接客スキルのレベルが上がりやすい
✓ 音が大きいので、慣れるまではストレスに感じることも
パチンコ屋バイトの仕事内容
パチンコ屋のバイトは、大きく分けて四つのポジションに分かれています。
- ホール
- カウンター
- カフェ
- 清掃
それぞれの仕事内容について、以下で見ていきましょう。
ホール
お客さんが遊んでいる空間で、お客さんの対応や環境整備を行います。
- ホールの巡回
- 玉運び
- ドル箱(パチンコ玉が入った箱)の運搬・交換
- 玉が詰まった時の解消・メンテナンス
- タバコの吸い殻回収
- おしぼり交換
パチンコの玉はかなり重たいので、ドル箱の運搬や交換など力仕事が多く、特に『男性』が担当することが多いポジションです。
パチンコ屋において、メインの仕事とも言えます。
なお、中には台の中で玉が循環するシステムのパチンコ台を採用し、ドル箱が存在しない店舗も。
できるだけ力仕事を避けたいという方は、事前に店舗を下見しておいて、パチンコ台のシステムをチェックしておくのがおすすめです。パチンコ台に箱が置かれていればドル箱あり、なければドル箱なしのパチンコ店です。
ドル箱のない店舗なら女性の方にもホールの業務が楽にできます。
カウンター
カウンターに立ちお客さんの対応をするポジションで、女性が担当する傾向にあります。
- お客さんの案内
- レジの対応
- 景品交換・在庫管理
- 電話応対
ホールと比べ、店内を巡回することがなく、力仕事がほとんどない のが特徴でしょう。
なお、景品を交換する際はパチンコ玉やメダルの数を計測しますが、専用の機械でカウントするため、手で数える必要はありません。
カフェ
- ドリンクの販売
- 材料や消耗品の在庫管理
パチンコやスロットを楽しんでいるお客さんに、ドリンクを提供するポジション です。
なお、女性が担当する場合は『コーヒーレディ』と呼ばれることも。
ドリンクをワゴンに乗せてフロアを回るか、お客さんの注文を聞いてドリンクを用意するかの2通りがあり、店舗によって異なります。
お客さんとの距離が近いため、うまくコミュニケーションを取るスキルが求められるでしょう。
清掃
- ホールやトイレの清掃
- パチンコ台、スロットの拭き掃除
- ゴミ捨て
- 灰皿の処理
快適に過ごせる空間を保つため、欠かせないポジションです。
清掃に力を入れている店舗も多く、お客さんの邪魔にならないようにしつつ、丁寧に清掃作業を行います。
なお、ホールと兼任する場合もあれば、専任の清掃スタッフを雇っている店舗も。
最近では、開店前または閉店後の2〜3時間、清掃作業のみ行う清掃バイトを募集する店舗も増えているようです。
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パチンコ屋の平均時給は1,200円前後
地域によって差はありますが、パチンコ屋におけるバイトの平均時給は『1,177円』となっています。
一般的なバイトと比べて、時給は高めと言えるでしょう。
なお、22:00以降の深夜帯は深夜手当として『時給が25%アップ』するため、より稼ぐことができます。
(平均時給は厚生労働省:「職業安定業務統計の求人賃金を基準値とした一般基本給・賞与等の額(時給換算)」より2024年7月に引用)
パチンコ屋バイトのメリット
ここからは、パチンコ屋でのバイトにおけるメリットを紹介していきます。
接客スキルが身につく
特にホールやカウンター、カフェの業務では、お客さんへの接客が仕事の基本。
パチンコ屋は常連のお客さんが多い分、レベルの高い接客が求められるため、バイトとして働くうちに、あいさつや言葉遣いなどの接客スキルが身につくでしょう。
なお、店内は大音量の音楽が流れているため、お客さんに声をかけるときは『大きな声で伝わるように話す』のがポイント。
必要に応じて『身振り手振り』も加えることで、お客さんと円滑なコミュニケーションが取れるでしょう。
仕事内容はあまり難しくない
仕事内容があまり難しくないことも、パチンコ屋のバイトにおけるメリットでしょう。
接客が多いことや、体力を使うという点で大変と感じることはあるものの、仕事自体は単純な業務が多いため、未経験でもすぐに慣れます。
時給が高いバイトの中では比較的ハードルが低い仕事とも言えるでしょう。
パチンコが趣味という人は知識を活かせる
