大学生に人気のリゾートバイトとは?仕事内容や時給など詳しくご紹介

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リゾートバイトとは、夏休みや冬休みといった長期休暇において、数週間〜数ヶ月の間、観光地やリゾート地で働くというもの。

今回の記事では、リゾートバイトの特徴について詳しく紹介していきます。
リゾートバイトに興味があるという方や、新たなバイトを始めるのに悩んでいるという方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

このバイトをざっくり言うと
✓ 住み込みなら生活費が浮く
✓ 温泉やリフト券などの特典がもらえるかも
✓ 近くにコンビニがないなど、不便な場合も…
目次

リゾートバイトの仕事内容

リゾートバイトでは、リゾートバイトを専門とする派遣会社に登録し、そこで募集されている求人に応募する仕組みとなっています。主な派遣先は、スキー場や温泉旅館、リゾートホテル、海、山、農場、牧場などです。

職場によって様々な業務があるため、それぞれの詳しい内容について以下で確認していきましょう。

スキー場

  • 窓口での案内やチケット発券、道具のレンタル手続き
  • リフトの案内
  • スキー・スノーボードのインストラクター
  • スキー場内の警備
  • スキー場内レストランの接客・調理

特に冬休み期間中は来場者数が増えるため、スキー場のバイト求人が多くなっています。

スキー場によっては無料でリフト券をもらえたり、スキー・スノボ用品やウェアを無料でレンタルしてもらえたりする場合もあり、バイト終わりにスキーやスノーボードを楽しめるのが嬉しいポイントです。

温泉旅館・リゾートホテル

  • 館内・客室清掃
  • ベッドメイク
  • アメニティーの準備
  • お土産ショップでの接客・販売
  • フロント業務
  • 仲居業務(部屋への案内・お茶出し・部屋食の提供・お見送り)
  • レストランや宴会場での接客・調理

温泉地の旅館やリゾートホテルでは、募集される職種もさまざま。特に仲居さんの仕事では、高度な接客スキルが求められます。

こうした旅館やホテルのバイトでは、大浴場や館内のスポーツジムなどを自由に使わせてもらえることが多くなっています。バイトで疲れた身体を温泉で癒したり、バイトがない日はジムで気持ちの良い運動をしたりできるのも、リゾートバイトならではの魅力です。

  • 海の家での接客・調理
  • シャワールームの清掃
  • 海辺の監視・救護
  • マリン用品のレンタル手続き

海におけるリゾートバイトでは、『海の家』のスタッフとして募集されることが多くなっています。海の家スタッフに応募する人は、明るくコミュニケーションが得意という方が多数。バイト同士で仲良くなりやすい雰囲気が特徴的で、そのため異性との出会いも多くなっています。

バイト先での出会いを求めるのであれば、海の家でのリゾートバイトがおすすめでしょう。

  • キャンプ場・ゴルフ場・山小屋の窓口対応
  • キャンプ・バーベキュー用品のレンタル手続き
  • ゴルフ道具のレンタル手続き
  • 場内の清掃
  • レストランの接客・調理

穴場なのが、山奥でのリゾートバイト。キャンプ場やゴルフ場、山小屋といった場所において住み込みで働きます。
最も自然を感じられるロケーションとも言えるでしょう。

農場・牧場

  • 野菜の収穫
  • 出荷準備
  • 作物の植え付け
  • 馬・羊・牛などの世話
  • 場内の清掃

募集数が少ないためレアですが、農場や牧場といった場所でもリゾートバイトが募集されています。リゾートと呼べるかどうかは微妙ですが、分類としてはリゾートバイトになります。

体力仕事ではあるものの、休憩時間は乗馬体験をさせてもらえたり、最後に収穫した野菜を分けてもらえたりと、特典が多いというメリットがあるでしょう。
また、他の職場と比べ、人柄が優しい人たちが多いのも特徴です。

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リゾートバイトの時給相場

リゾートバイトにおける平均時給は、ポジションにもよるものの、『950〜1,050円』となっています。住み込みの場合は時給換算しているところはあまりないため、目安程度にしてください。

