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『シェアフル』スキマバイトリサーチ、支払い方法実態調査を実施

「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのスキマバイトアプリ『シェアフル』やSaaSシフト管理サービス『シェアフルシフト』などを提供するシェアフル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:横井 聡)は『シェアフル』ユーザーを対象に、支払い方法の実態調査を実施しました。

◾️背景
近年、キャッシュレス化の進展や多様な決済手段の普及により、支払い方法に関する消費者の選択肢が大きく広がっています。『シェアフル』でも、ユーザーがどのような支払い方法を日常的に利用しているかを把握することで、利便性向上や決済手段に関する新たなニーズを的確に捉えることを目指しています。
今回の調査を通じて、『シェアフル』が提供するサービスをさらに最適化し、ユーザーの多様なライフスタイルに寄り添ったサービス改善に繋げてまいります。

◾️調査内容
『シェアフル』アプリをインストールしているユーザーを対象に、「シェアフルmembers」を使用したアンケートを実施しました。「一番よく使う支払い方法はなんですか?」の質問でアンケートを実施しました。

◾️サマリ
・職業や年代にかかわらず、現金が依然として最も多く使用されている。
・若い世代の方が支払い方法に現金を使っている比率が高い結果にあり、年代が上がるにつれ現金の使用率が下がっている。

◾️調査結果

グラフ

今回の調査では、最も利用されている支払い方法として『現金』(37.0%)がトップであり、キャッシュレス化が進んでいる現在においても、多くの方が現金を利用していることが明らかになりました。

年代別に見ると、10代、20代の若年層では現金が一番多く使われている一方、現金の使用率が高いと予想していたシニア層でも現金の使用率が最も低いことが分かりました。

職業別でみると、学生のうち46%が現金を使用しており、職業別の割合ではトップの数字となっています。


2番目に多かったバーコード決済ではどの種別でみても25%以上の使用率を誇っており、
職種・年代にかかわらずバーコード決済の実用性が高まっていることが分かります。
また、デジタル化に抵抗感のある年配の方々にも一定の使用率があることからバーコード決済の簡便化が進んでいることが分かります。

◾️考察
近年、キャッシュレス決済の普及が急速に進み、若年層を中心にクレジットカードやバーコード決済の利用が当たり前となりつつあります。しかし、依然として現金での支払い方法が一定の割合を占めている理由として、現金の使用に対する安心感や信頼が強いと考えています。また、現金は目に見える形で支払いが行われ、支出の管理がしやすいという利点もあり、多く使われているのではないかと考えました。

また現金の使用率が多いもう一つの理由としては、利便性と信頼性に加え、デジタル給与の普及が限定的であることが影響していると考えられます。
デジタル給与がもっと広まれば、給与の受け取りと同時にデジタル決済を利用する習慣が自然と浸透し、キャッシュレスでの決済がより広まっていくと考えています。
以前シェアフルが行ったデジタル給与についてのアンケートによると、正社員・パートを合わせると回答者の半数がデジタル給与を希望している結果となりました。
デジタル給与についてのアンケート:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000124219.html

とはいえ、近年では高齢者の間で、キャッシュレス決済の使用率が徐々に高まっていることが確認されています。まず、社会全体でキャッシュレス決済が当たり前になり、さらに、クレジットカードやバーコード決済の簡便化により、高齢者でも手軽に利用できる環境が整いつつあり、その便利さを実感する機会が増えていることも要因です。

また、コロナ禍をきっかけに非接触決済の必要性が強調され、高齢者も健康リスクを減らすためにキャッシュレス決済を選ぶ場面が増えたのではないかと考えられます。
家族や周囲の影響も大きく、若い世代の家族がキャッシュレス決済の導入をサポートし、実際に利用してみることでその利便性を感じた高齢者が増えているのではないかと考えられます。

このように、クレジットカードやバーコード決済の使用率が高くなる背景には、利便性、安全性、周囲の影響などが複合的に影響していることがわかります。現金に対する信頼感は依然として根強いものの、キャッシュレス化が進む社会では、少しずつその姿勢が変わりつつあります。

【調査について】
シェアフルユーザーを対象にしたWeb調査
調査対象:日本全国の10代~70代の男女
実施時期:2024年9月26日
有効回収数:37,937サンプル

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