元々趣味でパチンコ屋に通っていた人は、その知識を仕事でも活かせるでしょう。
パチンコに関する専門用語や基本的な仕事の流れなどを理解しているため、スムーズにバイトを始めることができます。
また、お客さんの気持ちがわかるため、より細かい心遣いをサービスで発揮することができるでしょう。
声かけやおしぼり・灰皿交換のタイミングがちょうど良いと、お客さんに喜んでもらえます。
なお、忙しくない場合は閉店後にパチンコを打たせてもらえることも。パチンコ好きにとって、さまざまな機種で遊べることは大きなメリットでしょう。
パチンコ屋バイトのデメリット
ここまででは、パチンコ屋のバイトにおけるメリットを紹介してきました。しかし、残念なことにいくつかデメリットも存在しています。
どのようなデメリットが挙げられるか、以下で確認していきましょう。
ホール内の環境がきつい
一番のデメリットは、パチンコ屋特有の『騒音』と『タバコの臭い』。
店内は常に大音量の音楽が流れています。バイトを始めた最初のうちはストレスを感じる方も多いでしょう。
クレーム対応をしなければならない
時には『クレーム対応をしなければならない 』のも、パチンコ屋で働くデメリットでしょう。
調子が良いときに玉が詰まってしまったときや、いつもより勝てないときなど、あからさまにイライラするお客さんもいます。中には怒り口調でクレームをつけてくるお客さんもいるでしょう。どんなお客さんに対しても、冷静に対処しなければならないのが大変なポイントです。
ある意味では、バイトを通してクレームへの対応力が身につくとも言えるでしょう。
また、バイトを通してタフな精神力が身についたことを、就職活動の自己PRに生かすという手もあります。
体力負担が大きい
特にホールのポジションにおいて、『体力負担が大きい』というのがデメリットでしょう。
ドル箱やメダルケースは6〜8kgあり、それらを運搬するのはかなり大変な作業です。
体力に自信があるという人でも、腰を痛めることが少なくありません。
腰が悪いという方は、ホール以外のポジションを選ぶか、玉運びがない店舗を選ぶのがおすすめです。
パチンコ屋バイトの気になるポイント
最後に、パチンコ屋のバイトにおいて、多くの方が気になるポイントにお答えしていきます。
年齢制限はある?
パチンコ屋のバイトには年齢制限があります。
風俗営業法より、『18歳未満の高校生以下』はバイトとしてパチンコ屋で働くことができません。
しかし、高校を卒業していれば働くことが可能であるため、大学生であれば問題なく働くことができます。
周囲のアルバイトが大学生以上しかいないというのも、人によってはメリットになるかもしれません。
髪色やネイルは自由?
接客業のため、身だしなみにはある程度厳しい店舗が多いでしょう。
お客さんに不快感を抱かせないよう、清潔感のある身だしなみを心がけるのがポイントです。
髪色は派手・奇抜なカラーはNG。『黒髪』、または『暗めの茶髪』が望ましいです。もし髪が長い場合、ヘアゴムでくくるか、整髪料で整えるようにしましょう。
ネイルは、派手なものだと基本的にNGですが、『ナチュラルなカラー』であればOKとすることも。ただ、業務に支障が出ないよう、長さはあまり出さない方が無難です。
気になる場合には応募の際に店舗に確認してみましょう。
シフトの日数や時間はどれくらい?
パチンコ屋のバイトでは、他のバイトと比べて『シフトの日数や時間は少なめでもOK』となっています。
日数は『週1〜2』、時間は『3〜4時間』でもOKのところが多く、大学の授業と両立 させながらバイトができます。
また、清掃スタッフは閉店後の2〜3時間のみで募集されることもあり、 掛け持ちバイトとしてもぴったりです。
ただ、店舗によっては早番・遅番制で、1回のシフトに7〜8時間出なければならないことも。事前の求人情報で確認するようにしましょう。
こんな方にパチンコ屋のバイトがおすすめ
記事の内容を踏まえて、以下のような方にパチンコ屋のバイトがおすすめです。
- パチンコが趣味
- 時給が良いバイトで効率よく稼ぎたい
- 接客スキルを身に付けたい
パチンコ屋と聞くと、ギャンブルのイメージが強く、あまり良い印象を抱かない方がいるかもしれません。
しかし、時給の高さや大学との両立がしやすいことなど、実際には様々なメリットがあります。