1ヶ月働くとして、月給の相場は『15〜20万円』となります。『一日の拘束時間×日数』で時給換算したときに、割に合うかどうか確認しましょう。

リゾートバイトをするメリット

ここからは、リゾートバイトのメリットについて紹介していきます。

バイトを通して様々なリゾート地へ行ける

一番のメリットは、バイトを通して様々なリゾート地や観光地へ行けることでしょう。
職場によっては、

  • スキー場のリフト券を無料でもらえる
  • 温泉に無料で入れる
  • 館内のジムやプールを自由に使える

といった特典も。仕事でありながら、楽しんで働けるのがリゾートバイトのいいところです。

期間中は生活費を浮かせることができる

住み込みで働いている間は自宅を空けているため、光熱費はほぼかかりません。また、職場によっては3食分のまかないが無料でつくところも。このように、光熱費・食費といった生活費が浮くのも、リゾートバイトの嬉しいメリットです。

中には、食材をもらって自分たちで調理するところや、レストラン・食堂のメニューを社割価格で提供するという形式の職場もあります。基本的にはお得に食事を済ませられる職場ばかりです。

まとまった金額を稼げる

働く期間が集中している分、まとまった金額を稼ぐことができるのも、リゾートバイトならではのメリット。

長期休暇のうち、一定期間はリゾートバイトでしっかり稼ぎ、残りの期間は全て自由に過ごすといったスタイルをとる学生も多いようです。バイトと休みのメリハリがつくことで、長期休暇をより有効活用することができるでしょう。 リゾートバイトはこちらから検索できます。

リゾートバイトをするデメリット

上記では、リゾートバイトのメリットについて紹介してきました。しかしながら、残念なことにデメリットもいくつか挙げられます。

どのようなものがあるか、以下で見ていきましょう。

時期によってシフトが変動する

リゾートバイトで訪れる観光地やリゾート地は、時期によって客数が大幅に変動します。それに伴い、バイトのシフトも変動しやすいのがデメリットと言えるでしょう。

客数が多く、忙しい時期は残業をしなければいけません。たくさん稼げるのは嬉しいことですが、そのぶん体力がかなり削られるでしょう。
反対に、客数が少ない時は早上がりとなったりシフトを削られたりして、バイトが終わってみると「思ったより稼げてない…」なんてことも。

気になる職場を見つけたら、その時期における客数はどれくらいになりそうか、事前リサーチを行っておくのがおすすめです。

期間中はバイトをやめにくい

住み込みで働いている間は、なかなかバイトをやめられないのもデメリットでしょう。

職場の責任者に頼めば、もちろん途中でも帰らせてもらえます。
しかし、「この人は仕事を続けられない」と印象付いてしまい、その後、派遣会社から案件を紹介されにくくなる可能性が。
また、契約期間通り働けば交通費は満額出してもらえることがほとんどですが、途中で変える場合、帰りの交通費は実費となる場合がほとんどでしょう。

このように、途中でバイトをやめることには様々なデメリットがあります。求人に応募するときは、本当にそこで良いかしっかり検討してから応募するようにしましょう。

場所によっては交通の便が少ない

特に山奥や海辺など、リゾート地としては良い環境であっても、電車やバスの本数が少なく、交通の便が悪い場所も。交通の便が悪いと、行動範囲がどうしても狭まってしまいますよね。

特に、徒歩で行ける範囲にコンビニやドラッグストアなどの店舗がない場合、ちょっとした日用品やお菓子などを買いに行くのも大変なのがデメリットとして挙げられます。

リゾートバイトの落とし穴

リゾートバイトにも様々な種類があり、ルールや就業環境も様々です。

応募前に十分に確認しないと「あれ?思ってたのと違う…」というモヤモヤを抱えて仕事をすることになってしまいます。思わぬ落とし穴に引っかからないためにも要チェックです!

