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スキマバイトリサーチ 、花粉症についての実態調査を実施

シェアフル株式会社は、『シェアフル』ユーザーを対象に、花粉症に関する実態調査を実施いたしました。

◾️背景
暖冬の影響により、今年は例年よりやや早いスギ花粉のピークが訪れました。近年における花粉症の増加は、社会経済への影響も大きく、医療費の増大や生産性の低下などの問題を引き起こしています。今年のスギ、ヒノキ花粉の飛散量は、例年に比べると九州から東北のほとんどの地域で、例年並みか例年よりやや多く、北海道ではシラカバ花粉の飛散量が非常に多い見込みであるとされ、ますます花粉症の方には辛い時期となっていると考えます。
そこで『シェアフル』では、花粉症の方の実態を調査すべく、アンケート調査を実施いたしました。

◾️調査内容
『シェアフル』アプリをインストールしているユーザーを対象に、花粉症にまつわる質問で日本全国の15〜80歳の男女向けにアンケートを実施しました。

◾️サマリー
・花粉症の方のうち約半数の方が、近年に比べつらいと感じている
・若年層ほど今年の花粉をつらいと感じている
・花粉症による出費の家計への負担や、仕事でのパフォーマンス低下も多く見られる

◾️調査結果

「今年の花粉は近年に比べつらいですか?」のアンケートをとった結果、合計で61.6%の方が花粉症を感じ、、花粉症ではないと答えた方が38.3%でした。花粉症の方のうち約半数の方が近年に比べつらいと感じている結果となりました。

年代別で見ると、10代が一番今年の花粉がつらいと感じている結果で、10代~30代は花粉症の方のうち、過半数を超える方が近年よりも花粉をつらいと感じています。若年層ほど今年の花粉をつらいと感じており、年代が上がるごとに花粉症ではない方や、近年と変わらないと答える方の割合が多くなっていることがわかります。地域別で見ると、関東近辺で今年の花粉をつらいと感じると回答した割合が多く見られ、一方で沖縄県では80%、北海道では58%の方が花粉症ではないと回答しました。男女別で見るとそれほど差は見られませんでした。

また、年間で花粉症の対策に費やすお金についての質問では、花粉の症状があっても約20%の方は対策にお金をかけていないということがわかりました。0~5,000円の範囲で花粉症対策をする方が全体の半数程度見受けられます。

花粉症による仕事の影響が出ている方の中では、効率・集中力が低下するが最も多い結果でした。出勤時に憂鬱になる方も多く、中には休んだことがある方も一定数いることがわかりました。

◾️考察
今回の調査で、花粉症の方のうち約半数の方が今年の花粉を近年よりつらいと感じていることがわかりました。また、若年層ほど花粉の症状を感じる方が多く、スギ花粉の若年化は今後さらに進んでいくのではないかと考えられます。都道府県別で見ると沖縄県、北海道では、花粉症ではない方が全体の半数以上という結果になりました。沖縄県、北海道ではスギの木が少なく、ほか都道府県とも離れていることなどから花粉の症状がないのではないかと考えられます。
また、花粉症による出費の家計への負担や、仕事でのパフォーマンスの低下も多く見られたことから、今後花粉症による社会の福利厚生制度が一般化することも現実的であると考えられます。

【調査について】
シェアフルユーザーを対象にしたWeb調査

「今年の花粉は近年に比べつらいですか?」
調査対象:日本全国の15〜80歳の男女
実施時期:2024年3月12日(火)
有効回収数:32,864サンプル

「年間で花粉症の対策に費やすお金はどれぐらいですか?」
調査対象:日本全国の15〜80歳の男女
実施時期:2024年3月12日(火)
有効回収数:33,374サンプル

「年間で花粉症の対策に費やすお金はどれぐらいですか?」
調査対象:日本全国の15〜80歳の男女
実施時期:2024年3月12日(火)
有効回収数:33,443サンプル