休日にやることがない

住み込みでも休日はもらえます。週に何日休日があるかは必須の確認事項です。

ただし、郊外にあるリゾートが多いので、休日に映画を観に行ったり買い物に行ったりという過ごし方は期待できません。人によっては暇を持て余してしまう可能性があります。

徒歩圏内にお店やコンビニがあるかどうか、確認しておくのも一つの方法です。

研修期間が短い・ない

リゾートバイトでは、基本的に研修期間というものがなく、仕事は働きながら覚える形が多いです。そのため、丁寧にレクチャーを受けたい人や、アルバイト経験、特に接客経験の少ない人には厳しい環境と言えます。

臨機応変に対処できる人材あれば重宝されるので、人によっては腕試しにもなりますし、メリットととらえられそうです。

途中で抜けた場合

途中で抜けるのは契約違反になります。しかし、いじめがあった場合や身内の方の不幸などがあった場合には、やむを得ず途中でバイトを辞めるということも考えられますよね。この場合はどのような対処が必要なのでしょうか。

①まずは派遣会社に相談

まずは派遣会社に相談して、働く期間を短縮させてもらえないか相談してみましょう。業務内容が事前に聞いていたものと違う場合には、ここで報告しましょう。

派遣会社から、派遣先と期間の相談をしてもらい、「〇日までは働いてほしい」といった条件を提示してもらいましょう。

②途中で帰ろう

提示された条件までは何とか耐えて、帰りましょう。

途中で帰った場合は交通費が支給してもらえなくなります。途中退職なので仕方ありません。

「中抜けシフト」

宿泊施設ではありがちな勤務時間です。具体的には、朝食と夕食の忙しい時間に勤務して、比較的手の空く昼間に休憩時間を取るという形態です。

勤務時間の合計に変わりはありませんが、生活リズムと合わないと、体調面で辛い可能性があります。

不安な方は「通しシフト」を選ぶようにしましょう。

気になるポイント

最後に、リゾートバイトにおいて、多くの方が気になるポイントにお答えしていきます。

持ち物は何が必要?

リゾートバイトで1週間〜1ヶ月以上働く場合、以下の持ち物を持っていくと良いでしょう。また、付近にコンビニやドラッグストア、スーパーなどがある場合、日用品や入浴セットなどは現地で調達することもできます。

  • 着替え:部屋着、寝巻き、靴下、下着(3〜4日分)
  • 日用品:歯ブラシ、歯磨き粉、化粧品、カミソリ、ヘアブラシ、爪切り、常用薬、コンタクトレンズ、日焼け止め
  • 入浴セット:バスタオル、フェイスタオル、ドライヤー、シャンプー・コンディショナー・石鹸(現地にない場合)
  • 洗濯用品:洗濯洗剤、ハンガー、洗濯バサミ(現地にない場合)
  • 筆記用具:メモ、ボールペン
  • その他:スマホの充電器、イヤホン

寮は個室?相部屋?

リゾートバイト期間中に住むこととなる寮は、個室タイプと相部屋タイプの両方があります。友達と応募した場合、友達との相部屋になる場合が多いでしょう。

基本的には希望に応じた部屋タイプにしてもらえますが、個室タイプは人気なため、希望を出しても通らないことが。早めにバイトへ応募し、派遣会社に個室希望を出しておくことで、優先して個室タイプに案内してもらいやすくなるでしょう。
なお、個室の場合はマンションの1Rタイプが多いようです。

住み込みではなく通いで働くのは可能?

リゾートバイトにおいて、ほとんどが住み込みで働くスタイルとなっています。しかし、自宅から通勤できる場所に職場がある場合、希望を出せば通いで働けるというところも。

事前に派遣会社に相談することで、交渉してもらえる可能性があるため、通いで働きたい場合はまず派遣会社に相談しましょう。

こんな方にリゾートバイトがおすすめ

記事の内容を踏まえて、以下のような方にリゾートバイトがおすすめと言えるでしょう。

  • いろんな職場で働いてみたい
  • 観光が好き
  • 変わったバイトに挑戦してみたい

バイトを通してリフレッシュや思い出作りができるのも、リゾートバイトならではの魅力です。
非日常を味わいたいという方は、ぜひリゾートバイトにチャレンジしてみてください。

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この記事を書いた人

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